JPS5929637B2 - 炭化水素油の流動特性改良用組成物 - Google Patents

炭化水素油の流動特性改良用組成物

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JPS5929637B2
JPS5929637B2 JP51003740A JP374076A JPS5929637B2 JP S5929637 B2 JPS5929637 B2 JP S5929637B2 JP 51003740 A JP51003740 A JP 51003740A JP 374076 A JP374076 A JP 374076A JP S5929637 B2 JPS5929637 B2 JP S5929637B2
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ester
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copolymer
acrylic acid
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エドワード・ヘンリイ・スペツチト
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Rohm and Haas Co
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    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/10Esters
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F22/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof
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    • C10L1/2387Polyoxyalkyleneamines (poly)oxyalkylene amines and derivatives thereof (substituted by a macromolecular group containing 30C)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ある種の石油系の油に非常に少量添加される
時に、流動特性を改良する物質の製造ならびに使用に関
する。
石油系の油は種々な量のろう、すなわち主として長鎖パ
ラフィン糸炭化水素を含有する。
未処理の油においては、温度が低下するにつれろうが薄
板状に結晶し、それが互いに絡んだ網状構造を形成し、
残りの液状油を捕捉しかつその流たを阻市する。
制御された条件下で冷却される時、油が流動を止める温
度より5°F高い温度を流動点(ASTM D−97)
と規定する。
油の流動点特性は油の貯蔵ならびに取扱いのための設備
の設計ならびに操作において考慮すべき重要な事項であ
る。
高い流動点をもつ油例えは約50ないし60′F以上の
流動点をもつ原油、80’ないし120’Fの範囲の流
動点をもつ残渣燃料油および約10ないし30°F以上
の流動点をもつ中間留出燃料はポンプ送りおよび貯蔵に
関して重大な問題をもたらす。
従って、ろうの結晶化傾向を阻害することにより、流動
点が低下しかつポンプ送り可能性(Pumpabi I
i ty )または流動度(fluidity )がよ
り低い温度まで広がる程度にまで結晶構造を変化する添
加剤に対する要求がある。
石油系油中の流動改良活性して、長鎖アルキル基をもつ
エステル重合体の使用が認められている。
本発明者らは、炭化水素鎖中にアミド基を含入すること
により著しく増大した活性が提供され、従って多くの油
について処理水準を低下することが可能になりしかも現
在利用可能な添加剤では不十分である油の処理が成功す
ることを見出した。
本発明者らは、長鎖の、カルボン酸含有重合体のアミド
−含有エステルを使用する場合、炭化水素油(原油、残
渣燃料油、中間留出燃料)中での流動改良剤としてのこ
の物質の価値が高いことおよびまた流動点が降下するこ
とを見出した。
本発明(ことって有用な物質は一般に、式。
(ただしRは約11ないし29個の炭素原子をもつアル
キルまたはアルケン基であり、またR1はHまたは1な
いし4個の炭素原子をもつアルキル基である)の、カル
ボン酸・含有重合体のN−アシルアミノエチルエステル
である。
包含される特定的な重合体の種類は以下のものである: (1) アクリレートおよび(または)メタクリレー
ト重合体および共重合体 (2) オレフィンと、アクリレート、メタクリレー
ト、フマレート、イクコネートおよびマレエートとの共
重合体。
オレフィンはエチレン、フロピレン、ブチレン、シイ゛
ノブチレンおよびより高級なつまりC6〜C30のα−
オレフィンのような単純な非置換オレフィン:またはス
チレンおよび酸成分中に炭素原子が2ないし30個ある
ビニルエステルのような置換オレフィン性物質であって
よい。
オレフィン重合体および共重合体の酸イヒされた形のも
ののアミドエステル。
特定的には、酸化ポリエチレン(酸価15)がアミド−
アルコールでエステル化されてアミド−エステル生成物
が得られており、このものは、エチレン/アクリル酸共
重合体のおよびセチル−アイコシルアクリレート/アク
リル酸共重合体のアミド−エステルが示tのに比肩する
、残渣燃料油中の流動改良活性を示す。
これらの重合体および共重合体は500ないし100.
