JPS5927192B2 - 電動機の速度制御装置 - Google Patents

電動機の速度制御装置

Info

Publication number
JPS5927192B2
JPS5927192B2 JP51123063A JP12306376A JPS5927192B2 JP S5927192 B2 JPS5927192 B2 JP S5927192B2 JP 51123063 A JP51123063 A JP 51123063A JP 12306376 A JP12306376 A JP 12306376A JP S5927192 B2 JPS5927192 B2 JP S5927192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transistor
capacitor
electric motor
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51123063A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5347911A (en
Inventor
博 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP51123063A priority Critical patent/JPS5927192B2/ja
Priority to GB41093/77A priority patent/GB1588738A/en
Priority to US05/839,497 priority patent/US4153864A/en
Priority to CA288,530A priority patent/CA1109122A/en
Priority to FR7730689A priority patent/FR2368177A1/fr
Priority to DE2746111A priority patent/DE2746111C3/de
Publication of JPS5347911A publication Critical patent/JPS5347911A/ja
Publication of JPS5927192B2 publication Critical patent/JPS5927192B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current
    • H02P7/18Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power
    • H02P7/24Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P7/28Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P7/285Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only
    • H02P7/29Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only using pulse modulation
    • H02P7/291Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only using pulse modulation with on-off control between two set points, e.g. controlling by hysteresis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/907Specific control circuit element or device
    • Y10S388/922Tuned or resonant circuit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の電動機の速度制御装置の第1の目的は簡単な構
成で、効率がきわめて高いスイツナング方式の速度制御
装置を得ることにある。
本発明の第2の目的は電動機の駆動回路の入出力問に交
流帰還回路を挿入し、制御系の遮断周波数近傍の比較的
低い周波数に対しては前記交流帰還回路が負帰還として
働いて制御系の応答特注を改善し、スイッチング制御の
ためのキャリア信号として利用する高周波に対しては前
