JPS5927977B2 - 磁気テ−プ記録再生装置 - Google Patents
磁気テ−プ記録再生装置Info
- Publication number
- JPS5927977B2 JPS5927977B2 JP53055121A JP5512178A JPS5927977B2 JP S5927977 B2 JPS5927977 B2 JP S5927977B2 JP 53055121 A JP53055121 A JP 53055121A JP 5512178 A JP5512178 A JP 5512178A JP S5927977 B2 JPS5927977 B2 JP S5927977B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- head
- magnetic tape
- reproducing
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/008—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気テープ装置に於いて記録位置を識別する信
号(以下頭出し信号という)を記録し再生するシステム
に関するものである。
号(以下頭出し信号という)を記録し再生するシステム
に関するものである。
最近のVTRを初め、磁気テープ装置では高密度記録が
進み、1つのカセットテープで4時間、6時間の記録、
再生が可能となり、このように長時間化が進むにつれて
テープの頭出しという機能が従来に増して必要となつた
。
進み、1つのカセットテープで4時間、6時間の記録、
再生が可能となり、このように長時間化が進むにつれて
テープの頭出しという機能が従来に増して必要となつた
。
従来の民生用磁気テープ装置ではテープ供給リールディ
スク、テープ巻取リールディスク数の回転数を計数し頭
出しを行なうものが多かつたがこれはカセットテープ内
のテープのスタートポイントからカウントせねばならず
テープの途中からの頭出しは不可能であつた。又1つの
カセットテープに複数の頭出し信号を挿入したり、自動
的に検索することも不可能であつた。これらの弊害を除
去する為に磁気テープパターン上に頭出し専用のトラッ
クを設ければ良いがこれはテープの利用率が悪く高密度
記録を主体とする民生用磁気テープ装置としては適当で
なかつた。本発明は上述の従来方式の弊害を除去し高密
度記録を主体とした頭出し機能を提供するものである。
スク、テープ巻取リールディスク数の回転数を計数し頭
出しを行なうものが多かつたがこれはカセットテープ内
のテープのスタートポイントからカウントせねばならず
テープの途中からの頭出しは不可能であつた。又1つの
カセットテープに複数の頭出し信号を挿入したり、自動
的に検索することも不可能であつた。これらの弊害を除
去する為に磁気テープパターン上に頭出し専用のトラッ
クを設ければ良いがこれはテープの利用率が悪く高密度
記録を主体とする民生用磁気テープ装置としては適当で
なかつた。本発明は上述の従来方式の弊害を除去し高密
度記録を主体とした頭出し機能を提供するものである。
以下図に従つて本発明について詳しく説明する。第1図
、第2図は本発明の頭出し機能を備えた磁気テープカセ
ット記録、再生装置の一実施例を示すものである。第1
図はパラレルローテイング方式VTRの記録、再生モー
ド時(ローテイング状態)のテープ走行系を示すもので
、図中1は2ケのビデオヘッドを備えた回転ドラム、1
a、Ibはこの回転ドラムの周辺部に僅かに突出し、固
着され、回転ドラム1ど共に高速回転するビデオヘッド
である。1a3Ibの2ケのヘッドはドラムの中心に対
して正確に1800の位置に割り出されている。
、第2図は本発明の頭出し機能を備えた磁気テープカセ
ット記録、再生装置の一実施例を示すものである。第1
図はパラレルローテイング方式VTRの記録、再生モー
ド時(ローテイング状態)のテープ走行系を示すもので
、図中1は2ケのビデオヘッドを備えた回転ドラム、1
a、Ibはこの回転ドラムの周辺部に僅かに突出し、固
着され、回転ドラム1ど共に高速回転するビデオヘッド