000望ましくは2000ないし50,000の範囲の
分子量を有してよい。
上記の重合体においてアミド基−含有エステルを得るの
に用いるアミド基−含有アルコールは下式により表わす
ことができる: (ただしここで上記のヒドロキシエチルアミドが誘導さ
れる酸つまりR−COOHは12ないし30個の炭素原
子を有し、また直鎖でしかも飽和しているのが好ましく
:このような酸の混合物もまた用いられてよい。
従ってRは炭素原予約11ないし29個の直鎖で飽和し
たアルキル基であるのが望ましい。
これらのアミド−アルコールは脂肪酸を当量の2−(N
−メチルアミノ)エーテルをまたは過剰のアミノアルコ
ールとともに加熱することによりつくることができる: もし過剰のアミンアルコールを用いる場合、未反応で残
存するアミノアルコールは真空蓋部により回収すること
ができ、真空ストリッピングされた残留物としてのアミ
ド−アルコール生成物が使用される。
或いは別に、アミド−アルコール生成物は適当な溶媒か
ら再結晶することができる。
アミド−アルコールは脂肪酸の低級アルキルエステルの
アミツリシスによってもまたつくることができる: これらのアミド−アルコールの本発明のアミド−エステ
ル−含有重合体および共重合体への含入は以下のごとく
して実施することができる:1、アミド−エステル単量
体の製造および引続いての重合または共重合 単量体は単量体酸の直接エステル化によりつくることが
できる。
あるいはアミド−アルコールによる単量体酸の低級アル
キルエステルのエステル交換によりつくることができる
: 2、カルボン酸(または無水物)−含有共重体の製造お
よび引続いてのアミド−アルコールによる酸基の直接エ
ステル化: 3、エステル基、望ましくはメチルまたはエチルのよう
な低級アルキルエステルを含む共重合体の製aおよび引
続いてのアミド−アルコールでのエステル交換: 従来的技術によると、流動改良剤として用いる重合体中
での長鎖アルキル基の使用が教示されている。
このアルキル基は長鎖α−オレフィンからつくられる重
合体および共重合体の背骨状銀(backbone)か
らでる側鎖であってよい。
このものはまた、アクリレート、メククリレート、イタ
コネート、マレエート、フマレートおよびこれらに類す
るものからつくられるエステル重合体および共重合体中
のアルキルエステル基として存在してもよい。
好ましい鎖長は炭素原子18ないし30個、望ましくは
20ないし24個である。
残渣燃料油は、流動点にすべて影響を与える硫黄含有率
、ろう含有率およびアスファルテン含有率に関して組成
的に広汎に変化する。
流動改良添加剤の使用に対する油の応答性についてもま
た著しい変化が望められる。
ある油について良好な応答性を発揮する添加剤は他の油
については比較的不良であろう。
単一な添加剤がすべての油中で最良の性能を示すとは限
らない。
このことは現在入手可能な商業的な添加剤についてもま
た本発明の添加剤についてもともに正しい。
しかしアルキル鎖中にアミド基が含入されている本発明
の添加剤は多くの油中でより高い活性を示し、従って、
代表的な商業的添加剤と比較して、著しくより低い濃度
にてしばしば使用できる;第1表を参照されたい。
流動改良添加剤は0.005ないし1.0重量%の範囲
のまた時々はさらに広い範囲の濃度にて、使用すること
が広く推奨される。
しかし実用上は0.05ないし0.3%の範囲で最もし
ばしば使用される。
濃度が非常に低い値から高くなるにつれ、流動点降下量
は増大するが、最適の濃度に達するにつれ飽和し:濃度
がさらに高くなるさ僅かながら減少しさえする。
この効果を、代表的な6号残渣燃料油における本発明の
添加剤の一つについて第2表に示す。
この場合、0.1%において最適の応答が得られており
、濃度を2倍にしても追加的な活性は何ら認められない
石油系の油中で流動改良剤として用いられる現在入手可
能な商業的な添加剤はほとんど、エステル単量体の重合
体および共重合体である。
