JPS5930310A - 自走周波数安定化回路を有する自動位相同期装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は位相変調方式における位相復調装置に使用され
る自動位相同期装置に関し、特に自走周波数安定化回路
を有する自動位相同期装置に関するものである。

自動位相同期装置は、その−例として搬送波同期装置に
ついて説明すると、電圧制御発振の自走周波数安定化を
行って搬送波の位相もしくは周波数の同期をとる装置で
ある。この種の搬送波同期装置の基本構成は１位相制御
された電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の自走周
波数出力で入力変調信号を位相検波する位相検波回路と
２位相検波した信号の雑音成分を除去して復調信号を出
力する低域沖波器と、出力１〜だ復調信号の一部を用い
て前記の位相（周波数）制御を行なうだめの信号を発す
る自動位相制御回路とを備えている。

しかし乍らこのような構成では、自動位相制御回路に使
用される直流増幅器の利得を非常に高くとる必要があり
、そのため一旦入力信号が無く々ると自動位相制御回路
の出力が高レベル又は低レベルに固定されてしまい、装
置の位相同期引込み動作が行われなくなる欠点がある。

そこで」−記の問題点を回避するため、従来の装置は例
えば自動位相制御回路にＩＪ　ミタを附加して電圧制御
発振器の自走周波数の変動を制限することにより対処し
ていた。しかしこのような従来の搬送波同期装置では、
あとに詳しく説明するが。

低域ｐ波器の帯域が狭くなる小容量伝送時において、自
動位相制御回路の利得が下り、復調特性に劣化を生じる
欠点があった。また別の方式として。

前述の広帯域低域沖波器と同じようなｐ波器を主信号と
は別に設ける方式も知られているが２回路規模も大きく
々ると同時に不要波に対する劣化が著しいという欠点が
あった。

したがって本発明の目的は伝送容量の大小に拘わりなく
入力信号がない場合でも電圧発振器の発振周波数を入力
信号中心周波数近傍に保持して良好な自動位相同期特性
を示す搬送波同期装置すなわち自動位相同期装置を得よ
うとするものである。

本発明は上記の目的を達成する為に、入力変調信号が成
る一定のレベル以下になって自動位相制御回路の出力信
号が小さくなるときにこれに代る動位相制御信号を受け
て自走周波数出力を発する電圧制御発振器、前記自走周
波数出力で入力変調信号を位相検波する位相検波回路２
位相検波され号の一部を用いて前記自動位相制御信号を
得るだめの出力信号を発する自動位相制御回路を備えた
自動位相同期装置において、前記入力変調信号を検出し
その値が基準レベルより大きければ第１の信号を小さけ
れば第２の信号をそれぞれ発する入力検出回路と、平均
直流電流が前記自動位相制御回路の出力信号の定常的の
平均レベルを示すような交流信号を発する交流信号発生
器と、前記第２の信号を受けると前記交流信号を送出す
るように。

前記第１の信号を受けると該交流信号を送出しないよう
に制御する交流信号制御回路と、前記送出された交流信
号および前記自動位相制御回路の発した出力信号を相加
して前記自動位相制御信号を生ぜしめる相加回路とを設
けたことを特徴とする。

自走周波数安定回路を有する自動位相制御装置が得られ
る。

次に図面を参照して詳細に説明する。

第１図は自動位相同期装置の一種である搬送波同期装置
の従来例の構成を示しだ図であり、１は位相検波器、２
は低域沖波器、３はリミタを含む自動位相制御回路、４
は高利得の直流増幅器、５は電圧制御発振器、■は変調
信号入力、Ｐは復調（５） 信号出力をあられしている。この装置の動作と問題点に
ついては先にその概要を述べたが、その際詳細な説明を
あとに譲った部分について説明する。

はじめに説明のために自動位相制御回路３がリミタを含
んでいない基本的な構成について述べれば、電圧制御発
振器５の発振周波数可変範囲は。

位相同期ループ内にある雑音制限用低域沖波器２の帯域
に比して位相同期ループの一巡利得を上げるためかなシ
広くする必要がある。その目的から直流増幅器の利得は
非常に高くなっておシ、このため入力信号が無くなった
場合増幅器４の出方は高レベル又は低レベルに固定され
てしまう。それ故、電圧制御発振器５の自走周波数が入
力信号中心周波数から大幅にずれ、入力信号が再度加わ
っても復調信号が低域沖波器２の帯域外となり、Ｐ波器
２の出力に信号が得られず、その結果自動位相制御回路
３の出力信号は高レベル又は低レベルに固定されたまま
で止まってしまう。この結果。

