JPS5843497B2 - ランリユウタイシヨリカコウソウチノウンテンホウホウ - Google Patents
ランリユウタイシヨリカコウソウチノウンテンホウホウInfo
- Publication number
- JPS5843497B2 JPS5843497B2 JP8394875A JP8394875A JPS5843497B2 JP S5843497 B2 JPS5843497 B2 JP S5843497B2 JP 8394875 A JP8394875 A JP 8394875A JP 8394875 A JP8394875 A JP 8394875A JP S5843497 B2 JPS5843497 B2 JP S5843497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- roller
- nozzle
- turbulent fluid
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は乱流体により糸条を加工するノズルを有する装
置の停止方法に関するものである。
置の停止方法に関するものである。
乱流体により糸条を加工することとしては仮ヨリ加工、
集束性の付与、開繊を行なうため、異種原糸の混繊、撹
乱による嵩高加工などその応用範囲が広く、利用価値が
大きい。
集束性の付与、開繊を行なうため、異種原糸の混繊、撹
乱による嵩高加工などその応用範囲が広く、利用価値が
大きい。
かかる装置の停止方法についてはすでに特開昭48−9
6815などで知られているが、これらに開示された方
法だけでは必ずしも十分とは言えなかった。
6815などで知られているが、これらに開示された方
法だけでは必ずしも十分とは言えなかった。
特に流体の撹乱による嵩高加工を行なう場合には、加工
条件として犬なる過剰供給状態を設定することがあり、
停止に際し回転部の停止と噴出流体の停止のタイミング
の設定が適切でないと糸切れを誘発しやすい。
条件として犬なる過剰供給状態を設定することがあり、
停止に際し回転部の停止と噴出流体の停止のタイミング
の設定が適切でないと糸切れを誘発しやすい。
また乱流体による糸条の処理は走行糸の張力による影響
を受けやすくなるため張力の変動が加工ノズルに波及し
ないよう考慮する必要がある。
を受けやすくなるため張力の変動が加工ノズルに波及し
ないよう考慮する必要がある。
本発明者らは前記したような観点から乱流体により糸条
を加工する方法、特に糸条の停止作業を円滑に行なうこ
とを目的として鋭意検討した結果本発明に到達したもの
で、次の構成より成る。
を加工する方法、特に糸条の停止作業を円滑に行なうこ
とを目的として鋭意検討した結果本発明に到達したもの
で、次の構成より成る。
すなわち本発明は乱流体により糸条を加工するノズルを
有する装置において、該ノズルから糸条を引き出す最初
のローラに弾性体を押圧し、糸条を該ローラと該弾性押
圧体で挾持しつつ移送するようになし、かつ停止に際し
て該弾性押圧体による挾持を解放し、ついで気体の供給
を回転部の停止と同時または適当な時間早く停止を行な
う乱流体処理加工装置の運転方法である。
有する装置において、該ノズルから糸条を引き出す最初
のローラに弾性体を押圧し、糸条を該ローラと該弾性押
圧体で挾持しつつ移送するようになし、かつ停止に際し
て該弾性押圧体による挾持を解放し、ついで気体の供給
を回転部の停止と同時または適当な時間早く停止を行な
う乱流体処理加工装置の運転方法である。
このような構成をとる本発明の特徴の第1は乱流体によ
って糸を加工するノズルより、糸を引き出す最初のロー
ラに弾性体ローラを押圧させるように設けたことであり
、第2の特徴は装置の停止に際し、弾性体の押圧による
糸の把持を回転駆動部の停止、および噴出流体の停止の
タイミングを定めたところにある。
って糸を加工するノズルより、糸を引き出す最初のロー
ラに弾性体ローラを押圧させるように設けたことであり
、第2の特徴は装置の停止に際し、弾性体の押圧による
糸の把持を回転駆動部の停止、および噴出流体の停止の
タイミングを定めたところにある。
一般に合成繊維をローラにより移送する方法として1個
の駆動ローラに従動ローラいわゆるセパレーターローラ
を設は複数回巻回し移送する方法や、一対のローラをそ
の回転軸を斜交させて設けいわゆるネルソン式ゴデツト
ローラを用いる方法もあるが、本発明の如き乱流体加工
ノズルより糸条を引き出す最初のローラは弾性体による
押圧体を付設したニップローラ型式とすることが特に必
要である。
の駆動ローラに従動ローラいわゆるセパレーターローラ
を設は複数回巻回し移送する方法や、一対のローラをそ
の回転軸を斜交させて設けいわゆるネルソン式ゴデツト
ローラを用いる方法もあるが、本発明の如き乱流体加工
ノズルより糸条を引き出す最初のローラは弾性体による
押圧体を付設したニップローラ型式とすることが特に必
要である。
その理由は乱流体による加工が既述したように張力の影
響を受は易いため、糸条を確実に把持、移送する必要が
あり、かつ後述する糸の停止に際しすみやかにその把持
を解放する必要がある。
響を受は易いため、糸条を確実に把持、移送する必要が
あり、かつ後述する糸の停止に際しすみやかにその把持
を解放する必要がある。
例えば、セパレータズローラを付設し複数回巻回して移
送する方法では移送速度を正確に規制しかつ前後の張力
変動の影響を受けにくくするという点では優れているが
、停止に際してすみやかにその把持を解放するという目
的にはそぐわない。
送する方法では移送速度を正確に規制しかつ前後の張力
変動の影響を受けにくくするという点では優れているが
、停止に際してすみやかにその把持を解放するという目
的にはそぐわない。
まして前記特開昭48−96815号などの従来技術で
は乱流体加工ノズルからの引出しローラに弾性押圧体ロ
ーラを設けておらず、巻取部での張力変動が直接的に加
工領域に波及し均質な加工効果を達成することが困難で