流動点活性について本質的である長くて直鎖であるアル
キル基は、アルキルエステルとして存在する。
このアルキル基はほとんど、炭素原子18ないし30個
、望ましくは20ないし24個の範囲内にある。
本発明の重合体ニスデルは、アルキル鎖中にアミド基が
存在し、その結果流動点降下の活性が著しく増大し、従
ってより低い濃度の添加剤の使用が可能になる点で、従
来の添加剤とは異なる。
さらにアルキル部分の鎖長の、このアミド−エステルに
おける重要性は、従来的技術の単純なアルキルエステル
におけるよりは著しく低い。
従って本発明においては低級アルキル鎖を用いることが
でき、しかも得られるアミド−エステルの活性が鎖のよ
り長いもののそれに比肩する。
このことは、アミド−エステルの製造において、天然の
源泉からの脂肪酸の広範囲な混合物を経済的に有利に使
用することを可能にする。
さらにまた、代表的な残渣燃料油についての試験結果は
、このような広範囲の混合物からつくられる添加剤の活
性がより、高いことを例証する。
第3表には、単純なアルキルエステルおよび本発明のア
ミド−エステルを含めて、エチレン/アクリル酸共重合
体からつくられる種々のエステルについての試験結果を
示す。
アミド−エステルのより高度化した活性が明らかに認め
られる。
本発明の重合体アミド−エステルは、酸−または無水物
−含有共重合体をアミド−アルコールで直接に゛[ステ
ル化することを含めて、種々の方法によって製造できる
この手続が望ましい方法として選択される添加剤につい
ては、本発明のアミド−含有エステル重合体の製造にお
ける有利性がさらに増す。
重合体の背骨状銀に直接に付いた酸または無水物基の直
接的エステル化は、重合体鎖に関する立体障害のため単
純な脂肪族アルコールを用いて実施することは著しく困
難である。
他方、β−ヒドロキシエチルアミドは単純なアルコール
に関するのとは異なる機構であってしかも重合体の背骨
状銀さ隣接する基との立体障害によって著しい影響を受
けるこさのない機構によって酸基と反応する。
従って本発明のアミド−アルコールで酸−含有重合体を
直接エステル化する際、急速な反応として実質的に完全
なエステル化が容易に達成される。
さらにまたエステル化触媒は何ら必要でなく;従って触
媒除去について普通に必要な追加的な工程が省略される
以下の例および本明細書ならびに特許請求の範囲にわた
って、すべての部および百分率は特記ないかぎり重量基
準である。
例1 脂肪酸のN−メチル−N(2−ヒドロキシエチル)アミ
ド製造 使用した脂肪酸は平均分子量285に対応する酸価19
a5を有するCI6〜C22脂肪酸からなる商業的混合
物であった。
脂肪酸(142,Fl、0.5モル)とN−メチル−ア
ミノエタノール(75p、1.0モル)とを一緒にして
窒素下で3時間還流温度に加熱し、バッチの温度を17
0ないし175℃に保つために、は吉んと水からなる留
出物を十分に、断続的に除去した。
次に圧力を徐々に低下して、蒸溜により過剰の未反応の
アミノアルコールを除去シ、アミド−アルコール生成物
を真空ストリッピング残留物として残した。
このものは室温に冷却する際に固化した。
例2 脂肪酸のN−メチル−N(2−ヒドロキシエチル)−ア
ミドでの酸−含有重合体のエステル化使用した重合体は
20%のアクリル酸を含有するエチレン/アクリル酸共
重合体であった。
エチレン/アクリル酸共重合体(36g、酸0.10モ
ル)、アミド−アルコール(上述のごとくして製造;3
69.0.105モル)およびキシレン(31)を一緒
にしかつ水分離器によりエステル化水約1.8gを連続
的に除去しつつ、窒素下で3時間還流した。
キシレン41gを添加することによって反応混合物を調
整しアミド−エステル重合体生成物の50%溶液を得た
室温に冷却すると溶液が固化した。
例3 (a) CI2 C22脂肪酸メチルエステル(7
7,09,0,25モル)とN−メチルアミノエタノー
ル(37,5ソ、0.5モル)とを一緒にし、窒素下で
4時間加熱しバッチ温度を徐々に150ないし175℃
