JPS5927976A - 構造用接着剤組成物 - Google Patents
構造用接着剤組成物Info
- Publication number
- JPS5927976A JPS5927976A JP13781182A JP13781182A JPS5927976A JP S5927976 A JPS5927976 A JP S5927976A JP 13781182 A JP13781182 A JP 13781182A JP 13781182 A JP13781182 A JP 13781182A JP S5927976 A JPS5927976 A JP S5927976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron oxide
- powder
- fe2o3
- epoxy resin
- structural adhesive
- Prior art date
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- Epoxy Resins (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は構造用接着剤組成物、さらに詳しくはエポキシ
樹脂と加熱活性硬化剤からなる一液性加熱硬化型エポキ
シ樹脂系接着剤において、酸化金属−酸化鉄焼結複合体
フェライトまたはα−Fe203粒子粉末を配合した電
着塗装できる新規な構造用接着剤に関する。
樹脂と加熱活性硬化剤からなる一液性加熱硬化型エポキ
シ樹脂系接着剤において、酸化金属−酸化鉄焼結複合体
フェライトまたはα−Fe203粒子粉末を配合した電
着塗装できる新規な構造用接着剤に関する。
接着剤のうち、とくに金属と金属の接合部分に使用する
構造用接着剤は、その材料が受ける特定の外力に対し材
料と同等またはそれ以上に耐える接着力を有し、あたか
もその接合部位と構造物とが一体をなすほどの強力な接
着性を示すものである。このような構造用接着剤はリベ
ット止め、ボルト止め、溶接などの従来の工法に代っで
あるいはそれらと併用して、近時航空機産業、自動車産
業、製缶、電気、電子工業分野にて多く採用されている
。なかでも、自動車の車体組立、接合において、例えは
サイドドア、ボンネット、トランクなとプレス成形して
得られるインナーパネル鋼板とアウターパネル鋼板とを
接合して構成する場合にかかる構造用接着剤がJL用さ
れている。すなわち、インナーパネル鋼板の外縁部に対
してアウターパネルの外縁部を車体内方に向けてヘミン
ク成形し、接着、水密気密シールする際に、該構造用接
着剤をインターパネル外縁部に線状に塗布したうえ、両
性縁部をスポット溶接などで溶接することによりインナ
ーパネルとアウターパネルを固着する組立方法か行なわ
れている。従来、この種のN的のために用いられる構造
用接着剤としては、船用やシンクロメートなどの防錆顔
料およびスポット溶接と電着塗装ができるように若干の
通電性を(−IJjするアルミニウムなどの金属粉を配
合したー液性加熱硬化型エポキシ樹脂系の構造用接着剤
か提案されている。しかしながら、この場合には後]1
程の電着塗装工程において、接着剤塗布面および塗布周
縁に対する電着塗料の塗布が悪く、しかも、アルミニウ
ムなと金属粉の電極反応により水素カスが発生ずるので
、接着剤に多数のピンホールが起る。その結果、塩水噴
霧装置による発錆試験をずれは、24時間以内に、接着
剤塗布周縁界面から発錆するなどの欠点がある。この点
は、とくに自動車の軽量化に伴なう薄肉鋼板の使用と相
まって、さらに重要な問題となっており、電着塗装も可
能で防錆性に優れた改良された構造用接着剤の開発かき
わめて重大な課題となっている。
構造用接着剤は、その材料が受ける特定の外力に対し材
料と同等またはそれ以上に耐える接着力を有し、あたか
もその接合部位と構造物とが一体をなすほどの強力な接
着性を示すものである。このような構造用接着剤はリベ
ット止め、ボルト止め、溶接などの従来の工法に代っで
あるいはそれらと併用して、近時航空機産業、自動車産
業、製缶、電気、電子工業分野にて多く採用されている
。なかでも、自動車の車体組立、接合において、例えは
サイドドア、ボンネット、トランクなとプレス成形して
