JPS5930607Y2 - 車両用発電機の取付構造 - Google Patents
車両用発電機の取付構造Info
- Publication number
- JPS5930607Y2 JPS5930607Y2 JP35680U JP35680U JPS5930607Y2 JP S5930607 Y2 JPS5930607 Y2 JP S5930607Y2 JP 35680 U JP35680 U JP 35680U JP 35680 U JP35680 U JP 35680U JP S5930607 Y2 JPS5930607 Y2 JP S5930607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- mounting
- flange
- generator
- locking groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車等のエンジンに発電機を取りつける
車両用発電機の取付構造に関する。
車両用発電機の取付構造に関する。
第１図および第２図は従来例に係る車両用発電機の取付
構造を示す説明図である。
構造を示す説明図である。
発電機１に備えられている左右一対のフランジ２は、エ
ンジン本体のシリンダブロック等に取付けられる取付ブ
ラケット３の両側部に配置され、これらのフランジ２お
よび取付ブラケット３に支持ボルト４を貫通し、支持ボ
ルト４の端部に形成されているねじ部にナツト６を螺合
し、フランジ２に圧入されているカラー５を介して、フ
ランジ２と取付ブラケット３とが一体化される。
ンジン本体のシリンダブロック等に取付けられる取付ブ
ラケット３の両側部に配置され、これらのフランジ２お
よび取付ブラケット３に支持ボルト４を貫通し、支持ボ
ルト４の端部に形成されているねじ部にナツト６を螺合
し、フランジ２に圧入されているカラー５を介して、フ
ランジ２と取付ブラケット３とが一体化される。
この状態で、プーリー７に巻き回される■ベルトの張り
具合力鯨周整され、フランジ８をエンジン本体のシリン
ダブロック等に固定し、発電機１をエンジン本体に対す
る適正な位置に取付は可能となっている。
具合力鯨周整され、フランジ８をエンジン本体のシリン
ダブロック等に固定し、発電機１をエンジン本体に対す
る適正な位置に取付は可能となっている。
しかしながら、このような従来の車両用発電機の取付構
造においては、支持ボルト４とナツト６との螺合時にナ
ツト６を固定工具によって固定保持する必要があり、発
電機１の取付位置としてはナツト６の固定保持に必要な
作業スペースを確保する必要があり、発電機１の取付位
置を自由に選定することができないという問題点がある
。
造においては、支持ボルト４とナツト６との螺合時にナ
ツト６を固定工具によって固定保持する必要があり、発
電機１の取付位置としてはナツト６の固定保持に必要な
作業スペースを確保する必要があり、発電機１の取付位
置を自由に選定することができないという問題点がある
。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであ
って、ナツト固定用工具を使用する必要がなく、取付位
置にある程度自由に選定することが可能となる車両用発
電機の取付構造を提供することを目的とする。
って、ナツト固定用工具を使用する必要がなく、取付位
置にある程度自由に選定することが可能となる車両用発
電機の取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を遠戚するために、この考案は、エンジン本体
に設けられた取付ブラケットに取付孔が設けられ、発電
機本体に設けられるとともに前記取付ブラケツトの両側
に配置された一対の相対向するフランジにそれぞれ取付
孔が設けられ、これら取付孔を貫通して一力の第１フラ
ンジから支持ボルトが挿通され、他方の第２フランジか
ら突出する支持ボルトの部分にナツトが螺合された車両
用発電機の取付構造において、前記ナツトに係止溝部を
設けるとともに前記第２フランジに前記係止溝部に対向
して係止突部を設け、前記係止突部が係止溝部に係合さ
れて前記ナツトの目動が阻止さるようにしたものである
。
に設けられた取付ブラケットに取付孔が設けられ、発電
機本体に設けられるとともに前記取付ブラケツトの両側
に配置された一対の相対向するフランジにそれぞれ取付
孔が設けられ、これら取付孔を貫通して一力の第１フラ
ンジから支持ボルトが挿通され、他方の第２フランジか
ら突出する支持ボルトの部分にナツトが螺合された車両
用発電機の取付構造において、前記ナツトに係止溝部を
設けるとともに前記第２フランジに前記係止溝部に対向
して係止突部を設け、前記係止突部が係止溝部に係合さ
れて前記ナツトの目動が阻止さるようにしたものである
。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第３図および第４図はこの考案に係る車両用発電機の取
付構造の一実施例を示す説明図である。
付構造の一実施例を示す説明図である。
すなわち、発電機１１の左右には一対のフランジ１２が
備えられ、一方のフランジ１２に形成されている取付孔
１２Ａにはナツト１３の円筒部１３Ａが圧入されている
。
備えられ、一方のフランジ１２に形成されている取付孔
１２Ａにはナツト１３の円筒部１３Ａが圧入されている
。
発電機１１は、上記ナツト１３を一方のフランジ１２に
備えた状態で、エンジン本体のシリンダブロック等に固
定される取付ブラケット１４の両側部に左右のフランジ
１２を配置し、フランジ１２の取付孔１２Ａと取付ブラ
ケット１４の取付孔１４Ａとを同一軸上に保持し、図示
されない他方のフランジ１２の取付孔１２Ａ側から支持
ボルト１５を挿通し、取付ブラケット１４の取付孔１４
Ａを貫通した後、その先端側のねじ部１５Ａをナツト１
３に螺合し、フランジ１２を介して発電機１１を取付ブ
ラケット１４に単性可能となっている。
備えた状態で、エンジン本体のシリンダブロック等に固
定される取付ブラケット１４の両側部に左右のフランジ
