JP2881747B2 - ヤーンをテクスチャー加工する方法及び装置 - Google Patents

ヤーンをテクスチャー加工する方法及び装置

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JP2881747B2 JP1085864A JP8586489A JP2881747B2 JP 2881747 B2 JP2881747 B2 JP 2881747B2 JP 1085864 A JP1085864 A JP 1085864A JP 8586489 A JP8586489 A JP 8586489A JP 2881747 B2 JP2881747 B2 JP 2881747B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、非常に合着したテクスチヤー加工された
(textured)、ヤーンを製造するための系に関し、更に
特にそらせ板配置物を出口端に有するジエツト内におい
てそのようなヤーンを加圧流体で製造するための系に関
する。
本発明を要約すれば、ヤーンを空気ジエツトでテクス
チヤー加工するための系において、ヤーンを処理するジ
エツトはそらせ具(baffle)がジエツトの出口端に位置
するように改良される。このそらせ具はジエツトの中心
軸の上で且つジエツトの出口端から離れた決められた距
離に位置し、斯くしてヤーンと空気はヤーンがそらせ具
を離れる地点までそらせ具の下部表面に沿つて進み、巻
きあげ張力を増大させ且つ高度に合着したテクスチヤー
加工されたヤーンを提供する。
連続マルチフイラメント・ヤーンの1端又はそれ以上
をジエツトに過剰供給し、そこで空気のような加圧流体
をフイラメントに作用させてヤーンを広げ、結節した
(crunodal)輪(loops)にカールさせ、この輪になつ
たフイラメントを合着したヤーンにもつれさせるという
ことは公知である。
またジエツトの出口端からいろいろな距離で及びヤー
ンや流体がジエツトを出る時にそれを直線的通路からそ
らせるためにヤーンの通路に対していろいろな角度で位
置する可動式の及び固定されたそらせ具を用いる流体ジ
エツト法もヤーンをテクスチヤー加工又はかさ高にする
ために知られている。
結節した輪を有するヤーンを製造する場合、テクスチ
ヤー加工(texturing)ジエツトはヤーンが供給ロール
上に巻きつくのを防ぐのに十分な緊張下に過剰供給され
たヤーンを前進させなければならず、この緊張はヤーン
より非常に速く移動する加圧空気の引張りによつて付与
される。この空気はヤーンを開き、フイラメントを激し
く叩き廻し、フイラメント中に輪を作らせ、次いでその
ようなヤーンが織布にした時に遭遇する緊張下に輪を保
持することのできる構造にヤーンをもつれさせる。緊張
はジエツト出口において低く、輪を蓄積し且つもつれた
構造を形成させなければならない。その直後には、もつ
れた構造を固定し且つそれを安定化させるために、より
高い張力が望ましい。
空気とヤーンがぶつかるそらせ具は、制御された空気
域を提供し且つヤーンの動き方向を急に変えるために、
しばしばジエツト出口に配置される。そのようなそらせ
具は高いテクスチヤー加工速度及び空気圧において特に
必要である。しかしながら、円筒形そらせ具の公知の配
置によれば、空気がそらせ具の周囲で分割される。
本発明において、空気の大部分又はすべてはそらせ具
の下部表面に従い、一方ヤーンはそらせ具の下部表面の
周囲を移動する。
巻き上げの張力は、過剰供給されたフイラメントかさ
高物を、互いに安定な且つ合着したヤーン束に合体・統
合される輪に転化する際のテクスチヤー加工ジエツトの
効果の良い尺度となる。また良好な巻きあげの張力は軟
い/ふわふわというよりもむしろしつかりしたテクスチ
ヤー加工されたヤーンのパツケージを与える。そのよう
なしつかりしたパツケージからのヤーンの取り出しは、
軟いふわふわのパツケージと関連した引つかかりやもつ
れがなくて簡単且つ均一である。
またテクスチヤー加工の際の高巻き上げ張力は、続く
高緊張操作例えば束ね、タフト化又はニツト化において
全体の引き伸ばしに耐えるヤーンを有するパツケージを
