JPS592975Y2 - エンジン吸入空気の気水分離装置 - Google Patents

エンジン吸入空気の気水分離装置

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JPS592975Y2
JPS592975Y2 JP1590579U JP1590579U JPS592975Y2 JP S592975 Y2 JPS592975 Y2 JP S592975Y2 JP 1590579 U JP1590579 U JP 1590579U JP 1590579 U JP1590579 U JP 1590579U JP S592975 Y2 JPS592975 Y2 JP S592975Y2
Authority
JP
Japan
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intake
air
intake air
engine
steam
Prior art date
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Expired
Application number
JP1590579U
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English (en)
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JPS55117321U (ja
Inventor
郁朗 小林
Original Assignee
日産デイ−ゼル工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日産デイ−ゼル工業株式会社 filed Critical 日産デイ−ゼル工業株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体後部にエンジンルームを備えた車両特に
バスにおいて、吸入空気中に混入する雨水等の水滴を吸
入空気から分離してエンジン吸気系への導入を防止する
気水分離装置に関する。
従来、車体後部にエンジンルームを備えたバスにおいて
は、車体外方に開口した空気取入口とエンジンのエアク
リーナとを接続する吸気通路内で降雨時吸入空気中に混
入する雨水等の水滴を分離するようになっている。
二の構成を第1図に示す。車体屋根上に設けられた気水
分離用パイプ1は前端部に網目状部材等で覆われた空気
取入口1aを有し、後端部が、車体側部の窓枠ピラー内
を貫通して設けられた導管2の上端部に連通して接続さ
れている。
又、該導管2の下端部は、車体後部に搭載されたエンジ
ン3のエアクリーナ4の吸気導入口に連通して接続され
ている。
従って、運転時は外気が空気取入口1aから気水分離用
パイプ1、導管2及びエアクリーナ4を介してエンジン
3の燃焼室内に吸入される。
そして、降雨時には、まず空気取入口1aを覆う網目状
部材等がパイプ1内への雨水の浸入を組方防止し、さら
にパイプ1内へ浸入した水滴をパイプ1内壁に付着させ
て吸入空気から分離する構成となっている。
しかしながら、かかる気水分離用パイプ1は大部分水平
に配設されており、後端部は導管2に向けて下向きに傾
斜しているから、パイプ1内壁に水滴が付着しに<<、
まれには吸入空気中の水分が若干残ることもあった。
又、気水分離用パイプ1が車体屋根上に形成されている
ため空気取入口からエアクリーナ4までの通路が長くな
り、吸気流通抵抗が増大して吸気効率を低下させるとと
もに、車両重量が増大する欠点があった。
そこで本考案は、かかる従来の欠点を解消するものとし
て、車体後部側面に開口した空気取入口とエンジン吸気
系とを連通ずる吸気ダクトをエンジンルーム内に形成し
、該吸気ダクトの一部に吸気流通方向が斜め上方に傾斜
した傾斜部を設け、吸入空気から分離した水滴が該傾斜
部内壁が伝わって吸気流通方向と逆向きに流下するよう
に構成したエンジン吸入空気の気水分離装置を提供する
ものである。
以下に本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第2図は第1図と同型のバスに本考案を適用したものを
示し、第3図はその要部拡大図、第4図は第3図のA矢
視図である。
図において、エンジンルーム11は車体後端部の座席形
状に沿って取り付けられた線膜パネル12の下方空間に
形成され、該ルーム11内にエンジン3が搭載されてい
る。
該線膜パネル12の傾斜面12aより下方のエンジンル
ーム11に面した車体後部の側面パネル13にルーバ状
に開口した空気取入口14を設ける。
該空気取入口14下方に線膜パネル12形状に略平行し
てパネル部材15を取り付け、該パネル部材15と側面
パネル13及び線膜パネル12でエンジンルーム11側
部空間を画成した吸気ダクト16を配設する。
該吸気ダクト16の上端部はエンジンルーム11の中央
部方向に延長して形成し、先端部をエアクリーナ4の吸
気導入口に連通して接続する。
又、吸気バクト16の線膜パネル傾斜面12aに平行す
