JPS5930449Y2 - ペニング真空計における電源回路 - Google Patents

ペニング真空計における電源回路

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JPS5930449Y2
JPS5930449Y2 JP5337680U JP5337680U JPS5930449Y2 JP S5930449 Y2 JPS5930449 Y2 JP S5930449Y2 JP 5337680 U JP5337680 U JP 5337680U JP 5337680 U JP5337680 U JP 5337680U JP S5930449 Y2 JPS5930449 Y2 JP S5930449Y2
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JP
Japan
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switch means
vacuum gauge
switch
penning vacuum
penning
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JP5337680U
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JPS56153845U (ja
Inventor
純一郎 庄田
Original Assignee
日本電子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はペニング真空計における電源回路に関する。
真空装置に使用される真空計としてはペニング真空計が
広く用いられている。
斯かるペニング真空計においては、圧力の高い(例えば
1O−3Torr以上)状態で稼動させると、陰極や陽
極が汚染されて使用不可能になる。
そこで従来は油拡散ポンプを稼動させてから適宜な時間
が経過した後、ペニング真空計の電源を接続し、圧力を
見て、該圧力が基準の圧力以上であれば、手動にて電源
を切っていた。
しかして圧力が基準値に達するまでの動作をくりかえし
ながら行っているため、取扱いが非常に厄介であった。
本考案は斯様な不都合を解決するために、ペニング真空
計の電源の投入、遮断を自動的に行うことのできる新規
な回路を提供するもので、以下図面に基づき詳述する。
添付図面は本考案の一実施例を示す構成略図であり、1
はペニング真空計である。
2は該ペニング真空計1の陰極と陽極との間に高電圧を
印加するための直流高電圧発生回路で、トランス3及び
第1のスイッチ4を介して交流電源6に接続されている
7は前記ペニング真空計1に流れる電流を電圧に交換し
て検出するための検出抵抗で、検出された電圧は差動増
巾器8に送られて基準電源90基準電圧と比較される。
該差動増巾器8は検出電圧が基準電圧よりも大きい場合
、1の出力信号を発してリレーの駆動コイル10aを駆
動させ、又検出電圧が基準電圧と等しいか又は小さい場
合0の出力信号を駆動コイル10aに送る。
11はタイマーで、一定時間が経過するたびに出力信号
をパルス発生器12に送るものであり、又該遅延回路は
油拡散ポンプ(図示せず)のスイッチと連動したスイッ
チSが閉鎖されたとき作動を開始する。
前記パルス発生器12は遅延回路11からの出力信号が
供給されるたびにパルス信号を発生して、リレーの駆動
コイ/L/13aに送る。
該駆動コイル13aはパルス信号が送られたとき駆動さ
れ、第2のスイッチ(リレー接点)13bを閉鎖する。
該第2のスイッチ13bの閉鎖によりリレーの駆動コイ
ル14aが駆動され、前述した第1のスイッチ4を閉鎖
して前記ペニング真空計1に高電圧を印加する。
又該駆動コイル14aの駆動により前記第2のスイッチ
13bと並列に設けられた第3のスイッチ14bが閉鎖
し、第2のスイッチ13bが開放されても駆動コイル1
4aへの電流供給が遮断されないように構成しである。
10bは前記第2のスイッチ13bとリレーの駆動コイ
ル14aとの間に設けられた第4のスイッチで、該スイ
ッチは前記リレーの駆動コイル10aが駆動されたとき
開放し、それ以外のときは閉鎖されている。
15は遅延回路で直流低電圧発生回路16から電圧が供
給されることにより始動し、所定の時間(例えば3秒程
度)経過後、リレーの駆動コイル17aに出力信号を供
給する。
該駆動コイル17aは出力信号の供給により駆動し、前
記第4のスイッチ10bと並列におかれた第5のスイッ
チ17bを開放する。
前記直流低電圧発生回路16には前記トランス302次
側コイル5を介して電圧が供給され、又該直流低電圧発
生回路16からの出力電圧は前記差動増巾器8の電源と
して使用されている。
斯様な構成において、今真空装置を真空にするために油
拡散ポンプを作動させるとその動作に連動してスイッチ
Sが閉鎖するので、タイマー11が始動する。
しかして予じめ設定した時間(例えば15分程度)が経
過するとタイマー11は出力信号をパルス発生器12に
供給するため、一つのパルス信号がリレーの駆動コイ/
1/13aに供給され、第2のスイッチ13bが閉鎖す
る。
ここで高電圧発生回路2は作動していないため、差動増
巾器8からは出力信号が発生せず、第4のスイッチ10
bは閉鎖状態を保っている。
従って第2のスイッチ13bの閉鎖によりリレーの駆動
