JPS592842A - 被覆frp製品形成用素材 - Google Patents
被覆frp製品形成用素材Info
- Publication number
- JPS592842A JPS592842A JP57111554A JP11155482A JPS592842A JP S592842 A JPS592842 A JP S592842A JP 57111554 A JP57111554 A JP 57111554A JP 11155482 A JP11155482 A JP 11155482A JP S592842 A JPS592842 A JP S592842A
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- Japan
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- core
- resin
- thermosetting resin
- layer
- core body
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は被覆F RP製品形成用素材、特に補強用l
ll1tに未硬化の熱硬化性樹脂を含浸けしめてなる連
続形状の芯体に熱可塑性樹脂からなる外層を設けてなる
ものに関する。
ll1tに未硬化の熱硬化性樹脂を含浸けしめてなる連
続形状の芯体に熱可塑性樹脂からなる外層を設けてなる
ものに関する。
例えば棒状あるいは紐状の物を11雑強化樹脂(以下F
、RPと称する。)を用いて形成する場合は、通常その
FRPの表面を適当な熱可塑性樹脂で被覆することが行
なわれる。さらに、その熱可塑性樹脂は芯体の熱硬化性
樹脂と接着するものが選ばれる。これにより、芯体とそ
の被覆外層とが一体化された機械的強面特性のすぐれた
被覆[RP製品を得ることができる。ところで、このよ
うな被覆FRP製品は、第1図に示すJ:うに、補強用
繊維に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸せしめてなる連続形
状の芯体10に熱可塑性樹脂からなる被覆外層14を設
けてなるFRP製品形成用素材10を構成し、この素材
10を例えばコイル状等の所望の形状に賦形した後、芯
体12中の熱硬化性樹脂を加熱硬化させてぞの賦形した
形状を固定し、最終的な被11i[FRP製品とするこ
とが行なわれている。
、RPと称する。)を用いて形成する場合は、通常その
FRPの表面を適当な熱可塑性樹脂で被覆することが行
なわれる。さらに、その熱可塑性樹脂は芯体の熱硬化性
樹脂と接着するものが選ばれる。これにより、芯体とそ
の被覆外層とが一体化された機械的強面特性のすぐれた
被覆[RP製品を得ることができる。ところで、このよ
うな被覆FRP製品は、第1図に示すJ:うに、補強用
繊維に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸せしめてなる連続形
状の芯体10に熱可塑性樹脂からなる被覆外層14を設
けてなるFRP製品形成用素材10を構成し、この素材
10を例えばコイル状等の所望の形状に賦形した後、芯
体12中の熱硬化性樹脂を加熱硬化させてぞの賦形した
形状を固定し、最終的な被11i[FRP製品とするこ
とが行なわれている。
この発明は、そのような被覆FRP製品を形成するため
の素材10に関する。
の素材10に関する。
ところで、従来のこの種の被覆FRP製品形成用素材は
、第1図に示したように、熱硬化性樹脂が含浸されてい
る芯体12に熱可塑性樹脂からなる被覆外層14を設け
たものである。被覆外層14の熱可塑性樹脂は芯体12
の熱硬化性樹脂と接着するものが選ばれる。いわゆる、
互いに化学的親和性を有していて、最終的な製品となっ
たときに芯体12と被覆外層14とが互いに接着して一
体化するような樹脂の組合せが選ばれる。しかしながら
、ηいに化学的親和性等を有することににり接着するこ
とができる熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の組合せの種類
は非常に少く、例えば被覆外層14にナイロン 、ポリ
エチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等を使いた
くとも、これらの樹脂は芯体12の熱硬化性樹脂と化学
的親和性を有していないために接着することができず、
従って、芯体12と被覆外層14とが一体化することに
より、ずぐれた機械的強度特性を有する被覆FRP製品
を形成することができなかった。FRPに用いられる樹
脂としては不飽和ポリエステルが代表的であるが、しか
