JPS5929889A - 地盤沈下対策用配管方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は部分的な地盤沈下による埋設配管の（ＩＩ仇を
防止する地盤沈下対策用配管方法及びその装置に関する
ものである。

例えば、ある建物につい゛Ｃ考察してみると、その建物
自体は充分な基礎打ちがなされているが、建物の近辺の
土地は通′帛基礎打ちがされていない関係上地盤沈下が
生じ易く、このため建ｌ吻ＶｔＯ会所桝と屋外側会所桝
との間に配管された雨水や汚水等の排水管に無理な応力
が作用し、これらの排水管が破損するという問題があっ
た。

本発明はこのような従来の問題点に対処すべく案出され
たものであって、部分的な地盤沈下によｐ配管に受ける
無理な応力を吸収し、配管の破損を防止し得る地盤沈下
対策用配管方法及びその装置を提供することをその目的
とするものである。

本発明のｌ特徴は、２本のエルボ管を軸方向への伸縮及
びパイプ円周方向への回転が可能な状態に接続すること
、及び一方のエルボ管の小径１ぼ管部を他方のエルボ管
の大径直管部内に遊嵌し、遊嵌された両点管部外周面間
を跨ぐように断面略口状の円輪状弾性ジヨイントを装着
し、かつその外周をそれぞれハウジングにて押圧してな
ることにある。

以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。

第１図及び第２図は本発明を所定の建′ｌｌｌ！７にお
ける排水管に使用した場合の実施例を示すものでりって
、図面中符号ｌは建物側に設けられた会所桝、符号２は
屋外側に設けられた会所桝であり、両会所書は互いにそ
の中心線を所要幅ずらし次状態で設けられている。

符号３は媚′吻側会所桝１に接続されたパイプ、符号４
は屋外１１１０会所桝２に接続されたパイプであシ、両
パイプ３，４は互いにほぼ平行な状態に配設されている
。

符号５は小径側エルボ管であシ、その一方の開口端が前
記パイプ３の開口端に対してジヨイントＡによって円周
方向への回転が可能な状態に接続される。

また、前記の小径側エルボ管５と大径側エルボ管６の他
方の各開口端は互いに遊嵌されると共に、ジヨイントＢ
によって軸方向への伸縮及びパイプ円周方向への回転が
可能な状態に接続される。

第３図はジヨイント部Ａｖ詳細を示す部分断面図であ勺
、図面において符号７は小径側エルボｗ５の開口端外周
面とパイプ３の開口端外周面との間を跨ぐように装着し
た断面略口状の円輪状弾性ジヨイントであシ、通常ゴム
素材によって形成される。

符号８は弾性ジヨイント７ｔ−押圧する二つ割カ状のハ
ウジングであり、　＃ｇｉ図に示す如く２本のボルトナ
ツト９，９′で締イ」けがなされる。

また符号１ｏ　、　ＩＣ＋’はストップリングで、１）
、前記ハウジング８の両側部内周面に周設された環状溝
１１　、　Ｉｌ’ｉそれぞれ係合することによってパイ
プ３とエルボＷ５との分離を阻止する機能を果１ヒすも
のである。

従ってこのジヨイント部分人においては、固定された一
方のパイプ３に対し、他方のエルボ管５がその円周方向
において自由に回転しうると共に、偏心も可能となる。

なお、ジヨイント部Ａ′の構造もジヨイント部の構造と
同様である。

第４図はジヨイント部Ｂの詳細を示す部分断面図であシ
、この図面において符号１２ｉ１．大径側エルボ管６の
大径直管部でおシ、この大径直管部１２同に小径側エル
ボ管５の小径直管部１３を遊嵌している。

符号１４は遊嵌された両画管部外周面を跨ぐように装着
した１８ｉ面略口状の円輪状弾性ジヨイントであシ、通
常ゴム素材によって形成されている。

符号１５は前記弾性ジョイン）　１４を押圧する二つ割
シ秋のハウジングで必り、第１図に示す如く２本のボル
トナツト１６　、１６’で締結されている。

また符号１７は大径直管部１２の外周面に取付けられ次
ストップリングでアシ、前記ハウジング１５の一側部内
周面に周設された環状溝１８を係合することによって、
弾性ジヨイント１４が大径直管部１２の外周ｒｆＩから
ＰＨ脱するのを防止する機能を果たしている。

従ってこのジヨイント部Ｂにおいては、一方の大径直管
部１２に対し、他方の小径直管部１３がその円周方向に
おいて自由に回転し得ると共に、伸縮が可能となシ、し
かも偏心も可能である。

シニ卦、ハウジング８．１５は２以上の任意の数に分割
されたものであってもよい。

ｊ；た、本実施例においては、２本の接続パイプと２本
のエルボ管とを略２字状に接続した場合を示したが、こ
れに限定されるものではなく、その他略コ字状となるよ
うに接続しても同様の効果を得ることが可能であシ、更
に上記の配管プｒ！ツクを複数組み合わせることによっ
て長距離の配管が可能であると共（、埋設配管に限らず
地上配管にも利用し得ることは勿論である。

かくして本発明は以上の構成よシなｐ１本発明によれｒ
ｘ　２本のエルボ管を軸方向への伸縮及びパイプ円周方
向への回転が可能な状態に接続し、両エルボ管の開口端
に各接続パイプをそれぞれパイプ円周方向への回転が可
能な状態に接続することによって、一方の接続パイプ側
が部分的に地盤沈下した場合でも、各接続部の伸縮作用
や回転作用によって沈下による無理な応力が全て吸収さ
れてしまうため、配管の破損を有効に防止し得るという
優れｌｃ効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は同正
面図、第６図はジヨイント部人の詳細を示す部分１面図
、第４図はジヨイント部Ｂの詳細を示−ｊ部分げ［面図
である。 ｈ、Ａ′、ｎ・・・・・・ジヨイント部■・・・・・・
建物側会所桝、２・・・・・・屋外側会所桝、３．４・
・・・・・パイプ、５・・・・・・小径側エルボ管、６
・・・・・・大径（ｌｌ！ｌエルボ管、７．１４・・・
・・・弾性ジョイン）、８．１５・・・・・・／＼ウジ
ング、　　９　、９’・・・・・・ボルトナツト、　１
０　、１０’、　１７・・・・・・ストップリング、１
１゜１１’　、　１Ｂ・・・・・・猿状溝、１２・・・
・・・大径直管部、１３・・・・・・小径直管部、１６
　、１（５’・・・・・・ボルト、ナツト。 第１図 第２図 第３図 Δ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）２本のエルボ管を、相方向への伸縮及びパイプ円
   周方向への回転が可能な状態に接続すると共に、両エル
   ボ管の開口端に各接続パイプをそれぞれパイプ円周方向
   への回転が可能な状態にして接続しであることを％徴と
   する地盤沈下対策用配管方法。
2. （２）　　一方のエルボ管の小径直管部全他方のエルボ
   管の大径直管部内に菊嵌し、遊嵌された両直管部外周面
   間を跨ぐように閘面略■状の円輪状弾性ジヨイントを装
   着し、その外周をハウジングにて押圧すると共に、両エ
   ルボ管の各開口端外周面と、接続すべき両パイプの各開
   口端外周面との間をそれぞれ跨ぐように断面略画状の円
   輪状弾性ジヨイントを装着し、かつその外＠全それぞれ
   ハウジングにて押圧してなることを特徴とする地盤沈下
   対策用配管装置。