JPS5930216Y2 - 内燃機関のリコイルスタ−タ - Google Patents
内燃機関のリコイルスタ−タInfo
- Publication number
- JPS5930216Y2 JPS5930216Y2 JP1417578U JP1417578U JPS5930216Y2 JP S5930216 Y2 JPS5930216 Y2 JP S5930216Y2 JP 1417578 U JP1417578 U JP 1417578U JP 1417578 U JP1417578 U JP 1417578U JP S5930216 Y2 JPS5930216 Y2 JP S5930216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- bowl body
- combustion engine
- internal combustion
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関全体動によって起動するためのりコイ
ルスタータに関する。
ルスタータに関する。
リコイルスタータは、よく知られるように、引紐金引張
ったときに、内燃機関のクランク軸に装着した起動椀体
の窓孔または切欠きなどの保合部に係合爪が突出係合し
てその係合状態が保持され、始動後に引紐がばねの作用
で巻戻されるとき、係合爪が起動椀体の保合部から没入
して係合金膜するように横取される。
ったときに、内燃機関のクランク軸に装着した起動椀体
の窓孔または切欠きなどの保合部に係合爪が突出係合し
てその係合状態が保持され、始動後に引紐がばねの作用
で巻戻されるとき、係合爪が起動椀体の保合部から没入
して係合金膜するように横取される。
クランク軸と起動椀体との相互の回転4防いで一体的に
固定するために、起動椀体は比較的大きな強度4有する
必要がある。
固定するために、起動椀体は比較的大きな強度4有する
必要がある。
しかして、内燃機関のたとえばフライホイールマグネト
など金保守点検する場合には、クランク軸が回転しない
ように保持しなければならないことがある。
など金保守点検する場合には、クランク軸が回転しない
ように保持しなければならないことがある。
この場合には、起動椀体の前記係合部にドライバの軸金
掛合して、起動椀体が回転しないように保持することが
多い。
掛合して、起動椀体が回転しないように保持することが
多い。
したがって起動椀体は、特に、このような保守点検時に
加わる太きi外力に耐えなければならない。
加わる太きi外力に耐えなければならない。
そのため起動椀体は金属で製作される。
一方、内燃機関全体の軽量化金回るために、前記係合部
に係合する係合爪やリールなどは合成樹脂で製作される
。
に係合する係合爪やリールなどは合成樹脂で製作される
。
したがって内燃機関の始動後において、引紐金談って引
張ると、係合爪が突出して起動椀体の内壁に摺接し。
張ると、係合爪が突出して起動椀体の内壁に摺接し。
摩耗する。
係合爪が摩耗すると、起動椀体の係合部への係合が不可
能になり、内燃機関全体動することができなくなる。
能になり、内燃機関全体動することができなくなる。
したがって本考案の主な目的は係合爪の摩耗金防止した
りコイルスタータ金提供することである。
りコイルスタータ金提供することである。
第1図は本考案の一実施例の縦断面図であり。
第2図は第1図の■−■線に沿う横断面図である。
第1図は第2図の切断面線I−Iから見た視断面奮示し
、第1図では、後述の把手7の付近は図面の簡略化のた
めに省略しである。
、第1図では、後述の把手7の付近は図面の簡略化のた
めに省略しである。
有底円筒状のケース1の底にはクランク軸2と同心の固
定軸3が固着される。
定軸3が固着される。
固定軸3には、リール4のボス5が回転自在に嵌合する
。
。
リール4には引紐6が巻回される。
引紐6の一端は、リール4に縛りつけられている。
また引紐6の他端はケース1の外方に導かれ1把手7が
取付けられる。
取付けられる。
リール4の一方の側部とケース1の底との間には、ボス
5を囲んで渦巻状の復元ばね8が設けられる。
5を囲んで渦巻状の復元ばね8が設けられる。
