JPS5930463B2 - 電極エレメントを電気除塵装置のハウジング内に据付ける方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電極エレメントを電気除塵装置のハウジング
内に据付ける方法ならびに該方法の実施に好適な装置に
関する。

この種の電気除塵装置は、たとえば冶金工業の粉塵含有
ガスが発生する下位および中間の温度範囲におけるガス
の除塵に役だつ。

大量のガス量に対応させて、１０ｍ以上の高さを有する
電気除塵装置のハウジングを建設する。

それに従って、ハウジングの内部に吊るす電極エレメン
トは同様に１０ｍ以上の長さを有している。

集塵電極プレートは、薄鋼板片から、成形して縦に伸長
した型帯板に圧延している。

必要とする高さの導電率すなわち低い電気抵抗のために
薄板は約１．２７７！ｆｆｌの厚さなので比較的やわら
かい。

集塵電極プレートのより高い剛性を生じさせる成形型に
もかかわらず、約１０〜１２ｍ長さの型帯板の固有重量
は、許容の曲げ応力を簡単に超過しつるような高い値と
なる。

集塵電極プレートに対向している放電線フレームは、成
形フレームまたは管状フレームからなり、該フレームの
材料は同様に軽快な電流通過に同調させる。

また重量を節約するためならびに容積を節約するために
、成形フレームまたは管状フレームも同様に比較的薄く
配分している。

フレーム間に延設する放電線は機械的なバイアス下にあ
り、該バイアスはフレームの対向する部分によって受は
止めなければならない。

したがって放電線フレームは、その配分およびその材料
からは同様に、さらに加えて外部から由来する負荷を受
は入れるのに適していない。

技術水準が本件出願人の実際上の経験であって、電極エ
レメント（集塵電極プレートおよび放電線プレート）の
据付けの際に、取り扱い方によって制限された変形（特
に集塵電極プレートの変形）をいわゆるつち打ちで再び
取り除くことが知られている。

つち打ちのために、多大の時間的および人的出費が必要
である。

さらに不都合であるのは、つち打ち場所および人件費の
追加の出費ならびに追加の時間にもかかわらず、結果に
おいて電極エレメントは、圧延によって作り出したよう
な直線状に再び直すことはできないことである。

それ以上の難点は、もともと圧延で縦に伸長した型帯板
に一定の残留応力をひき起こすことに存し、該残留応力
は取り去ることができない。

したがってほとんどの場合において、圧延応力をつち打
ちによって一様に取り除くことは成功していない。

本発明の根底には、つち打ちのための時間的および人的
出費を節約するために、電極エレメントの据付は時に該
電極エレメントの変形を避けるという課題がある。

この課題を本発明によって解決するには、包装形態で水
平に置いて搬送されかつ集積させて成形した集塵電極プ
レートないし付属の放電線フレームを、包装形態のまま
でほとんど直立の位置に据え、続いて包装結合部材をほ
どき、その後に別々にした電極エレメントをその上端で
吊り上げ装置に吊るしてから、ぶら下がった状態におい
て引き上げ、そして電気除塵装置のハウジング内へ降下
させて、上端でその取付けのままで固着している。

利点としては、包装形態のより高い剛性を利用すること
になり、該包装形態において個々の電極エレメントの変
形は起こりえない。

しかし別々にした後には、電極エレメントは既に垂直の
位置に吊るしている。

ぶら下がった状態において変形は実際上半じない。

それに従って変形を回避し、かつそのことから、もはや
必要でないつち打ちのために時間的かつ人的節約が生じ
る。

確かに本発明の基本思想に従属するけれども、それ自体
で完結した発明思想を形成する措置は、いっそう経済的
でいっそう多くの時間節約を果たすために、別の実施例
に従って、個々の集塵電極プレートないし個々の放電線
フレームをまずぶら下がった状態において仮の取付は装
置内へ降下させ、そして該取付は装置内で平行列の集塵
電極プレートないしこれと対向させて配置した放電線フ
レームを形成し、両者の間隔はそのつど電気除塵装置の
ハウジングにおける運転間隔に相当することに存する。

この際に、方法技術的には十分に単純化した第２の電気
除塵装置ハウジングを模倣しているけれども、該ハウジ
ングはすべての側面から建設場所に近づきやすく、かつ
簡単な点検によって電極配置の整然とした組み立て、間
隔および完全性を再検査可能に設計している。

