JPS5928154B2 - パルスモ−タの駆動装置 - Google Patents

パルスモ−タの駆動装置

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JPS5928154B2
JPS5928154B2 JP11994878A JP11994878A JPS5928154B2 JP S5928154 B2 JPS5928154 B2 JP S5928154B2 JP 11994878 A JP11994878 A JP 11994878A JP 11994878 A JP11994878 A JP 11994878A JP S5928154 B2 JPS5928154 B2 JP S5928154B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パルスモータの、駆動装置に関し、とくに多
種少量品種のプレス加工品を製造するプレス装置の材料
供給装置に用いるパルスモータの駆動装置に関する。
プレス装置で製品を連続的に加工する場合、材料の無駄
を少なくするため、材料の送り量を正確に制御する必要
があり、また連続的に製品を加工する速度を上げるため
、材料を素早くプレス位置に送り込まなければならない
このため、通常ブレス装置の材料供給装置にパルスモー
タを駆動源として使用する。このパルスモータには可成
り高い負荷が掛けられているとともに、材料供給装置の
回転系統のイナーシャが加わるため、始動時に急激に高
い周波数の駆動パルスを印加すると、脱調を起す。また
パルスモータを停止せしめる場合も、印加している、駆
動パルスを急激にしや断すると、回転系統のイナーシャ
で材料の不要な送り込みが起つて、正確な数値制御が不
可能となる。このような不都合を避けるため、従来はパ
ルスモータの駆動回路にコンデンサの充放電力ーブを作
り出すCR回路と、該CR回路の出力電圧の時間的に変
化する出力電圧に応じて周波数が変化する電圧一周波数
変換回路を設け、パルスモータを始動せしめるときは、
CR上昇カーブにしたがつてパルスモータに印加する駆
動パルスの周波数を除々’ に上昇せしめるようにし、
またパルスモータを停止せしめるときは、CR下降カー
ブにしたがつてパルスモータに印加する、駆動パルスの
周波数を除除に下降せしめるように構成している。この
CR回路のカーブ形状は、時定数によつて決まる単一、
モードとなるため、パルスモータの運転開始時あるいは
停止時における駆動パルスの最適な周波数変化を行なわ
せることができず、したがつてパルスモータの出力トル
クに対して最大公約の加速あるいは減速トルクを選定し
なければならず、高速回転までの所要時間及び停止まで
の所要時間が長くなるという欠点を有する。本発明は、
運転開始時あるいは停止時においてパルスモータが最好
適な条件で始動あるいは停止せしめることができるよう
なパルスモータの制御回路を提供して従来の欠点を改善
しようとするものである。
次に本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明に係るパルスモータの制御回路を示すプ
ロツク図である。
第1図において、1は3ビツト構成の両刃向シフトレジ
スタで、後述する発振器の動作を制御するものである。
3乃至5は発振器であり、各CE端子がハイレベルにな
ると発振動作を開始する。
なお、発振器3の発振周波数は12.5KHz(80μ
Sec)、発振器4の発振周波数は40KHz(25μ
Sec)、発振器5の発振周波数は200KHz(5μ
Sec)である。6はアドレス・カウンタで、後述する
リード・オンリー・メモリ(以下ROMと略記する)の
アドレス指定を行なうものである。
7はアドレス・カウンタ6の動作か制御するフリツプ・
フロツプ回路(以下FF回路と略記する)である。
8は周波数変換用ROMl9は切換用ROMである。
なお、周波数変換用ROM8及び切換用ROM9にスト
アされている情報内容についての説明は後に詳述する。
10,11,12はいずれも単安定マルチバイブレータ
からなる駆動発振器で、CE端子がハイレベルになつた
ときトリガパルスが加えられるとそれぞれ所定幅を持つ
たパルスを発生する。
なお、それぞれが出力するパルス幅は、T1−480μ
50,、T2−350ttsec.T3=250μSe
cである。13は3ビツト構成の両方向性シフトレジス
タで、1駆動発振器を制御するものである。
14はRS型のFF回路で、両方向性シフトレジスタ1