ある。
は乱流体加工ノズルからの引出しローラに弾性押圧体ロ
ーラを設けておらず、巻取部での張力変動が直接的に加
工領域に波及し均質な加工効果を達成することが困難で
ある。
以下図面により本発明を説明する。
第1図は本発明の方法において好ましく使用される乱流
体処理ノズル4を設置した延伸加工装置の一例である。
体処理ノズル4を設置した延伸加工装置の一例である。
乱流体処理ノズル4による加工の目的は、前述した集束
性の付与、混繊、嵩高加工などいかなるものでもよいが
特に犬なる過剰供給状態を必要とされる嵩高加工を行な
う際に有効である。
性の付与、混繊、嵩高加工などいかなるものでもよいが
特に犬なる過剰供給状態を必要とされる嵩高加工を行な
う際に有効である。
通常の加工状態では第1図aに示した如く一対の供給ロ
ーラ1と熱ピン2、延伸ローラ3により延伸された糸は
乱流体処理ノズル4により乱流体による加工を施され弾
性体押圧ローラ5bを備えた引出しローラ5aにより引
出され巻取装置6に至り巻き上げられる。
ーラ1と熱ピン2、延伸ローラ3により延伸された糸は
乱流体処理ノズル4により乱流体による加工を施され弾
性体押圧ローラ5bを備えた引出しローラ5aにより引
出され巻取装置6に至り巻き上げられる。
引出しローラ5aに対して延伸ローラ3は過剰供給状態
に設定されるが、その程度は前述した加工の目的に応じ
て選択設定する。
に設定されるが、その程度は前述した加工の目的に応じ
て選択設定する。
次いで停機する場合について具体的に述べるならば第1
図すに示すように先ず弾性体押圧ローラ5bによる押圧
を解放し、巻取装置6よりの引取張力により糸を引出し
つつ、噴出流の停止を回転部の停止と同時または適当時
間早く行なう。
図すに示すように先ず弾性体押圧ローラ5bによる押圧
を解放し、巻取装置6よりの引取張力により糸を引出し
つつ、噴出流の停止を回転部の停止と同時または適当時
間早く行なう。
当然のことなから押圧ローラが解放されて以降の糸は正
常糸と区別して適当なウェスト装置に導かれる必要があ
る。
常糸と区別して適当なウェスト装置に導かれる必要があ
る。
この場合も停機に先立ち弾性体押圧ローラ5bによる抑
圧が解放されているので、乱流体処理ノズル4への過剰
供給状態は引取張力により糸が積極的に引出されている
ため吸収され、停機時の一時的な不安定状態によるロー
ラへの糸の巻き込み、噴流体による過度な糸からみ即ち
糸コブの発生を防ぐことが出来、続いて次の運転を再開
することが円滑に行なえるのである。
圧が解放されているので、乱流体処理ノズル4への過剰
供給状態は引取張力により糸が積極的に引出されている
ため吸収され、停機時の一時的な不安定状態によるロー
ラへの糸の巻き込み、噴流体による過度な糸からみ即ち
糸コブの発生を防ぐことが出来、続いて次の運転を再開
することが円滑に行なえるのである。
なお、ここで弾性体抑圧ローラ5bの解放、及び抑圧な
らびに噴流気体の停止を本発明で定められた時期に確実
に同期させて行なうためには、機械的もしくは電気的な
連動回路を設けるのが一層効果的である。
らびに噴流気体の停止を本発明で定められた時期に確実
に同期させて行なうためには、機械的もしくは電気的な
連動回路を設けるのが一層効果的である。
第1図は本発明の好ましい実施態様を示す概略図である
。 1:供給ローラ、2:熱ピン、3:延伸ローラ、4:乱
流体処理ノズル、5a:引出しローラ、5b:弾性体押
圧ローラ、6:巻取装置。
。 1:供給ローラ、2:熱ピン、3:延伸ローラ、4:乱
流体処理ノズル、5a:引出しローラ、5b:弾性体押
圧ローラ、6:巻取装置。
Claims (1)
- 1 乱流体により糸条を加工するノズルを有する装置に
おいて、該ノズルから糸条を引き出す最初の口・−ラに
弾性体を押圧し、糸条を該ローラと該弾性抑圧体で挾持
しつつ移送するようになし、かつ停止に際して該弾性押
圧体による挾持を解放し、ついで気体の供給を回転部の
停止と同時または適当な時間早く停止することを特徴と
する乱流体処理加工装置の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8394875A JPS5843497B2 (ja) | 1975-07-10 | 1975-07-10 | ランリユウタイシヨリカコウソウチノウンテンホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8394875A JPS5843497B2 (ja) | 1975-07-10 | 1975-07-10 | ランリユウタイシヨリカコウソウチノウンテンホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS528161A JPS528161A (en) | 1977-01-21 |
JPS5843497B2 true JPS5843497B2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=13816799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8394875A Expired JPS5843497B2 (ja) | 1975-07-10 | 1975-07-10 | ランリユウタイシヨリカコウソウチノウンテンホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843497B2 (ja) |
-
1975
- 1975-07-10 JP JP8394875A patent/JPS5843497B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS528161A (en) | 1977-01-21 |
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