記交流帰還回路が正帰還として働いて前記キャリア信号
を前記駆動回路内で発生させることにある。
ます、第1図にこの種の装置として従来より多用されて
きた回路構成例をブロックダイアグラムにて示すととも
に、第2図にその具体的な回路例を示し、詳しく説明す
る。
第1図において、電動機1に連続された交流発電機2の
出力信号は波形整形回路イに加えられ矩形波に整形され
てトリガパルス発生回路山こ加えられる。
前記矩形波はここでインパルス状のトリガパルスに変え
られ、このトリガパルスによつて次段の単安定回路ハを
トリガする。
前記単安定回路ハの出力矩形波は一定のマークあるいは
スペース時間幅を有し、その繰り返し周波数は前記交流
発電機2の出力信号周波数と同じで、電動機1の回転速
度に依存し、このため前記電動機1の回転速度が変化す
ると前記出力矩形波のマーク・スペース比が変化し、次
段の積分回路二を通すことによつて、前記電動機1の回
転速度に依存して変化する直流電圧が得られる。
尚、第1図では交流発電機2を含めて、波形整形回路イ
、トリガパルス発生回路口、単安定回路ハ、積分回路二
が回転速度の検出回路となる。
さて、前記積分回路二の出力電圧は、適当な繰り返し周
波数を有する鋸歯状波を発生する鋸歯状波発生回路ホの
出力信号とともに比較回路へに加えられている。さらに
、前記比較回路への出力信号は駆動回路卜に加えられ、
前記駆動回路卜によつて電動機1が駆動されている。
つぎに、第2図は第1図に示した装置の具体的な回路構
成を示す回路結線図で、波形整形回路イの入力端子a−
b間に交流発電機2が接続され、出力端子dには給電線
路c−b間の給電電圧にほぼ等しい振幅を有し、繰り返
し周波数は前記交流発電機2の出力信号周波数に等しい
矩形波が得られる。
トリガパルス発生回路口はコンデンサ3と抵抗4による
微分回路とダイオード5による検波回路を組み合わせた
もので、e−c間に接続された抵抗6の両端には前記交
流発電機2の出力信号周波数に応じた繰り返し周期を有
する負方向のトリガパルス列が得られる。
第2図に示した単安定回路ハの具体例は単安定マルチバ
イブレータの最も一般的なものであり出力端子f(7)
電位は通常ほぼ零となつているが、入力端子eに負方向
のトリガパルスが印加される毎に、一定時間だけ給電線
路cの電位まで上昇する。
積分回路二は抵抗7とコンデンサ8によつて構成されて
おり、前記コンデンサ8の両端には電動機1の回路速度
の上昇に応じて電位の上昇する信号が現われる。さて、
第2図に示した鋸歯状波発生回路ホではユニジヤンクシ
ヨントランジスタ9と、抵抗10、コンデンサ11によ
る弛張発振回路が構成され、出力信号の鋸歯状波は前記
ユニジヤンクシヨントランジスタ9のエミツタから取り
出されている。
また、比較回路へは干ミツタ結合の差動増幅器によつて
構成され、比較用入力端子G,hにそれぞれ積分回路二
の出力電圧、鋸歯状波発生回路ホの出力信号を印加する
と、前記積分回路二の出力電圧よりも鋸歯状波の電位が
高くなつた区間だけ出力側のトランジスタ12が導通す
る。さらに、駆動回路卜はダーリントン接続された2個
のPNPトランジスタ13および14と、逆方向接続さ
れたアイドリンク用ダイオード15、前記ダイオード1
5に並列に接続されたチヨークコイル16とコンデンサ
17の直列回路、前記コンデンサ17に並列に接続され
た電動機1によつて構成されている。
いま、電動機1の回転速度が何らかの原因で上昇したと
すると、積分回路二の出力電圧も土昇するから、比較回
路への出力トランジスタ12の導通区間が短かくなり、
そのために電動機1へのスイツチングサイクル中の給電
区間が短かくなり、この結果、電動機1の回転速度は下
降する。
また、電動機1の回転速度が下降したときには全く逆の
過程を経て、電動機1の回転速度が上昇するように制御
される。結局、第1図ならびに第2図に示した装置では
電動機の負荷の変動などに関わりなく、あらかじめ設定
された回転速度で電動機が回転するように制御されるわ
けである。
ところで、第1図あるいは第2図に示した従来の装置で
は、電動機1に印加される電力の断続、すなわちスイツ
チングによつて前記電動機1に供給される平均電力の制
御を行なうため、非常に効率が高くなると云う利点を有
しているが、その反面一般の速度制御装置に比べて、鋸
歯状波発生回路のような発振回路が余分に必要になり、
装置が複雑になると云う問題があつた。
本発明の電動機の速度制御装置は以上のような問題を解
消するものである。
本発明の一実施例における電動機の速度制御装置の回路
結線図を第3図に示す。
尚、第3図において、第2図と全く同じプロツク、端子
