JPS5928083A - スクロ−ル型圧縮機 - Google Patents

スクロ−ル型圧縮機

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JPS5928083A
JPS5928083A JP57137650A JP13765082A JPS5928083A JP S5928083 A JPS5928083 A JP S5928083A JP 57137650 A JP57137650 A JP 57137650A JP 13765082 A JP13765082 A JP 13765082A JP S5928083 A JPS5928083 A JP S5928083A
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Kiyoshi Terauchi
清 寺内
Akihiro Kawano
川野 明洋
Atsushi Manabe
真部 淳
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Sanden Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C28/16Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using lift valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷暖房装置用圧縮機に係り、特に一対のうず巻
体を角度をずらせてかみ合わせ、一方のうず巻体に相対
的な円運動(公転運動のみ)を与えて、両うず巻体間に
形成した密閉空間を中心方向へ容積の減少を伴なわせな
がら移動させ、中心部から圧縮ガスを吐出させるように
したスクロール型と呼ばれる冷媒圧縮機に関する。
一般の室内冷房あるいは暖房の場合、室内温度が一旦設
定温度にまで達すると、その後に室内温度が上昇あるい
は下降したときに補う冷凍あるいは暖房能力は小さくて
すむ。ところが冷房あるいは暖房装置は普通、室内温度
や室内外の温度差等にしたがってオンオフされるように
なっているため、室内が設定温度にまで冷却あるいは加
温された後は、オンオフの繰り返しが高感度のものほど
多くなり、駆動源に大きな負荷が断続的に加わってしま
う。また特に自動車用冷房装置にあっては、上述の温度
上の問題に加え、回転数が刻々と変化する自動車エンジ
ンによって冷媒圧縮機を駆動するようになっているので
、その冷媒圧縮機の無駄な駆動を避けるには、エンジン
と圧縮機との動力伝達を掛は外しする電磁クラッチを頻
繁にオンオフしなければならず、その都度エンジンにか
かる負荷が変化するため小型車への適用には制限がある
さらに、エンジン駆動ヒートポンプにおいては、エンジ
ンの回転数を変化させて、冷暖房能力を制御するよりも
、圧縮機の容量を変化させて冷暖房能力を制御したほう
が、冷暖房装置全体の効率が高くなる場合もある。
さらにまた、従来の容量可変機構、即ち中間圧力室を直
接吸入室と連通させ、あるいはカップ状部分に中間圧力
室へ通じる吸入ポートを取り付けて該中間圧力室を直接
吸入室とし、平常は弾性体あるいは弁口体のばね性によ
って側板に圧接されている強磁性材料より成る弁を、吸
入室に配置した電磁石への通電制御によって動作させ、
流体バイパス孔の開閉を制御することにより、容量を制
御する機構にあっては、吸入室の圧力は両うず巻体間に
形成される密閉空間内の圧力よりも常に低いため、流体
バイパス孔を弁で閉塞した状態、圧縮機を大容量で駆動
させる場合には、両うず巻体間に形成される密閉空間内
の圧縮流体が、流体バイパス孔より吸入室へ漏洩するこ
とがあった。また、弁の動作を制御する電磁石は、通常
2個必要となり、1個の電磁石で弁を制御する場合には
、うず巻の伸開角がπだけずれた位置にある1対の流体
バイパス孔を同時に開閉する必要があるため、大きな電
磁石が必要となっていた。
それ故に本発明の目的は、消費エネルギーに大きな無駄
を生じることなく、必要に応じて圧縮比を小さくして駆
動源の負担を軽減することの可能なスクロール型圧縮機
の提供にある。
さらに本発明は、両うず巻体間に形成される密閉空間の
最初の容積を減少させることで上記目的を達成すること
を目的とする。
本発明のその上の目的は、外周端に形成される通常の流
体取り込み口よりも中心部に近い部分に、開閉制御され
る流体通孔を設けて上記各目的を達成することにある。
本発明のさらに他の目的は、流体通孔の密閉不良により
、密閉圧縮空間の流体が、吸入口に通じ′た吸入室に漏
洩することのないスクロール型圧縮機を提供することに
ある。
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して詳細に説明