に上昇した。
次に過剰の未反応のミノアルコールを減圧下での蒸溜に
より除去すると、アミド−アルコール生成物が室温で固
体であるストリッピング残留物として残留した。
計算値 実際値 分析値:窒素% 3.6 3.8(b) 同
様にして、パルミチン酸およびステアリン酸のメチルエ
ステルと反応することによりN −メチルアミンエタノ
ールを製造した。
例4 (a)C14−C22脂肪酸混合物(酸価192、当量
292 ; 1461,5.0モル)とN−メチルアミ
ンエタノール(7si、、?、to、oモル)とを一緒
にしかつ窒素下で4時間還流しつつ加熱した。
バッチの温度を160ないし175℃の範囲内に保つた
めに、はとんど水からなる留出物を分別蓋部塔を通じて
断続的に除去した。
次に圧力を徐々に減少して、直留(straight−
1ead)蒸溜により過剰の未反応のアミノアルコール
を除去すると、冷却に際して固化する融解したストリッ
ピング残留物としてのアミド−アルコール生成物が残留
した。
計算値 実際値 分析値:全窒素% 4,02 4.36塩基性
窒素% 0.00 0.02 ヒドロキノル価 160 150 (b)同様にして、N−メチルアミノエタノールをCI
8〜C22脂肪酸混合物とまたオレイン酸と反応するこ
とにより他のアミド−アルコールをつくった。
同様に、エタノールアミンと018−C2□脂肪酸混合
物との反応により同じ仕方でアミド−アルコールをつく
った。
例5 アクリル酸20%を含有するエチレン/アクリル酸共重
合体(分子量Mn、10.’000)(36,0g、酸
0.1当量)と、C14C2□脂肪酸混合物とN−メチ
ルアミンエタノールとからつくられるアミド−アルコー
ル(純度95%)36.1(0,1モル)とを35m1
のキシレンと一緒にした。
釜温度155ないし160℃にして、窒素下で3時間バ
ッチを還流温度に加熱しつつ、水分離器にてエステル化
水を連続的に除去した。
水1.”1g(計算値1.l)を得た。
反応混合物を全軍量L379までキシレンで稀釈し、キ
シレン中の50%F4としてアミド−エステル生成物を
得た。
このものは冷却する時固化した。
酸価11.6;エステル化87%。
例6 アクリル酸21%を含有するエチレン/アクリル酸共重
合体(分子量、Mn、7500)(343g、酸0.1
当量)を018−022脂肪酸をN−メチルアミンエタ
ノールと反応することによりつくられるアミド−アルコ
ール47.5g(0,12モル)と一緒にした。
約25m1である十分なキシレンを添加して、還流下の
釜温度160ないし165°Cを得た。
ディーンースクーク(Dean−5tark )トラッ
プを用いてエステル水を3時間にわたって除去した。
得られる水の量は理論量より僅かに少なかった。
反応混合物を200rILlのクロロフォルム中に取出
し、溶液を多量のメタノール中に注入することによりア
ミド−エステル生成物をつくった。
p過および真空乾燥の後、白色の固体生成物の重量は7
0.9g(収率98.5%)であった。
酸価1.28;エステル化98.5% 例7 (a) 以下の物質を一緒にし、還流下で2.5時間
加熱した(釜温度170℃):酸価15を有する酸化ポ
リエチレンttz、s、9(酸0.030当量)、C1
8〜C22Q旨肪酸混合物をN−メチルアミノエタノー
ルと反応することによりつくられるアミド−アルコール
(純度93%)12.19(0,033モル)、および
キシレン651111o水分離器によりエステル化水を
連続的に除去した。
追加のキシレン(51)で反応混合物を稀釈し、最終生
成物をキシレン中の固体50%に調整した。
酸価2.3;エステル化81%。
Fb) 同様にして、C14C22脂肪酸混合物から
つくられるアミド−アルコールを用いて類似な生成物を
得た。
例8 (a) N−メチルパルミトアミドエタノール(31
,3,9,0,01モル)を21%のアクリル酸を含有
するエチレン/アクリル酸共重合体34、i(0,01
当量)と一緒にした。
