JPS5930083B2 - ジユ−サ - Google Patents

ジユ−サ

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Publication number
JPS5930083B2
JPS5930083B2 JP7234578A JP7234578A JPS5930083B2 JP S5930083 B2 JPS5930083 B2 JP S5930083B2 JP 7234578 A JP7234578 A JP 7234578A JP 7234578 A JP7234578 A JP 7234578A JP S5930083 B2 JPS5930083 B2 JP S5930083B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small hole
juice
pulp
juicer
separation
Prior art date
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Expired
Application number
JP7234578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54163873A (en
Inventor
隆 是川
弘美 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7234578A priority Critical patent/JPS5930083B2/ja
Publication of JPS54163873A publication Critical patent/JPS54163873A/ja
Publication of JPS5930083B2 publication Critical patent/JPS5930083B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、果実、野菜等をカッタで切削、粉砕し、遠心
分離によりジュース液を得るジューサに関するもので、
果肉質及び繊維質の混入の少ない嗜好的なジュースから
、栄養価が高く、飲みやすい濃いジュースまでを提供す
るものである。
従来、果肉質、繊維質の混入量が少ない嗜好的な淡ジュ
ースに果肉質及び繊維質を何らかの手段でその混入量を
増やし、それを濃いジュースとする濃淡ジューサの例は
1,2ある。
しかし、これから得られる濃ジュースは繊維質の含有量
が多く、果肉質はそれほど多く含まれておらず、従って
見かけではドロンとした濃ジュースであるが、官能的に
は舌にざらつきを感じて飲み難いばかりでなく、栄養分
の多い果肉質分の含有量が少なく、栄養的にも劣をもの
であった。
本発明は上記欠点を解消して、繊維質分の含有量をあま
り増加させず、本来栄養価の高い、しかも滑らかな舌ざ
わりのする果肉質分を増加させた濃ジュースを得ること
を目的としたものである。
以下、その一実施例を第1〜5図に基づいて説明する。
第1図において、1は基台で、その内部にはモータ2を
装備している。
3は基台1の上に着脱自在に載置された容器で、この容
器3の中央部には、モータ軸4が突出している。
5はモータ軸4に対して適当な方法で結合された回転台
で、この回転台5には分離かと6が着脱自在に結合され
ている。
分離かご6はフィルタ部7と、その底部の液分離部8と
から構成されている。
そして、フィルタ部7は逆円錐状をしており、その壁面
には多数の小穴9が設けられている。
また液分離部8は、側壁をもった有底の筒状をしており
、フィルタ部7の下部に設けられている。
また液分離部8側壁にはほぼ0.3fi以下の径の小穴
10が多数設けられている。
11は小穴部10の内面に当接されたスクレーパで、蓋
体12に軸支されたスクレーパ軸13に弾性支持されて
いる。
14は果肉質等を混入させるための切換レバーで、蓋体
12に設けられ、上記スクレーパ軸13と固着されてい
る。
15は液分離部8の底部上に設けられた材料切削用のカ
ッタで、分離かご6とともにカッタ台16に固着されて
いる。
このカッタ台16は、回転台5に対して着脱自在なもの
である。
17は分離かご6の外周をおおって設けたジュース液受
部で、ジュース流出口21と連らなっており、外周には
カス受部18が設けられである。
19は果実、野菜などの材料をカッタ15に押しつける
押込み棒で、前記カス受用の蓋体12に設けられた材料
投入部20に挿入できるようになっている。
次に本発明のジューサの動作ζこついて第2図、第3図
について説明する。
まず果肉質等の少ない淡ジュースを作る場合、第2図に
示す様に、蓋体12に設けられた果実質等の切換レバー
14を薄いジュースにすると液分離部8の側面に設けら
れた小穴10に沿って設けられたスクレーパ11が側壁
より離れ、接触しない状態となる。
その状態でカッタ15で切削された材料は遠心力で遠心
方向に飛ばされ、液分離部8の内壁に衝突し、その撃力
を消失する。
撃力を消失した被分離物は、液分雌部円周方向に加速分
散されながらフィルタ部7に供給された後、フィルタ部
7を上昇する。
その間にジュース液はフィルタ部7の小穴9を通りジュ
ース液受部17へ、脱水された後のカスはフィルタ部7
上端よりカス受部18に放出される。
その時、液分離部8の小穴10はカスでふさがれるため
、初期切削時以後は小穴10より果肉質等がジュース受
部17へ混入されることなく嗜好的な薄いジュースが出
来る。
次に果肉質等の多い濃いジュースを作る場合を、第3図
に基づき説明する。
蓋体12に設けられた果肉質混入用の切換レバー14を
濃いジュースにすると、スクレーパ11が液分離部8の
内壁に接触する。
この状態ではカッタ15で切削された材料は、薄いジュ