する。
第1図を参照して、図示の圧縮機IU、アルミニウムあ
るいはアルミニウム合金で作られたフロントエンドプレ
ート11と、これに設置されたカップ状部分12とから
なる圧縮機ハウジング10を有している。
フロントエンドプレート11は、主軸14を挿通させる
ための貫通孔111を中心に形成されておシ、背面には
貫通孔111と同心状の環状突起112が形成されてい
る。一方、カップ状部分12は、スチール板の絞り加工
、あるいはアルミダイカストによって形成させる。カッ
プ状部分12は、その開口部をフロントエンドプレート
の環状突起112上に嵌合し固着される。なお、0−リ
ング18が接合部に挾持されてシールを行なっている。
主軸14の内端にはディスクロータ141が固定されて
おり、このディスクロータ141は貫通孔111内にボ
ールベアリング1ろによって回転可能に支持されている
フロントエンドプレート11は、また主軸14を取巻く
ように前方に伸びたスリーブ15を有している。スリー
ブ15は、フロントエンドプレート11と一体に成形さ
れても良いが、ここでは、フロントエンドプレートとは
別個にスチールにて形成され、ねじ(図示せず)によっ
て、フロントエンドプレート11の前面に取付けられて
いる。
スリーブ15内の前端部には、ボールベアリング19が
設置されており、主軸14を回転可能に支持している。
シャフトシール組立体16は、スリーブ15中で主軸1
4上に組立てられている。
スリーブ15の外面上には、ベアリング61によって、
プーリー171が回転可能に支持されるとともに、電磁
石172が固定されている。一方主軸14のスリーブ1
5から突出した端部上には、アーマチャプレー)30が
弾性支持されている。
即ち、プーリー171、電磁石172およびアーマチャ
プレート30により、電磁クラッチが構成されており、
これによって外部駆動源(例えば自動車エンジン)の回
転をベルトを介してプーリー171へ伝え、電磁石17
2への通電によって、アーマチャプレート60をブー’
J−171へ吸着することによって主軸14へ回転力を
伝達するようにしている。
フロントエンドプレート11によって開口部を閉じられ
たカップ状部分12内には、固定スクロール部材20、
可動スクロール部材21、可動スクロール駆動機構およ
び可動スクロール回転阻止機構22が設けられている。
固定スクロール部材20は、一般に側板201とその一
面に固定されたりず巻体202とからなっており、側板
201は数箇所をボルト26によってカップ状部分12
に固定されている。また側板201の外周面には、溝が
形成され、この溝中にはシールリングろ4が配置され、
側板201の外周面とカップ状部分12の内面との間を
シールしている。従って、固定スクロール部材20の側
板201によって、カップ状部分の内部は、後方の室2
6とうず巻体202の配置される前方の室25とに分離
される。
なお、カップ状部分12の内部には、円筒状の隔壁12
1が軸方向へ突出するよう形成されている。側板201
の側面と接触する隔壁121の先端面には溝122が形
成されており、該溝122中に7−ルリング62を配設
することにより、側板201の背面と隔壁121の先端
面との間をシールしている。従って、後方の室26は、
隔壁121によって内側に形成される吐出室261と外
側に形成される中間圧力室262とに分離される。
室25中には、可動スクロール部材21が配置されてい
る。可動スクロール部材21は側板211とその一面に
固定されたりず巻体212からなり、うず巻体212は
、うず巻体202と180°の角度ずれをもってかみ合
わされて、両うず巻体の間に密閉空間を形成している。
可動スクロール部材21は、ディスクロータ141の内
端面に偏心して結合した駆動輪27上に、ラジアルベア
リング28を介して、回転可能に設置されている。一方
フロントエンドプレート11へ固定結合された固定リン
グ221と、これと対向するように可動、スクロール2
1の側板211へ固定された可動リング222と、両リ
ングに形成したボール受穴241゜242中に配置した
ボール224とによって回転阻止機構22が構成されて
いる。
圧縮ハウジング10は、カップ状部分12に外部の流体
回路と接続するだめの吸入ポートろ5と吐出ポート36
を設けている。吸入ポート65から吸入室25に導入さ
れ、両スクロール部材20゜21間の密閉空間へ取り込
まれ、可動スクロール210円軌道運動によシ圧縮され
ながら中心部へ移動し、固定スクロール部材20の側板
201の中心部忙殺けた吐出孔204から吐出弁67を
介して吐出室261へ吹出し、そこから吐出ポート36
を通って流体回路へ流出する。
ところで両スクロール部材20.21間の密閉空間への
流体の取り込みは普通、一方のうず巻体202又は21