経済的な作業の仕方は、複数の平行列の集塵電極プレー
トないし複数の平行列ひ放電線フレームを、吊り上げト
ラバースに吊るして電気除塵装置のハウジング内へ降下
させ、そしてその最終位置において取付けることによっ
てさらに変更させてもよい。

この方法ステップに従って、電気除塵装置のハウジング
をとぎれとぎれに最終据付けしてもよい。

本発明に係る方法の実施に好適な装置は、電気除塵装置
のハウジングの領域において、そのつど一端部で水平軸
の回りに旋回可能に取付けた１本または複数本の支持フ
レームであって、そのつど集塵電極プレートないし放電
線フレームの長さおよび包装容積に適合した該支持フレ
ームを有しており、その際に支持フレームにはそのつど
他方の端部に吊り上げ装置を関連づけ、該吊り上げ装置
によって支持フレームはほぼ垂直の状態へ旋回できる。

この際に、吊り上げ装置は便宜上クレーンからなり、該
クレーンは今まででも電極エレメントの昇降のために必
要とされていた。

この装置は、さらに別の方法の実施のために、支持フレ
ームの少なくとも１個に架台を関連づけ、該架台は電気
除塵装置のハウジングの運転に適した支え機構の間隔を
おいて支持機構を有し、さらに集塵電気プレートと放電
線フレームとの群のために、吊り上げトラバースは支持
機構用の掛止装置を備え、該支持機構には少なくとも集
塵電極プレートが運転に適するように固着可能であるこ
とを特徴としている。

架台からの吊り上げかつ電気除塵装置のハウジング内へ
の降下の時に、電極エレメントは、運転のために既に調
節された位置であって、大規模な据付は作業が狭い電気
除塵装置ハウジングの内部で好都合にも必要ない該位置
に維持している。

放電線フレームは、架台からの吊り上げかつ降下の時に
、ただ集塵電極プレートと仮に固着している。

運転に適するように調節した電極エレメントの全体の群
を下降させることは、電気除塵装置のハウジングの用意
された支持機構で行なっている。

その後に、吊り上げトラバースを開放するために、さら
に掛止装置だけを離脱しなくてはならない。

掛止めおよび脱離のための有利な解決策は、吊り上げト
ラバースの掛止装置が固定可能な最端位置において水平
に対向移動可能で相互に滑動する少なくとも２対の案内
レールからなり、該案内レールが鏡像的に配置した切込
みであって下側に突出部を形成する該切込みでもって、
掛止装置において支持機構の水平に引っ込んだ横断面区
間にかみ合う趣旨に添って提案されている。

この経費は比較的少なく、かつこのような掛止装置は無
制限に再使用することができる。

掛止装置と支持機構との共働について、支持機構の適切
な選定が重要である。

したがって集塵電極プレート用の支持機構が、横断面が
複丁字形ないし複■字形のロンド材料からなるように設
定している。

電極エレメント群の搬送のために、集塵電極プレートと
付属の放電線フレームとの間の連結が確立されるべきで
ある。

そのために、放電線フレームは容易に着脱可能な吊りエ
レメントによって支持機構に吊るすかまたは相互に吊る
すと有利である。

この条件を、たとえばきわめて単純な８字フックが充足
している。

本発明の実施例を図面に示し、かつ以下で詳細に説明す
る。

電気除塵装置のハウジングは、本発明に係る据付は方法
およびここで提案した装置の理解にとって必要でないの
で別個に図示していない。

電極エレメントは、第１図において包装形態１で示して
いる。

原則的には、電極エレメントは集塵電極プレート２また
は放電線フレーム３からなる（第６図）。

包装形態１は、そのつと包装結合部材４（輪郭だけを示
す）によって保持され、該結合部材４は簡単な場合には
緊張バンドからなる。

集塵電極プレート２すなわち包装体１ａの水平状態の際
には、実際上変形しないことが容易に理解できる（第１
図）。

集塵電極プレート２は、この実施例において約１３ｍの
長さを有する。

その横断面は、２個の山形部分２ａとこれらの間に位置
する舟形部分２ｂとからなるけれども、この横断面構成
では、許容の曲げ応力が搬送の際に発生する曲げ応力の
値に匹敵するような剛さに、比較的長い薄帯板を圧延す
ることはできない。

この理由から、包装体１ａは支持フレーム５内に敷設し
ており（第２図および第３図）、該支持フレーム５はそ
の一端部５ａで垂直平面において水平軸５ｂの回りに旋
回可能である。