ースの場合と同様にしてジュース液とカスとに分離され
るが、小穴10が常にスクレーパ11で掃除されている
さ同時に果肉質等をかき出す役目も果し、この部分から
、果肉質等が混入する。
次に第4図に示した他実施例を説明する。
これは前記逆円錐状の分離かご6のフィルタ部7の壁面
上部には多数の小穴γが設けられており、下部は小穴9
′とは別個に多数のほぼ0.3M以下の小穴10′とし
ている。
そして小穴10′の内面には、蓋体12に軸支されたス
クレーパ軸13に弾性支持されたスクレーパ11が当接
されており、第2図、第3図で述べた動作原理と同様に
して、小穴10′部分に付着したカスをスクレーパ11
で掃除シ、この部分から果肉質等が混入される。
この方法によれば、フィルタ部7の小穴9′をエツチン
グ加工によりあける時、同時に小穴10′もあけること
が出来、前記実施例に比べ、スピンナーの製作工程にお
いて、穴あけ加工等の工程かはふかれ、コストが安くな
ると同時に精密な小穴があけられる利点がある。
この場合、フィルタ部7の下部の液分離部8には小穴1
0′を設けていないものである。
次にジュース中に混入した固形分(果肉質・繊維質)を
分析した結果を第5図、第6図を基に説明する。
第5図は様々な濃さの状態のジュースを任意に作り、そ
れらのジュースを遠心分離機にかけ、その成分を分析し
た結果である。
ジュース液を遠心分離機にかけると、ジュース成分は試
験管22の中で第5図に示す様に果肉質分A、液分B、
繊維質分Cに分離される。
上部は繊維質分Cで、これは舌にザラザラした感じを与
える成分であり栄養価も少ない。
真中は液分B、そして下部には果肉質分Aが沈殿し、こ
れは舌ざわりの良いトロンさした感じの成分で栄養価も
高い。
この果肉質分Aの濃度を縦軸にとり、繊維質分Cの濃度
を横軸にとってプロットしてゆくと第6図の様な曲線と
なる。
この結果から、前述したスクレーパによる果肉質、繊維
質の混入方法において、小穴10゜10′の大きさの違
いによって明確(こその曲線の傾向が異なることがわか
る。
これは0.3M以下の径の小穴と0.4M以上の径の小
穴の場合で、その果肉質、繊維質含有量の増え方に大き
な違いがあり、0.3M以下の小穴で濃ジュースを作る
と、その成分において、繊維質があまり増えず、果肉質
が急激に増加しており、また0、4M以上の小穴で濃ジ
ュースを作ると逆に果肉質があまり増えず、繊維質が急
激に増加することがわかる。
繊維質が多い濃いジュースは前にも述べた様に、舌ざわ
りが悪く、しかも栄養価も低い。
それゆえ、繊維質の量を少なくおさえ、果肉質の量を増
加させ、口あたりの良い、しかも栄養価的にも高い濃ジ
ュースを作るためには、小穴10,10’はほぼ0.3
vyt以下にしなければならない。
このように本発明のジューサは、フィルタ部の小穴とは
別に設けた小穴をほぼ0.3M以下とし、これに対向し
て被切削材料を通過させる手段を設けたものであるから
、濃淡ジュースが得られることはもちろんであるが、と
くに濃いジュースを抽出する場合は、繊維質の量を少な
くおさえ果肉質の量を増加させ口あたりのよい、栄養価
の高いジュースを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明ジューサの一実施例を示す縦断面図、
第2図、第3図は同ジューサの分離かととスクレーパの
関係を示す縦断面図、第4図は分離かごとスクレーパの
他実施例を示す縦断面図、第5図は遠心分離にかけたジ
ュース液の分離状態図、第6図はジュース成分の芥析を
した特性図である。 6・・・・・・分離かご、T・・・・・・フィルタ部、
9 、10゜10′・・・・・・小穴、11・・・・・
・スクレーパ、15・・・・・・カッタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータにより駆動される材料切削用のカッタと逆円
    錐状の分離かとを具備したジューサにおいて、分離かと
    を構成するフィルタ部の小穴とは別にほぼ0.3原以下
    の径の小穴を設け、この小穴に対して、小穴より被切削
    材料を通過させる手段を設けたことを特徴とするジュー
    サ。 2 分離かとはその底部に筒状の液分離部を設け、この
    液分離部の側壁にほぼ0.3M以下の径の小穴を設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のジューサ
    。 3 分離かごを構成するフィルタ部の一部をほぼ0.3
    履以下の径の小穴としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のジューサ。
JP7234578A 1978-06-14 1978-06-14 ジユ−サ Expired JPS5930083B2 (ja)

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JP7234578A JPS5930083B2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 ジユ−サ

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JP7234578A JPS5930083B2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 ジユ−サ

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JPS54163873A JPS54163873A (en) 1979-12-26
JPS5930083B2 true JPS5930083B2 (ja) 1984-07-25

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