JPS5928753Y2 - 可傾式マグネチツクチヤツク - Google Patents

可傾式マグネチツクチヤツク

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Publication number
JPS5928753Y2
JPS5928753Y2 JP15077279U JP15077279U JPS5928753Y2 JP S5928753 Y2 JPS5928753 Y2 JP S5928753Y2 JP 15077279 U JP15077279 U JP 15077279U JP 15077279 U JP15077279 U JP 15077279U JP S5928753 Y2 JPS5928753 Y2 JP S5928753Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic chuck
angle
shaft
chuck
bearings
Prior art date
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Expired
Application number
JP15077279U
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English (en)
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JPS5667934U (ja
Inventor
弘 岩崎
Original Assignee
フジ磁工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by フジ磁工株式会社 filed Critical フジ磁工株式会社
Priority to JP15077279U priority Critical patent/JPS5928753Y2/ja
Publication of JPS5667934U publication Critical patent/JPS5667934U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は研削盤のベッド上に加工物を所望の傾斜角度に傾
斜させて取付ける可傾式マグネチックチャック、特にそ
の設定傾斜角度を、デジタル表示器によって表示するマ
グネチックチャックに関する。
この種の可傾式のチャックでは、例えば加工物を水平位
置を基準として一15°〜+75°の900の範囲にわ
たり傾斜させてベッド上に取付けるもののように、水平
位置即ち絶対ゼロ度を中心としてその前後に所要角度傾
斜させて加工物をテーブルに取付け、研削するに供する
ものが多い。
本案は上述の絶対ゼロ度を設定するのに簡単で容易な方
式をデジタル表示器付きマグネチックチャックに提供す
るものであって、可傾角度限定用のストッパを利用し、
デジタル表示器のリセット操作を併用することによって
極めて容易に絶対ゼロ度の設定がなし得るものである。
以下図について本案のマグネチックチャックを説明する
第1図において中央の1はマグネットチャック(この場
合電磁マグネットチャック)であって、これが両側2個
の軸受2,3により、同図の矢印方向に傾斜可能に支持
されている。
軸受3の外側には傾斜角度表示用のデジタル表示器4が
、マグネットチャック1の軸の延長端部に連動するよう
に取付けられてあって、マグネットチャックの傾斜角度
をデジタル表示する。
両軸受2及び3は研削盤のベッド上に固定される。
またマグネットチャック1の上面には被研削物例えば大
形刃物が磁力により吸着され取付けられ、所望の傾斜角
度をもって研削と石もしくは研削刃物の研削を受ける。
第1図の5はマグネットの傾斜角度範囲の一側(例えば
前記の一15°)を規制するストッパーであって、マグ
ネットチャック1の下底部がこのストッパ5に衝当する
まで回転すると、マグネットチャック1の被加工物吸着
面1aが水平に対して一15°傾斜することになる。
軸受2,3にはセットスクリュー用のねじ孔6,7があ
って、これに螺合するセットスクリュー8(第2図には
1個のみを示す)を緊締することにより、マグネツトチ
ャック1を設定傾斜角度に保持する。
セットスクリュー8はこれを回動する器具の係合用角孔
9を有する。
第2図において、マグネットチャック1の軸1bは軸受
3を越えてさらに右方に延長しその延長端に第1図に示
すようにデジタル表示器4が連動するように、軸受3に
対してデジタル表示器を固定する。
ストッパ5は軸12及びこの軸に回動可能にはまる偏心
ブツシュ11とよりなる。
軸12はその先端のねじ部15を軸受3のねじ孔に螺合
し、ヘッド13を有する。
ヘッド13をその角孔14に回動用の器具を係合して回
動して緊締し、ヘッド13と軸受3との間に偏心ブツシ
ュ11を挾圧し緊締する。
この偏心ブツシュ11を軸12囲りに回動することによ
り後述するようにマグネットチャック1の所望傾斜角度
を微調整することができる。
第3図において、ストッパー5の偏心ブツシュ11をそ
の軸12の囲りに回動し点線図示のような各位置を占め
させ、これら各位置のストッパに当接するまでマグネッ
トチャック1を回動すると。
マグネットチャック1の傾角をいろいろに変えてこれを
微調整することができる。
なお16は、マグネットチャック1の底面に取付けた当
接板であって、これが偏心ブツシュ11に当接する。
婆接板16は焼入れ処理を施して摩耗を防ぐ。
本案チャックを使用する場合の操作について以下説明す
る。
1例としてマグネットチャック1を一15°〜75°の
角度範囲に渡り傾斜させ得るマグネチックチャックにつ
いて説明する。
ストッパ5の取付は位置を上記の一15°が得られるよ
うに定め、かつ偏心ブツシュ11を上述のように回転し
て精密に微調整する。
この微調整は、製造業者側が出荷前に行なうこともでき
るし、使用者即ちユーザが使用に当ってなすことも、も
ちろん可能である。
ユーザがなす場合には、例えば、研削盤のベッド上に本
マグネチックチャックを取付けた後、マグネットチャッ
ク1を傾斜させて角度ゲージ等のゲージあるいはサイン
バーを用いて正確にマグネットチャック1を一15°傾
斜させる。
次に、それまで緩めてあったセットスクリュー8を緊定
してマグネットチャック1をその傾角に保持する。
その際に、−15°を割出すためにストッパ5の偏心ブ
ツシュ11を回動し精密に微調整し、然る後に軸12を
回動して偏心ブツシュ11をその微調整位置に緊定する
このときの偏心ブツシュ11は第3図に11(−15°
)として実線で示す。
この位置の偏心ブツシュ11に対してマグネットチャッ
ク1はその当接板16を当接して上記の一15°傾斜し
ている。
このときのマグネットチャック1は第3図に1(−15
°)として実線をもって示す。
即ちマグネットチャック1の中心線Mが水平線Hに対し
て一15°の傾斜をしている。
このときのマグネットチャック1の吸着面はIb(−1
5°)をもって示すように同じ水平線Hに対し一]、5