与える。低巻き上げ張力によつて示される如きヤーン束
への貧弱な輪の合体は、最終の織布又はカーペツトにお
いて望ましくない。そのような織布の、使用中における
摩耗は、一般に比較的短時間のうちにむしりとられたフ
イラメント、すりへつた、毛ば立つた且つ魅力のない外
観を呈しよう。良く合体され、コンパクトなヤーン束に
統合された輪を有するヤーンは、一般に織布又はカーペ
ツトにした時、より長くすりへりや毛ば立ちに耐える。
テクスチヤー加工張力はジエツト後に測定され、そして
巻き上げ張力はパツケージ前に測定される。テクスチヤ
ー加工張力と巻き上げ張力の間には平行な関係がある
が、前者は一般に大きさにおいて後者よりも非常に小さ
い。低テクスチヤー加工張力を有するヤーンは低巻き上
げ張力を示し、一方高テクスチヤー加工張力は高範囲の
巻き上げ張力を示す。
本発明によれば、テクスチヤー加工されたヤーンの巻
き上げ張力は驚く量まで増大し、アガース(Agers)の
米国特許第4,157,605号のような従来法のジエツトを用
いて同様の条件下に具現化される巻き上げ緊張よりも20
〜100%高くなる。
本発明は、1種又はそれ以上のヤーンの供給源、供給
手段とテクスチヤー加工されたヤーンををパツケージに
巻きあげるための巻きあげ手段との間に位置するヤーン
の通過するヤーンテクスチヤー加工ジエツトを含む該ヤ
ーンをテクスチヤー加工するための系である。このジエ
ツトは、中心軸に沿う中央の孔によつて連結されたヤー
ンの入口及び出口端、加圧ガスをガス入口から該端間の
該孔中へ導入して、該孔中のある位置においてジエツト
中を通過するヤーンを接触させるための手段を有する本
体を含む。該ジエツトの該出口端からは、該ヤーンと該
ガスはある通路を通る。そらせ具はジエツトのヤーン出
口端に隣つて位置し、このそらせ具は円周表面を有し、
該出口端に最も近い該表面の部分は加圧ガスがジエツト
の孔に入る外位置の孔の下流の最小直径の0.1〜2.0の距
離にあり、そして中心軸に最も近いそらせ具表面の部分
は該中心軸の上の該最小直径の0.1〜3.0の距離にある。
そらせ具は円形、曲線、又は多角形の断面を有してい
てよい。ジエツトの出口端は曲線のトランペツト状の形
をしていてもよい。
第1図は本発明の系の1つの具体例を概略的に例示す
る。
第2図は本発明の系の他の具体例を概略的に例示す
る。
第3図は本発明で用いるジエツトの遠近図である。
第4図は第3図の線4−4に沿う断面図である。
第5及び6図はそれぞれジエツトの出口端において異
なつて配置されている四角い断面のそらせ具を含む本発
明のジエツトの第4図に類似した部分図である。
第7図は棒形のそらせ具を、トランペツト形の出口を
有するジエツトと共に示す更なる具体例を例示する。
第8図はジエツトを出るヤーンの2つの異なる通路に
対して示した、ジエツトの中心線の上下におけるそらせ
具の底表面の該中心線からの、千分の1で表現した位置
に対するグラムで表わした巻き上げ張力のグラフであ
る。
第1図の例示の目的で選択した具体例において、複数
のパツケージ12からの供給ヤーン10を、緊張機14及び供
給ローラー16から付湿浴18へ、次いでテクスチヤー加工
ジエツト20の入口へ誘導する。このジエツトには空気マ
ニホールド22から圧縮空気が供給される。ジエツト20を
出たテクスチヤー加工されたヤーンはジエツト出口に取
りつけられた特別なそらせ具(図示してない)を廻つて
ニツプ・ロール24に捕捉され、横誘導棒26上を通つて巻
きあげパツケージ28に至る。供給ロール16の速度はニツ
プ・ロール24より速くて、約5〜約200%又はそれ以上
のヤーンをかさ高にする過剰供給を達成する。巻きあげ
速度は約1〜約10%又は特にそれ以上だけニツプ・ロー
ル24の速度よりも僅かに速い。巻きあげ張力は適当な緊
張計によりテクスチヤー加工されたヤーン27上の位置25
で測定され、そしてヤーンを巻き上げパツケージ上に通
過させることによつて発生する張力の極端させ避けるた
めに平均の読みを読みとる。
コア(core)及びイフエクト(effect)テクスチヤー
加工の場合、イフエクト・ヤーン(図示してない)端
を、湿めらせないでジエツト20中を通過させる前に分離
