JPS5928197Y2 - 電磁安全弁付ガス点火装置 - Google Patents

電磁安全弁付ガス点火装置

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JPS5928197Y2
JPS5928197Y2 JP5490478U JP5490478U JPS5928197Y2 JP S5928197 Y2 JPS5928197 Y2 JP S5928197Y2 JP 5490478 U JP5490478 U JP 5490478U JP 5490478 U JP5490478 U JP 5490478U JP S5928197 Y2 JPS5928197 Y2 JP S5928197Y2
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JP
Japan
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operating shaft
pilot
slit
gas
safety valve
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JP5490478U
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JPS54156842U (ja
Inventor
貞雄 岡田
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁安全弁付ガス点火装置、特に操作軸の回
動操作のみによりパイロットバーナーおよびメインガス
バーナーを順次点火するようにした電磁安全弁付ガス点
火装置の改良に関する。
従来、この種の装置としては、特公昭52−23085
号公報にて安全装置付き自動点火式弁装置の自動始動装
置が開示されている。
しかして、とのもの〆おいては、パイロットバーナーへ
の点火時に釦いてパイロットバーナーが点火ミスした場
合には、操作つ1みを停止位置に戻す1で電磁安全弁が
開いているため生ガスが流出し続けるという不具合があ
る。
またこのものにおいては、操作つ1みのパイロット点火
位置での位置決めをスプリングによって付勢されたボー
ルとカムとの係合によって行なっているため、操作つ筐
みを急速に回動させた場合等には回し過ぎを起し適確に
位置決めできない不具合がある。
本考案は、かかる不具合を解決し得る電磁安全弁付ガス
点火装置を提供しようとするもので、以下にその一実施
例を図面に基づいて説明する。
20は各種ガス弁の開閉を行う作動軸で、作動軸20は
本体10ならびに本体10に固定された支持体14に貫
挿され、かつ中央相後部で気密を保持され、回動袋よび
進退可能に軸支されている。
作動軸20の前部には、先端より順次小径部20c。
テーパ一部20a、大径部20dを形成し、且つテーパ
一部20a、大径部20dの片側を小径部20cの径と
同寸法1で切落しした平担な切欠部20bを形成し、又
作動軸20の後端部にはそのはビ中心を通り軸方向に切
込んだスリットに摺動体23をその両側係合部23a、
23aを延出させて嵌入してナツト24により締付固定
している。
該摺動体23と支持体14との間にコイル状スプリング
25を介挿し、作動軸20を常時後退すべく付勢してい
る。
保合部23a、23aは断面長方形で、先端部が互に逆
方向対称的にねじって後記する傾斜カムsi、siの傾
斜とはマ等しい傾斜を与え、該傾斜カム51.51に案
内されて滑かに摺動する如くなしている。
又作動軸20の中間部にはクリップ21を固着し、その
後部の作動軸20上に、支持体14との間に介挿された
スプリング31aの弾発力(スプリング250弾発力よ
り小さい)により閉止すべく配設されたメインガス9f
31を気密を保って摺動可能に貫挿し、作動軸20の後
退時に、クリップ21によりメインガス升31を押し開
ける構成となしている。
更に作動軸20の中央附近に、支持体14と一体的に形
成した筒状のカム15の後記する第1.第2カム面と係
合するピン22を突出して固着しており、前記スプリン
グ250弾発力を受けてピン22は常時第1カム面又は