及び13のシフトカ向を制御する。
そして、Q−1,00のとき、2つの両刃向性レジスタ
は正方向にシフトし、Q−0,Q−1のとき、逆力向に
シフトする。15はパルス発生器で、これにトリカー信
号が加えられると、パルスモータ駆動に必要な幅を持つ
たパルスモータ駆動用のパルスを発生する。
16は減算カウンタ、17は減算カウンタ17に数値を
セツトする数値セツト回路、18は減算カウンタ16の
残数をチエツクする比較器、19は残数セツト回路、2
0は4入力の論理和回路、21及び22は3入力の論理
和回路、23及び24は2入力の論理和回路、25は論
理積回路、26及び27は抑止回路である。
次に周波数変換用ROM8の機能と該ROM8にストア
されているデータについて説明する。
第2図Aはパルスモータを駆動する場合、時間tの経過
にしたがつてパルスモータに印加する駆動パルスの周波
数fの理想的な変化状態を示した特性曲線図であり、時
間t−0からt−t1までがパルスモータを定速運転状
態に至らしめるまでの時間、t−T,からt=T2の時
間が、パルスモータに一定の駆動周波数を持つた駆動パ
ルスを印加する定速運転時間、t−T2からt−T3ま
でがパルスモータを定速運転状態から完全に停止せしめ
るまでの時間である。そして、たとえば停止中のパルス
モータを定速運転状態に至らしめる場合、時間tが経過
するにつれてパルスモータに印加する1駆動パルスの周
波数を第2図Aに示す曲線よりも高くすると、パルスモ
ータは脱調を起し、曲線よりも低くすると、時間t−0
からt−t1までの時間t1内にパルスモータを定速運
転状態にまで動作させることができない。ところで、本
発明の一実施例においては、パルスモータを定速状態に
まで至らしめる時間Ta及び定速状態から停止せしめる
までの時間Tbにパルスモータに印加する駆動パルスの
数をそれぞれ30個とし、第2図Bに示すように、時間
Ta内において、1駆動パルスの発生間隔を第2図Bに
示すように除々に狭くしてその周波数を理想的な状態で
除々に高め、時間Tb内において、駆動パルスの発生間
隔を除々に広げてその周波数を理想的な状態で除々に低
下せしめて最後に零とする。
上述の如き駆動パルスの理想的な周波数変化をもたらす
ために本発明においては、周波数変換用ROM8を用い
る。該周波数変換用ROM8はたとえばO番地から52
9番地に至る530個のメモリセルからなり、0番地か
ら264番地までに始動時のデータがストアされ、26
5番地から529番地までに停止時のデータがストアさ
れている。さらに詳しく述べるならば、第0番地、第9
番地、第16番地、第21番地、第25番地、第28番
地、第39番地・・・・・・という具合に、所定の飛番
地ごとに所定のデータ間隔をもつで1゛がストアされて
いる。このように飛番地ごとに”1゛をストアしておき
、第0番地から順次各番地を定速で読み出した場合、周
波数変換用ROM8の出力側には、読み出しクロツク信
号の周波数よりも低い周波数に変換された信号が出力さ
れる。
また、゛1゛をストアする番地を変えることにより、変
換周波数の変化特性を変えることができる。次に上述の
ように周波数変換用ROM8による周波数変換作用を中
心にして実施例の動作について説明する。
まず、装置を動作せしめる前に、数値セツト回路17に
パルスモータを始動したときから完全に停止するまでの
間にパルスモータに印加するパルスの数をセツトする。
この数は第2図Bにおける数値nである。次に残数セツ
ト回路19に、定速状態から停止までのパルス数30を
セツトする。次いで両方向性シフトレジスタ1及び13
にセツト信号を加えた後、スタートパルスを入力端Aに
加えると、FF回路14がセツトされ、Q−1、Q−0
となる。そして、両刃向性シフトレジスタ1及び13の
Q−1により発振器3が発振を始めるとともに、駆動発
振器10が動作状態となる。また、FF回路7もセツト
され、Q−1、Q=0となるため、アドレス・カウンタ
6が動作状態となる。発振器3が動作を始めてパルスを
出力すると、その信号は論理和回路21及び抑止回路2
6を通つてアドレス・カウンタ6に加えられ、パルスが
1個加えられるごとに第0番地から順次アドレ不指定が
行なわれる。そして、第3図に示すタイムチヤートから
あきらかなようにまず第1番目のパルスで第0番地がア
ドレス指定されると、該番地にストアされている6rの
情報が読み出されて周波数変換用ROM8の出力はハイ
レベルになる。第1番地には情報が書き込まれていない