し、この不飽和ポリエステルに対して化学的親和性を有
する適当な被覆外層14の熱可塑↑4樹脂としては、A
BS樹脂あるいは一部の低融点熱可塑性樹脂ぐらいしか
なかった。例えば、接着性ポリエチレンは上記熱硬化性
樹脂と接着することはできるが、その融点が上記熱硬化
性樹脂の硬化温度よりも低いために上述した被覆FRP
製品形成用素材10の被覆外層14に用いることはでき
ない。このように、従来の被覆FRP製品形成用素材1
0は、その被覆外層14の熱可塑性樹脂の選択範囲が極
めて限定されており、例えばナイロン、PI)、l)E
等の熱可塑性樹脂を使用することができなかったのであ
る。また、従来の被覆外層14としてのABS樹脂は、
芯体12に用いられる熱硬化性樹脂としての不飽和ポリ
エステルに対して化学的親和性を有することにより接着
することができる反面、その化学的親和性を有すること
により、不飽和ポリエステルのマトリックス中の七ツマ
−に徐々に侵されてしまうという問題もあった。この種
の被覆FRP製品形成用素材10は、例えばロープの素
線等のように非常に広い加工用途を有するものであり、
従ってその素材自身が市場性を有している。
、第1図に示したように、熱硬化性樹脂が含浸されてい
る芯体12に熱可塑性樹脂からなる被覆外層14を設け
たものである。被覆外層14の熱可塑性樹脂は芯体12
の熱硬化性樹脂と接着するものが選ばれる。いわゆる、
互いに化学的親和性を有していて、最終的な製品となっ
たときに芯体12と被覆外層14とが互いに接着して一
体化するような樹脂の組合せが選ばれる。しかしながら
、ηいに化学的親和性等を有することににり接着するこ
とができる熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の組合せの種類
は非常に少く、例えば被覆外層14にナイロン 、ポリ
エチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等を使いた
くとも、これらの樹脂は芯体12の熱硬化性樹脂と化学
的親和性を有していないために接着することができず、
従って、芯体12と被覆外層14とが一体化することに
より、ずぐれた機械的強度特性を有する被覆FRP製品
を形成することができなかった。FRPに用いられる樹
脂としては不飽和ポリエステルが代表的であるが、しか
し、この不飽和ポリエステルに対して化学的親和性を有
する適当な被覆外層14の熱可塑↑4樹脂としては、A
BS樹脂あるいは一部の低融点熱可塑性樹脂ぐらいしか
なかった。例えば、接着性ポリエチレンは上記熱硬化性
樹脂と接着することはできるが、その融点が上記熱硬化
性樹脂の硬化温度よりも低いために上述した被覆FRP
製品形成用素材10の被覆外層14に用いることはでき
ない。このように、従来の被覆FRP製品形成用素材1
0は、その被覆外層14の熱可塑性樹脂の選択範囲が極
めて限定されており、例えばナイロン、PI)、l)E
等の熱可塑性樹脂を使用することができなかったのであ
る。また、従来の被覆外層14としてのABS樹脂は、
芯体12に用いられる熱硬化性樹脂としての不飽和ポリ
エステルに対して化学的親和性を有することにより接着
することができる反面、その化学的親和性を有すること
により、不飽和ポリエステルのマトリックス中の七ツマ
−に徐々に侵されてしまうという問題もあった。この種
の被覆FRP製品形成用素材10は、例えばロープの素
線等のように非常に広い加工用途を有するものであり、
従ってその素材自身が市場性を有している。
しかし、従来のABS樹脂を被覆外層14として用いた
素材10は、市場を流通する間に 、あるいは在庫期間
の間に、その被覆外層14のABS樹脂が芯体12中の
熱硬化性樹脂によって徐々に侵されてしまい、このため
実際には流通経路に乗せることが非常に困難であった。
素材10は、市場を流通する間に 、あるいは在庫期間
の間に、その被覆外層14のABS樹脂が芯体12中の
熱硬化性樹脂によって徐々に侵されてしまい、このため
実際には流通経路に乗せることが非常に困難であった。
この発明は以上のような従来の問題を鑑゛みてなされた
もので、その目的とするところは、使用できる樹脂の組
合せの範囲、特に被覆外層に使用される熱可塑性樹脂の
選択範囲を従来よりも大幅に拡げることができ、これに
より例えばナイロン。
もので、その目的とするところは、使用できる樹脂の組
合せの範囲、特に被覆外層に使用される熱可塑性樹脂の
選択範囲を従来よりも大幅に拡げることができ、これに
より例えばナイロン。
PP、’PE等の樹脂を被覆外層として使用することが
できるようにするとともに、その被覆外層と芯体との間
に十分な接着強度を確保し、これにJ:り芯体ど被覆外