、部品などは同一記号にて示し、詳細な説明は省略する
第3図ではダーリントン接続された給電制御トランジス
タ13および14のコレクタとマイナス側給電線路bの
間には逆方向にダイオード15が接続され、前記給電制
御トランジスタ14のコレクタはチヨークコイル16,
18を介して電動機1に接続され、前記チヨークコイル
16の電動機側と比較回路へを構成する入力トランジス
タ19のベースの間にはコンデンサ20が接続され、前
記コンデンサ20に並列に抵抗21とコンデンサ22の
直列回路が接続されている。
また、プラスおよびマイナス給電線路c−b間には抵抗
23と抵抗24の直列回路からなる基準電圧発生回路チ
が接続され、その分割中点には比較回路へを構成するト
ランジスタ12のベースが接続されている。
さて、前記トランジスタ19のベースが接続されている
線路、すなわちg点は前記トランジスタ14のコレクタ
が接続されている線路に対して位相が反転している。
このため、交流発電機2、波形整形回路イ、トリガパル
ス発生回路口、単安定回路ハ、積分回路二からなる回転
速度検出回路と比較回路へ、駆動回路卜、電動機1から
なる電動機の,駆動回路によつて構成される制御系(電
動機1に負荷が連続された場合には、その負荷も制御系
の中に入る)の遮断周波数近傍の比較的低い周波数(ほ
ぼ数Hz程度)の外乱信号や交流発電機2の出力周波数
むら信号(回転速度検出器の出力周波数むらについては
、例えば、実開昭50−85264号公報に詳述されて
いる。
)に対しては、コンデンサ20、抵抗21、コンデンサ
22によつて構成された2端子網の交流帰環回路りとチ
ヨークコイル16は交流負帰環回路として働き(なぜな
らば、そのような低い周波数に対しては、前記チヨーク
コイル16と5駆動回路における位相の遅れの和が18
00よりもはるかに小さく、直流領域と同じように一巡
の帰環ループは負帰還ループを形成するからである。)
、制御系のゲインの増大、過渡応答特性の改善に寄与す
る。つまり、低周波数領域においては比較回路へを構成
するトランジスタ19のベースと、駆動回路卜を構成す
る給電制御トランジスタ14のコレタタの間では、交流
帰還回路リを除去して考えると、信号的にはその回路構
成から180しの位相差があるが、チヨータコイル16
や前記1駆動回路卜を通過することによる信号の位相変
化が1800よりも充分小さい。
したがつて、前記コンデンサ20は前記給電制御トラン
ジスタ14のコレクタに現われる信号を前記トランジス
タ19のベースに帰還して、リツプル成分などを相殺す
るように働く。また、比較的容量の大きいコンデンサ2
2と直流抵抗21は直流モータ1の給電端に現われる逆
起電圧成分(一般には数10Hz程度である。)を前記
トランジスタ19のベースに帰還することによつて制御
系の過渡応答特性を向上させている。一方、高周波領域
の信号は前記1駆動回路卜と前記チヨークコイル16を
通過することによつてその位相のシフト量がきわめて大
きくなり、前記シフト量が180量に達する周波数では
、前記トランジスタ19のベースを回路から切り離して
信号を印加したとき、第3図のg点には3600だけ位
相がシフトされた信号が現われるので、前記トランジス
タ19のベースをg点に接続することによつて(第3図
の状態)、高周波発振が生じる。なお、高周波発振を生
ずる周波数において、積分回路二を構成するコンデンサ
8のインピーダンスが零であれは)高周波発振が停止す
るが、零にはなり得ないので、一巡のゲインが充分大き
ければ高周波発振が持続される。ちなみに、実際に高周
波発振のもようを観測したところ、チヨークコイル16
のインダクタンスが220μH1チヨークコイル18(
モータから発生する火花ノイズ抑止用)のインダクタン
スが22μH1コンデンサ17の容量が4.7μF1コ
ンデンサ20の容量が2200PF1コンデンサ22の
容量が0.02μF1抵抗21の抵抗値が3.9MΩ、
コンデンサ8の容量が0.47μFのもとで、約800
zのスイツチングキヤリアの発生が確認された。
また、発振周波数は主として前記チヨークコイル16の
インダクタンスに依存し、前記チヨークコイル18や前
記コンデンサ8,17を除いても発振が停止しないこと
が確認されている。
なお、さらに詳しい発振のメカニズムは第8図を用いて
後述する。
以上の説明からも明らかな如く、第3図の回路では、,
駆動回路卜と帰還回路リが一種の移相発振器として動作
する。
ただ一般の移相発振器と異なるところは、発振状態が回
転速度検出回路の出力電圧によつて制御されることであ
る。
第3図の装置では最終的に回転速度検出回路の出力電圧