供給ロールに供給する。コア及びイフエクト端をジエツ
ト20により、但し異なる程度の過剰供給で一緒にテクス
チヤー加工する。低い過剰供給は、ロール16及び24の速
度比を例えば1.03:1.0〜1.15:1.0の範囲にすることによ
つてコア・ヤーン端10に適用される。高い過剰供給は、
その対応する供給ニツプ・ロールとロール24の速度比を
例えば1.1:1.0〜2.5:1.0又はそれ以上の範囲にすること
によつてイフエクト・ヤーン端に適用される。
第1図に示す種類の商業機は、西独ロイトリンゲン
(Reutlingen)のヒルシユバーガー社(Hirschburger G
MBH)製のエルテツクス(Eltex)ATである。
更に詳しい系を第2図に示す。供給ヤーン・パツケー
ジ(1つを示してある)はマルチフイラメント・ヤーン
端32をロール35に供給し、これが順次区画37aに含まれ
る水浴中を通過させた後、ヤーンをジエツト37に過剰供
給する。供給ヤーン32が十分配向させないで紡糸した
(部分的に配向させたヤーンに対してはPOYヤーンとし
て工業的に公知の)重合体例えばポリエステル又はポリ
アミドである場合、該供給ヤーンをロール33及びロール
35の間の延伸域において延伸するのが普通である。ヤー
ンがポリエステルPOYである場合には、これをロール33
及び35の間に位置するピンの周囲で延伸するのが普通で
ある。ヤーンをジエツトへ供給した後、テクスチヤー加
工されたヤーンは特別なそらせ具38を回つてジエツトか
らロール39に至る。しばしば安定化域と呼ばれるロール
39及びロール40間の区域において1〜15%の穏やかな冷
延伸が時に適用される。供給ヤーンに固有である或いは
ロール33及びロール35の間の延伸工程で発生せしめた高
いヤーンの収縮は、ロール40及びロール42の間の、ヤー
ンが加熱された管41中を通過するヤーンの弛緩工程でし
ばしば減ぜられる。ロール42を離れた後、テクスチヤー
加工されたヤーンは巻きあげパツケージ44に巻きとられ
る。巻きあげの張力は、ヤーンを巻いている時に発生す
る張力のピークを減ずるために、テクスチヤー加工され
たパツケージ44のできるだけ違い上流の位置43で測定さ
れる。平均の張力の読みをとる張力はロール39及びロー
ル40の間の安定化域で測定してテクスチヤー加工ジエツ
ト37の効果を評価することもできる。その他が同一の速
度比及び条件であるならば、安定化域の張力が高ければ
高いほど、ジエツトはかさ高にする過剰供給物を安定
な、より高度に合着した且つかさ高にテクスチヤー加工
されたヤーンに転換するのに効果的となる。
コア及びイフエクトテクスチヤー加工の場合、コア端
32はロール33及び35を通つて水浴36及びテクスチヤー加
工ジエツト37(第2図)に供給される。イフエクト・ヤ
ーン端52は供給パツケージ51(第2図には1つだけ示し
てある)からロール53及びロール55を通して供給され、
熱ピン54上で延伸され、次いで棒56を廻つてテクスチヤ
ー加工ジエツト37の入口に誘導される。通常、コア端32
は浴36で湿めらせるが、イフエクト端は浴をう回して湿
めらせない。他の形式では、液体を適当なオリフイス
(図示してない)からヤーン上に直接滴下することによ
つてコア端32を湿めらせる。第2図に概略的に示したも
のと同様の代表的な機械は西独レムシヤイド(Remschei
d)のバルマグ社(Barmag Co.)製のFK6−T80型であ
る。
特別な出口そらせ具を有するテクスチヤー加工ジエツ
ト37を第3及び4図に示す。
本発明の系において、POY供給ヤーンは特に必要ない
が、用いるならばジエツト前の供給ロールに達するまで
に加熱して又は加熱しないでヤーンを予備延伸すること
が通常である。また安定化域は特に必要ないが、これを
行なつてもよい。更にロール40及び42間に示される熱固
定域は特に必要ないが、テクスチヤー加工されたヤーン
の熱的性質、例えばボイル・オフ(boil off)収縮を改
変するために使用してもよい。
本発明の系はすべての種類のフイラメントヤーン例え
ばポリエステル、POYポリエステル、ナイロン、POYナイ
ロン、ポリプロピレン、POYポリプロピレン、ポリオレ