得られるインナーパネル鋼板とアウターパネル鋼板とを
接合して構成する場合にかかる構造用接着剤がJL用さ
れている。すなわち、インナーパネル鋼板の外縁部に対
してアウターパネルの外縁部を車体内方に向けてヘミン
ク成形し、接着、水密気密シールする際に、該構造用接
着剤をインターパネル外縁部に線状に塗布したうえ、両
性縁部をスポット溶接などで溶接することによりインナ
ーパネルとアウターパネルを固着する組立方法か行なわ
れている。従来、この種のN的のために用いられる構造
用接着剤としては、船用やシンクロメートなどの防錆顔
料およびスポット溶接と電着塗装ができるように若干の
通電性を(−IJjするアルミニウムなどの金属粉を配
合したー液性加熱硬化型エポキシ樹脂系の構造用接着剤
か提案されている。しかしながら、この場合には後]1
程の電着塗装工程において、接着剤塗布面および塗布周
縁に対する電着塗料の塗布が悪く、しかも、アルミニウ
ムなと金属粉の電極反応により水素カスが発生ずるので
、接着剤に多数のピンホールが起る。その結果、塩水噴
霧装置による発錆試験をずれは、24時間以内に、接着
剤塗布周縁界面から発錆するなどの欠点がある。この点
は、とくに自動車の軽量化に伴なう薄肉鋼板の使用と相
まって、さらに重要な問題となっており、電着塗装も可
能で防錆性に優れた改良された構造用接着剤の開発かき
わめて重大な課題となっている。
かかる観点から接着剤に防錆性付与する検J・Jあるい
は電着塗装が可能なように通電性付与する検討など多く
の研究がなされているが、いまだ満足すべき金属構造用
接着剤は実用化されていない。
は電着塗装が可能なように通電性付与する検討など多く
の研究がなされているが、いまだ満足すべき金属構造用
接着剤は実用化されていない。
かかる事情のもとに、本発明者 は所望の構造用接着剤
を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特殊な酸化金属と酸
化鉄の焼結複合体であるフェライトまたはα−F C2
03粒子粉末を一液性加熱硬化型エポキシ樹脂系接着剤
組成物成分とすることによって、従来品のようt1通電
性金属粉を添加しなくても1)τj記のような電着塗装
が接着剤塗布面および周縁部にも行なうことができ、し
かも驚く・\きことに、塩水噴霧試験による1000時
間以」Lも売名11がないことを見出し本発明を完成す
るに至った。
を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特殊な酸化金属と酸
化鉄の焼結複合体であるフェライトまたはα−F C2
03粒子粉末を一液性加熱硬化型エポキシ樹脂系接着剤
組成物成分とすることによって、従来品のようt1通電
性金属粉を添加しなくても1)τj記のような電着塗装
が接着剤塗布面および周縁部にも行なうことができ、し
かも驚く・\きことに、塩水噴霧試験による1000時
間以」Lも売名11がないことを見出し本発明を完成す
るに至った。
ずなわら、本発明はエポキシ樹脂、加熱活性硬化剤およ
び一般式’、 M e O・F C203(M、eはM
n、J3a= Co、 Sr、円)、7.n−Mg−C
dなどの2価金属)で示される2価金属酸化物−酸化鉄
の焼結複合体フェライトまたはσ−F’ 8203粒子
粉末20〜150%(重量%、以下同じ)からなること
を特徴とする構造用接着剤を提供するものである。
び一般式’、 M e O・F C203(M、eはM
n、J3a= Co、 Sr、円)、7.n−Mg−C
dなどの2価金属)で示される2価金属酸化物−酸化鉄
の焼結複合体フェライトまたはσ−F’ 8203粒子
粉末20〜150%(重量%、以下同じ)からなること
を特徴とする構造用接着剤を提供するものである。
本発明のエポキシ樹脂としては通常のグリシジルエーテ
ル型、グリシジルエステル型、グリシジルアミン型、線
状脂肪族エポキサイド型、脂環族エポキザイド型などか
ら選ばれるエポキシ樹脂が挙げられ、とくにグリシジル
エーテル型のエポキシ当量150〜300の範囲のもの
が好ましい。
ル型、グリシジルエステル型、グリシジルアミン型、線
状脂肪族エポキサイド型、脂環族エポキザイド型などか
ら選ばれるエポキシ樹脂が挙げられ、とくにグリシジル
エーテル型のエポキシ当量150〜300の範囲のもの
が好ましい。