である、コンデンサ8の両端の電圧と、基準電圧発生回
路チから得られる電圧、すなわち抵抗24の両端の電圧
が等しくなるような回転速度に電動機1が制御されるの
であるが、いま、何らかの原因で前記電動機1の回転速
度が設定値よりも上昇したとすると、g点の電位が上昇
し、トランジスタ19のコレクタ電流も増加するから、
トランジスタ12のエミツタ電位が上昇し、前記トラン
ジスタ12は遮断状態になるか、あるいは遮断状態に近
づく。
トランジスタ13,14も同様に遮断状態になるか、あ
るいは遮断状態に近づくので、発振は停止するかあるい
は非常に弱い発振となる。
このため、電動機1には殆んど給電されなくな・り、回
転速度は下降する。
反対に何らかの原因で電動機1の回転速度が設定値より
も減少すると、トランジスタ12,13,14が飽和す
るかあるいは飽和に近づき、自動的に導通幅が広くなつ
で前記電動機1に供給される平均電力が増加し、回転速
度は上昇する。
これらのもようを第8図に示した信号波形図を用いて詳
細に説明する。
第8図g1は第3図のg点に現われる電圧波形であり、
同121はトランジスタ12のコレクタ電流波形であり
、同14vはトランジスタ14のコレクタに現われる電
圧波形であり、同j1は第3図のj点に現われる電圧波
形であり、動作の説明の便宜上、前記トランジスタ14
の飽和電圧は充分低いものとし、チヨークコイル18の
インダクタンスはチヨークコイル16のそれに比べて充
分小さいものとし、また、最終的にはj点とg点の信号
波形は殆んど同じになるが、ここではスイツチング動作
のもようをよりわかり易くするために第8図bの状態と
第8図cの状態においてはj点とg点の信号波形を異な
らせてある。まず、第8図のaの状態は電動機1が定常
回転をしているときのようすを示したもので、トランジ
スタ14がスイツチング動作を行なつているとき、コレ
クタ電流は主としてチヨークコイル16とコンデンサ1
7によつて平滑されるが、前記コンデンサ17の両端の
インプーダンスは零ではないので第3図のj点にはリツ
プル信号が現われ、そのリツプル信号は主としてコンデ
ンサ20によつて、コンデンサ8の両端に現われる速度
誤差電圧に重畳されて、第8図g1の如くなる。
トランジスタ19のベース電位がトランジスタ12のベ
ースに供給されている基準電位ESを越えたとき、前記
トランジスタ19のコレクタ電流が急激に増加し、前記
トランジスタ12のコレクタ電流は急激に減少する。
前記トランジスタ19,12はそれぞれ動作遅延時間を
有しており、その和をTd(浮遊容量によつてかなり変
化するが、ほぼ数マイクロセカンド程度である。
)とすると、前記トランジスタ12のコレクタ電流の変
化は第8図121に示す如くなる。前記トランジスタ1
2のコレクタ電流の殆んどがトランジスタ13のベース
電流となり、前記トランジスタ13とトランジスタ14
はスイツチング動作を行なうが、前記トランジスタ13
,14がオン状態になつたときにはベース領域には過剰
のキヤリアが蓄積されるのでベース電流の供給がなくな
つてから前記トランジスタ13,14がオフ状態に移行
するまでにはTstrだけの時間を要する。
(Tstr>Td)したがつて前記トランジスタ14の
コレクタには第8図14vに示すような電圧波形が現わ
れ(チヨークコイル16のリアクシヨン電圧については
省略されているが、実際の動作時にはリアクシヨン電圧
が発生し、フライホイールダイオード15によつて転流
される。
)、この電圧波形チヨークコイルとコンデンサ17によ
つて平滑されるので、第3図j点の電圧波形は第8図J
,の如くなるO第8図aの状態において、g1の波形と
j1の波形は同相になつており、これは、1駆動回路と
チヨークコイル16による位相遅れが180回であるこ
とを意味する。
したがつて、前記チヨータコイル16の電動機側に現わ
れる信号を交流帰還回路リを介して駆動回路の反転入力
線路に接続されたトランジスタ19のベースに帰還して
やることによつて、位相遅れが180にとなる高周波に
おいて発振が持続する。
つぎに、第8図bは負荷の増大などによつて電動機1の
回転速度が下降したときの遷移を示したもので、このと
き、コンデンサ8の両端に現われる速度誤差電圧は小さ
くなるからg1点の平均電位は下降し、トランジスタ1
2のコレクタ電流波形のデユーテイが変化し、平均電流
は増加する。
それに伴なつてトランジスタ14のオン期間が長くなる
ので電動機1に供給される電流が増加して前記電動機1
の回転速度は上昇する。また、電動機1の起動時とか、
非常に大きな負荷が印加されたときには、速度誤差電出