１２を配置し、フランジ１２の取付孔１２Ａと取付ブラ
ケット１４の取付孔１４Ａとを同一軸上に保持し、図示
されない他方のフランジ１２の取付孔１２Ａ側から支持
ボルト１５を挿通し、取付ブラケット１４の取付孔１４
Ａを貫通した後、その先端側のねじ部１５Ａをナツト１
３に螺合し、フランジ１２を介して発電機１１を取付ブ
ラケット１４に単性可能となっている。
なお、ナツト１３の膨出部１３Ｂには係止溝部１６が形
成され、係止溝部１６は一方の７ランジ１２に備えられ
ている係止突部１７に係合し、支持ボルト１５のナツト
１３への螺合時におけるナツト１３の回動を阻止する回
動阻止手段を形成している。
成され、係止溝部１６は一方の７ランジ１２に備えられ
ている係止突部１７に係合し、支持ボルト１５のナツト
１３への螺合時におけるナツト１３の回動を阻止する回
動阻止手段を形成している。
なお、この回動阻止手段は、ナツト１３側を突部とし、
フランジ１２側を溝部として両者を係合するものであっ
てもよい。
フランジ１２側を溝部として両者を係合するものであっ
てもよい。
上記実施例によれば、ナツト１３は従来例におけるナツ
トとカラーとが一体化されて部品点数が削減されている
とともに、フランジ１２と取付ブラケット１４とを貫通
する支持ボルト１５のナツト１３への螺合時に、ナツト
１３は回動阻止手段によってその時計力向および反時計
方向への回動が阻止されていることから、ナツト１３の
自由な回動を阻止するための固定工具等を用いる必要な
く、支持ボルト１５による取付作業を確実に行なうこと
ができる。
トとカラーとが一体化されて部品点数が削減されている
とともに、フランジ１２と取付ブラケット１４とを貫通
する支持ボルト１５のナツト１３への螺合時に、ナツト
１３は回動阻止手段によってその時計力向および反時計
方向への回動が阻止されていることから、ナツト１３の
自由な回動を阻止するための固定工具等を用いる必要な
く、支持ボルト１５による取付作業を確実に行なうこと
ができる。
以上のように、この考案は、ナツトに係止溝部を設ける
とともに該ナツト側のフランジに前記係止溝部に対向し
て係止突部を設け、係止突部を係止溝部に係合してナツ
トの回動を阻止するようにしたので、ナツト固定用工具
を使用する必要がなく、取付位置をある程度自由に選定
することが可能となるという効果を有する。
とともに該ナツト側のフランジに前記係止溝部に対向し
て係止突部を設け、係止突部を係止溝部に係合してナツ
トの回動を阻止するようにしたので、ナツト固定用工具
を使用する必要がなく、取付位置をある程度自由に選定
することが可能となるという効果を有する。
第１図は従来例に係る車両用発電機の取付構造を示す正
面図、第２図は第１図の要部を部分的に示す断面図、第
３図はこの考案に係る車両用発電機の取付構造の一実施
例を示す要部断面図、第４図は第３図の側面図である。 １１・・・・・・発電機、１２・・・・・・フランジ、
１３・・・・・・ナツト、１４・・・・・・取付ブラケ
ット、１５・・・・・・支持ボルト、１６・・・・・・
係止溝部、１７・・・・・・係止突部。
面図、第２図は第１図の要部を部分的に示す断面図、第
３図はこの考案に係る車両用発電機の取付構造の一実施
例を示す要部断面図、第４図は第３図の側面図である。 １１・・・・・・発電機、１２・・・・・・フランジ、
１３・・・・・・ナツト、１４・・・・・・取付ブラケ
ット、１５・・・・・・支持ボルト、１６・・・・・・
係止溝部、１７・・・・・・係止突部。
Claims (1)
- エンジン本体に設けられた取付ブラケットに取付孔が設
けられ、発電機本体に設けられるとともに前記取付ブラ
ケットの両側に配置された一対の相対向するフランジに
それぞれ取付孔が設けられ、これら取付孔を貫通して一
力の第１フランジから支持ボルトが挿通され、他力の第
２フランジから突出する支持ボルトの部分にナツトが螺
合された車両用発電機の取付構造において、前記ナツト
に係止溝部を設けるとともに前記第２フランジに前記係
止溝部に対向して係止突部を設け、前記係止突部が係止
溝部に係合されて前記ナツトの回動が阻止されている車
両発電機の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35680U JPS5930607Y2 (ja) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | 車両用発電機の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35680U JPS5930607Y2 (ja) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | 車両用発電機の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56102965U JPS56102965U (ja) | 1981-08-12 |
| JPS5930607Y2 true JPS5930607Y2 (ja) | 1984-08-31 |
Family
ID=29597199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35680U Expired JPS5930607Y2 (ja) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | 車両用発電機の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930607Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-07 JP JP35680U patent/JPS5930607Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56102965U (ja) | 1981-08-12 |
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