JPS5930387B2 - フライ食品の製造方法 - Google Patents

フライ食品の製造方法

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JPS5930387B2
JPS5930387B2 JP57078429A JP7842982A JPS5930387B2 JP S5930387 B2 JPS5930387 B2 JP S5930387B2 JP 57078429 A JP57078429 A JP 57078429A JP 7842982 A JP7842982 A JP 7842982A JP S5930387 B2 JPS5930387 B2 JP S5930387B2
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JP
Japan
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coating liquid
batter
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texture
starch
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JP57078429A
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JPS58198255A (ja
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優 池田
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YAYOI SHOKUHIN KK
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YAYOI SHOKUHIN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフライ用食品表面上のブレラダ一層をコーテイ
ング液によりコーティングすることによるフライ用食品
の製造方法に関する。
近年食生活の合理化及び多様化により、高級かつ高付加
価値のしかも量産可能な食品の開発が望まれるようにな
って来た。
フライ用食品界においても、この傾向が顕著であり、現
在、その具(素材、以下単に「具」という)の多様化は
目を見張るほどである。
しかしながら、こと、外皮部分、いわゆる衣の部分に関
する限りにおいては、バッター上にブレラダーを付着さ
せるという従来の方式が依然として守られており、単に
バッター及びブレラダーのそれぞれの改良の域を脱して
いない。
従来の表面上にブレラダ一層が設けられているフライ用
食品は食する時に、どうしてもブレラダー自身のチフス
チア−が感じられ、衣部分の新たなチフスチア−の開発
については必ずしも満足すべきものではなかった。
本発明者は研究の結果、ブレラダー上に更にコーテイン
グ液を施こすことによりブレラダーの凸凹のある外観を
残したまま、しかもブレラダーのテクスチャーを感じさ
せない、クリスピーで、かつソフトな食感を有するフラ
イ用食品製造方法を開発した。
すなわち、本発明は具の表面に慣用の方法によりバッタ
ー及びブレツタ−を付着させ、次いで加熱凝固性蛋白質
または、でんぷんを含有するコーテイング液に浸した後
、これをフライ処理することより成る。
本発明の加熱凝固性蛋白質または、でんぷん含有コーテ
イング液は、その一部がブレラダー中に浸透し、残部が
ブレラダーを被覆し、フライ処理によって固化してブレ
ラダーのテクスチャーを改良する。
加熱凝固性蛋白質の例としては、卵白、卵黄等の動物性
蛋白質、ならびに大豆蛋白質及び小麦蛋白質のような植
物性蛋白質を挙げることができる。
でんぷんとしては、小麦でんぷん及び米でんぷんなどの
α−化物を挙げることができる。
該加熱凝固性蛋白質の含有量は、コーテイング液全重量
を基準にして約5ないし約35重量係である。
約5重量係以下の場合はブレラダーのテクスチャーの改
良が不十分であり、また約35重量係を超えると浸透性
が減少し、そしてコーテイング液の性状がペースト状と
なり、卵白の場合は食感がゴム状になる恐れがあり、か
つ取扱いが困難になる。
該コーテイング液において、加熱凝固性蛋白質または、
でんぷん類以外の成分は通常には水であるか、油類(こ
の場合は乳化剤を含有する)、調味料等の材料を存在さ
せることもできる。
櫨バッター及びブレラダーは任意の慣用のものでよいが
、コーテイング液に対して被浸透性を多少なりとも有し
ていなげればならない。
なお本明細書におけるバッターとはブレラダーを付着さ
せるために使用する衣用液を総称する。
次に実施例を掲げて本発明を更に具体的に説明する。
なお下記実施例中に使用する部はすべて重量部である。
実施例 本実施例において使用した材料を下記に示す。
具A: (IA) 馬鈴薯 965部 マーガリン 10〃 調味料 25〃 具B: (IB) タラスリ身 800部 コーンスターチ 20〃 リン酸塩 2〃 水 150 〃 調味料 28〃 バッターA:(2A) 水 50部小麦粉
25〃 小麦でんぷん 10〃 バッターB:(2B) 水 50部小麦でんぷん
25〃 全 卵 20〃増粘剤
0.5〃 ブレラダーA: (3A) パン粉 全部 ブラダ−B:(3B) クラッカー粉 全部 コーテイング液A:(4A) 粉末卵白 3部 水 97〃コーティング
液B:(4B) 粉末卵白 15部 水 85〃 コーティング液C:(4C) 粉末全卵 15部 水 85〃 コーティング液D:(4D) 分離大豆蛋白 11部 水 89〃コーティング
液E:(4E) 粉末卵白 40部 水 60〃コーティング
液F:(4F) 米のα−でんぷん 10部 水 90〃 上記の具に、まずバッターを、次いでブレラダーを付着
させ、次いでコーテイング液に浸漬した後、フライ処理
を行い、それらの外観及び食感を検討した。
結果を次表に示す。なお、便宜上、コーテイング液を付
着させない場合を対照例として併記した。
前記の表に示されるように、本発明のコーテイング液を
使用することにより、ブレラダーのテクスチャーが感じ
られなくなり、食感においてクリスピーかつソフトとな
る。
ただし蛋白質の含量カ3重量係であるコーテイング液4
Aを使用した実施例1においては効率がやや不十分であ
り、蛋白質含量が40重量係であるコーテイング液4E
を使用した実施例5においては外観、食感とも余り良好
ではなかったけれどブレラダーのテクスチャーが感じら
れず、目先の変ったものとなった。
その他の実施例2〜4,6〜12においては具、バッタ
ー及びブレラダーに無関係に優れた効果が認められる。
また、実施例13も、良好な効果が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブレラダーの付着したフライ用食品を、加熱凝固性
    蛋白質または、でんぷん含有コーテイング液によりコー
    ティングすることを特徴とする、フライ用食品の製造方
    法。
JP57078429A 1982-05-12 1982-05-12 フライ食品の製造方法 Expired JPS5930387B2 (ja)

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JPS58198255A JPS58198255A (ja) 1983-11-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2533545B2 (ja) * 1987-06-18 1996-09-11 マルハ株式会社 冷凍揚げ物食品の製造法

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JPS58198255A (ja) 1983-11-18

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