キシレン(60ml)を加え、かつ混合物を窒素下で3
時間還流しつつ加熱し、エステル化水を連続的に除去し
た。
最終的混合物を固体50%に調整するためにキシレンを
さらに添加した。
酸価11.2;エステル化88%。
(b) 上記と似た条件下でN−メチルステアルアミ
ドエチルエステルをつくった。
反応混合物をクロロフォルム中に取出し、引続いて固体
のアミド−エステルを多量のメタノール中で沈澱rるこ
とにより最終生成物を単離した。
例9 オレイン酸とN−メチルアミノエク/−ルトヲ反応する
ことによりつくられるN−メチル−オレアミドエタノー
ル(17,7、li?、 0.05モル)を、アクリ
ル酸20%を含有するエチレン/アクリル酸共重合体1
7.2.9(0,05当量)と一緒にした。
キシレン(21ml)を共沸化剤として添加し、かつ窒
素下で混合物を4時間還流し、ディーンースタークトラ
ップによりエステル化水を除去した。
全体で約0.9gの水のほとんどが最初の一時間で排出
された。
15.9のキシレンを反応混合物に添加することにより
最終生成物を固体含有率50%にまで調整した。
酸価8,7:エステル化81%0例10 本例10aおよび10bにおいて以下に述べる単純なエ
ステル生成物は本発明の範囲に入らないが、本発明のア
ミド−エステルと直接比較するために製造した。
(a) 以下の物質を一緒にして、窒素下で5時間還
流しつつ加熱した121%のアクリル酸を含有するエチ
レン/アクリル酸共重合体34.4g(0,10当量)
、ベヘニルアルコール35.0.!12(0,115モ
ル)、p−トルエンスルフォン酸−水和物1.0g(0
,005モル)およびキシレン50m1゜ディーンース
クークトラップによりエステル化水を連続的に除去した
水1.5gを得た(計算値、1.8El>。
粘稠な反応混合物をクロロフォルム200m1中に取入
れ、かつ得られる溶液を多量(15001111)のメ
タノール中に激しい攪拌下で注入して、微細に分割され
た沈澱としてエステル生成物を得た。
Fi過ならびに乾燥の後、白色の固体生成物の収量は6
2.2gであった。
酸価19.8;エステル化80%。(b) エチレン
/アクリル酸共重合体のローヘキシルナラびにセチル−
アイコシルエステルヲ同様にしてつくった。
例11 (a) C1s C22脂肪酸混合物をN−メチル
アミノエタノールと反応することにより得られるアミド
−アルコールを用いてエチレン/アクリル酸共重合体の
アミド−エステル(アクリル酸2.4%)をつくった。
室温で固体である生成物をキシレン中の50%溶液とし
て単離した。
酸価2.8:エステル化68%。
tb) 同様にして、上記と同様な共重合体を用い、
ただしアミドはC14−C2□脂肪酸混合物とN −チ
ルアミノエタノールとから誘導してアミド−エステルを
つくった。
例■2 エチレン/アクリル酸共重合体(分子量、Mn、4.0
00;アクリル酸5.1%)を、CI4 C12脂肪
酸混合物とN−メチルアミンエタノールとから得られる
アミド−アルコールを用いて、例5に述べたように製造
した。
反応混合物をさらにキシレンで稀釈して、固体50%の
最終生成物を得た。
酸価4.9;エステル化85%。
例13 (a) エチレン/アクリル酸/ビニルアセテート三
元重合体(アクリル酸5.1%、ビニルアセテート2%
)を例5で述べたエステル化条件の下で製造した。
アミド−アルコールはC18−C22脂肪酸混合物とN
−メチルアミノエタノールとの反応により得た。
生成物をキシレン中の50%固体として単離した。
酸価1.6:エステル化90%。
(b) 同様にして、エチレン/アクリル酸/ビニル
アセテート三元重合体(重量比87.4/9.6/3)
を用いて対応するアミドーエステキをつくった。
例14 C14−C2□脂肪酸混合物とエタノールアミンとの反
応から得られるアミド−アルコール(純度93%) 1
3.4.9(0,033モル)を用いて酸価15の酸イ
にポリエチレン(112,!l、酸0.03当量)をエ