これらのエポキシ樹脂は所望の物性に応じてその1種を
単独で用いるかあるいは2種以上を組合せて使用する。
単独で用いるかあるいは2種以上を組合せて使用する。
加熱活性硬化剤としては加熱により硬化作用を発揮する
通常の硬化剤でよく、一般に80〜200°Cの温度範
囲で活性であれば充分である。そのような硬化剤として
は、例えば、ジシアンジアミド、4.4−ジアミノジフ
ェニルスルホン、2−11−ヘプタデシルイミダゾール
のようなイミダゾール誘導体、イソフタル酸ジヒドラジ
ド、N、N−ジアルキル尿、素誘導体−N、N−ジアル
キルチオ尿素誘導体なとが挙けられる。これらは、所望
の硬化状態に応じて適宜組成物中に配合されるが通常、
エポキシ樹脂100部(重量部、以下同じ)に対して1
〜15部の範囲で好ましく用いられる。
通常の硬化剤でよく、一般に80〜200°Cの温度範
囲で活性であれば充分である。そのような硬化剤として
は、例えば、ジシアンジアミド、4.4−ジアミノジフ
ェニルスルホン、2−11−ヘプタデシルイミダゾール
のようなイミダゾール誘導体、イソフタル酸ジヒドラジ
ド、N、N−ジアルキル尿、素誘導体−N、N−ジアル
キルチオ尿素誘導体なとが挙けられる。これらは、所望
の硬化状態に応じて適宜組成物中に配合されるが通常、
エポキシ樹脂100部(重量部、以下同じ)に対して1
〜15部の範囲で好ましく用いられる。
本発明における式:MC0Fe203て示される酸化金
属−酸化鉄からなる焼結複合体フェライトは、通常、金
属酸化物と酸化鉄との粉末を混合し、1000〜140
0°Cて焼成後、はぼ2007ノリ、下の粒子粉末に粉
砕されたものである。またその酸化鉄(α−Fe203
)は水酸化鉄、硝酸鉄−シュウ酸鉄などを加熱して脱水
、焼成粉砕して製造される。さらに詳しくは、該焼結複
合体フェライトはI” e 203と金属酸化物(Mn
OlB a CO3、S r CO3,1’りO−Zn
O,MgOなど)の1種以上の粉末をモル比4〜6の割
合でボールミルなとて充分に混合し、常法により100
0〜1400°Cにて焼成後、ロール、クラッシャーな
どを用いて粗粉砕し、ついてアトライター、パイプレイ
シンミル、アトライターなとを用いて中粉砕ないし微粉
砕してから分級して所望のものを得ることができる。な
お、分級した平均粒子径は50μ以下にするのがエポキ
シ樹脂組成物の物性の低下がないため望ましい。
属−酸化鉄からなる焼結複合体フェライトは、通常、金
属酸化物と酸化鉄との粉末を混合し、1000〜140
0°Cて焼成後、はぼ2007ノリ、下の粒子粉末に粉
砕されたものである。またその酸化鉄(α−Fe203
)は水酸化鉄、硝酸鉄−シュウ酸鉄などを加熱して脱水
、焼成粉砕して製造される。さらに詳しくは、該焼結複
合体フェライトはI” e 203と金属酸化物(Mn
OlB a CO3、S r CO3,1’りO−Zn
O,MgOなど)の1種以上の粉末をモル比4〜6の割
合でボールミルなとて充分に混合し、常法により100
0〜1400°Cにて焼成後、ロール、クラッシャーな
どを用いて粗粉砕し、ついてアトライター、パイプレイ
シンミル、アトライターなとを用いて中粉砕ないし微粉
砕してから分級して所望のものを得ることができる。な
お、分級した平均粒子径は50μ以下にするのがエポキ
シ樹脂組成物の物性の低下がないため望ましい。
このようにして得られるフェライトはペースト状組成物
のタレ止め効果も得られるため一従来、こノ種の目的の
ために用いられていたアスベスト粉やケイ酸およびケイ
酸塩の添加の必要もない特徴を有する。該複合焼結体フ
ェライトの粒子粉末はエポキシ樹脂100部に対して2
0〜150部添加することができる。その配合量が20
部以下であれは電着塗料の塗着性が悪く、防錆効果にも
乏しい。また150部以上になれは、組成物の流動特性
が不足し作業性に難点か生じ、しかも物性的にも脆弱と
なり構造用接着剤に要求される剥離強度の向上の面から
望ましくない。このフェライトの組成物全量に基つく添
加量は20〜70%の範囲であり、最も望ましい添加量
は、電着塗装性、接着性能、作業性などから適宜決定さ
れる。なお、該複合焼結複合体は一族性加熱硬化型エボ
キシ樹脂組成物はかりてなく、常温硬化型の二液性組成
物にも適用でき、さらに、ウレタン樹脂、アクリル樹脂
、塩化ビニル樹脂、ポリエステルなとの接着剤、シーリ