がESよりもかなり小さくなるため、第8図Cに示すよ
うに、トランジスタ12のコレクタ電流は連続して流れ
、トランジスタ14もオン状態を続けるのでj点にはリ
ツプル信号が現われず、発振は停止し、スイツチング制
御のためのスイツチングキヤリアとなるg点の高周波リ
ツプル信号(第8図g1)も消滅する。
第2図と第3図を比較すれば明らかなように、本発明で
は1駆動回路を一種の移相発振器として用いているので
鋸歯状波発生回路ホが不要になる。
yその代わりに増加した部品としては、基準電圧発生回
路チを構成する抵抗23と抵抗24、チヨークコイル1
8、交流帰還回路リを構成するコンデンサ20,22、
抵抗21であるが、交流帰還回路リはもともと制御系の
ゲイン増大、過渡応答特性の改善に必要な部品であり、
チヨークコイル18も電動機1の両端のインピーダンス
が極端に低くない場合は不要なので結局、抵抗23と抵
抗24が増加しただけである。
また、第3図に示した装置では交流帰還回路リが接続さ
れているトランジスタ14のコレクタと反転入力線路g
の間は直結増幅器となつているため、モノリシツクIC
化する場合にはこの間から外部接続端子を引き出す必要
がなく、非常に都合が良い。
ちなみに、第2図の装置ではたとえユニジヤンクシヨン
トランジスタを他のトランジスタ回路に置き換えたとし
ても、コンデンサ11に相当するコンデンサが必要なの
で、コンデンサ接続端子を引き出す必要がある。
つぎに、第4図も本発明の一実施例を示す電動機の速度
制御装置の回路結線図であり、抵抗25、抵抗26、抵
抗27、トランジスタ28、ダイオード29、ダイオー
ド30によつて構成されたスイツチング回路と抵抗31
、コンデンサ32によつて構成された平滑回路と交流発
電機2によつて速度検出回路が構成され、前記速度検出
回路の出力側に接続されたドライブトランジスタ33、
前記ドライブトランジスタ33のコレクタとプラス側給
電線路cの間に接続された抵抗34とチヨークコイル3
5、前記ドライブトランジスタ33のエミツタにベース
が接続された給電制御トランジスタ36、前記給電制御
トランジスタ36のベース・エミツタ間に接続された抵
抗37、前記給電制御トランジスタ36のコレクタとプ
ラス側給電線路cの間に接続されたダイオード38、前
記給電制御トランジスタ36のコレクタと電動機1の間
に挿入されたチヨークコイル39、前記チヨークコイル
39の電動機側とブラス側給重線路cの間に接続された
コンデンサ40によつて駆動回路が構成され、前記チヨ
ークコイル39の電動機側と反転入力線路上にあるk点
の間にはコンデンサ41と抵抗42の直列回路、前記抵
抗42に並列に接続されたコンデンサ43からなる交流
帰還回IU路が接続されている。
第4図に示した装置も第3図の場合と同様、駆動回路が
一種の移相発振器となつているので、電動機1の負荷に
応じた電力を給電制御トランジスタ36がスイツチング
によつて供給する。
尚、ドライブトランジスタ33のコレクタ側に挿入され
ているチヨークコイル35はスイツチング波形をよりシ
ヤープにしてスイツチング効率をより高めるためのもの
であり、エミツタ側に挿入しても、同様の効果を得るこ
とができる。
また、前記チヨークコイル35と直列に挿入されている
抵抗34は給電制御トランジスタ36のベースに過大電
流が流れるのを防止するための限流抵抗であり、前記チ
ヨークコイル35が適当な直流抵抗を有していれば必要
ない。
さらに、第4図の装置では交流帰還回路はコンデンサ4
1と抵抗42の直列回路と、前記抵抗42に並列に接続
されたコンデンサ43によつて構成されているが、第3
図に示した交流帰還回路と同じ構成にしても電気的には
同じであるし、制御系の過渡応答特性を問題にしないな
ら、コンデンサ41、抵抗42を省いてコンデンサ43
のみにすることも可能であるし、反対に制御系の過渡応
答特性、制御ゲイン、効率などを追求する場合には第5
図に示すような3端子網、すなわち、部接地型の2端子
網を構成することもできる。
また、コンデンサ32の容量が大きくてk点のインピー
ダンスが低くなりすぎると発振をおこさなくなるが、こ
の場合には前記コンデンサ32に直列にチヨークコイル
を挿入するなどしてインピーダンスを上げれば問題は解
決することができる。ところで、第3図および第4図は
いずれもフイールドに永久磁石を用いた直流電動機を用
いた例であるが、フイールドコイルを有する直流電動機
では、前記フイールドコイルを第3図ではチヨークコイ
ル39の代わりにすることができる。また、直流無整流
子電動機の速度制御装置に本発明を適用する場合は、前
記無整流子電動機の駆動部を第3図および第4図の電動