である。1a3Ibの2ケのヘッドはドラムの中心に対
して正確に1800の位置に割り出されている。
2a、2b、2cはサプライ側のローデイングテープガ
イド2a′,2b′,2c′はテエイクアツプ側のロー
デイングテープガイドであり、共に回転ドラム1にテー
プ3を安定に装架させる働きをもつもので2b,2c,
2b′,2c″の4ケのガイドは矢印で示すようにロー
デイング動作時にテープを引き出しながら移動する。
イド2a′,2b′,2c′はテエイクアツプ側のロー
デイングテープガイドであり、共に回転ドラム1にテー
プ3を安定に装架させる働きをもつもので2b,2c,
2b′,2c″の4ケのガイドは矢印で示すようにロー
デイング動作時にテープを引き出しながら移動する。
4aはサプライ側のガイドローラ、4bはテエイクアツ
プ側のガイドローラーであり、テープの小振動を軽減し
ジツタ一を削減する為のインピーダンスローラーである
。
プ側のガイドローラーであり、テープの小振動を軽減し
ジツタ一を削減する為のインピーダンスローラーである
。
5は頭出し信号ヘツドであり低周波信号で構成される頭
出し信号を記録再生する。
出し信号を記録再生する。
平常記録操作モードの場合は全巾消去ヘツドとして動作
するものでこの実施例の場合頭出し信号ヘツド5のギヤ
ツプは第4図に示すように傾角を有するものである。6
,7はテープガイド、8はテープテンシヨンレギユレー
タ一 9は音声消去ヘツド、10は音声信号・コントロ
ール信号ヘツドで第4図に示すような構成となつている
。
するものでこの実施例の場合頭出し信号ヘツド5のギヤ
ツプは第4図に示すように傾角を有するものである。6
,7はテープガイド、8はテープテンシヨンレギユレー
タ一 9は音声消去ヘツド、10は音声信号・コントロ
ール信号ヘツドで第4図に示すような構成となつている
。
又一般に9,10は一体化した構造になつており機械的
精度を保ち易くなつている。11はテープガイド、12
はピンチローラー、13はキヤツプスタンで磁気テープ
3はピンチローラー12とキヤツプスタン13の間に挟
さまれ、キヤツプスタン13の回転によつて一定速度で
矢印方向に進められる。
精度を保ち易くなつている。11はテープガイド、12
はピンチローラー、13はキヤツプスタンで磁気テープ
3はピンチローラー12とキヤツプスタン13の間に挟
さまれ、キヤツプスタン13の回転によつて一定速度で
矢印方向に進められる。
14は磁気テープ3が収納されている力セツトである。
15,16,17は力セツト内に存在し、収納された磁
気テープ3を円滑に供給し又巻き取る為のテープガイド
である。
気テープ3を円滑に供給し又巻き取る為のテープガイド
である。
18は力セツト内のサプライリール(供給リール)、1
9は力セツト内のテエイクアツプリール(巻取リール)
である。
9は力セツト内のテエイクアツプリール(巻取リール)
である。
このように構成されたVTR装置では第1図矢印に示す
ように磁気テープ3が走行し、記録、再生操作モード時
にはビデオヘツド1a,1b、音声消去ヘツド9及び音
声信号・コントロール信号ヘツド10が磁気テープ3の
磁性体面に接触し夫夫の動作を行なう。頭出し信号用ヘ
ツド5は定常記録、再生操作時(頭出し動作が指定され
ない時)には通常の全巾消去ヘツドとして動作する。第
2図はパラレルローデイング方式のVTRの巻き戻し、
早送り操作モード時のテープ走行系を示すもので図中同
一符号は同一または相当する部分を示す。第2図に示す
ように移動テープガイド2b,2c,2b′,2c′が
半ローデイング状態にある。即ち第1図に示す記録、再
生操作モード時のローデイング状態とストツプモード(
図省略であるがテープが力セツト内にすべて収納されて
いる状態)の中間に相当し、テープガイド2b,2c,
2b″,2c″が未々破線丸印2b,2c,2b′,2
c′より矢印の如く移動しガイドローラー4a,4bよ
り力セツト側に停止し、磁気テープ3は頭出し信号ヘツ
ド5、回転ドラム1の一部、音声消去ヘツド9、音声信
号コントロール信号ヘツド10に夫々接触する。一方ピ
ンチローラー12はキャツプスタン13より離れ、テー