層とを一体化して十分な機械的強度特性を有する被覆F
RP製品を形成することができるようにし、さらに芯体
中の熱硬化性樹脂によって侵されない熱可塑性樹脂を被
覆外層として用いることができることにより素材商品と
して流通経路にも乗せることができるようにした被覆F
RPIJ品形成用素形成用素材ることにある。
できるようにするとともに、その被覆外層と芯体との間
に十分な接着強度を確保し、これにJ:り芯体ど被覆外
層とを一体化して十分な機械的強度特性を有する被覆F
RP製品を形成することができるようにし、さらに芯体
中の熱硬化性樹脂によって侵されない熱可塑性樹脂を被
覆外層として用いることができることにより素材商品と
して流通経路にも乗せることができるようにした被覆F
RPIJ品形成用素形成用素材ることにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、補強m雑に
未硬化の熱硬化性樹脂を含浸せしめてなる連続形状の芯
体と、この芯体を被覆する熱可塑性樹脂からなる外層と
、上記芯体と上記外層の間に介在して両者に跨がって接
触して接着層を形成する中間層どからなり、上記外層の
熱可塑14樹脂は上記芯体の熱硬化性樹脂の硬化温度よ
りも高い熱変形温度を有し、また上記中間層の熱可塑性
樹脂は上記芯体の熱硬化性樹脂の硬化温度よりも低い軟
化温度または融点を有するものであることを特徴とする
。
未硬化の熱硬化性樹脂を含浸せしめてなる連続形状の芯
体と、この芯体を被覆する熱可塑性樹脂からなる外層と
、上記芯体と上記外層の間に介在して両者に跨がって接
触して接着層を形成する中間層どからなり、上記外層の
熱可塑14樹脂は上記芯体の熱硬化性樹脂の硬化温度よ
りも高い熱変形温度を有し、また上記中間層の熱可塑性
樹脂は上記芯体の熱硬化性樹脂の硬化温度よりも低い軟
化温度または融点を有するものであることを特徴とする
。
以下、この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、各図中向−または相当する部分は同一符号を
用いて示す。
る。なお、各図中向−または相当する部分は同一符号を
用いて示す。
第2図A 、B 、C、Dはこの発明による被覆FR
P製品形成用素材10の一実施例およびその2次加工例
を示す。まず、同図AおよびDに示す素材10は、芯体
12と、この芯体12を被覆する外層14と、上記芯体
12と上記外層14の間に介在して両者に跨がって接触
して接着層を形成する中間層18とからなる。芯体12
は、例えばガラス連続IIHのごとき補強用繊維に未硬
化の熱硬化性樹脂を含浸せしめてなる連続形状のもので
ある。ここで使用される熱硬化性樹脂としては、例えば
不飽和ポリエステル等がある。また、外層被覆14は、
上記熱硬化性樹脂の硬化温度よりも高い熱変形温度を有
するものであって、例えばナイロン、PP、PE等が使
用できる。従来のABSももちろん使用することが可能
である。上記中間層18は熱可塑f1樹脂からなるが、
この熱可塑性樹脂は、上記熱硬化性樹脂の硬化温度より
も低い軟化温度または融点を有することにより該熱硬化
性樹脂に接着づ−ることができ、また上記被覆外層14
の熱可塑性樹脂にも接着することができるものが使用さ
れる。このような熱可塑性樹脂としては、例えば接着性
ポリエチレンがある。この接着性ポリエチレンは、その
軟化温度が例えば不飽和ポリエステルの熱硬化温度より
も低くて該樹脂に接着することができるとともに、被覆
外m14の例えばナイロン、PP 、PE等の熱可塑性
樹脂に対しても接着することができる。
P製品形成用素材10の一実施例およびその2次加工例
を示す。まず、同図AおよびDに示す素材10は、芯体
12と、この芯体12を被覆する外層14と、上記芯体
12と上記外層14の間に介在して両者に跨がって接触
して接着層を形成する中間層18とからなる。芯体12
は、例えばガラス連続IIHのごとき補強用繊維に未硬
化の熱硬化性樹脂を含浸せしめてなる連続形状のもので
ある。ここで使用される熱硬化性樹脂としては、例えば
不飽和ポリエステル等がある。また、外層被覆14は、
上記熱硬化性樹脂の硬化温度よりも高い熱変形温度を有
するものであって、例えばナイロン、PP、PE等が使
用できる。従来のABSももちろん使用することが可能
である。上記中間層18は熱可塑f1樹脂からなるが、
この熱可塑性樹脂は、上記熱硬化性樹脂の硬化温度より
も低い軟化温度または融点を有することにより該熱硬化
性樹脂に接着づ−ることができ、また上記被覆外層14
の熱可塑性樹脂にも接着することができるものが使用さ
れる。このような熱可塑性樹脂としては、例えば接着性
ポリエチレンがある。この接着性ポリエチレンは、その