ので、第2番目のパルスで第1番地をアドレス指定する
と、周波数変換用ROM8の出力はハイレベルからロー
レベルに切替わる。この立下りのタイミングで駆動発振
器10がトリカーされて幅480μSecのパルスを出
力する。このパルスは論理和回路22を通り、パルス発
生器15に加えられる。また、このパルスは抑止回路2
6にも加えられるため、該パルスが出力されると同時に
抑止回路26′フ はオフとなり、アドレス・カウンタ6にアドレス指定用
のパルスが加えられなくなつて、周波数変換用ROM8
の読み出しは一時中断する。
一力、論理和回路22から出力されたパルスを加えられ
たパルス発生器15では、該パルスの立下りのタイミン
グで、幅約120μSecの1駆動パルスを出力し、こ
のパルスは出力端からパルスモータの駆動回路に供給さ
れるとともに、減算カウンタ16に加えられて該減算カ
ウンタにセツトされた数値を1つ減する。
なお、アドレス・カウンタ6に最初のパルスが加えられ
てからパルス発生器15が1駆動パルスを出力するまで
の時間は560μSecである。論理和回路22から出
力されたパルスが立下がると、抑止回路26のオフ状態
は解かれるため、アドレス・カウンタ6に再びパルスが
加えられて第2番地目からのアドレス指定が再開される
そして、第9番地がアドレス指定を受けると、該番地に
ストアされている゛丁゛の情報が読み出されて周波数変
換用ROM8の出力はハイレベルになる。第10番地に
は情報が書き込まれていないので、発振器3からの次の
パルスで第10番地をアドレス指定すると、周波数変換
用ROM8の出力はハイレベルからローレベルに切替わ
る。この立下りのタイミングで駆動発振器10がトリカ
ーされて再び幅480μSecのパルスを出力する。こ
のパルスは論理和回路22を通り、パルス発生器15に
加えられる。また、このパルスは抑止回路26にも加え
られるため、該パルスが出力されると同時に抑止回路2
6はオフとなり、アドレス・カウンタ6にアドレス指定
用のパルスが加えられなくなつて、周波数変換用ROM
8の読み出しは再度中止される。一方、論理和回路22
から出力されたパルスを加えられたパルス発生器15で
は、該パルスの立下りのタイミングで、幅約120μ8
ecの,駆動パルスを出力し、このパルスは出力端から
パルスモータの駆動回路に供給されるとともに、減算カ
ウンタ16に加えられて該減算カウンタにセツトされた
数値をさらに1つ減する。
なお、第1番目の駆動パルスが発生してから第2番目の
駆動パルスが発生されるまでの時間は1120μ5,C
である。なお、次に示す表は、この実施例における発振
器3,4,5から出力されるパルス幅、周波数変換用R
OM8にストアされたデータとその間隔、駆動発振器か
ら出力されるパルスの幅、駆動パルスの発生間隔を示し
たものである。第2番目の,駆動パルスが発生された後
も引続き周波数変換用ROM8にストアされたデータの
読み出しが続けられ、上記表に示したように第16番地
のデータで第3番目の駆動パルスを発生させ、第21番
地のデータで第4番目の駆動パルスを発生させ、第28
番地のデータで第5番目の駆動パルスを発生させ、第2
8番地のデータで第6番目のデータを発生させる。
この間、1駆動パルスの発生間隔は960μSec、8
00μ5ec、720μSec、640μSecスムー
ズにしかも除々に発生間隔は狭まつて行く、すなわち、
駆動パルスの周波数が除々に高まつて行く。第4図は1
駆動パルスの発生個数が増加するにしたがつて1駆動パ
ルスの発生間隔が除々に狭まつて行く様子を示したグラ
フである。切換用ROM9は、アドレス・カウンタ6に
より周波数変換用ROM8のアドレス指定と同じように
アドレス指定される。
そして、第29番地が指定されると、切換用ROM9か
らハイレベルの信号が出力され、その出力は論理和回路
20を通つて両方向性シフトレジスタ1及び13に加え
られる。次いで第30番地が指定されると、切換用RO
M9の出力は零となるため、切換用ROM9の出力の立
下りのタイミングで、2つの両刃向性シフトレジスタ1
及び13は正方向に1ビツトシフトし、Q2−1となる
。このため、発振器3及び駆動発振器10は休止し、代
つて発振器4及び駆動発振器11が動作を開始する。な
お、周波数変換用ROM8のアドレス指定を行なうスピ
ードと駆動発振器のパルス幅が代つても、データ間隔を
適当に選択することにより、第6番目の駆動パルス発生
から第7番目の駆動パルス発生までの間隔は、表に示す