プテンシヨンレギユレータ一8も外側へ移動する。巻き
戻し、早送り操作時は第2図に示すテープ走行状態で一
般に第1図で示す記録、再生モード時に比較して20倍
〜30倍の高速走行を行なう。早送リモートの際にはテ
エイクアツプリール19が高速回転駆動を行ない磁気テ
ープ3は矢印の如く走行し逆に巻き取しモードの際には
サプライリール18が高速回転駆動を行ない磁気テープ
3は矢印と反対方向に走行する。ここで第1図、第2図
から明らかなように頭出し信号ヘツド5について注目す
るとストツプモードを除き、他のいずれのモードの時に
も磁気テープ3が接触している。
ように磁気テープ3が走行し、記録、再生操作モード時
にはビデオヘツド1a,1b、音声消去ヘツド9及び音
声信号・コントロール信号ヘツド10が磁気テープ3の
磁性体面に接触し夫夫の動作を行なう。頭出し信号用ヘ
ツド5は定常記録、再生操作時(頭出し動作が指定され
ない時)には通常の全巾消去ヘツドとして動作する。第
2図はパラレルローデイング方式のVTRの巻き戻し、
早送り操作モード時のテープ走行系を示すもので図中同
一符号は同一または相当する部分を示す。第2図に示す
ように移動テープガイド2b,2c,2b′,2c′が
半ローデイング状態にある。即ち第1図に示す記録、再
生操作モード時のローデイング状態とストツプモード(
図省略であるがテープが力セツト内にすべて収納されて
いる状態)の中間に相当し、テープガイド2b,2c,
2b″,2c″が未々破線丸印2b,2c,2b′,2
c′より矢印の如く移動しガイドローラー4a,4bよ
り力セツト側に停止し、磁気テープ3は頭出し信号ヘツ
ド5、回転ドラム1の一部、音声消去ヘツド9、音声信
号コントロール信号ヘツド10に夫々接触する。一方ピ
ンチローラー12はキャツプスタン13より離れ、テー
プテンシヨンレギユレータ一8も外側へ移動する。巻き
戻し、早送り操作時は第2図に示すテープ走行状態で一
般に第1図で示す記録、再生モード時に比較して20倍
〜30倍の高速走行を行なう。早送リモートの際にはテ
エイクアツプリール19が高速回転駆動を行ない磁気テ
ープ3は矢印の如く走行し逆に巻き取しモードの際には
サプライリール18が高速回転駆動を行ない磁気テープ
3は矢印と反対方向に走行する。ここで第1図、第2図
から明らかなように頭出し信号ヘツド5について注目す
るとストツプモードを除き、他のいずれのモードの時に
も磁気テープ3が接触している。
第3図は磁気テープパターンを示す図で3aは音声信号
Aトラツク、3bは音声信号Bトラツク、3cはビデオ
信号Aトラツクでビデオヘツド1aが担当する1フイー
ルドビデオ信号、3dはビデオ信号Bトラツクでビデオ
ヘツド1bが祖当する他の1フイールドビデオ信号が記
録されている。
Aトラツク、3bは音声信号Bトラツク、3cはビデオ
信号Aトラツクでビデオヘツド1aが担当する1フイー
ルドビデオ信号、3dはビデオ信号Bトラツクでビデオ
ヘツド1bが祖当する他の1フイールドビデオ信号が記
録されている。
3eはコントロール信号トラツクで記録時テレビジヨン
信号の垂直同期信号を基準にして記録されVTRのサー
ボ系の基準信号となるものである。
信号の垂直同期信号を基準にして記録されVTRのサー
ボ系の基準信号となるものである。
3fは頭出し信号で磁気テープ全巾に音声トラツク、ビ
デオトラツク及びコントロールトラツクに重畳して記録
されている。
デオトラツク及びコントロールトラツクに重畳して記録
されている。
即ち音声信号、ビデオ信号、コントロール信号は夫々専
用のトラツクを有するが頭出し信号はトラツクを持たず
、頭出し信号が指定された時のみ数秒間他の信号トラツ
クの上に重畳して記録される。第4図は第1図、第2図
に記載されているビデオヘツド1a,1b、音声信号・
コントロール信号ヘツド10及び全巾消去機能をも兼ね
た頭出し信号ヘツド5の詳細を示すもので、殊に磁気テ
ープ3上に記録される各トラツクの傾斜の関係を説明す
る為夫々の機械的な位置及び角度関係を示すものである
。
用のトラツクを有するが頭出し信号はトラツクを持たず
、頭出し信号が指定された時のみ数秒間他の信号トラツ
クの上に重畳して記録される。第4図は第1図、第2図
