JPS5928058Y2 - 合繊トウの開繊装置 - Google Patents

合繊トウの開繊装置

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Publication number
JPS5928058Y2
JPS5928058Y2 JP8182477U JP8182477U JPS5928058Y2 JP S5928058 Y2 JPS5928058 Y2 JP S5928058Y2 JP 8182477 U JP8182477 U JP 8182477U JP 8182477 U JP8182477 U JP 8182477U JP S5928058 Y2 JPS5928058 Y2 JP S5928058Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic fiber
fiber tow
conveyor
ejector
tow
Prior art date
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Expired
Application number
JP8182477U
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English (en)
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JPS5414011U (ja
Inventor
幹雄 田代
Original Assignee
帝人株式会社
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Publication date
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成繊維トウを開繊する装置より詳しくは複数
の成分のポリマーからなるサイドバイサイド型複合繊維
や紡糸時弊対称冷却した繊維を延伸し、同時に繊維処理
剤のエマルジョンを5重量φ以上付与した潜在捲縮性合
繊トウを開繊弛緩熱処理して潜在捲縮を発現させるに際
して、当該合繊トウを効率よく開繊する装置に関する。
潜在捲縮発現性の極めて良好な合繊トウを延伸して弛緩
熱処理する場合や、その発現性が弱くても弛緩熱処理す
る時の合繊トウの繊維処理剤のエマルジョン付着率が5
重量φ以下の場合には、第1図の如きギヤリール101
で延伸トウYを引取り熱処理機のコンベア103に供給
したり、第2図に示す如くギヤリール101の下手に吸
引エジェクター102を設けて、同様に熱処理機のコン
ベア103に供給して弛緩熱処理すれば十分満足できる
良好な潜在捲縮が得られる。
しかし、潜在捲縮の発現性の弱い合繊トウの場合繊維処
理剤のエマルジョン付着率が5重量多以上になると上記
のようにギヤリールのみ、或いは吸引エジェクターを併
用した場合でも開繊性が悪くなり、弛緩熱処理時の潜在
捲縮の発現が弱まる。
第2図のように吸引エジェクターを併用する場合これに
供給する圧空量を多くすれば開繊性は若干良くなるが、
一部の開繊のよいところは単繊維のからみ合いが出やす
い。
また単繊維の平行度が極ちて悪くなりもつれが生じ易く
、また一部には未開繊部分が残りこの部分は弛緩熱処理
時の潜在捲縮の発現が抑制される。
このため本考案者は、潜在捲縮発現性のやや弱い合繊ト
ウについて、弛緩熱処理を行う前に該合繊トウを十分開
繊しておき単繊維の可動性を良くしておくことを検討し
、設備コストが少なく簡単であり、作業性面でも問題な
く、十分な開繊効果の得られる本考案の装置を開発した
のである。
すなわち、本考案は合繊トウをエジェクターにより熱処
理機のコンベア上に開繊して供給する装置において、コ
ンベアの上方位置に合繊トウの供給ローラを配設し、該
供給ローラとコンベアの間に上流側から下流側に順次下
って千鳥状に配列されたテンションバ一群、合繊トウ走
行方向とほぼ直行に圧縮空気を噴出する流体噴射ノズル
、合繊トウの引取ローラおよびエゼクタ−を設けたこと
を特徴とする合繊トウの開繊装置である。
以下、本考案を回向によって謂明する。
第3図において、γは従動回転する供給ローラで、その
下方に順Iこ千鳥配列させたテンションバ一群5、流体
噴射ノズル6、積極駆動する引取りローラ1、エジェク
ター2、熱処理機のコンベア3を設ける。
上記ローラ群は、図示の場合、5本のテンションバー5
a〜5eによって構成される。
また流体噴射ノズル6からは引取りローラ1によって引
取られるトウY1すなわち繊維処理剤のエマルジョンが
5重量幅以上付着している潜在捲縮性の延伸トウYに対
して二次転位点以下の温度の圧縮空気が直角に吹付けら
れるようになっている。
上記、引取りローラ1は金属、或いはゴム等任意の材質
のものを使用することが出来るが、トウYの把持力を上
げるために一方を金属製のローラ、他の一方をゴムロー
ラとしている。
また、所望によりギアリールを用いてもよい。
エジェクター2は供給管2aから供給された圧空が内側
ノズル(図示せず)と列側ノズル2bとの極めて狭い間
隙を通過する際に吸引力が生ずる公知のエジェクターが
用いられ、その排出側にダクト2cが取付けられている
エジェクター2は所望によりコンベア3の走行方向と直
交する方向に揺動させることが出来る。
コンベア3はホイール4によって矢印方向に回動される
かかる装置において、トウYは千鳥配列されたテンショ
ンバ一群5を通過する間に単繊維間の密着性がやわらげ
られ、次いで流体噴射ノズル6から噴出する圧空によっ
て各単糸毎に分離せられる。
このようにして分離せられたトウY′は引取りローラ1
を経てエジェクター2に引取られたあとエジェクター2
からコンベア3上(こ供給される際に開繊せられる。
上記のように、本考案によれば繊維処理剤のエマルジョ
ンを5重量幅以上付着した潜在捲縮性合繊トウを完全に
開繊した状態で熱処理機のコンベア3上に供給できて、
良好な捲縮を発現させることが可能である。
以上の説明では、潜在捲縮発現性も弱く、かつ繊維処理
剤の付着率が5重量幅以上の合繊トウを処理する場合に
ついて説明したが、繊維処理剤の付着率が5重量幅以下
の合繊トウ、或いは潜在捲縮発現性の良好な合繊トウの
開繊に際しても使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の装置の概略図、第3図は本考
案に係る開繊装置の概略図であって、図中1は引取りロ
ーラ、2はエジェクター、3はコンベア、5はテンショ
ンバ一群、6は噴射ノズル、γは供給ローラである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合繊トウをエジェクターによる熱処理機のコンベア上に
    開繊して供給する装置において、コンベアの上方位置に
    合繊トウの供給ローラを配設し、該供給ローラとコンベ
    アの間に上流側から下流側に順次下って千鳥状に配列さ
    れたテンションバ一群、合繊トウの走行方向とほぼ直角
    に圧縮空気を噴出する流体噴射ノズル、合繊トウの引取
    ローラおよびエゼクタ−を設けたことを特徴とする合繊
    トウの開繊装置。
JP8182477U 1977-06-23 1977-06-23 合繊トウの開繊装置 Expired JPS5928058Y2 (ja)

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JP8182477U JPS5928058Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 合繊トウの開繊装置

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JP8182477U JPS5928058Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 合繊トウの開繊装置

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Publication Number Publication Date
JPS5414011U JPS5414011U (ja) 1979-01-29
JPS5928058Y2 true JPS5928058Y2 (ja) 1984-08-14

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ID=29002072

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JP8182477U Expired JPS5928058Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 合繊トウの開繊装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685438A (en) * 1979-12-07 1981-07-11 Teijin Ltd Development of latent crimps

Also Published As

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JPS5414011U (ja) 1979-01-29

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