第2カム面に当接せしめられている。
筒状のカム15の前部周面にピン22と係合する平担な
第1カム面15aと、切込み深さが大きくなって傾斜す
る第2カム面15bを連設しく第3図参照)、夫々が円
周角度略々90度の長さとなし、両端にストッパー面1
5c、15dを突設し、又第1カム面15aの両端附近
、第2カム面15bの終端附近(ストッパー面15d附
近)にピン22を係合嵌入する凹溝15e 、15rt
15゜を形成している(第6図参照)、従ってピン22
を介して作動軸20は円周角度略々180度範囲に回動
を規制され三個所で係止される。
40は図示しない操作つ寸みにより回動される操作軸で
、操作軸40の前部円筒部40aは、その筒内に作動軸
20.スプリング25を同一軸心上に遊嵌挿して収容し
支持体14と押え板16にて軸方向に移動を規制され、
回動のみ可能に支持体14に嵌挿され、後軸部には図示
しない圧電起電装置のハンマーピンを移動させるための
作動レバー45を軸方向に摺動可能に回動を阻止してば
ね43にて常時抑圧前進せしめる状態に組付けている。
円筒部40aは先端より円筒を三等分し軸方向に伸びる
広巾スリット42.スリット41を形成し、その間に斜
めの段部41aを有してち・す、スリット41.41に
前進摺動体23を摺動可能に挿入している。
50は操作軸40を同一軸心上に遊嵌挿する筒体で、筒
体50はその外周に突設したキー50a、50aおよび
支持体14に形成したキー溝14a、14aにて回動を
阻止されてかつ押え板16にて抜は止めされて軸方向に
摺動可能に支持体14に嵌挿され、筒体50の前端と支
持体14との間にスプリング53が介装され、常時後退
させられる様付勢されている。
更に筒体50の内周には第7図で示す如く摺動体23か
ら延出する係合部23a、23aと係合する一列の傾斜
カム51.51が略々90度の円周角度に亙って斜めに
相対向して対称的に突設され、その傾斜カムfJ1,5
1の前端部と周方向に間隔りを保って対峙する一月のス
トッパー52.52を突設し、該ストッパー52.52
の前側部分に段部52a。
52aをもつ凹部52b、52bを形成する。
該段部52a、52aは前記操作軸40の段部41a。
41aとは!同形で軸方向位置もは!同じでかつ傾斜カ
ム5L51の前端より若干前方に位置している。
傾斜カム5L51とストッパー52゜52との上記間隔
りはスリット41の幅とはN゛同しか若干大とし、係合
部23a 、23aのその間の通過を許容する。
第7図、図中鎖線で示したのは操作軸40のスリット4
1とその段部41aである。
33は種火パイロットガス升で該パイロット弁33の弁
軸33aを作動軸20と直交し大径部20dに対向させ
てばね33bにて押圧前進すべく進退可能に本体10に
形成された弁室に挿着している。
又図示しない紙面手前に種火パイロット弁33と同じ構
成の点火パイロットガス弁が種火パイロット弁33の前
方にその弁軸34aをテーパ一部20aと直交対向させ
て口1様に挿着している。
而して種火パイロット弁33は作動軸20が回動して大
径部20dと対向する開かれ通常切欠部20bと対向し
ていて閉じている。
又点火パイロット弁は作動軸20が前進して大径部20
dに対向すると開かれる。
32は電磁安全弁で、電磁安全弁32は本体10との間
に介装されたスプリング32aにて常時押圧されて閉じ
られて釦す、その萌に突出して設けられた軸部は本体1
0に回動可能に軸支されたレバー35の先端部と当接し
て釦り、該レバー35との間にトルクばねが介装され本
体10に回動可能に軸支したもう−っのレバーの先端部
を作動軸20の先端と対向させており、作動軸20の前
進によりレバー35を介して電磁安全弁32はスプリン
グ32aの付勢力に抗して押し開かれる構成となしてい
る。
尚、11はガス供給口、12は図示しないメインバーナ
ーヘのガス送出口、33oは図示しない種火パイロット
バーナーへのガス通孔である。
このように構成した電磁安全弁付ガス点火装置において
、作動軸20及び操作軸40が停止位置にあるときには
、メインガス升31がスプリング31aの作用により閉
じ、電磁安全弁32がスプリング32aの作用により閉