ステル化した。
キシレンを共沸化剤として用い、釜温度を170℃にし
2,5時間還流することによりエステル化水を除去した
次に追加のキシレンを導入して最終生成物の固体含有率
を50%に調整した。
冷却すると溶液は固化した。酸価28:エステル化60
%。
例15 以下の物質を一緒にしかつ窒素下で3時間還流しつつ加
熱した(釜温度、150℃う;セチル−γイコシルアク
リレーン/アクリル酸オリゴマー(分子量、Mn、20
00;アクリル酸10%;キシレン中の40%溶液)2
7.o、9(酸0.015当量)およびC18C22脂
肪酸混合物とN−メチルアミノエタノールとの反応によ
り得られるアミド−アルコール6、og(o、o t
5モル)。
キシレンを還流しかつディーノースタークトラップ中に
実収することによりエステル化水を除去した。
最終生成物をキシレン中の50%溶液として単離した。
例16 (a) セチル−アイコシルアクリレート/アクリル
酸オリゴマー(重量比60/40 ;分子量、Mn11
700)(キシレン中の40%溶液)13−5.9(酸
0.03当量)をcts C22脂肪酸混合物とN−
メチルアミノエタノールとから誘導されるアミド−アル
コール11.7 g(0,03′モル)で直接エステル
化することにより、このオリゴマーのアミド−エステル
を製造した。
エステル化水をキシレンの共沸混合物として除去しかつ
ディーノースタークトラップ中に実収した。
釜温度を145ないし150℃にして3時間還流して水
0.5gを得た。
キシレンの添加により反応混合物を調整して、固体50
%の最終生成物を得た。
(b) 同様にして、上記と同じアミドルアルコール
を用いて、セチルーアイコシルメタクリレート/アクリ
ル酸オリゴマー(重量比80/20 )からアミド−エ
ステルを製造シた。
例17 オククデセン/無水マレイン酸共重合体(モル比I:1
:分子量、Mn、 1900 )を、C18−C22脂
肪酸混合物七N−メチルアミノエタノールとから誘導さ
れるアミド−アルコールでエステル化することによりア
ミド−エステルをつくった。
エステルfヒ装入物は共重合体(キシレン中の60%)
29.2.9(無水物0.05モル)、アミド−アルコ
ール(純度93%)46.(1(0−L1モル)および
キシレン13gからなった。
釜温度を163ないし165℃にして2時間また釜温度
を180℃にして1時間窒素下で混合物を還流した(蓋
部により十分なキシレンを除去した後)。
ディーノースタークトラップ中に約o、syのエステル
化水を実収した。
次に、最終生成物を固体含有率50%に調製するために
十分なキシレンを反応混合物に返戻した。
例18 オククデセン/無水マレイン酸共重合体(モル比1:1
;分子量、Mn、1900)をアルフォール(Alfo
! ) 20+アルコール(はとんどC2O−C24ア
ルコール、約30%の不活性物質を含む)と、C18C
22脂肪酸混合物をN−メチルアミノエタノールと反応
して得られるアミド−アルコールとの混合物でエステル
化した。
エステル化装入物は共重合体(キシレン中の60%)2
9゜2g(無水物o、 05モル)、アルフォール20
+アルコール22.(1(0,05モル)、アミド−ア
ルコール20.0.9(0,055モル)、p−トルエ
ンスルフォン酸−水和物0.25.?およびキシレン4
.5gからなった。
釜温度を180℃にし、窒素下で混合物を還流しつつ3
時間加熱した エステル化水(0,8g)をディーノー
スタークトラップ中に集成した。
キシレンを添加することにより反応混合物を調整し、固
体50%の最終生成物を得た。
例19 メチルアクリレート/無水マレイン酸/イソブチレン三
元重合体(59/26/15重量%:分子量、Mn、5
0,000)をcta C22脂肪酸混合物とN−メ
チルアミノエタノールとの反応にヨリ得られるγミドル
アルコールでエステルflsした。
エステル化装入物は、三元重合体3.0.9(無水物o
、oosモル)アミド−アルコール(純度95%)6.
