JPS5930409Y2 - 方位検出装置 - Google Patents

方位検出装置

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JPS5930409Y2
JPS5930409Y2 JP15956179U JP15956179U JPS5930409Y2 JP S5930409 Y2 JPS5930409 Y2 JP S5930409Y2 JP 15956179 U JP15956179 U JP 15956179U JP 15956179 U JP15956179 U JP 15956179U JP S5930409 Y2 JPS5930409 Y2 JP S5930409Y2
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JP
Japan
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earth
output
magnetism
signal
sets
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Expired
Application number
JP15956179U
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JPS5682514U (ja
Inventor
宗昭 松本
晃 久野
晃志 沼田
Original Assignee
株式会社日本自動車部品総合研究所
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Publication date
Application filed by 株式会社日本自動車部品総合研究所 filed Critical 株式会社日本自動車部品総合研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は移動体、例えば車両の進行する方位を地磁気に
基づいて検出する方位検出装置に関するものである。
従来、この種の装置として、地磁気中における環状また
は矩形磁心に巻回された励磁巻線と前記磁心の互いに動
向する部分を共に包囲する如く巻回された互いに直交す
る2組の出力巻線より構成される方位検知センサと、前
記励磁巻線に励振信号を印加する励振信号印加手段とを
備え、前記励振信号を前記励振巻線に印加したとき前記
2組の出力巻線から得られる出力信号に基づいて、前記
方位検知センサの地磁気に対する方位を検出するように
したものがある。
しかしながら、このものでは、地磁気が大きく乱れた場
所において、前記方位検知センサの2組の出力巻線から
の出力信号に大きな狂いが生じ、その時には誤った方位
を検出してしまうという問題がある。
本考案は上記問題に鑑みたもので、その目的とするとこ
ろは、地磁気の大きく乱れた場所において、上記したよ
うな誤った方位の検出を行なわない方位検出装置を提供
することにある。
以下本考案を図に示す実施例により説明する。
第1図は本考案になる方位計の第1実施例を示す構成図
であって、1は方位検知センサで強磁性体の磁心1C上
に励磁巻線1D1および互いに直交するように出力巻線
IA、IBがそれぞれ巻かれている。
2は発振回路で励磁巻線1Dを周波数fで励振するため
に矩形波信号A(第2図1)を出力する。
磁心1C内の磁界は地磁気の水平分力の強さHに応じて
変化し、これに比例した出力がそれぞれ出力巻線IA、
IBより取り出され、フィルタ3A、3Bにより周波数
2f成分の出力X。
Y(第2図2,3)が得られる。
この出力X、Yは方位検知センサの向きつまり車両等の
進行方位により変化するので、出力X、Yを増幅回路5
A。
5Bを用いてそれぞれの最大値が等しくなるように調整
する。
ここで最大値があらかじめ等しければ増幅回路5A、5
Bは不要となる。
方位検知センサ1を平行磁界中で360°回転させた場
合、タイミング回路4よりの信号B(第2図4)のタイ
ミングでの出力X、Yの値の軌跡は第3図に示すような
地磁気の水平分力の強さH(各地域毎に定まる値でその
地域内でほぼ一定)に比例した大きさく半径kH(VO
LT)、には定数)ノ円トする。
ここで8方位(N=2)のディジタル表示の場合を考え
てみると1方位は45°であるから所定の比較電圧V1
. V2は、 V1= kH31122,5°字0.3 s 27 k
H(VOLT )v2= −knsin 22.5°牛
−0,3827kH(VOLT)となり出力巻線IA、
IBよりの信号を増幅した信号は各々3つの信号レベル
に分割される。
地磁気が外部の影響で小さくなる場合は出力X。
Yの値の軌跡が小さくなり、また地磁気が外部の影響で
大きくなる場合には出力X、Yの値の軌跡が大きくなる
比較電圧V1. V、、は地域毎に定められ一定である
から、このように地磁気が大きく乱された場合車両の進
行方位の表示が真の方位から大きくずれる可能性がある
地磁気が小さくなりすぎたかどうかの比較は所定の比較
電圧V11v2で行ない、また地磁気が大きくなりすぎ
たかどうかの比較は所定の比較電圧VH9■Lで行なう
比較電圧vH,vLは V H=i、5kH(VOLT) VL=−1,5kH(VOLT) に設定する。
第1図のコンパレータ(モトローラ社製 MC3302P)6A、6B、6C,6Dは出力Xを、
コンパレータ6E、6F 、6G、6Hは出力Yをそれ
ぞれ比較電圧V1 + V2 r V HI V I、
で比較し、その結果6 a F 6 b v 6 c
r 5 d 、6 e。
6f、6g、6hのコンパレータ出力と車両等の進行方
位との関係は次表のように一義的に表わされる。
例えば6a、6bがともに”Ojjレベル、6eが”1
″レベル、6fが″′0″レベルであれば方位は「N」
(北)になり、また6aが”1“レベル6bが0”レベ
ル、6eが1”レベル、6fが゛O″レベルであれば方
位はrNEJ(北東)になる。
コンパレータ6A、6B 、6E 、6Fの出力はラッ
チ付デコーダ7(東京苦情電気社製TC45148P)
に接続され、出力X、Yが正常な領域(NCI 、NC
2の領域外)にある場合には禁止回路8を経て、タイミ
ング回路4よりの信号Bのタイミングでコンパレータ6
A、6B、6C。
6Fの出力はラッチされ、デ゛コーダされた出力は論理
回路9により論理が取られて、表示部10で車両等の進
行方位がディジタル的に表示される。