機1の箇所に挿入すれはよいし、交流電動機の速度制御
装置に本発明を適用する場合は、第6図に示すように、
交流電源44の間に交流電動機45と、ダイオード46
,47,48,49によつて構成されたダイオードブリ
ツジの入力端子間の直列回路を接続し前記ダイオードブ
リツジの出力端子間にチヨークコイル50,51と給電
制御素子52の直列回路を接続すればよい。尚、第6図
において、53は回転速度検出回路であり、54は増幅
器、55は交流帰還回路であり、前記給電制御素子52
は普通のトランジスタでもよいし、適当なターンオフ回
路を付加すればサイリスタでもよいし、その他の能動素
子を用いることも可能である。
さて、以上に述べた本発明の実施例をまとめると第7図
のようになる。
すなわち、電動機の回転速度を検出する回転速度検出回
路53と電源間に前記電動機の,駆動部56と直列に接
続された給電制御素子57を含み前記回転速度検出回路
53の出力信号によつて増幅器58を介して前記電動機
を駆動する駆動回路を備え、前記給重制御素子57の出
力電極であるp点からチヨークコイル59を介して前記
電動機の5駆動部56に給電し、前記チヨークコイル5
9の電動機側と前記1駆動回路の反転入力線路すなわち
q点の間に交流帰還回路55を挿入したものである。
尚、,駆動回路の反転入力線路は必らずしも回転速度検
出器の出力側が直接接続されている箇所でなくともよく
、第3図について云えば、q点の代わりにi点に交流帰
還回路の一端を接続しても効果がある。
また、回転速度検出回路53は必らずしも交流発電機を
含んでいる必要はなく、例えば、給電制御トランジスタ
あるいは給電制御素子が不導通になつている間に適当な
方法で、直流電動機の給電端子間の電圧を検出するなど
の方法を用いれば、回転速度検出用の発電機は不要にな
る。
以上に示したように、本発明の電動機の速度制御装置で
は、亀動機の回転速度を検出する回転速度検出回路と、
前記電動機に給電する給電制御素子を有していて前記回
転速度検出回路の出力信号によつて前記電動機を,駆動
する1駆動回路と、前記給電制御素子と」記電動機の間
に接続されたチヨークコイルと、前記電動機に対して並
列に接続された第1のコンデンサと、前記駆動回路の入
力線路であつて、前記1駆動回路の出力信号に対して1
80つの信号位相差を有する入力線路と前記チヨークコ
イルの電動機側の端子との間に接続された第2のコンデ
ンサと、前記第2のコンデンサに対して並列に接続され
た第3のコンデンサと抵抗の直列回路を具備し、前記5
駆動回路の出力側から前記チヨークコイルと前記第2の
コンデンサを経由する帰還路によつてスイッチングキャ
リアを発生させるように構成されているのでスイツチン
グ制御のためのキヤリア信号すなわち高周波信号を1駆
動回路で発生させることができ、簡単な構成で効率のき
わめて高いスイツチング方式の速度制御装置を得ること
ができるなど、大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来の電動機の速度制御
装置の一例を示すプロツク図および回路結線図、第3図
、第4図はそれぞれ本発明の電動機の速度制御装置の実
施例における回路結線図、第5図は交流帰還回路の他の
実施例を示す回路結線図、第6図、第7図は本発明の他
の実施例における回路結線図、第8図は第3図の回路に
おいてスイツチング制御が行なわれるもようを説明する
信号波形図である。 イ・・・・・・波形整形回路、口・・・・・・トリガパ
ルス発生回路、ハ・・・・・・単安定回路、二・・・・
・・積分回路、へ・・・・・・比較回路、チ・・・・・
・基準電圧発生回路、り・・・・・・交流帰還回路、1
・・・・・・電動機、2・・・・・・交流発電機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機の回転速度を検出する回転速度検出回路と、
    前記電動機に給電する給電制御素子を有していて前記回
    転速度検出回路の出力信号によつて前記電動機を駆動す
    る駆動回路と、前記給電制御素子と前記電動機の間に接
    続されたチョークコイルと、前記電動機に対して並列に
    接続された第1のコンデンサと、前記駆動回路の入力線
    路であつて、前記駆動回路の出力信号に対して180°
    の信号位相差を有する入力線路と前記チョークコイルの
    電動機側の端子との間に接続された第2のコンデンサと
    、前記第2のコンデンサに対して並列に接続された第3
    のコンデンサと抵抗の直列回路を具備し、前記駆動回路