に記載されているビデオヘツド1a,1b、音声信号・
コントロール信号ヘツド10及び全巾消去機能をも兼ね
た頭出し信号ヘツド5の詳細を示すもので、殊に磁気テ
ープ3上に記録される各トラツクの傾斜の関係を説明す
る為夫々の機械的な位置及び角度関係を示すものである
。
先ず音声信号・コントロール信号ヘツド10の音声信号
用ヘツドギヤツプ10a,10b及びコントロール信号
ヘツドギヤツプ10cはテープ走行方向に対して直角の
位置関係にしかも一直線上に設置されている。次に頭出
し信号ヘツド5のギャツプ5aは第4図に示すようにテ
ープ走行方向に対して直角なラインlに対してθ1の傾
きを持つている。又ビデオヘツド1a,1bのヘツドギ
ヤツプ1a′,1b′はラインlに対してθ3の傾きを
持つように回転ドラム1に設けられている。そして夫々
のヘツドはテープの走行と同時にテープ3の磁性体面と
接触する構成となつている。従つて第4図に示すように
ビデオヘツド1a,1bのヘツドギャツプと頭出しヘツ
ド5のヘツドギャツプの機械的頃きはθ2を有すること
になり、第1図のローデイング状態で記録されるビデオ
信号とその上に重畳されて記録される頭出し信号とは第
3図に示すようにθ2の傾きを持つことになる。又、音
声信号とその上に重畳記録される頭出し信号とは第3図
の磁気テープパターン図に示すようにθ1の傾きを持つ
ことになる。又、コントロール信号とその上に重畳記録
される頭出し信号とは第3図の磁気テープパターン図に
示すように同様にθ1の傾きを持つことになる。上述の
ように頭出し信号がビデオ信号、音声信号、コントロー
ル信号の上に重畳記録されるが夫夫θ2、θ1、θ1の
傾きを持つ為、第2図に示す再生時の場合アジマス損失
効果により互いに生じるクロストークの影響を少なくす
ることが出来、本来の信号を再生することが出来る。ア
ジマス損失効果とは記録時と再生時とでギャツプ角度が
異なると再生出力が大巾に減少することで一般に次の関
係があることが良く知られている。
用ヘツドギヤツプ10a,10b及びコントロール信号
ヘツドギヤツプ10cはテープ走行方向に対して直角の
位置関係にしかも一直線上に設置されている。次に頭出
し信号ヘツド5のギャツプ5aは第4図に示すようにテ
ープ走行方向に対して直角なラインlに対してθ1の傾
きを持つている。又ビデオヘツド1a,1bのヘツドギ
ヤツプ1a′,1b′はラインlに対してθ3の傾きを
持つように回転ドラム1に設けられている。そして夫々
のヘツドはテープの走行と同時にテープ3の磁性体面と
接触する構成となつている。従つて第4図に示すように
ビデオヘツド1a,1bのヘツドギャツプと頭出しヘツ
ド5のヘツドギャツプの機械的頃きはθ2を有すること
になり、第1図のローデイング状態で記録されるビデオ
信号とその上に重畳されて記録される頭出し信号とは第
3図に示すようにθ2の傾きを持つことになる。又、音
声信号とその上に重畳記録される頭出し信号とは第3図
の磁気テープパターン図に示すようにθ1の傾きを持つ
ことになる。又、コントロール信号とその上に重畳記録
される頭出し信号とは第3図の磁気テープパターン図に
示すように同様にθ1の傾きを持つことになる。上述の
ように頭出し信号がビデオ信号、音声信号、コントロー
ル信号の上に重畳記録されるが夫夫θ2、θ1、θ1の
傾きを持つ為、第2図に示す再生時の場合アジマス損失
効果により互いに生じるクロストークの影響を少なくす
ることが出来、本来の信号を再生することが出来る。ア
ジマス損失効果とは記録時と再生時とでギャツプ角度が
異なると再生出力が大巾に減少することで一般に次の関
係があることが良く知られている。
上式から明らかなようにアジマス角度が大きい程、テー
プの記録波長が小さい(即ち周波数が高い)程、トラツ
ク巾が狭い程アジマス損失が大きいことがわかる。
プの記録波長が小さい(即ち周波数が高い)程、トラツ
ク巾が狭い程アジマス損失が大きいことがわかる。
従つて上述の頭出し信号の内容を示す周波数を2MHz
位と高く(第3図に示すように断続の繰返し周波数は数
十サイクルという低周波信号でよい)又頭出し信号の記
録されるトラツク巾を数百μmと狭く又アジマス角度θ