軟化温度が例えば不飽和ポリエステルの熱硬化温度より
も低くて該樹脂に接着することができるとともに、被覆
外m14の例えばナイロン、PP 、PE等の熱可塑性
樹脂に対しても接着することができる。
この場合、中間層18の樹脂と被覆外層14の樹脂とは
、押出機による共押出によって[に記芯体12に同時に
被覆され、この共押出の際に互いに接着されて一体化さ
れる。また、中間層14と芯体12中の熱硬化性樹脂と
の接着は、素材10が二次加工されて上記熱硬化性樹脂
が熱硬化されるにともなって行なわれる。
、押出機による共押出によって[に記芯体12に同時に
被覆され、この共押出の際に互いに接着されて一体化さ
れる。また、中間層14と芯体12中の熱硬化性樹脂と
の接着は、素材10が二次加工されて上記熱硬化性樹脂
が熱硬化されるにともなって行なわれる。
さて、以上のような構成を有する連続形状の被覆jFR
P製品形成用素材10は、第2図Bに示すように、例え
ばコイル状のごとぎ所望の形状に賦形される。形状の賦
形がおわったあとは、被覆外層14の熱可塑性樹脂の変
形温度以下でもって芯体12の熱硬化性樹脂の加熱硬化
を行なう。このとき、中間層18は硬化加熱のために一
旦溶融状態となるが、芯体12の熱硬化性樹脂の硬化完
了とともに冷却固化し、最終的に芯体12の熱硬化性樹
脂とも接着して一体化する。そしてこれにより第2図C
に示すように賦形された形状が固定される。以−りのよ
うにして、例えばロープ状、網状等のものも形成するこ
とができる。このように接着一体化された被IFRP製
品は、前述したように、その機械的強度特性が大幅に向
上させられている。そしてここで注目すべきことは、上
記被覆外層14の熱可塑性樹脂は、これが直接芯体12
の熱硬化性樹脂と接簑する必要がないので、従来のよう
にその種類を極く狭い範囲に限定されることがなく、例
えばABSのほかに、ナイロン、PP 、PE等の熱可
塑性樹脂を使用することができる。従って、その応用範
囲は非常に拡がり、またナイ[]ン、PP。
P製品形成用素材10は、第2図Bに示すように、例え
ばコイル状のごとぎ所望の形状に賦形される。形状の賦
形がおわったあとは、被覆外層14の熱可塑性樹脂の変
形温度以下でもって芯体12の熱硬化性樹脂の加熱硬化
を行なう。このとき、中間層18は硬化加熱のために一
旦溶融状態となるが、芯体12の熱硬化性樹脂の硬化完
了とともに冷却固化し、最終的に芯体12の熱硬化性樹
脂とも接着して一体化する。そしてこれにより第2図C
に示すように賦形された形状が固定される。以−りのよ
うにして、例えばロープ状、網状等のものも形成するこ
とができる。このように接着一体化された被IFRP製
品は、前述したように、その機械的強度特性が大幅に向
上させられている。そしてここで注目すべきことは、上
記被覆外層14の熱可塑性樹脂は、これが直接芯体12
の熱硬化性樹脂と接簑する必要がないので、従来のよう
にその種類を極く狭い範囲に限定されることがなく、例
えばABSのほかに、ナイロン、PP 、PE等の熱可
塑性樹脂を使用することができる。従って、その応用範
囲は非常に拡がり、またナイ[]ン、PP。
P「のように芯体12中の熱硬化性樹脂によって侵され
ない樹脂を使用することができるので、その素材10を
長期にわたって安定に保存することができ、これにJ:
り市場の流通経路に乗せて2次加工業者の手に渡すこと
もできるようになる。
ない樹脂を使用することができるので、その素材10を
長期にわたって安定に保存することができ、これにJ:
り市場の流通経路に乗せて2次加工業者の手に渡すこと
もできるようになる。
なお、上記芯体12の熱硬化性樹脂は不飽和ポリエステ
ル以外のものでも使用できることはもちろんである。上
記中間層18の熱可塑性樹脂も、接着性ポリエチレンの
ほかに、例えばEVA系ホットメルト接着剤などを使用
することができる。ここで例えば、芯体12に不飽和ポ
リエステル、被覆外層14にナイロン、中間層18に接
着性ポリエチレンを用いた場合は、中間層18と芯体1
2および中間層18と被覆外層14との間にぞれぞれ5
〜10KO/インチ以上の接着強度を得ることができた
。
ル以外のものでも使用できることはもちろんである。上
記中間層18の熱可塑性樹脂も、接着性ポリエチレンの
ほかに、例えばEVA系ホットメルト接着剤などを使用
することができる。ここで例えば、芯体12に不飽和ポ
リエステル、被覆外層14にナイロン、中間層18に接
着性ポリエチレンを用いた場合は、中間層18と芯体1
2および中間層18と被覆外層14との間にぞれぞれ5
〜10KO/インチ以上の接着強度を得ることができた
。
以上のように、この発明による被覆FRP製品形成用素