る傾斜部16 aの内壁に複数の邪魔板16bを平行に
列設する。
かかる構成によれば、エンジン3の運転により空気取入
口14から吸入された外気は吸気ダクト16、エアクリ
ーナ4を介してエンジン3の燃焼室内へ導入される。
そして、降雨時はルーバ状の空気取入口14によりダク
ト16内への雨水の浸入を組方防止するが、空気取入口
14をくぐり抜けて吸入空気中に混入した雨水水滴は、
吸入空気が吸気ダクトの傾斜部16 aを通過するとき
、前記邪骨板16bを含む傾斜部16 a内壁に付着し
て吸入空気から分離し、該内壁に沿って下方、即ち、吸
気流通方向と逆向きに流下するため、水滴がエアクリー
ナ4さらにはエンジン3燃焼室内へ浸入することを防止
できる。
傾斜部16 a内壁面積は邪魔板16 bにより増大し
、又、邪魔板16bは傾斜部16 a内壁と直角即ち吸
気流通方向に対して直角に立設されているため水滴の付
着効率が高く、水滴を吸入空気から効果的に分離するこ
とができる。
又、空気取入口14を車体側面パネル13に設けたため
外気取入方向が、車両進行により側面パネル13に沿っ
た外気流通方向と直角になり、該外気流通により吸入抵
抗をほとんど受けることがない。
しかも吸気ダクト16はエンジンルーム11内に配設さ
れるため短く、かつ断面積を大きく設定できるから空気
流通抵抗が小さいため空気吸入効率が従来に比べ一段と
向上する。
又、このように吸気ダクト16が短く、構成が簡単であ
るから、車両重量低減化にもつながりコスト的にも有利
である。
本考案は以上説明したように外気とエンジン吸気系とを
連通ずる吸気ダクトの一部に吸気流通方向が斜め上方に
傾斜する傾斜部を設けたから水滴の付着効率即ち吸入空
気からの分離効率が高く、かつ一旦分離された水滴が傾
斜部内壁を吸気流通方向と逆向きに流下するため、エン
ジン燃焼室内に水滴が混入することを確実に防止できる
又、該吸気ダクトをエンジンルーム内に配設したから構
造が簡単でダクト長さを短くでき、空気吸入効率が向上
すると共に車両重量の低減化につながるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吸入空気の気水分離装置をリヤエンジン
バスに備えたものの構成図、第2図は同上のバスに本考
案に係る気水分離装置を適用したものの一部断面図、第
3図は第2図の要部拡大図、第4図は第3図のA矢視図
である。 3・・・・・・エンジン、4・・・・・・エアクリーナ
、11・・・・・・エンジンルーム、14・・・・・・
空気取入口、16・・・・・・吸気ダク)、16a・・
・・・・傾斜部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)車体後部にエンジンルームを備えた車両において
    、該エンジンルーム内に車体後部側面に開口した空気取
    入口とエンジン吸気系とを連通ずると共に車体後部の離
    設を形成する傾斜パネルを頂壁とする吸気ダクトを形成
    し、該吸気ダクトの一部に吸気流通方向が斜め上方に向
    かうような傾斜部を設け、吸入空気から分離した水滴が
    該傾斜部内壁を吸気流通方向と逆向きに流下するように
    構成したことを特徴とするエンジン吸入空気の気水分離
    装置
  2. (2)傾斜部内壁に複数の邪魔板が列設されてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のエンジン吸入空気の気
    水分離装置。
JP1590579U 1979-02-13 1979-02-13 エンジン吸入空気の気水分離装置 Expired JPS592975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1590579U JPS592975Y2 (ja) 1979-02-13 1979-02-13 エンジン吸入空気の気水分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1590579U JPS592975Y2 (ja) 1979-02-13 1979-02-13 エンジン吸入空気の気水分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55117321U JPS55117321U (ja) 1980-08-19
JPS592975Y2 true JPS592975Y2 (ja) 1984-01-27

Family

ID=28838442

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JP1590579U Expired JPS592975Y2 (ja) 1979-02-13 1979-02-13 エンジン吸入空気の気水分離装置

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JPS55117321U (ja) 1980-08-19

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