    の出力側から前記チョークコイルと前記第2のコンデン
    サを経由する帰還路によつてスイッチングキャリアを発
    生させるよう構成した電動機の速度制御装置。
JP51123063A 1976-10-13 1976-10-13 電動機の速度制御装置 Expired JPS5927192B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51123063A JPS5927192B2 (ja) 1976-10-13 1976-10-13 電動機の速度制御装置
GB41093/77A GB1588738A (en) 1976-10-13 1977-10-04 Electrical motor speed regulators
US05/839,497 US4153864A (en) 1976-10-13 1977-10-05 Motor speed regulator
CA288,530A CA1109122A (en) 1976-10-13 1977-10-12 Speed regulator
FR7730689A FR2368177A1 (fr) 1976-10-13 1977-10-12 Regulateur de vitesse, notamment pour moteurs electriques
DE2746111A DE2746111C3 (de) 1976-10-13 1977-10-13 Schaltungsanordnung zum Regeln der Drehzahl eines Elektromotors

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51123063A JPS5927192B2 (ja) 1976-10-13 1976-10-13 電動機の速度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5347911A JPS5347911A (en) 1978-04-28
JPS5927192B2 true JPS5927192B2 (ja) 1984-07-04

Family

ID=14851269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51123063A Expired JPS5927192B2 (ja) 1976-10-13 1976-10-13 電動機の速度制御装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4153864A (ja)
JP (1) JPS5927192B2 (ja)
CA (1) CA1109122A (ja)
DE (1) DE2746111C3 (ja)
FR (1) FR2368177A1 (ja)
GB (1) GB1588738A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1147798A (en) * 1979-02-08 1983-06-07 Yoshio Nagakubo Helical scan recorder having capstan motor speed responsive to a frequency of a command signal
JPS576582A (en) * 1980-06-11 1982-01-13 Olympus Optical Co Ltd Controller for speed of motor
US4445880A (en) * 1981-07-20 1984-05-01 The International Paper Box Machine Co. Speed control for manufacturing process
DE3377849D1 (en) * 1982-09-17 1988-09-29 Kudelski Sa Control system for an electric motor
US4598239A (en) * 1983-12-28 1986-07-01 Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg Circuit for regulating the rpm and phase of a motor