°傾斜する。
次にマグネットチャック1の水平位置を割出すための操
作を説明する。
上記のように一15°の傾斜位置が設定し終った段階で
デジタル表示器をリセットしてその表示をゼロに復帰さ
せる。
次にセットスクリュー8を緩めデジタル表示器4の表示
を読みながらマグネットチャック1を徐々に水平に戻す
ように回転する。
このデジタル表示器の表示したところでマグネットチャ
ック1の回転を止め再びデジタル表示器をリセットしそ
の表示をゼロに表示させる。
この段階のマグネットチャックの占める位置が水平位置
、ゼロの角度位置である。
以後はマグネットチャック1を、このゼロの角度位置か
らプラスの方向あるいはマイナスの方向に対し、デジタ
ル表示器が所望の角度の値を示すまで回転したところで
各セットスクリュー8を緊定すると、マグネットチャッ
ク1に所望の傾斜角度を与えることができる。
従って、マグネットチャック1上に被研削物を吸着させ
ると、研削刃物あるいは研削と石に対し傾斜して被研削
物を研削することができる。
なお、マグネットチャック1を第3図において1、(−
15°)の位置から反時計方向に大きく回し、ブツシュ
11(−15°)にマグネットチャック1がその当接板
16以外の箇所で再び当接するまで回転すると、同図に
1点鎖線で示す1(75°)の位置をマグネットチャッ
ク1が占める。
即ちマグネットチャックの中心線はM(75°)で示す
位置を占め、水平線Hに対し75°傾斜する。
マグネットチャックの吸着面はこのとき1a(75°)
となって同じく水平線Hに対し75゜傾斜する。
なお1a(600)はマグネットチャックを水平に対し
60°傾斜したときの吸着面である。
なおマグネットチャック1の1(−15°)の位置はブ
ツシュ11の微調整により正確に設定するが、マグネッ
トの1(75°)の位置はそれ程正確であることを要し
ない。
近来角度表示用のデジタル表示器は、分単位を越えて秒
単位まで表示できるものまで普及しつつある。
このデジタル表示器によって上記のように操作すると、
簡単容易に角度ゼロの原点がセットでき、常に所望の傾
斜角度をマグネットチャック1に精密に与えることがで
きる。
なおマグネットチャック1は電磁式マグネットチャック
あるいは永久磁石式マグネットチャック何れでも採用し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案マグネチックチャックの全体の斜視図、第
2図はその一部の縦断面図、第3図は第2図の■−曲線
に沿う断面図である。 1・・・・・・マグネットチャック、2,3・・・・・
・軸受、4・−・・・・デジタル表示器、6,7・・・
・・・セットスクリュー用ねじ孔、5・・−・・−スト
ッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側に突出せる同心の軸を有するマグネットチャック、
    この軸を回転可能に軸支する2個の軸受この軸を緊締し
    その回転を止めるように各軸受に設けたセットスクリュ
    ー、一方の軸端に連動するように一方の軸受に取付けた
    回転角度表示用デジタル表示器、上記マグネットチャッ
    クの水平位置から傾斜した場合のマグネットチャックに
    衝当しそれ以上マグネットチャックの傾斜を止めるよう
    に前記2個の軸受のうちの一方の軸受に取付けてなり、
    衝当したマグネットチャックの傾斜角度を微調整できる
    ように衝当位置を微調整可能にしたストッパを備え、マ
    グネットチャックがこのストッパに衝当した去きの前記
    回転角度表示用デジタル表示器の表示値にもとづいて、
    マグネットチャックの絶対ゼロ角度を設定でき、かつ所
    望の傾斜角度を設定できるようにした可傾式マグネチッ
    クチャック。
JP15077279U 1979-10-30 1979-10-30 可傾式マグネチツクチヤツク Expired JPS5928753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15077279U JPS5928753Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 可傾式マグネチツクチヤツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15077279U JPS5928753Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 可傾式マグネチツクチヤツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5667934U JPS5667934U (ja) 1981-06-05
JPS5928753Y2 true JPS5928753Y2 (ja) 1984-08-18

Family

ID=29381775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15077279U Expired JPS5928753Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 可傾式マグネチツクチヤツク

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JP (1) JPS5928753Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001094071A1 (fr) * 2000-06-09 2001-12-13 Makino Milling Machine Co., Ltd. Dispositif de machine-outil et procede de remplacement de la palette dudit dispositif

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001094071A1 (fr) * 2000-06-09 2001-12-13 Makino Milling Machine Co., Ltd. Dispositif de machine-outil et procede de remplacement de la palette dudit dispositif
WO2001094070A1 (fr) * 2000-06-09 2001-12-13 Makino Milling Machine Co., Ltd. Dispositif de machine-outil et procede de remplacement de la palette dudit dispositif

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5667934U (ja) 1981-06-05

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