ように急激に狭められることがない。発振器4と駆動発
振器11が動作している期間中にパルス発生器15から
第7番目乃至第13番目の駆動パルスが出力され、その
後、第74番地のアドレス指定が行なわれたとき切替用
ROM9から切替信号が発せられ、前記と同様の切替動
作が行なわれて発振器5及び駆動発振器12が動作を開
始する。発振器5と駆動発振器12が動作している期間
中にパルス発生回路15から第14番目乃至第30番目
の駆動パルスが発生する。
この間、減算カウンタ16には30個の駆動パルスが加
えられてセツトされた数値から30が引算される。これ
までの動作で、パルスモータに加えられる駆動パルスの
パルス発生間隔が除々に狭められて定速運転状態にまで
達し、始動動作は終了する。そして、切替用ROM9の
第265番地がアドレス指定されると、切替用ROM9
からハイレベルの信号が出力され、この信号でFF回路
7がりセツトされてQ−1となるため、周波数変換用R
OM8及び切替用ROM9は第265番地のアドレス指
定を受けたまま休止状態となると同時に、FF回路7の
Q−1の信号により論理積回路25がオンとなるため、
発振器5の出力信号が抑止回路27に加えられる。論理
和回路22の出力はローレベルであるから、発振器5の
出力信号は抑止回路27を抜けて駆動発振器12に加え
られ、最初に到達した出力信号のパルスにより該駆動発
振器12はトリガされ、出力端はハイレベルになる。し
たがつて論理和回路22の出力もハイレベルになるため
、抑止回路27はオフとなり、第2発目以後の発振器5
の出力信号は抑止回路27を通過できなくなる。また駆
動発振器12の出力端に、トリガされてから250μ,
0cだけハイレベルになつた後、ローレベルに戻る。こ
の立下りのタイミングでパルス発生器15がトリガされ
、該パルス発生器15からパルス幅120μSecの駆
動パルスが発生する。一方、駆動発振器12の出力がロ
ーレベルに戻ると再び抑止回路27はオンとなるため、
発振器5の出力信号は抑止回路27を抜けて駆動発振器
12に加えられ、この信号により該駆動発振器12はト
リガされるというような動作が繰返されて、パルス発生
器15からはパルス幅約120μSeclパルス発生間
隔255μSecの駆動パルスが連続的に発生され、パ
ルスモータはこの駆動パルスにより定速回転して所定の
作業を行なう。
この間、減算カウンタ16にセツトされた数値は、駆動
パルスが加えられるたびごとに減算される。所定の作業
が終りに近ずき、減算カウンタ16の数値が30になる
と、比較器18がこの数値を検出して出力端からハイレ
ベルの信号を出力する。この信号によりFF回路7は再
びセツトされるため、Q1となり、抑止回路26が再び
オンとなり、代つて論理積回路25がオフとなる。抑止
回路26がオンとなると、発振器5の出力信号は抑止回
路を通つてアドレス・カウンタ6に加えられ、周波数変
換用ROM8及び切替用ROM9は第266番地から再
びアドレス指定が続けられる。
また、比較器18の出力がハイレベルになると、FF回
路14はりセツトされ、Q−0、Q−1となるため、両
方向性シフトレジスタ1及び13のシフトカ向は逆力向
に切替えられる。
周波数変換用ROM8及び切替用ROM9のアドレス指
定が再開されると、これらROMからは停止動作時のデ
ータが読み出されてパルスモータを停止させる動作に移
る。
周波数変換用ROM8の第266番地から第532番地
までには、第0番地から第264番地までにストアされ
ているデータを逆に読んだときとほぼ同様なデータがス
トアされており、また、第429番地及び第463番地
がアドレス指定されたとき、切替用ROM9から切替信
号が発せられる。
そして両方向性シフトレジスタ1が逆方向にシフトする
に従がつて、発振器5から発振器4、発振器3と順次切
替えられるとともに、両刃向性シフトレジスタ13が逆
方向にシフトするに従つて、駆動発振器12から駆動発
振器11.駆動発振器10と順次切替えられて駆動パル
スの発生間隔を理想的なカーブに従つて除々に広げて行
く。このようにして駆動パルスがn−30番目からn番
目に至つたとき、減算カウンタ16のセツト数は零とな
り、゛O゛信号が出力され、この町”信号によりて全て
の機能を停止せしめてパルスモータの始動・運転・停止
の1サイクル分の動作を終了する。次いで2サイクル目
の動作を行なう場合は、再度上述の如き動作を繰返して
行なえば良い。
なお、上記実施例において、発振器及び1駆動発振器は