2の外端と他方のうず巻体の外側面との間にそれぞれ形
成される合計二つの流体取り込み口を通して行われる。
即ち可動スクロール部材21の円軌道運動にしたがって
流体取り込み口が開閉され、その際に両スクロール部材
20゜21間の密閉空間へ流体を取シ込む。ここでうず
巻体202,212の外端の位置は最終伸開角φend
で表わされるので、流体取り込み口の位置も最終伸開角
φendで実質的に定まる。
さらに第2図をも参照して、固定スクロール部材20は
うず巻体202の最終伸開角φendが4πを越えるも
のであり、しかも中間圧力室262に通じた2つの流体
バイパス孔205および206を有している。一方の流
体バイパス孔205I′i、うず巻体202の成る伸開
角銘の位置に対応し、かつうず巻体202の内側に開口
するように設けられている。他方の流体バイパス孔20
6は、うず巻体202の成る伸開角(翰−π)の位置に
対応し、かつうず巻体202の外側に開口するように設
けられている。したがって流体バイパス孔205.20
6はいずれも、流体取り込み口(三箇所)よりもうず巻
方向に沿って中心に近づいた位置に対応することとなる
。ここで流体バイパス孔225,226が設けられる角
度位置は、φend )φ、〉φend−2π  ・・
・・・・・・・・・・・・・(11で定まる範囲内に選
ぶ。
さて流体バイパス孔205,206の形成は、固定スク
ロール部材20の側板201にうず巻体202とは反対
面からドリルを適用することにより行う。その際、一方
の流体バイパス孔205はうず巻体202の内側面に少
し喰い込んだ位置に形成し、また他方の流体バイパス孔
206はうず巻体202の外側面に少し喰い込んだ位置
に形成する。これらの流体バイパス孔205.206は
またいずれも、第6図からもわかるように、可動スクロ
ール部材21のうず巻体212が固定スクロール部材2
0のうず巻体202の流体バイノくス孔205(又は2
06)を設けた部分に接触したときにも、チップシール
68の部分を越えてそのうず巻体212の反対側空間6
9へ連通してしまうことのないように設計される。流体
バイパス孔205.206はうず巻体202に喰い込ん
で形成されているため、そのような設計条件を満しつつ
断面積を十分に大きくとることができる。なお流体バイ
パス孔205.206は、うず巻方向に沼って複数個を
隣接形成するか、それらの複数個の孔を一体化せしめて
長孔となし、それにより断面積の拡大を計ってもよい。
また固定スクロール部材20の側板201のうず巻体2
02とは反対の面には、流体バイパス孔205.206
に一対一で対応した位置に板状の弁41をビス等の固着
手段42でそれぞれ固着する。なお、弁41には流体バ
イパス孔205゜206を閉じた時に、それらの流体バ
イパス孔205.206に嵌入する部分を設けた方が良
い。
さらに、固定スクロール部材20の側板201には、う
ず巻体202,212の最終伸開角φendで実質的に
定まる流体取り込み口の位置よりもうず巻の外側の位置
に、吸入室25と中間圧力室262を連通ずる流体通孔
40が設けられている。
中間圧力室262内には、カップ状部分12に穿設され
た孔49に嵌合取付された電磁弁46が配されている。
電磁弁43の弁体44は平常では、弾性体47のバネ力
によって固定スクロール部材20の側板201に圧接さ
れ、流体通孔40を閉じているが、電磁弁43の電磁石
45に通電すると、弁体44は、軸方向で側板201と
は反対方向に吸引され流体通孔40を開放する。電磁弁
43の孔49への増刊はスナップリング50を用いて行
なっているが、種々の変形が可能なことはいうまでもな
い。
電磁弁46が嵌合取付られる孔49のカップ状部分12
の内周面には溝が形成され、この溝中にはシールリング
48が配置され、カップ状部分12の孔49の内周面と
電磁弁43のきよう体46の外周面との間をシールし、
中間圧力室64と外気とを分離している。
電磁弁4ろの弁体44の先端形状、および固定スクロー
ル部材20の側板201の流体通孔40の弁座51の形
状は、弁座51と弁体44の圧接部の密着状態を良好と
するように種々の形状に設計される。
次に作用につき説明する。
今、流体通孔40を閉じた状態、・即ち電磁弁46の電
磁石45の非励磁状態において、可動部材21を所定の
如く駆動すると上述した流体取り込み口から流体を両う
ず巻体201.202間に形成される空間に取り込みか
つその空間の容積の減少に伴って流体を圧縮しつつ中心
に移動せしめて吐出孔204から吐出室261へ吐出さ
れる。
このとき、初期の圧縮過程では両うず巻体202゜21
2間に形成される密閉空間の圧縮流体圧力は、中間圧力
室262の圧力より高いため、圧縮流体は弁41を押し
あけて、流体バイパス孔2o5゜206を通して、中間