位相同期引込動作ができなくなってしまう。

そこで、この解決法として従来の実際に用いら（６） れている装置においては、始めに述べたように。

自動位相制御回路３にリミッタ等を含ませ、電圧制御発
振器１の自走周波数の変動を制限することにより対処し
ていたが、信号が小容量で低域ろ波器２の帯域が狭くな
ると、それに応じて自動位相制御回路３のリミッタを狭
くするだめ、自動位相制御回路３の利得が下がり、その
結果位相同期ループの一巡利得も下がり、そのだめ復調
特性に劣化が生じるという欠点があったのである。

第２図は本発明の一実施例の構成をあられすブロック図
である。この第２図において、１，２，４．および５は
第１図における同じ番号のものと同じ構成要素を示して
いる。そして１０は自動位相制御回路であるが、第１図
の３と異るのはリミタを含んでいないことであり、１１
は入出力検出回路。

１２は交流信号制御回路、１３は平均直流電圧が自動位
相制御信号の正常時の平均レベルになる信号を発する交
流信号発生器であって、この場合クロック発振器を用い
ており、１４は相加回路である。このような構成におい
て、入力変調信号■は位相検波器１に入り、電圧制御発
振器５の再生搬送波と同期検波され、低域沖波器２を通
り復調されベースバンドデータ信号Ｐとなり出力される
。

どの時、入力変調信号■は同時に入力検出回路１１に入
力され、る。

ここでその入力信号レベルがある基準レベルより大きい
場合は正常と判定して第１の信号を出力し、この信号は
制御回路１２に入り交流信号発生器１３の交流信号が相
加回路１４に入るのを禁止する。従って位相復調装置と
しての機能は第１図の従来の装置と同等になる。

次に入力変調信号Ｔがある基準レベルより小さい場合２
例えば断に在った場合は、入力検出回路１１で異常と判
定すると第２の信号（ゼロでもよい）を発し、交流信号
制御回路１２において交流信号発生器１３の交流信号を
相加回路１４に加えるように制御する。この結果電圧制
御発振器５に力えられる自動位相制御電圧（増幅器４の
出力）には、自動位相制御回路１０に含まれる図示して
ない低域ろ波器（ＰＬＬのルーツフィルタ）によシ交流
信号発生器１３の出力の平均値が現われるが。

これが位相同期時の自動位相制御電圧に近い電圧として
動作するため、電圧制御発振器５は入力信号中心周波数
に近い周波数で発振できることに々る。

このような状態から成る基準レベルより大きい変調信号
が入力されると、入力検出回路１１は正常と判定し、交
流信号制御回路１２により相加回路１４に交流信号が加
えられるのを禁止し、同時に低域ろ波器２から復調信号
が出力されて同期引込過程になり、正常動作に戻ること
になる。

以上のことから、低域沖波器２の帯域を狭ぐする必要が
ある小容量伝送等の搬送波同期回路に於いては、復調特
性に影響を与える自動位相制御電圧をり□ミッタ等で制
限することなく、またベースバンド出力する主回路と自
動位相制御を分けることなく、簡単な回路の追加で所要
の特性を得ることができる効果がある。

以下糸Ｒ （９）

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の搬送波同期装置の基本ブロック図、第２
図は本発明の一実施例のブロック図であるＯ 記号の説明：１は位相検波器、２は低域沖波器。 ３は自動位相制御回路、４は増幅器、５は電圧制御発振
器、１１は入力検出回路、１２は交流信号の制御回路、
１３は交流信号発生器、１４は相加回路、■は変調信号
入力、Ｐは復調信号出力（ベースバンドデータ）をそれ
ぞれあられしている。 （１０）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　自動位相制御信号を受けて自走周波数出力を発す
   る電圧制御発振器、前記自走周波数出力で入力変調信号
   を位相検波する位相検波回路１位相記復調信号の一部を
   用いて前記自動位相制御信号を得るための出力信号を発
   する自動位相制御回路を備えた自動位相同期装置におい
   て、前記入力変調信号を検出しその値が基準レベルより
   大きければ第１の信号を小さければ第２の信号をそれぞ
   れ発する入力検出回路と、平均直流電流が前記自動位相
   制御回路の出力信号の定常的の平均レベルを示すような
   交流信号を発する交流信号発生器と。 前記第２の信号を受けると前記交流信号を送出するよう
   に、前記第１の信号を受けると該交流信号を送出しない
   ように制御する交流信号制御回路と。 前記送出された交流信号および前記自動位相制御回路の
   発した出力信号を相加して前記自動位相制御信号を生ぜ
   しめる相加回路とを設けたことを特徴とする。自走周波
   数安定回路を有する自動位相