地磁気が小さすぎる場合、すなわち出力X、YがNCI
領域にある時および地磁気が大きすぎる場合、すなわち
出力X、YがNC2の領域にある時は禁止回路8にて論
理を取り、そのような場合にはタイミング回路4よりの
信号Bがラッチ付デコーダのストローブ端子に入力され
ないようになっている。
その結果、デコーダされた出力は信号Bが再びストロー
ブ端子に入力されるまで変化しないため、進行方位の表
示は地磁気が乱される直前の方位を地磁気が正常な状態
になるまで表示する。
以上、8方位のディジタル表示の場合について述べたが
、4N方位(N=1.2・・・)のディジタル表示の場
合、N個の所定の電圧レベルの中で最も絶苅値の低い電
圧レベルで増幅回路5A、5Bの出力を比較し、また所
定の電圧レベルVH2VLで比較することにより、地磁
気の大きな乱れに列する車両の進行方位と真の方位との
誤指示を小さくできることは明らかである。
なお、発振回路2で励磁巻線1Dを周波数fの矩形波信
号Aで励振させたが正弦波信号を用いてもよい。
なお、表示部8のディジタル表示器にはけい光表示管、
ランプ、LED等が用いられ、また記号表示も可能であ
る。
第4図は本考案による方位計の第2実施例を示す構成図
であって、第1実施例が進行方位のディジタル表示を行
なうのに対して第2実施例は進行方位のアナログ表示を
行なうものであり、第1実施例と同一構成部分には同一
符号を付している。
11A、11Bはホールド回路で出力X、Yをタイミン
グ回路4よりの信号Bのタイミングでホールドする。
12はアナログ型表示部でホールド回路11A、11B
の出力を受けて車両の進行方位をアナログ的に表示する
地磁気が大きく乱れた場合、第1実施例の場合と同様に
禁止回路8によりタイミング回路4よりの信号Bが禁止
され、ホールド回路11A、11Bの出力は地磁気が大
きく乱れる直前の値にホールドされるため表示部12は
地磁気が正常に戻るまでその進行方位を表示する。
以上述べたように本考案では、地磁気が大きく乱れてい
ることを判定すると、その時の方位検知センサからの出
力信号により方位を検出するのを禁止するようにしてい
るから、地磁気が大きく乱れた場所での誤った方位検出
を防止することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す全体構成図、第2図
は本考案の作動説明に供する信号波形図、第3図は本考
案の作動説明に供する原理図、第4図は本考案の第2実
施例を示す全体構成図である。 1・・・・・・方位検知センサ、IA、IB・・・・・
・出力巻線、1C・・・・・・磁心、ID・・・・・・
励磁巻線、2・・・・・・発振回路、4・・・・・・タ
イミング回路、6A、6B。 6Cl 6D J 6E、3F T 6G、6H・・・
・・・コンパレータ、7・・・・・・ラッチ付デコーダ
、8・・・・・・禁止回路、9・・・・・・論理回路、
10・・・・・・表示部、11A。 11B・・・・・・ホールド回路、12・・・・・・ア
ナログ型表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地磁気中におかれる環状または矩形磁心に巻回された励
    磁巻線と前記磁心の互いに動向する部分を共に包囲する
    如く巻回された互いに直交する2組の出力巻線より構成
    される方位検知センサと、前記励磁巻線に励振信号を印
    加する励振信号印加手段とを備え、前記励振信号を前記
    励振巻線に印加したとき前記2組の出力巻線から得られ
    る出力信号に基づいて、前記方位検知センサの地磁気に
    対する方位を検出するようにした方位検出装置において
    、前記2組の出力巻線から得られる出力信号が地磁気の
    乱れにより所定のレベルにて定められる正常範囲を外れ
    たか否かを判定し、外れたことを判定したとき、そのと
    きの前記出力信号によって前記方位が検出されるのを禁
    止する手段を設けた方位検出装置。
JP15956179U 1979-09-12 1979-11-16 方位検出装置 Expired JPS5930409Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15956179U JPS5930409Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 方位検出装置
US06/184,615 US4480226A (en) 1979-09-12 1980-09-05 Apparatus for indicating the direction of a vehicle with abnormal field sensing circuits
DE3034272A DE3034272C2 (de) 1979-09-12 1980-09-11 Fahrtrichtungsanzeigegerät für Fahrzeuge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15956179U JPS5930409Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 方位検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5682514U JPS5682514U (ja) 1981-07-03
JPS5930409Y2 true JPS5930409Y2 (ja) 1984-08-30

Family

ID=29670762

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15956179U Expired JPS5930409Y2 (ja) 1979-09-12 1979-11-16 方位検出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827012A (ja) * 1981-08-11 1983-02-17 Alps Electric Co Ltd 移動体の現在位置更新表示装置

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JPS5682514U (ja) 1981-07-03

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