フイン、酢酸レーヨン、ガラス及びアラミドヤーンに適
用しうる。
また本発明の系は、テクスチヤー加工ジエツト37で形
成させた輪が続いて単一フイラメントに切断し又は摩損
して、生成したヤーンが毛髪のような紡糸ヤーンに類似
しているヤーン束から突きでている自由端の切断フイラ
メントを有して製造されるヤーンにも適用しうる。
第3〜7図のジエツト37を更に良く見てみると、一般
に100として示されるヤーン10又はヤーン32及び52の組
合せ物が入口60からジエツトに入る。圧縮空気又は他の
圧縮ガスは導管22を通つてジエツトに入り、ヤーンの出
口オリフイス・ブロツク64の入口62においてヤーンに突
き当たる。ヤーンと高速のガスは一緒にジエツトの出口
端66に移転し、そしてジエツトの出口端に取りつけられ
たブラツケツトに固定されたそらせ具37aの周囲を移動
する。
そらせ具37aの中心軸は、ジエツト37の中心軸に垂直
な平面内に含まれ、そしてジエツト具の中心軸に最も近
いそらせ具の表面部分が、加圧ガスが孔内でヤーンに接
触する位置の下流の孔の最小直径の0.1〜3.0の距離Aに
あるようにジエツトの中心軸の上部に位置する。更に特
に、ヤーンの出口オリフイス・ブロツク64において、該
最小直径は位置Bで示される直径である。好ましくは距
離Aは0.5〜1.5最小直径である。そらせ具はジエツトの
排気口の出口端66から一定の距離Cに位置する。この距
離Cは好ましくは上述した最小直径の約0.2〜約1.2の範
囲にある。そらせ具37aの寸法は、ジエツト出口から出
るヤーンを、ガス流から分離する前に該そらせ具の周囲
を3.0〜10.0、好ましくは4.0〜8.0最小直径の長さにわ
たつて移行させるのに十分大きいように選択される。
操作において、ヤーンはジエツト37中を通過し、そこ
で加圧ガスによつて処理され、次いでガスによつてジエ
ツトの出口端からそらせ具37aへ押し進められ、そらせ
具の下部表面を一部回つて移動し、次いでそらせ具を上
方向へ離れる。中心軸に最も近いそらせ具の表面はジエ
ツトの中心軸の上にあるから、ガスの殆んどはそらせ具
の下部表面を回つて方向がそれる。
ここに「上」及び「上方」とは第2図に示される如き
供給ロール35から巻きあげロール39に至る上方向の糸線
通路の関連内での意味であることを理解すべきである。
いくつかの機械の場合、糸線通路は流れが下方向であ
り、この場合には、上及び上方が下及び下方を意味する
こととなる。
第3及び4図に例示したジエツトの好適な具体例にお
いて、そらせ具37aは円形断面を有する円柱棒として示
してある。第5及び6図は多角形のそらせ具の他の具体
例、特に四角い断面のそらせ具37a′、37a″を例示す
る。第3及び4図において、距離C′及びA′はそれぞ
れ最小直径の0.5〜1.0、好ましくは0.5〜0.9、及び0.5
〜2.0、好ましくは0.8〜1.6である。
第7図においては、それぞれ37aの、ジエツト具の
トランペツト状出口端に対する関係が示される。距離C
及びAはそれぞれ最小直径の0.1〜2.0、好ましくは
0.2〜0.5、及び0.1〜3.0、好ましくは0.2〜2.0である。
実施例 150デニール−50フイラメントのポリエステルヤーン
の2端を第1図に示したものと同様の空気ジエツトテク
スチヤー加工系に供給した。ヤーンをテクスチヤー加工
するために第3及び4図に示す種類のジエツトを使用し
た。第4図における最小直径Bの寸法は1.78mm(0.070
インチ)であり、ニードルは寸法28Bであつた。第1図
におけるロール16及び24間のヤーンの過剰供給は+35%
であり、ロール16及び巻き上げ28間のそれは+24%であ
つた。距離A及びCはそれぞれ1.52mm(0.060インチ)
及び1.30mm(0.051インチ)であり、そしてそらせ具(3
7a)の直径は11.9mm(0.469インチ)であつた。テクス
チヤー加工されたヤーンを339m/分でパツケージに巻き
とり、ジエツト37への空気圧は130psiであつた。ジエツ
トの出口端で2つの異なるヤーンの通路を試験し、それ
ぞれの場合にニツプ・ロールと巻きあげの間の同一の場
所で巻き上げ張力を測定した。通路はそらせ具とジエツ