圧力室34中に流入し、中間圧力室34内の流体圧力が
、流体バイパス孔205.206を介して連通する両う
ず巻体202゜212間に形成される密閉空間の容積が
最小となる時点の圧縮流体圧力に達すると両うず巻体2
02゜212間に形成される密閉空間から中間圧力室2
62への圧縮流体の流入は止まる。また圧縮過程におい
て、中間圧力室262中の流体圧力が、両うず巻体20
1,202間に形成される密閉空間中の流体圧力よりも
高い間は、弁41が固定スクロール部材20の側板20
1に圧接され、流体バイパス孔205,206を閉塞す
るため、中間圧力室262内の流体は、両うず巻体20
2゜212に形成される密閉空間内に流入し、再膨張す
ることはない。
しだがって、このとき両うず巻体202..212間に
形成される密閉空間の最初の容積は大きいだめ、圧縮比
が大きく大能力の圧縮機として働く。
また、電磁弁46の電磁石44に通電して流体通孔40
を開いた状態では、中間圧力室262と吸入室25は流
体通孔40を介して連通し、中間圧力室262内の圧力
は、吸入室25の圧力と同等となり、中間圧力室262
内の圧力は、流体バイパス孔205.206によって連
通ずる、両うず巻体202,212間に形成される密閉
空間内の圧力よりも常に低くなる。
したがって、この状態で可動スクロール部材21を同様
に駆動すると、第4図に示すように両うず巻体202,
212間に形成される最も外側の二つの空間a1.b1
に取り込まれた流体は、第5図に示すようにその空間の
容積減少に伴って、流体バイパス孔205.206から
中間圧力室262へ排出され、中間圧力室262からは
流体通孔40を通して吸入室25へ戻る。
この結果、両うず巻体202,212間の空間は、流体
バイパス孔205.206および流体通孔40を通して
吸入室25へ連通している状態では、取り込んだ流体の
圧縮を行うことはない。そしてそれらの空間a1.b1
が中心へ向って移動し、第6図に示すように流体バイパ
ス孔205.206から遮断されると、それ以降におい
て残りの流体の圧縮を行うことになる。このとき両うず
巻体202.212間に形成される密閉空間の最初の容
積が小さくなっているため、圧縮比が小さく小能力の圧
縮機として働く。
こうしてこのスクロール型圧縮機は、必要に応じて能力
の大小を切換えることができ、かついずれの能力で使用
するときにも無駄な圧縮作業を行うことはない。なお流
体バイパス孔205..206が開いた状態を示す第4
図〜第6図においては、流体に圧縮作用を及ぼす空間に
は斜視を施しである。
なお流体バイパス孔205,206が設けられる角度位
置は上記(1)式で定まる範囲内に選ばれるが、その際
φ1を(φend −2π)に近づければ、流体バイパ
ス孔205,206を開いたときの圧縮比の減少幅が大
きくなり、したがって切換えられる能力の差を大きくと
ることができる。ただしV、が(φend−’lπ)よ
りも小さくなると、無駄な圧縮作業を行なうようになっ
てしまうため好ましくないことが理解されよう。
以上説明したように、本発明は電磁弁の弁体により開口
の開閉を制御される流体通孔を介して吸入室と連通し、
かつ弁により開口の開閉を制御される流体バイパス孔を
介して、うず巻体間に形成される密閉空間と連通ずる中
間圧力室を圧縮機ハウジング内に形成することにより、
圧縮機を大容量で使用する場合、即ち電磁弁に通電せず
弾性体により弁体が側板側に圧接され、流体通孔の開口
を閉塞している状態で使用する場合、中間圧力室内の圧
力より高くなるので、弁体を側板側へ更に圧接する力が
働くため、中間圧力室内の流体は吸入室側へは漏れず、
また中間圧力室内の圧力はうず巻体間に最初に形成され
る密閉空間内の圧力より常に高いか、あるいは同等とな
っているので。
該密閉空間内の流体は流体バイパス孔を介して中間圧力
室へ漏れることが無く、このため高効率で信頼性の高い
圧縮機を得ることが可能となる。
1だ、流体バイパス孔の開口を開閉制御する1対の弁の
動作を、1個の電磁弁で流体通孔を開閉制御することに
より間接的に制御することができるので、電磁弁の占め
る容積が小さくてすみ、小型で軽量、廉価な圧縮機を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスクロール型圧縮機の一実施例を
示す断面図、第2図は固定スクロール部材の正面図、第
6図は流体バイパス孔を設けた部分のみの断面図、第4
図は両うず巻体で流体゛を取シ込んだ瞬間を示す説明図
、第5図および第6図はさらに可動のうず巻体の駆動が
進行した状態を示す説明図である。 1・・・圧縮機  20・・・固定スクロール部材20
1・・・側板  20′2・・・うず巻体204・・・
吐出孔  205,206・・・流体バイパス孔21・
・・可動スクロール部材  211・・・側板212・