2,θ1を30数以上と大きく選ぶと再生時、夫々のヘ
ツドは担当の信号のみ再生し、他の信号はほとんど再生
されないことになる。上述のような条件ではクロストー
ク妨害を−60dB以上減衰させることは容易で重ね記
録による弊害は全く生じない。ここで従来から採用され
ている全巾消去ヘツド5を頭出し信号ヘツドとして利用
すると新たなヘツドを必要とせずコスト的な利点を生じ
る。この場合従来の全巾消去ヘツドは低周波用である為
2MHzという高周波頭出し信号を記録出来ないがこの
ような場合数+KHzの信号とし頭出しトラツク巾wを
狭くアジマス角度θを大きく選ぶことによつてアジマス
損失を充分に得ることが出来る。ここで頭出し信号を記
録する場合第3図に示すように断続信号とし、しかも繰
返し周波数を図に示すより低くすると他の付属電子回路
も安価に構成出来望ましいが、さらに複雑な頭出し機能
を付加する為頭出し信号をFM化し、しかも連続的に記
録することも可能である。以上の説明から明らかなよう
に本発明によれば従来の磁気テープパターン上の音声信
号、ビデオ信号及びコントロール信号の上に記録角度を
夫々の信号と異ならしめて頭出し信号を重畳記録するこ
とが出来、しかも再生時夫々のヘツドは担当する記録信
号を忠実に再生出来る。
位と高く(第3図に示すように断続の繰返し周波数は数
十サイクルという低周波信号でよい)又頭出し信号の記
録されるトラツク巾を数百μmと狭く又アジマス角度θ
2,θ1を30数以上と大きく選ぶと再生時、夫々のヘ
ツドは担当の信号のみ再生し、他の信号はほとんど再生
されないことになる。上述のような条件ではクロストー
ク妨害を−60dB以上減衰させることは容易で重ね記
録による弊害は全く生じない。ここで従来から採用され
ている全巾消去ヘツド5を頭出し信号ヘツドとして利用
すると新たなヘツドを必要とせずコスト的な利点を生じ
る。この場合従来の全巾消去ヘツドは低周波用である為
2MHzという高周波頭出し信号を記録出来ないがこの
ような場合数+KHzの信号とし頭出しトラツク巾wを
狭くアジマス角度θを大きく選ぶことによつてアジマス
損失を充分に得ることが出来る。ここで頭出し信号を記
録する場合第3図に示すように断続信号とし、しかも繰
返し周波数を図に示すより低くすると他の付属電子回路
も安価に構成出来望ましいが、さらに複雑な頭出し機能
を付加する為頭出し信号をFM化し、しかも連続的に記
録することも可能である。以上の説明から明らかなよう
に本発明によれば従来の磁気テープパターン上の音声信
号、ビデオ信号及びコントロール信号の上に記録角度を
夫々の信号と異ならしめて頭出し信号を重畳記録するこ
とが出来、しかも再生時夫々のヘツドは担当する記録信
号を忠実に再生出来る。
又、頭出し信号はデイジタル信号である為信号の検出は
容易でありしかも頭出し信号はテープ全長に対して極く
短期間の一部にしか記録されていない為ビデオ信号、音
声信号に多少のクロストークが生じても大きな弊害とは
ならず非常に安価に電子回路を構成することも可能であ
る。全巾消去へツドを頭出し信号ヘツドに兼用した場合
、定常記録時は全く従来同様消去ヘツドとして飽和動作
せしめ、頭出し記録動作の短時間の間のみ記録動作を行
ない、早送り巻き戻し動作時は連続して再生動作を行な
うものである。
容易でありしかも頭出し信号はテープ全長に対して極く
短期間の一部にしか記録されていない為ビデオ信号、音
声信号に多少のクロストークが生じても大きな弊害とは
ならず非常に安価に電子回路を構成することも可能であ
る。全巾消去へツドを頭出し信号ヘツドに兼用した場合
、定常記録時は全く従来同様消去ヘツドとして飽和動作
せしめ、頭出し記録動作の短時間の間のみ記録動作を行
ない、早送り巻き戻し動作時は連続して再生動作を行な
うものである。
本発明はVTRのみに限らず磁気テープ記録再生装置に
広く利用出来る。
広く利用出来る。
第1図は本発明の頭出し信号記録、再生機能を具したパ
ラレルローデイング方式のVTRの記録、再生操作モー
ドを示す図、第2図は巻き戻し、早送り操作モードを示
す図、第3図は磁気テープパターンを示す図、第4図は
ビデオヘツド、音声信号・コントロール信号ヘツド、頭