トの出口端の間を上方へニツプ・ロールに至る通路1と
そらせ具を回つてニツプ・ロールに至る通路2であつ
た。通路1と2を第4図に示す。そらせ具をジエツトの
中心線に関して移動した時の通路1及び2の効果を第8
図に示す。ジエツトの中心線の上にそらせ具の距離Aが
1.52mm(0.060インチ)であるときに測定した巻きあげ
張力は 通路1に対して張力=34g 通路2に対して張力=64g(通路1より88%大きい) であつた。
第4図に記述するジエツトを、ジエツト出口の反対側
の正確な中心(dead center)に位置する第8図と同一
の寸法11.9mm(0.469インチ)のそらせ具棒と共に用い
る従来法において巻き上げ張力を測定した: 通路1に対して張力(従来の技術)=22.3g 通路2に対して張力(従来の技術)=30.2g 本発明の系におけるそらせ具の特別な配置は通常の従
来法の22.3gから優秀な64g量までテクスチヤー加工張力
を殆んど3倍増大させた。張力の増加はより合着したヤ
ーン束を生産する、或いは同一の一般的なヤーン特性を
もつが非常に高い且つ経済的なテクスチヤー加工速度で
ヤーンを製造するために利用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の系の1つの具体例を概略的に例示し、 第2図は本発明の系の他の具体例を概略的に例示し、 第3図は本発明で用いるジエツトの遠近図であり、 第4図は第3図の線4−4に沿う断面図であり、 第5及び6図はそれぞれジエツトの出口端において異な
つて配置されている四角い断面のそらせ具を含む本発明
のジエツトの第4図に類似した部分図であり、 第7図は棒形のそらせ具を、トランペツト形の出口を有
するジエツトと共に示す更なる具体例を例示し、そして 第8図はジエツトを出るヤーンの2つの異なる通路に対
して示した、ジエツトの中心線の上下におけるそらせ具
の底表面の該中心線からの、千分の1で表現した位置に
対するグラムで表わした巻き上げ張力のグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D02J 1/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヤーンの供給源としての供給ロールの近傍
    に位置して加圧流体で処理するためのヤーン処理ジエツ
    ト及びヤーンを緊張下にパツケージに巻き上げるための
    手段を含む1種以上のヤーンをテクスチヤー加工する方
    法であって、 該ヤーン処理ジエツトは、加圧ガスを導入して該ガスを
    該ジエツト中を通過するヤーンと接触させるためのガス
    入口によつて連続された中心軸に沿う入口端及び出口端
    を有する本体を備えており、これにより該ヤーン及び該
    ガスは該ジエツトの出口端からの経路に沿って進み、 更に該ヤーン処理ジエツトは、周囲のヤーンを案内する
    ための外周表面を有し且つ該ジエツトの出口端の近傍に
    離れて位置するそらせ具を備えており、これにより該ヤ
    ーンは該ジエツトの出口端から離れた後に該巻き上げ方
    向に向かう経路に進み、 ここで、該中心軸に最も近い該そらせ具の表面部分は該
    中心軸の上方に位置しており、これによりガスの大部分
    またはすべては該そらせ具の下表面に沿って進みそして
    ヤーンは該そらせ具の下表面の周囲に移動し、ヤーンは
    該そらせ具の下表面の周囲でジエツトの出口端からのガ
    スによって部分的に前進せしめられることを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】該供給ロールとジエツト本体のヤーン入口
    との間に液体を該ヤーンに供給するための手段を含む特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】該液体を供給するための手段が水浴であ
    り、該ヤーンをジエツトへ通過させる前に該水中に浸す
    特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】該ヤーンの該供給源と液体を該ヤーンに供