・・うず巻体  4o・・・流体通孔41・・・弁  
46・・・電磁弁 特許出願人ぞ−)、 第2図 第3図 第4図 2υ1 第、6図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流体吸入口と流体排出口とを有する圧縮機ハウジングと
    、第1の板体の一側面上に固定された第1のうず巻体を
    有し上記ハウジング内に固定配置された固定スクロール
    部材と、第2の板体の一側面上に固定された第2のうず
    巻体を有し、該第2のうず巻体が上記第1のうず巻体と
    角・度をずらせて噛み合い、それらの間に閉塞された′
    流体ポケットを形成するように上記固定スクロール部材
    と重ね合わされた可動スクロール部材と、該可動スクロ
    ール部材と、該可動スクロール部材に円軌道運動を与え
    るために該可動スクロール部材と結合された駆動機構と
    、該可動スクロール部材の上記円軌道運動の間該可動ス
    クロール部材の回転を阻止する回転阻止機構とを有し、
    上記可動スクロール部材の上記円軌道運動によって、上
    記流体ポケットが容麺を減少しながら上記両うず巻体の
    中心方向へ移動し、これによって流体の圧縮が行なわれ
    るスクロール型圧縮機において、上記固定スクロール部
    材は、上記第1の板体が上肢ノ・ウジング内に形成され
    た密閉空間を、上記流体吸入口に連通ずる前方の室と後
    方の室とに仕切るとともに、上記第1のうず巻体が該前
    方の室に位置するように配置されており、後方の室は、
    上記第1の板体の側面と上記ハウジング内壁間に配設さ
    れた円筒部によって流体排出口に連通し、円筒部の中央
    に位置するとともに、両うず巻体の中央部に形成される
    高圧流体ポケットと連通ずる吐出室と円筒部の外周に形
    成される室とに仕切られ、上記第1の板体にはうず巻体
    の最終伸開角gendで実質的に定まる通常の流体取り
    込み口よりもうず巻方向に沿って中心部に近づいた位置
    に、流体ポケットと後方の室の外周に形成される室とを
    連通ずる少なくとも一対の流体バイパス孔と、上記流体
    取り込み口よりもうず巻の外側の位置に、上記流体吸入
    口に連通した前方の室と後方の室の外周に形成される室
    とを連通ずる流体通孔とを設け、J:記第1の板体の後
    方の室に面する側面側には、上記流体通孔の開閉を制御
    する電磁弁及び流体バイパス孔の開閉を制御する板状弁
    を配設したことを特徴とするスクロール型圧縮機。
JP57137650A 1982-08-07 1982-08-07 スクロ−ル型圧縮機 Granted JPS5928083A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57137650A JPS5928083A (ja) 1982-08-07 1982-08-07 スクロ−ル型圧縮機
US06/521,258 US4505651A (en) 1982-08-07 1983-08-08 Scroll type compressor with displacement adjusting mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57137650A JPS5928083A (ja) 1982-08-07 1982-08-07 スクロ−ル型圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5928083A true JPS5928083A (ja) 1984-02-14
JPH0141838B2 JPH0141838B2 (ja) 1989-09-07

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ID=15203595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57137650A Granted JPS5928083A (ja) 1982-08-07 1982-08-07 スクロ−ル型圧縮機

Country Status (2)

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US (1) US4505651A (ja)
JP (1) JPS5928083A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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