出しヘツドの夫夫のヘツドのギャツプラインの傾角の関
係を一平面に図解した図である。 図において、1a,1bはビデオヘツド、3は磁気テー
プ、5は頭出し信号ヘツド、9は音声消去ヘツド、10
はコントロール信号ヘツドである。
ラレルローデイング方式のVTRの記録、再生操作モー
ドを示す図、第2図は巻き戻し、早送り操作モードを示
す図、第3図は磁気テープパターンを示す図、第4図は
ビデオヘツド、音声信号・コントロール信号ヘツド、頭
出しヘツドの夫夫のヘツドのギャツプラインの傾角の関
係を一平面に図解した図である。 図において、1a,1bはビデオヘツド、3は磁気テー
プ、5は頭出し信号ヘツド、9は音声消去ヘツド、10
はコントロール信号ヘツドである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気テープ走行経路内に、映像信号を記録再生する
ビデオヘッド、音声信号を記録再生する音声ヘッド、テ
ープ速度を制御するコントロール信号を記録再生するコ
ントロールヘッド及び記録位置識別信号を記録再生する
位置識別ヘッドを備え、上記位置識別ヘッドのギャップ
角度を他のヘッドギャップ角度と異ならしめ、上記磁気
テープ上のテープパターンの識別信号の記録角度が他の
映像信号、音声信号及びコントロール信号の記録角度と
異ならしめることを特徴とする磁気テープ記録再生装置
。 2 位置識別ヘッドを記録用と再生用に分割して配置し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気テ
ープ記録再生装置。 3 記録再生動作を行なう第1の磁気テープ走行経路と
巻き戻し早送り動作を行なう第2の磁気テープ走行経路
を有し、記録再生用ビデオヘッド、記録再生用音声ヘッ
ド、記録再生用コントロールヘッド及び記録用位置識別
ヘッドを第1の磁気テープに備え、再生用位置識別ヘッ
ドを第2の磁気テープに備え、上記再生用位置識別ヘッ
ドのギャップ角度を上記記録用位置識別ヘッドと同一角
度とせしめたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載の磁気テープ記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53055121A JPS5927977B2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 磁気テ−プ記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53055121A JPS5927977B2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 磁気テ−プ記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54146614A JPS54146614A (en) | 1979-11-16 |
JPS5927977B2 true JPS5927977B2 (ja) | 1984-07-10 |
Family
ID=12989916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53055121A Expired JPS5927977B2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 磁気テ−プ記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927977B2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-09 JP JP53055121A patent/JPS5927977B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54146614A (en) | 1979-11-16 |
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