    給するための該手段との間に位置する該ヤーンを延伸す
    るための手段、並びに該ヤーンを安定化域において約1
    〜約15%延伸することによつて該ヤーンを安定化させる
    ための手段を含む、但し、該ヤーン処理ジエツトが該供
    給ロールとニツプ・ロールとの間に位置し、そして該安
    定化域が該ニツプ・ロールとヤーンをパツケージに巻き
    上げるための該手段との間に位置する、特許請求の範囲
    第2項記載の方法。
  5. 【請求項5】該ヤーンを該安定化域の下流域において後
    処理加熱する処理を含む特許請求の範囲第4項記載の方
    法。
  6. 【請求項6】加圧流体で処理するためのヤーン処理ジエ
    ツト及びヤーンを緊張下にパツケージに巻き上げるため
    の手段を含む1種以上のヤーンをテクスチヤー加工する
    ための装置であって、 該ヤーン処理ジエツトは、中心軸に沿う中央の孔によつ
    て連続された入口端及び出口端を有する本体並びに加圧
    ガスをガス入口から該端間の該孔へ導入して該ガスをジ
    エツト中を通過するヤーンと接触させる手段を含み、 更に該ヤーン処理ジエツトは、該ヤーンを巻き上げ方向
    の経路に案内するための外周表面を有し且つ該ジエツト
    の出口端の近傍に離れて位置するそらせ具を含み、 ここで、該中心軸に最も近い該そらせ具の表面部分は該
    中心軸から距離“A"だけ上方にあることを特徴とする装
    置。
  7. 【請求項7】該中心軸に最も近い該そらせ具の表面部分
    が該中心軸から該孔の最小直径の0.1〜3.0倍の距離“A"
    だけ上方にあり、且つ該そらせ具が、該ヤーンが該ジエ
    ツトの出口端から離れた後に周囲の該ヤーンを該巻き上
    げ方向に向かう経路に案内するための表面を備えている
    特許請求の範囲第6項記載の装置。
  8. 【請求項8】該出口端に最も近い該そらせ具の表面部分
    が該出口端から該孔の該最小直径の0.1〜2.0倍の距離
    “C"だけ下流に位置する特許請求の範囲第6項または第
    7項記載の装置。
  9. 【請求項9】該そらせ具が曲面を有し、該出口端に最も
    近い該そらせ具の表面部分が該最小直径の0.1〜1.5倍の
    範囲の該出口端からの距離“C"にあり、且つ該中心軸に
    最も近い該そらせ具の表面部分が該中心軸から該最小直
    径の0.1〜2.0倍の距離“A"だけ上方にある特許請求の範
    囲第7項または第8項記載の装置。
  10. 【請求項10】該そらせ具が、隣る平らな表面部分がジ
    エツトの該出口端及び該中心軸に面して位置する四角い
    断面の棒であり、該出口端に最も近い平らな表面部分が
    該最小直径の0.5〜1.0倍の該出口端からの距離“C"にあ
    り、且つ該中心軸に最も近い該平らな表面部分が該最小
    直径の0.5〜2.0倍の該中心軸からの距離“A"にある特許
    請求の範囲第7項または第8項記載の装置。
  11. 【請求項11】該そらせ具が、隣る角が該出口端及び該
    中心軸に面して位置する四角い断面の棒であり、該出口
    端に隣る角が該最小直径の0.5〜1.0倍の該出口端からの
    距離“C"にあり、そして該中心軸に隣る角が該最小直径
    の0.5〜2.0倍の該中心軸からの距離“A"にある特許請求
    の範囲第6項記載の装置。
  12. 【請求項12】該出口端が曲線のトランペツト状の形を
    含んでなり、該そらせ具が曲面を有する特許請求の範囲
    第6項記載の装置。
  13. 【請求項13】トランペツト状の出口端に最も近い該そ
    らせ具の表面部分が該最小直径の0.2〜0.5倍の範囲の該
    出口端からの距離にあり、そして該中心軸に最も近い該
    そらせ具の表面部分が該最小直径の0.2〜2.0倍の該中心
    軸からの距離にある特許請求の範囲第12項記載の装置。
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