復元ばね8の内部の端部はリール4のボス5に固着され
る。
る。
復元はね8の外側の端部はケース1の内壁に固着される
。
。
復元ばね8はリール4に引紐6を弾発的に巻回する。
第3図は、リール4.係合爪13.制動部材18および
帽状体9の分解斜視図である。
帽状体9の分解斜視図である。
帽状体9は外向鍔10と短筒11と底12とから戊る。
底12は固定軸3の端部に固定される。
リール4の他方の側部には、帽状体9の外向鍔10との
間に係合爪13が装着される。
間に係合爪13が装着される。
係合爪13は、固定軸3の1わり紫はぼ半円弧状に外囲
し、円弧状の一端に回動軸14奮、他端に案内突起15
紫有し。
し、円弧状の一端に回動軸14奮、他端に案内突起15
紫有し。
かつ突片24金有する。
回動軸14と案内突起15とはり−ル4の側部に向って
延びて形成づれる。
延びて形成づれる。
リール4には1回動軸14が回動自在に嵌合でれる凹部
16がリール4の軸線に平行に形威される。
16がリール4の軸線に平行に形威される。
捷たリール4には、案内突起15の1亘1動軸14まわ
りの回動金許容するとともに係合爪13がリール4の外
方にむやみに突出するの金阻止するための凹部1Tが形
威される。
りの回動金許容するとともに係合爪13がリール4の外
方にむやみに突出するの金阻止するための凹部1Tが形
威される。
制動部材18は、帽状体9の短筒11の外周金弾発的に
締付ける円弧部19と1円弧部19の半径方向外方に延
びて案内突起15金その両側から弾発的に挾む一対の挾
持片20とから成る。
締付ける円弧部19と1円弧部19の半径方向外方に延
びて案内突起15金その両側から弾発的に挾む一対の挾
持片20とから成る。
挾持片20は、リール4の半径方向外方に向けて、相互
の間隔がせ寸くなるように形威される。
の間隔がせ寸くなるように形威される。
したがって案内突起15は。挾持片20の挟圧力によっ
てリール4の半径方向内方に向けて弾発力が与えられて
いる。
てリール4の半径方向内方に向けて弾発力が与えられて
いる。
ケース1内に収納された起動椀体21はクランク軸2に
固着される。
固着される。
その起動椀体21の端面ばリール4の端部に臨む。
起動椀体21は係合爪13と帽状体9と制動部材18と
金囲む。
金囲む。
起動椀体21には、係合爪13が外方に突出したときに
係合するための外方に膨出した係合部22が1円周方向
に間隔金あけて、複数(図示4つ)個所に形成される。
係合するための外方に膨出した係合部22が1円周方向
に間隔金あけて、複数(図示4つ)個所に形成される。
起動椀体21と係合爪13の外周側面との間隔は、係合
爪13が挾持片20の挟圧力係合爪13と起動椀体21
の内壁23とが摺接しないように選ばれている。
爪13が挾持片20の挟圧力係合爪13と起動椀体21
の内壁23とが摺接しないように選ばれている。
起動椀体2Fは大きな強度4要するために金属製であり
、係合爪13およびリール4などは軽量化4図るために
合成樹脂から成る。
、係合爪13およびリール4などは軽量化4図るために
合成樹脂から成る。
第4図は係合爪13の平面金石し、第5図は摩耗防止片
33の斜視図であり、第6図は第4図の切断面線■−■
に沿う断面図である。
33の斜視図であり、第6図は第4図の切断面線■−■
に沿う断面図である。
係合爪13の突片24には、はぼU字状に形威すれた金
属製摩耗防止片33が外方から挾み込1れる。
属製摩耗防止片33が外方から挾み込1れる。
摩耗防止片33の切欠部34は内部に向けて屈曲され。
突片24の両面に食込んで固着される。
摩耗防止片26は起動椀体21の内壁23に摺接しても
摩耗し難い硬度4有する。
摩耗し難い硬度4有する。
内燃機開音始動させるために把手γ金もって引紐6乞引
張ると、リール4が復元ばね8のばね力に抗して矢符2
5の方向に回転する。
張ると、リール4が復元ばね8のばね力に抗して矢符2
5の方向に回転する。
そのため係合爪13の回動軸14は矢符25の方向に回
転変位される。
転変位される。
このとき制動部材18の円弧部19のばね力によって生
じている帽状体9の短筒11外周との間のブレーキ力は
、係合爪13の案内突起15が矢符25の方向に回転す