他端部５ｃには、吊り上げ装置６（矢印で示す）が作用
し、該吊り上げ装置６は支持フレーム５をほぼ垂直の状
態へ旋回し、その状態において、別々にシタ電極エレメ
ント２，３についての曲げ応力が無視できるほど小さく
なる。

支持フレーム５は、直立の状態において支柱５ｄで支え
ている（第２図）。

支持フレーム５、水平床７およびさらに詳しく説明すべ
き架台８は、電気除塵装置のハウジング（図示しない）
の領域内にある。

電気除塵装置のハウジングの大きさに応じて、架台８は
、第４図および第５図から２長手側面に注目すると、複
数の仕切り８ａ、８ｂ、８ｃ。

８ｄ、８ｅから形成されている。

仕切り８ａ〜８ｅは、単純な横ビーム９ａないし縦ビー
ム９ｂからなる。

図示した実施例では、仕切り８ａを一時的に利用してい
る。

この際に、集塵電極プレート２は、包装形態１において
まず第３図に従って、水平の状態で左側の支持フレーム
５の上へ載せ、その支持フレーム５はほぼ垂直の位置へ
高く旋回され、その次にその作業場所１０から、個々の
集塵電極プレート２は、その上端２ｃ（右側の支持フレ
ーム５で示したように〕で吊り上げ装置６のクレーンフ
ック６ａど連結し、そして垂直にぶら下げてたとえば仕
切り８ａの内へ移動させる。

この際に、各集塵電極プレート２には付属の放電線フレ
ーム３が従属しているので、短時間後に電極エレメント
群１１が、後で電気除塵装置のハウジング内に配置され
るように成立する。

しかしながら基本的には、集塵電極プレート２および放
電線フレーム３は、変形のどんなリスクなしに、高く旋
回させた支持フレーム５からすぐ直接に電気除塵装置の
ハウジング内へ組み込んでもよい。

この作業の仕方は、集塵電極プレート２と付属の放電線
フレーム３とのすべての電極エレメント群１１を組み込
むために、このような群１１を同時に複数個の仕切り８
ａ〜８ｅの中で一時的に平行にすることができ、それに
よって時間の節約がさらに実現するといういっそうの利
点を有している。

このような電極エレメント群１１は、第６図および第７
図において、７列の集塵電極プレート２と６列の放電線
フレーム３とで構成している。

架台８内で、用意された支持機構１２は、電気除塵装置
のハウジングの運転に適した支え機構の間隔をおいて設
置し、該支え機構には集塵電極プレート２を組み込み後
に固着する。

支持機構１２は、第８図から第１０図でさらに詳細に説
明する種々の構成であってもよい。

群１１において、支持機構１２は集塵電極プレート２を
支え、該集塵電極プレート２は、他方では吊りエレメン
ト１３によって放電線フレーム３を支える。

平行に延びるすべての支持機構１２（第７図）は、据付
は時に吊り上げトラバース１４により電気除塵装置のハ
ウジングの運転間隔に調節して固定する。

群１１の搬送のために、この調節装置は同時に掛止装置
１５として役だち、該掛止装置１５は通常は別々に設置
されなければならない。

吊り上げトラバース１４による群１１の昇降のために、
環部材１６ａおよび１６ｂを吊り上げトラバース１４に
固着している。

掛止装置１５は、固定可能な最端位置において水平に対
向移動可能で相互に滑動する案内レール１７ａおよび１
７ｂからそのつど形成している（第７図）。

案内レール１７ａ 、 １７ｂは第８図から第１０図に
おいて詳細に確認できる。

この滑動案内は、隔離シャフトを対応して備えたネジ連
結部材（図示しない）で調節し、該ネジ連結部材を最端
位置において確実に引き出している。

案内レール１７ａ 、１７ｂの下側１８には、対応させ
て成形した切込み１９によって突出部２０が形成され、
該突出部２０のうちでそのつど案内レール１７ａの突出
部２０は右側へ張り出し、かつ案内レール１７ｂの同じ
突出部２０は左側へ出る。

この種の鏡像的な配置では、案内レール１７ａおよび１
７ｂの引き離しの際に、水平に引っ込んだ横断面区間２
１が拡大するので、複丁字形の支持機構１２のウェブ２
２が下方へ落ちるかもしれない。