DE3539556A1 (de) * 1985-11-07 1987-05-14 Papst Motoren Gmbh & Co Kg Schaltungsanordnung zur erzeugung eines der frequenz eines wechselstromsignals zugeordneten gleichspannungsnutzsignals, insbesondere fuer die gleichlaufregelung eines elektromotors
JPH02225549A (ja) * 1989-02-27 1990-09-07 Yazaki Corp 電線コア用ゴム組成物

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3522503A (en) * 1967-09-05 1970-08-04 Retobobina Handelsanstalt Electronic speed synchronizing regulator for direct current motors
NL6903439A (ja) * 1969-03-06 1970-09-08
DE2140060A1 (de) * 1971-08-10 1973-02-22 Bosch Photokino Gmbh Anordnung zur drehzahlregelung eines gleichstrommotors
DE2209037A1 (de) * 1972-02-25 1973-08-30 Standard Elektrik Lorenz Ag Drehzahlregelschaltung fuer gleichstrommotoren
JPS5531720B2 (ja) * 1972-12-04 1980-08-20
JPS538888B2 (ja) * 1973-09-10 1978-04-01
JPS50119190A (ja) * 1974-03-08 1975-09-18
JPS5194518A (en) * 1975-02-18 1976-08-19 Chokuryumootano sokudoseigyosochi

Also Published As

Publication number Publication date
US4153864A (en) 1979-05-08
FR2368177A1 (fr) 1978-05-12
DE2746111A1 (de) 1978-04-20
DE2746111B2 (de) 1981-06-11
GB1588738A (en) 1981-04-29
DE2746111C3 (de) 1982-02-18
FR2368177B1 (ja) 1982-02-12
JPS5347911A (en) 1978-04-28
CA1109122A (en) 1981-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4618812A (en) Direct current power control on selectable voltage step-up and step-down
US4186437A (en) Push-pull switching power amplifier
JPS5926193B2 (ja) スイッチモ−ド電源回路
JPH0832162B2 (ja) 直流−直流変換器及び直流−直流変換方法
US4427931A (en) Speed control apparatus for direct current motor
JPS5927192B2 (ja) 電動機の速度制御装置
JPS6135125A (ja) 充電発電機の制御装置
JPS5927191B2 (ja) 電動機の速度制御装置
JPS5836185A (ja) 直流モ−タのスイッチングガバナ−装置
JPH01186164A (ja) 昇圧回路
JPH03876Y2 (ja)
JP3417858B2 (ja) カレントリミッタ機能付き電源装置
JPH0224278Y2 (ja)
JPH034154Y2 (ja)
JPH04147305A (ja) 定電流駆動回路
JP2551429Y2 (ja) ステッピングモータ制御装置
JPS6231584B2 (ja)
JPH043130B2 (ja)
GB2086672A (en) Single phase inverter
JPS60160394A (ja) モ−タ駆動用パルス幅変調回路
JPS635990B2 (ja)
JPS586392B2 (ja) カイテンタイノカイテンソクドセイギヨソウチ
JPS5841590B2 (ja) 磁気バブルメモリ駆動回路
JPS6320912A (ja) コンパレ−タ回路
JPH01315258A (ja) 直流変換器