ること金制止する。
じている帽状体9の短筒11外周との間のブレーキ力は
、係合爪13の案内突起15が矢符25の方向に回転す
ること金制止する。
さらに引紐6金、ブレーキ力と、復元ばね8のばね力と
に打勝って引張ると、係合爪13の口動軸14がリール
4の軸線昔わりに回転変位し、係合爪13は外方へ突出
する。
に打勝って引張ると、係合爪13の口動軸14がリール
4の軸線昔わりに回転変位し、係合爪13は外方へ突出
する。
したがって突片24は突出した11起動椀体21の係合
部22に係合し。
部22に係合し。
起動椀体21と一体的なりランク軸2が回転される。
それによって内燃機関が始動蔭れろ。内燃機関の始動に
よって起動椀体21が高速回転し始めたとき1把手7し
たがって引紐6合解放する。
よって起動椀体21が高速回転し始めたとき1把手7し
たがって引紐6合解放する。
それによってリール4が、復元ばね8の復元力によって
、矢符25の方向とは逆方向に回転し、引紐6がリール
4に巻込捷れる。
、矢符25の方向とは逆方向に回転し、引紐6がリール
4に巻込捷れる。
係合爪13は回動軸14と一体的に矢符25とは逆方向
に回転されるので、係合爪13は帽状体9の短筒11測
に寄せられる。
に回転されるので、係合爪13は帽状体9の短筒11測
に寄せられる。
このとき挾持片20は案内突起15乞短筒11の半径方
向内方に櫃発付勢する。
向内方に櫃発付勢する。
起動椀体21が高速回転しているときに、誤って引紐6
金引張るか、または何らかの原因により異常に大きな衝
撃が生じると、係合爪13が前述の作中によって外方に
突出する。
金引張るか、または何らかの原因により異常に大きな衝
撃が生じると、係合爪13が前述の作中によって外方に
突出する。
このとき係合爪13の突片24の外周壁に露出している
金属製の摩耗防止片33が起動椀体21の内壁23と摺
接することになるので、係合爪13の摩耗が防がれる。
金属製の摩耗防止片33が起動椀体21の内壁23と摺
接することになるので、係合爪13の摩耗が防がれる。
内燃機開音前記矢符25の方向と逆方向に回転するとき
は、第3図示の2点鎖線で示す如り、リル4に凹部27
,28が形成σれる。
は、第3図示の2点鎖線で示す如り、リル4に凹部27
,28が形成σれる。
凹部2728には、係合爪13の回動軸14および案内
突起15の軸線に沿う面に関して係合爪13と面対称に
形成された係合爪の回動軸釦よび案内突起が対応して嵌
合される。
突起15の軸線に沿う面に関して係合爪13と面対称に
形成された係合爪の回動軸釦よび案内突起が対応して嵌
合される。
以上のように本考案によれば、金属製起動椀体の内壁と
摺接し得る合成樹脂製係合爪の外周壁に金属などの高硬
度材料から威ろ摩耗防止片金固着したので、係合爪が起
動椀体の内壁に摺接して摩耗することが防がれる。
摺接し得る合成樹脂製係合爪の外周壁に金属などの高硬
度材料から威ろ摩耗防止片金固着したので、係合爪が起
動椀体の内壁に摺接して摩耗することが防がれる。
また、摩耗防止片と起動椀体の内壁との摺接によって音
が発生するので。
が発生するので。
外部からこの異常状態音知ることができる。
さらに、摩耗防止片による重量の増加は僅かであり。
軽量な合成樹脂の特性音生かしたりコイルスタータが実
現される。
現される。
突片24にほぼU字状の摩耗防止片33が固定されてい
るので、aその係合爪13が高速回転し、ている起動椀
体21の内壁23と摺接することによる摩耗金防止する
ことができ、しかもb突片24が起動椀体の外方に膨出
した係合部22に係合して起動椀体21奮回転1駆動す
る際における強度金向上することができる。
るので、aその係合爪13が高速回転し、ている起動椀
体21の内壁23と摺接することによる摩耗金防止する
ことができ、しかもb突片24が起動椀体の外方に膨出
した係合部22に係合して起動椀体21奮回転1駆動す
る際における強度金向上することができる。
第1図は本考案の一実施例のりコイルスタータの謝断面
図、第2図は第1図の切断面線■−Hに沿う横断面例、
第3図は第1図および第2図示のリール4.係合爪13
、制動部材18および帽状体9の分解斜視図、第4図は