これに対して掛止位置（第８図）では、環部材１６ａお
よび１６ｂないし吊り上げトラバース１４を介して、吊
り上げ装置６は支持機構１２を連れて行くことができる
。

第９図および第１０図は、第８図と同様な原理を示して
いるけれども一部変形した支持機構１２についての原理
を示し、該支持機構１２はそこでは■字形のロンド材料
２３ａ′：Ｊ３よび２３ｂから形成されている。

第１０図において、集塵電極プレート２はそのつど一平
面２４に位置する列２５であることが確認できる。

集塵電極プレート２が横間隔２６で軸２７に吊され、該
軸２７が集塵電極プレート２の上端２ｃにあることは、
電気除塵装置に特有の使命の働きにとって重要である。

換言すれば、集塵電極プレートは列２５であり、談判２
５においてプレート間にそのつと横間隔を設けている。

この配置は、集塵電極プレートからの塵落としの際に、
つち打ち振動を有効にプレートからプレートに伝達しう
るために必要である。

それ故に本発明に基いて、群１１の内部で横間隔２６を
既に仮の取付は装置内に設けることが同様に可能になる
。

以下に本発明の好適な実施態様を列記する。

■ 個々の集塵電極プレート２ないし個々の放電線フレ
ーム３を、まずぶら下がった状態において仮の取付は装
置内へ降下させ、そして該取付は装置内で平行列２５の
集塵電極プレート２ないしこれと対向させて配置した放
電線フレーム３を形成し、両者の間隔はそのつと電気除
塵装置のハウジングにおける運転間隔に相当することを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の方法。

■ 複数の平行列２５の集塵電極プレート２ないし複数
の平行列の放電線フレーム３を、吊り上げトラバース１
４に吊るして電気除塵装置のハウジング内へ降下させ、
そしてその最終位置において取付けることを特徴とする
特許請求の範囲第１項または前第１項に記載の方法。

■ 支持フレーム５の少なくとも１個に架台８を関連づ
け、該架台８は電気除塵装置のハウジングの運転に適し
た支え機構の間隔をおいて支持機構１２を有し、さらに
集塵電極プレート２と放電線フレーム３との群１１のた
めに、吊り上げトラバース１４は支持機構１２用の掛止
装置１５を備え、該支持機構には少なくとも集塵電極プ
レート２が運転に適するように固着可能であることを特
徴とする特許請求の範囲第２項に記載の装置。

■ 吊り上げトラバース１４の掛止装置１５は、固定可
能な最端位置において水平に対向移動可能で相互に滑動
する少なくとも２対の案内レール１７ａ 、１７ｂから
なり、該案内レールは、鏡像的に配置した切込みであっ
て下側１８に突出部を形成する該切込みでもって、掛止
装置において支持機構１２の水平に引っ込んだ横断面区
間２１にかみ合うことを特徴とする特許請求の範囲第２
項または前第■項に記載の装置。

■ 集塵電極プレート２用あ支持機構１２は、横断面が
複丁字形ないし複■字形のロンド材料２３ａ 、２３ｂ
からなることを特徴とする特許請求の範囲第２項または
前第■項から第■項のいずれかに記載の装置。

■ 放電線フレーム３は、容易に着脱可能な吊りエレメ
ント１３によって支持機構１２に吊るすか、または第６
図のように相互に吊るすことを特徴とする特許請求の範
囲第２項または前第■項に記載の装置。

以上述べたごとく本発明によれば、電気除塵装置のハウ
ジング内に形成されている適当な仕切り８ａを一時的に
使用して電極エレメント群１１を組立てるものであるか
ら、特別の組立場所および組立装置を必要としていない
。

したがって経済的である。

また一時使用の仕切り８ａで形成された電極エレメント
群１１を組立てた後、吊り上げトラバース１４および両
案内レール１７ａ、１７ｂで吊り上げた後、他の適当な
仕切り８ｂ〜８ｅに挿入して据付けている間に上記の一
時使用の仕切り８ａにおいて電極エレメント群１１を組
立てるものであり、その組立てと据付けとを同時進行の
かたちでおこなうことができるから工期を短縮すること
ができるものである。

さらに集塵電極プレート２および放電線フレーム３を包
装形態１で水平状態のまま支持フレーム５上に載置し、
次にその支持フレーム５を旋回させることによりほぼ直
立させるものであるから、集塵電極プレート２および放
電線フレーム３をほぼ直立させるにもかかわらず、撓ん
だり、歪んだりしないものである。