5g(0,016モル)およびキシレン9.1を含んだ
混合物を窒素化で3時間還流しつつ加熱する一力、ティ
ーノースタークトラップ中で水0.12.?を集成した
キシレン中に50%存在する生成物は冷却の際ゴム状固
体となった。
上記に示すごとく、本明細書、特許請求の範囲またはア
ミドアルコールを製造するための適用を通じて用いられ
る脂肪酸混合物;は広い範囲で炭素原子を含有してよい
その範囲は普通大体C12から大体C30の脂肪酸混合
物にわたり、一層好ましくは大体CI4から大体C22
の脂肪酸混合物にわたる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 (式中、Rは約11〜29個の炭素原子を有するアルキ
    ル基またはアルケン基であり、R1はHまたは1〜4個
    の炭素原子を有するアルキル基であり、重合体は、 囚 アクリレートおよび(または)メタクリレート重合
    体および共重合体、 B)オレフィンと、アクリレート、メタクリレート、フ
    マレート、イクコネートおよび(または)マレエート、
    =の共重合体、および (0オレフィン重合体および(または)共重合体の酸化
    された形のもの、 から成る群から選ばれたものである) を有するカルボン酸含有重合体のN−アシルアミノエチ
    ルエステルを含む炭化水素油の流動性改良用組成物。 2 エチレン/アクリル酸共重合体のCI2〜C30ア
    ミド−エステルであり、しかもこの共重合体が約500
    〜too、oooの範囲の分子量を有する上記第1項の
    組成物。 3 エチレン/アクリル酸共重合体のCI4〜C22I
    4上−エステルである上記第1項の組成物。 4 セチル−アイコシルアクリレート/アクリル酸共重
    合体のC12〜C3oアミド−エステルでアル上記第1
    項の組成物。 5 セチルーアイコシルメタクリレート/アクリル酸共
    重合体のC12〜C3oアミド−エステルである上記第
    1項の組成物。 6 メチルアクリレート/無水マレイン酸/イソブ団し
    ン共重合体のCI2〜C3Qアミド−エステルである上
    記第1項の組成物。 I エチレン/アクリル酸/ビニルアセテート三元重合
    体のCI2〜C3oI2上−エステルである上記第1項
    の組成物。 8012〜C30脂肪酸混合物とアルカノールアミンと
    の反応から得られるアミド−アルコールでエステル化さ
    れた酸化ポリエチレンである上記第1項の組成物。 9 C14〜C22脂肪酸混合物とアルカノールアミン
    との反応から得られるアミド−アルコールでエステル化
    された酸価約15を有する酸化エチレン、である上記第
    1項の組成物。
JP51003740A 1975-01-15 1976-01-14 炭化水素油の流動特性改良用組成物 Expired JPS5929637B2 (ja)

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GB1537845A (en) 1979-01-04
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AU1010276A (en) 1977-07-14
NL7600234A (nl) 1976-07-19
ES444491A1 (es) 1977-10-16
FR2297911A1 (fr) 1976-08-13
DK11176A (da) 1976-07-16
NO760117L (ja) 1976-07-16
NZ179679A (en) 1978-04-28
ZA757970B (en) 1977-03-30
US4000986A (en) 1977-01-04
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SE7514790L (sv) 1976-07-16
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