それぞれ3個宛設けているが、各々2個あるいは4個以
上設けても良いことはもちろんのことである。また、上
記実施例においては両方向性シフトレジスタを2個用い
ているが、これを1個で共用せしめることもできる。
さらに上記実施例は、木目細かく駆動パルスの発生間隔
を変化せしめるため、複数個の発振器と複数個の駆動発
振器とこれらを切替える両方向性シフトレジスタと該シ
フトレジスタを制御する切替用ROM9を備えているが
、周波数変換用ROM8のビツト数を増加せしめれば、
発振器と駆動発振器をそれぞれ1個ずつ設けるだけで所
期の目的を達成せしめることができる。
以上詳細に説明したように、本発明は周波数変換用回路
にメモリを用いているので、メモリ・セルにストアする
データ間隔を自由に設定することができる。
したがつて、起動あるいは停止時にパルスモータが最良
の加速トルクあるいは減速トルクを得ることができる周
波数変化特性を作り出すことができ、従来のようにパル
スモータの脱調を防ぐために最大公約の加速あるいは減
速トルクを選定するようなことがなくなるばかりか、起
動あるいは停止時の所要時間も最短とすることができる
。また、メモリには、起動あるいは停止時に印加する7
駆動パルスの周期の変化分に対するデータのみをストア
し、メモリの読出しを駆動パルスの周期を変化させるタ
イミングだけ行ない、後は駆動発振器を動作させてメモ
リの読出しを中止するように構成されているので、メモ
リには起動あるいは停止時の全データをストアする必要
がない。したがつてメモリ容量も比較的小容量のもので
良い。さらに、本発明においては、アドレス・カウンタ
を動作せしめる発振周波数の異なる発振器を複数個設け
るとともに、発生パルス幅の異なる駆動発振器を複数個
設け、メモリの読出し速度あるいは駆動発振器から発生
するパルスの幅を種々変化させることにより、さらに細
かく滑らかな起動あるいは停止時の特性曲線を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すプロツタ図、第2図A
はパルスモータの1駆動特性曲線図、第2図Bは1駆動
パルスの発生間隔を示す図、第3図は始動開始直後の各
部の波形を示す波形図、第4図は始動時の起動周波数特
性曲線図である。 図中、1は両方向性シフトレジスタ、3乃至5は発振器
、6はアドレス・カウンタ、8は周波数変換用ROMl
9は切替用ROM、10乃至12は駆動発振器、13は
両方向性シフトレジスタ、15はパルス発生器、16は
減算カウンタ、17は数値セツト回路、18は比較器、
19は残数セツト回路、20乃至24は論理和回路、2
5は論理積回路、26及び27は抑止回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 メモリ・セルに所定の番地間隔をもつてデータをス
    トアした第1のメモリと、該第1のメモリのメモリ・セ
    ルを番地の順序に従つてアドレス指定を行うアドレス・
    カウンタと、アドレス・カウンタを動作せしめる発振周
    期の異なる複数の発振器と、該発振器を切替える第1の
    切替回路と、トリガ信号によりトリガされて長さの異な
    るパルスを発生する複数の駆動発振器と、駆動発振器を
    切替える第2の切替回路と、所定のタイミングで第1と
    第2の切替回路を制御する第2のメモリと、駆動発振器
    から発生されるパルスの立下りのタイミングで所定間隔
    を有する駆動パルスを発生するパルス発生器とを有し、
    第1のメモリから読み出されるデータを用いて駆動発振
    器をトリガせしめることによつてパルス発生器から出力
    されるパルスモータを駆動する駆動パルスのタイミング
    を制御せしめるとともに、第2のメモリにより第1と第
    2の切替回路を制御して発振器と駆動発振器を切替える
    ことを特徴とするパルスモータの駆動装置。
JP11994878A 1978-09-29 1978-09-29 パルスモ−タの駆動装置 Expired JPS5928154B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01256647A (ja) * 1988-04-04 1989-10-13 Fujita Corp デッキ床築造方法とそれに使用するスペーサ付鉄筋

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