じている。
また、種火パイロットガス升33が作動軸20の切欠部
20bに対向していて閉じており、点火パイロットガス
升が作動軸20のテーパ一部20aに対向していて閉じ
ている。
(第1図の状態)そこで、操作つ1みにより操作軸40
を反時計方向へ略々90度回動すると、摺動体23の係
合部23a、23aがスリット41との係合によって連
動回動され、かつ傾斜カム5L51の下面に案内されて
前進させられ、更に傾斜カム51゜51の終端にてスリ
ット41の段部41atで下降しストッパー52の段部
52aに移行するときにば、係合部23..23aが段
部41aによって受承された状態にて回動され、ストッ
パー52゜52の段部52a、52aへ飛び越し衝接し
ここで段部41aと段部52a間にて挾持される。
(■位置−6,7図にち−いて以下同じ)このときには
、作動軸20が回動しつつ軸方間に前進(第1図示左方
)移動する為種火パイロット升33の弁軸33a点火パ
イロット升の弁軸34aが夫々作動軸20の大径部20
dに当接し両パイロットカス′ff33.(34)が押
し開かれるとともに抑圧レバー35を介して電磁安全−
yF32が押し開かれる。
(第2図の(II参照)またこのときには、操作軸40
0回動によって作動レバー45も連動回動し圧電式起電
装置を作動せしめるため、点火パイロット、種火パイロ
ットに順次火炎が形成される。
この状態にて熱電利が所要の起電力を得る1で操作軸4
0の回動力を保持して係合L23a、23゜を挾持し続
げた後電磁安全弁32を開状態に保持烙せて、操作軸4
00回動力を緩めると係合部23a、23aが若干後退
移動した(「位置)後スプリング250弾発力により傾
斜カム5L51とストッパー52.52の間隔りを通過
してスリップ41に沿って作動軸20とともに直ちに後
退移動させられる。
この時、作動軸20は略々90度回動した状態にてピン
22がカム15に釦げる第1カム面15aの終端部の凹
溝15fに当接嵌入する。
(用位置)これにより、このときには、点火パイロット
ガス升の弁軸34aは作動軸20のテーパ一部20aと
対向位置するため閉じられ種火パイロットガス升33は
同じく大径部20dと当接しているため開状態に保持さ
れている。
(第2図のq、II)参照) その後、更に操作軸400反時計方向へ略々90度回動
すると、ピン22がカム15の第1カム面15aから第
2カム面15bへと移行しスプリング25の弾発力によ
り第2カム面15bに案内されて後退するので作動軸2
0はピン22を介して漸次後退(第1,6図示右方)さ
せられる。
このときには、作動軸20の後退によってメインガス−
M−31がクリップ21によりスプリング31aの弾発
力に抗して引寄せられ所定開度に押し開かれるため、メ
インバーナーに所要の火炎が形成される。
このとき、係合部23a、23aはスリット41内をそ
のはソ゛終端1で後退させられる。
(IV位置) なお、消火時においては、操作軸40を時計方向へ略々
90度回動すると、ピン22は回動させつX第2カム面
15bK案内されて前進させられるため、作動軸20は
スプリング250弾発力に抗して前進移動させられる。
このため、メインガス升31がスプリング31aの弾発
力により閉じられメインバーナーは消火する。
ここで種火パイロットバーナのみが点火した状態となる
また更に操作軸40を時計方向へ略々90度回動すると
、係合部23a、23aが各傾斜カム51,510上面
に当接し筒体50をスプリング53の弾発力に抗して前
進押動し係合部23a、23aは傾斜カム5L51を飛
び越え通過し原位置に復帰する。
(1位置)ここで種火パイロットガス升33も閉じられ
種火パイロットバーナーが消火する。
これにより、電磁安全弁32はスプリング32aの作用
により閉じられる。
上記したI 、m、IV各位置に釦いてピン22は凹部
15e、15f、15.に係合嵌入されて、操作軸40
は係止された状態となっており、不用意に回動すること
がない。
ところで、本考案に釦いては、筒体50の各傾斜カム5
L51とストッパー52.52間に間隔りが設けである
ので、種火パイロットバーナーが点火しないときには、