図面の簡単な説明、 第１図は１束の集塵電極プレート（第２図および第３図
に比べて拡大している）の包装形態を切断した横断面図
、第２図は１包装体の集塵電極プレートないし放電線フ
レームを有する本発明に係る支持フレームを示す側面図
、第３図は電気除塵装置のハウジングの領域における架
台の前の支持フレームの水平状態および直立状態を示す
側面図、第４図は左側および右側に配置した支持フレー
ムとともに電気除塵装置のハウジングの領域における架
台を示す正面図、第５図は第４図に付属する平面図、第
６図は本発明に係る吊り上げトラバースに掛止された電
極エレメントの群を示す側面図、第７図は第６図に付属
する平面図、第８図は第１実施例としての掛止装置を拡
大して示す側面図、第９図は第２実施例としての掛止装
置を拡大して示す側面図、第１０図は第９図に付属する
平面図である。

１・・・・・・包装形態（電極エレメント）、１ａ・・
・・・・包装体、２・・・・・・集塵電極プレート、２
ａ・・・・・・山形部分、２ｂ・・・・・・舟形部分、
２ｃ・・・・・・上端、３・・・・・・放電線フレーム
、４・・・・・・包装結合部材、５・・・・・・支持フ
レーム、５ａ・・・・・・一端部、５ｂ・・・・・・水
平軸、５Ｃ・・・・・・他端部、６・・・・・・吊り上
げ装置、８・・・・・・架台、１１・・・・・・電極エ
レメント群、１２・・・・・・支持機構、１３・・・・
・・吊りエレメント、１４・・・・・・吊り上げトラバ
ース、１５・・・・・・掛止装置、１７ａ、１７ｂ・・
・・・・案内レール、１８・・・・・・下側、１９・・
・・・・切込み、２０・・・・・・突出部、２１・・・
・・・横断面区画、２３ａ。

２３ｂ・・・・・・ロッド材料、２５・・・・・・列。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 電気除塵装置のハウジング内に横ビーム９ａと縦ビ
   ーム９ｂとで複数の仕切り８３〜８ｅを形成し、その各
   仕切り８ａ〜８ｅのうち、一時使用のため用いる適当な
   仕切り８ａの上部に複数の支持機構１２を適当間隔ごと
   に配夕ｌル、ハウジング近くの適所に一端部５ａが固定
   体に水平軸５ｂを介して旋回自在に支持された支持フレ
   ーム５を設け、包装形態１で水平に置いて搬送されかつ
   集積させて成形した集塵電極プレート２を包装形態１の
   ままで水平状態の支持フレーム５上に載置し、次に支持
   フレーム５を旋回させて集塵電極プレート２をほとんど
   直立させ、次に包装結合部材４をほどき、集塵電極プレ
   ート２をその上端２ｃを介して吊り上げ装置６により吊
   るしてから、ぶら下がった状態において引き上げ、次に
   そのぶら下がっている集塵電極プレート２を一時使用の
   仕切り８ａ内に挿入すると共にその集塵電極プレート２
   の上端２ｃを各支持機構１２に連結し、次に包装形態１
   で水平に置いて搬送されかつ集積させて成形した放電線
   フレーム３を同様にして一時使用の仕切り８ａ内の各集
   塵電極プレート２間に挿入すると共にその上端を吊りエ
   レメント１３を介して各支持機構１２に吊り下げ、以上
   の動作を適当にくり返すことにより一時使用の仕切り８
   ａ内に電極エレメント群１１を形成し、次に互いに接近
   離間自在な一対の案内レール１７ａ、１７ｂからなる掛
   止装置１５を支持する吊り上げトラバース１４を一時使
   用の仕切り８ａの上方にもたらし、各案内レール１７ａ
   、１７ｂに形成した切込み１９を各支持機構１２に嵌合
   させ、次に吊り上げトラバース１４を上昇させて一時使
   用の仕切り８ａから電極エレメント群１１を吊り上げ、
   その吊り上げた電極エレメント群１１を他の適当な仕切
   り８ｂ〜８ｅ内に挿入し、次に空間となった一時使用の
   仕切り８ａにおいて再び同じようにして電極エレメント
   群１１を形成すると共にその形成された電極エレメント
   群１１を適当な仕切り８ｂ〜８ｅ内に挿入し、かかる動
   作をくり返すことによりすべての仕切り８ａ〜８ｅ内に
   電極エレメント群１１を挿入することを特徴とする電気
   除塵装置のハウジング内への電極エレメントの据付は方
   法。