コイル14aが駆動され、第1のスイッチ及び第3のス
イッチ14bを閉鎖する。
該第1のスイッチ4の閉鎖によりトランス3を介し直流
高電圧発生回路2に交流電源6が接続されるため、ペニ
ング真空計1に高電圧が印加される。
一方策1のスイッチ4の閉鎖により2次コイル5を介し
て直流低電圧発生回路16にも交流電源6が接続される
ため、差動増巾器6や遅延回路15に電圧が供給される
該遅延回路15は電圧が供給されることにより始動し、
設定された時間(例えば3秒程度)経過するとリレーの
駆動コイル17aを駆動させて第5のスイッチ17bを
開放する。
前記高電圧の印加によりペニング真空計1に流れる電流
は検出抵抗Iで電圧に変換されて常時検出され、差動増
巾器8に送られて基準電圧と比較される。
この基準電源90基準電圧としてはペニング真空計を稼
動させることのできる圧力(例えば1O−3Torr)
に対応する電圧値が予じめ設定しである。
従って検出された電圧が基準電圧よりも太きかった場合
にはリレーの駆動コイル10aを駆動せしめて第4のス
イッチ10bを開放する。
その結果リレーの駆動コイル14aの駆動が解除される
ため、第1及び第3のスイッチ4及び14bが開放され
、それによってペニング真空計への高電圧の印加が停止
される。
しかして更に所定時間(15分)が経過するとタイマー
11から出力信号がパルス発生器12に供給されて、パ
ルス信号がリレーの駆動コイル13aに送られるため、
前述した動作に従ってペニング真空計1に再び高電圧が
印加される。
ここで第1のスイッチ4が閉鎖して直流高電圧発生回路
2及び直流低電圧発生回路16に交流電源6が接続され
てから例えば3秒間は第5のスイッチ17bが閉鎖して
いるため、直流高電圧発生回路2や差動増巾器8が不安
定な状態における間は実質的にペニング真空計1の検出
電圧の基準電圧との比較を行なわれないように構成され
ている。
つまり第5のスイッチ17bが閉鎖していることにより
交流電源6の接続直後における直流高電圧発生回路2や
差動増巾器8の不安定な状態によってリレーの駆動コイ
ル10aが駆動されて第4のスイッチ10bが開放され
てリレーの駆動コイル14aの駆動が解除されるのを防
止することができる。
以上の如く構成することにより本考案においては油拡散
ポンプの始動に連動して自動的にペニング真空計の電源
を接続することができるため、取扱いが非常に容易にな
り。
実用性大である。尚前述の説明ではリレーを使用した場
合について述べたが、リレーに代えて半導体を使用した
スイッチング回路又は論理回路を使用してもよい。
又タイマーから=定時間経過するたびに出力信号をパル
ス発生器に送るように構成したが、これに限定されるこ
となく時間間隔は例えば2回目は1回目の半分、3回目
は2回目の半分・・・・・・というように次第に短かく
なるように設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示す構成略図である。 1 :ペニング真空計、2:直流高電圧発生回路、3ニ
ドランス、4:第1のスイッチ、6:交流電源、7:検
出抵抗、8:差動増巾器、9:基準電源、10a ニリ
レーの駆動コイル、10b:第4のスイッチ、11:タ
イマー、12:パルス発生器、13a:リレーの駆動コ
イル、13b:第2のスイッチ、14a:リレーの駆動
コイ/’、14b:第3のスイッチ、15:遅延回路、
16:直流低電圧発生回路、17a:リレーの駆動コイ
ル、17b=第5のスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ペニング真空計と、該ペニング真空計に直流高電圧を印
    加するための直流高電圧発生回路と、前記ペニング真空
    計に流れる電流を基準と比較する比較回路と、前記直流
    高電圧発生回路と電源との間におかれた第1のスイッチ
    手段と、真空ポンプの始動からある時間経過後間歇的に
    パルス信号を発生するパルス発生回路と、該パルス発生
    回路からのパルス信号によって閉鎖される第2のスイッ
    チ手段と、該第2のスイッチ手段が閉鎖することにより
    前記第1のスイッチ手段を閉鎖するための駆動手段と、
    該駆動手段によって前記第1のスイッチ手段と同時に閉
    鎖され、且つ前記第2のスイッチ手段と並列におかれた
    第3のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段の閉鎖
    によりペニング真空計に直流高電圧が印加されたときペ
    ニング真空計の電流が基準よりも大きい場合前記駆動手
    段の駆動を解除するための第4のスイッチ手段と、該第
    4のスイッチ手段と並列におかれた第5のスイッチ手段
    と、該第5のスイッチ手段を前記第1のスイッチ手段の
    閉鎖と同時に一定時間閉鎖してから開放させるための手
    段とからなるペニング真空計における電源回路。
JP5337680U 1980-04-18 1980-04-18 ペニング真空計における電源回路 Expired JPS5930449Y2 (ja)

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JPS56153845U JPS56153845U (ja) 1981-11-17
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