係合爪13金示す平面図、第5図は第4図示の摩耗防止
片33の斜視図、第6図は第4図の切断面線■−■に沿
う断面図である。 1・・・・・・ケース22・・・・・・クランク軸、
4・−・−・リール、6・・・・・・引紐、8・・・T
・復元ばね、9・・・・・・帽状体。 13・・・・・・係合爪、18・・・・・・制動部材、
21・・・・・・起動椀体、22・・・・・・係合部、
23・・・・・・内壁、24・・・・・・突片、33・
・・・・・摩耗防止片。
図、第2図は第1図の切断面線■−Hに沿う横断面例、
第3図は第1図および第2図示のリール4.係合爪13
、制動部材18および帽状体9の分解斜視図、第4図は
係合爪13金示す平面図、第5図は第4図示の摩耗防止
片33の斜視図、第6図は第4図の切断面線■−■に沿
う断面図である。 1・・・・・・ケース22・・・・・・クランク軸、
4・−・−・リール、6・・・・・・引紐、8・・・T
・復元ばね、9・・・・・・帽状体。 13・・・・・・係合爪、18・・・・・・制動部材、
21・・・・・・起動椀体、22・・・・・・係合部、
23・・・・・・内壁、24・・・・・・突片、33・
・・・・・摩耗防止片。
Claims (1)
- リールに弾性的に引紐合巻回し、内燃機関のクランク軸
に連結された一属製起動椀体21に外方に膨出した保合
部22を設け、前記起動椀体21内に、前記引紐音引い
たときに前記リールに連動して外方へ突出して前記係合
部22に係合する係脱自在な合成樹脂製係合爪13金設
け、係合爪13は、起動椀体に沿って円弧状に形成すれ
ており、回転方向前方に臨んで半径方向外方に突出した
突片24乞有し、この突片24にはほぼU字状に形成さ
れた金属製摩耗防止片33が外方から挾み込すれ、摩耗
防止片33には突片24の両面に食込んで固着され石切
欠部34が形成されること金特徴とする内燃機関のりコ
イルスタータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1417578U JPS5930216Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 内燃機関のリコイルスタ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1417578U JPS5930216Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 内燃機関のリコイルスタ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54118521U JPS54118521U (ja) | 1979-08-20 |
JPS5930216Y2 true JPS5930216Y2 (ja) | 1984-08-29 |
Family
ID=28833609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1417578U Expired JPS5930216Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 内燃機関のリコイルスタ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930216Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06103017B2 (ja) * | 1985-09-18 | 1994-12-14 | 株式会社協栄製作所 | リコイル始動装置 |
JP2627595B2 (ja) * | 1992-04-21 | 1997-07-09 | スターテング工業株式会社 | 小型エンジンの始動装置 |
-
1978
- 1978-02-06 JP JP1417578U patent/JPS5930216Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54118521U (ja) | 1979-08-20 |
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