操作軸40をわずかにもどすのみで作動軸20がスプリ
ング250作用により直ちに後退させられ、作動軸20
の押圧レバー35による押動が直ちに解除される。
従って種火パイロットが点火ミスしたり、熱電対に所要
の起電力が得られない等の場合には電磁安全弁32はス
プリング32aの作用により閉止位置に直ちにもどされ
、生ガスの流出が確実に防止できる。
また、筒体50に突設したストッパー52,52に段部
52a 、52aが設けであるので、両パイロットバー
ナーの点火時に釦いて係合部23a。
23aが操作軸40とスi・ソバ−52間にて確実に挾
持され、パイロットバーナ一点火位置での位置決めが確
実に行なえる。
なお、上記の説明は本考案の一実施例に基づくものであ
り、本考案の実施に際しては実用新案登録請求の範囲に
記載した範囲内にて種々の変更が可能である。
本考案のガス点火装置によれば、パイロットバーナ一点
火時は操作軸を停止する1で回動しく係合部23a、2
3aがストッパー52,52に衝接する1で)その位置
で軽く保持し点火を確認してから手を離し引続き同方向
に回わせばメインガス弁は開かれメインバーナーの点火
燃焼が可能で、その操作は簡明で誤動作の恐れは全くな
い。
又操作軸を原停止位置に戻せば種火パイロットも消火す
るので使い勝手が良い。
更に電磁安全弁、メインガス弁、パイロット升の開閉は
1本の作動軸で行われ、その駆動機構も操作線上と同一
軸線上に全て配設されているので非常にコンパクト[組
立てることができ工業上すこぶる有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電磁安全弁付ガス点火装置の一実
施例を示す縦断側面図、第2図は第1図の2−2線に沿
ってみた各作動状態にむける図、第3図は第1図の3−
3線に釦げる切断断面図、第4図は第1図の4−4線に
お・ける切断断面図、第5図は操作軸の部分斜視図、第
6図はカムの内側面展開図、第7図は筒体の内側面展開
図である。 符号の説明、10・・・装置本体、20・・・作動軸、
23・・・摺動体、23a・・・係合部、25・・・ス
プリング、31・・・メインガス弁、32・・・電磁安
全弁、33、(34)・・・パイロットガス升、40・
・・操作軸、41・−・スリット、50・・・筒体、5
1・・・傾斜カム、52・・・ストッパー、D・・・間
隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作軸の回動に伴って回動しつつ前進あるいは後退する
    作動軸を設け、該作動軸の前進時にはこれによって本体
    内のガス通路に設けたパイロットガス弁及び電磁安全弁
    を開き、後退時にはメインガス升を開いてパイロットバ
    ーナー及びメインバーナーを順次点火するようにした電
    磁安全弁付ガス点火装置にむいて、前記操作軸の先端に
    は、本体との間に介装したスプリングにて常に後退する
    ように附勢された作動軸の後退部を収容する円筒部を形
    成するとともにその周壁には軸方向のスリットを設け、
    該スリットに前記作動軸の後退部に固定した摺動体を摺
    動可能に嵌入係合させ、さらに本体に軸方向の摺動のみ
    可能な筒体を挿着し、その内周壁には前記摺動体から延
    出する係合部を案内する傾斜カムと該傾斜カムの先端部
    にてこれと周方向に前記スリットの幅に略等しい間隔を
    保って離間するストッパーとを突設し、前記スリットに
    は前記係合部を係止せしめる段部を設けかつ前記ストッ
    パーには前記スリットの段部と協働して前記係合部を挾
    持する段部を設けたことを特徴とする電磁安全弁付ガス
    点火装置。
JP5490478U 1978-04-24 1978-04-24 電磁安全弁付ガス点火装置 Expired JPS5928197Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54156842U JPS54156842U (ja) 1979-10-31
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