材は、被覆外層と芯体の間に中間層を設け、かつこの中
間層が芯体と被覆外層の両方に跨がって接着することに
より、被覆外層の種類の選択範囲を従来よりも大幅に拡
げることができ、例えばナイロン、PP、PE等の熱可
塑性樹脂を使用することができるようになる。そしてこ
れにより、その応用tt!血は大幅に拡がり、またさら
にその被覆外層の熱可塑性樹脂に芯体の熱硬化性樹脂に
侵されないものを使用することができるので、長期間に
わたって安定に保存することもでき、これにより市場の
流通経路に乗せることもできる。
材は、被覆外層と芯体の間に中間層を設け、かつこの中
間層が芯体と被覆外層の両方に跨がって接着することに
より、被覆外層の種類の選択範囲を従来よりも大幅に拡
げることができ、例えばナイロン、PP、PE等の熱可
塑性樹脂を使用することができるようになる。そしてこ
れにより、その応用tt!血は大幅に拡がり、またさら
にその被覆外層の熱可塑性樹脂に芯体の熱硬化性樹脂に
侵されないものを使用することができるので、長期間に
わたって安定に保存することもでき、これにより市場の
流通経路に乗せることもできる。
第1図は従来の被覆FRP製品形成用素材の一例を示す
断面図、第2図A 、B 、Cはこの発明による被
覆FRP製品形成用素材の一実施例およびその加工例を
示す図、同図りは同図AのA−A切断面図である。 10・・・・・・・・・被覆FRP製品形成用素材12
・・・・・・・・・芯体 14・・・・・・・・・被覆外層 16・・・・・・・・・被覆FRP製品18・・・・・
・・・・中間層
断面図、第2図A 、B 、Cはこの発明による被
覆FRP製品形成用素材の一実施例およびその加工例を
示す図、同図りは同図AのA−A切断面図である。 10・・・・・・・・・被覆FRP製品形成用素材12
・・・・・・・・・芯体 14・・・・・・・・・被覆外層 16・・・・・・・・・被覆FRP製品18・・・・・
・・・・中間層
Claims (1)
- (1)補強繊組に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸せしめて
なる連続形状の芯体と、この芯体を被覆する熱可塑性樹
脂からなる外層と、上記芯体と4−記外層の間に介在し
て両者に跨がって接触して接着層を形成する中間層とか
らなり、上記外層の熱可塑性樹脂は上記芯体の熱硬化性
樹脂の硬化温度よりも高い熱変形温度を有し、また上記
中間層の熱可塑性樹脂は上記芯体の熱硬化性樹脂の硬化
温度よりも(ffい軟化温度または融点を有するもので
あることを特徴とする被覆FRPm品形成用素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57111554A JPS592842A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 被覆frp製品形成用素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57111554A JPS592842A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 被覆frp製品形成用素材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS592842A true JPS592842A (ja) | 1984-01-09 |
JPH0138668B2 JPH0138668B2 (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=14564326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57111554A Granted JPS592842A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 被覆frp製品形成用素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592842A (ja) |
Cited By (9)
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---|---|---|---|---|
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-
1982
- 1982-06-30 JP JP57111554A patent/JPS592842A/ja active Granted
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