ンク利、塗料などにも使用できる。
のタレ止め効果も得られるため一従来、こノ種の目的の
ために用いられていたアスベスト粉やケイ酸およびケイ
酸塩の添加の必要もない特徴を有する。該複合焼結体フ
ェライトの粒子粉末はエポキシ樹脂100部に対して2
0〜150部添加することができる。その配合量が20
部以下であれは電着塗料の塗着性が悪く、防錆効果にも
乏しい。また150部以上になれは、組成物の流動特性
が不足し作業性に難点か生じ、しかも物性的にも脆弱と
なり構造用接着剤に要求される剥離強度の向上の面から
望ましくない。このフェライトの組成物全量に基つく添
加量は20〜70%の範囲であり、最も望ましい添加量
は、電着塗装性、接着性能、作業性などから適宜決定さ
れる。なお、該複合焼結複合体は一族性加熱硬化型エボ
キシ樹脂組成物はかりてなく、常温硬化型の二液性組成
物にも適用でき、さらに、ウレタン樹脂、アクリル樹脂
、塩化ビニル樹脂、ポリエステルなとの接着剤、シーリ
ンク利、塗料などにも使用できる。
なお、本発明の組成物は電着塗料の塗着が容易に行なわ
れ防錆性と機械的強度が優れているが、さらに剥離強度
を増大させ、可撓性を高めるために、内部可塑化法とし
て多硫化ゴム、ウレタンゴム、ニトリル−ブタジェンゴ
ムなどを添加したり、あるいは外部可塑化法として;可
撓性エポキシ樹脂〔エピコー)871(油化シェルエポ
キシ0(1)又り、ER732(ダウケミカル(l(社
)通ど〕や通常の可塑剤(ジブデルフタレート、ジブデ
ルフタレートなど)を適宜添加してもよい。また加硫ゴ
ムの微粒子を分散させて応力吸収を行う海−島構造とす
るいわゆるマトリックス構造にする方法も採用され得る
。このように、エポキシ樹脂の優れた機械的性質、電気
的性質を損うことなく、可撓性付与剤、可塑剤、溶剤、
充填剤(タルク、炭酸カルシウム、ケイ酸、クレー、カ
ーボンなど)、さらに反応触媒−染顔料、アスベスト粉
などが適宜添加配合される。
れ防錆性と機械的強度が優れているが、さらに剥離強度
を増大させ、可撓性を高めるために、内部可塑化法とし
て多硫化ゴム、ウレタンゴム、ニトリル−ブタジェンゴ
ムなどを添加したり、あるいは外部可塑化法として;可
撓性エポキシ樹脂〔エピコー)871(油化シェルエポ
キシ0(1)又り、ER732(ダウケミカル(l(社
)通ど〕や通常の可塑剤(ジブデルフタレート、ジブデ
ルフタレートなど)を適宜添加してもよい。また加硫ゴ
ムの微粒子を分散させて応力吸収を行う海−島構造とす
るいわゆるマトリックス構造にする方法も採用され得る
。このように、エポキシ樹脂の優れた機械的性質、電気
的性質を損うことなく、可撓性付与剤、可塑剤、溶剤、
充填剤(タルク、炭酸カルシウム、ケイ酸、クレー、カ
ーボンなど)、さらに反応触媒−染顔料、アスベスト粉
などが適宜添加配合される。
なお、前述したとおり、本発明の組成物はとくに防錆剤
の添加を行なわなくてものちの電着塗装が良好に達成さ
れるため、発錆の問題はほとんど生しないか、所望によ
り、通常の防錆顔料、例えば釦用、亜酸化鉛−ジアミド
鉛、塩基性硫酸銅、鉛酸カルシウム、亜鉛華のような塩
基性顔料、シンクロメート、ストロンチウムクロメート
、バリウムカリウムクロメート、塩基性クロム酸鉛のよ
うな可溶性顔料、亜鉛末のような金属粉顔料などを適宜
配合してもよい。さらに、導電外付igのために、h−
ホンおよび銀粉、銅粉、アルミニウム粉などの金属粉を
併用すれは電着塗装かさらに有利となるか金属粉は電着
塗装時に電極反応により水素ガスか発生し、カーボン粉
末では該組成物の貯蔵安定性を損なうなど難点かあるた
め多量に添加することは避けるべきである。
の添加を行なわなくてものちの電着塗装が良好に達成さ
れるため、発錆の問題はほとんど生しないか、所望によ
り、通常の防錆顔料、例えば釦用、亜酸化鉛−ジアミド
鉛、塩基性硫酸銅、鉛酸カルシウム、亜鉛華のような塩
基性顔料、シンクロメート、ストロンチウムクロメート
、バリウムカリウムクロメート、塩基性クロム酸鉛のよ
うな可溶性顔料、亜鉛末のような金属粉顔料などを適宜
配合してもよい。さらに、導電外付igのために、h−
ホンおよび銀粉、銅粉、アルミニウム粉などの金属粉を
併用すれは電着塗装かさらに有利となるか金属粉は電着
塗装時に電極反応により水素ガスか発生し、カーボン粉
末では該組成物の貯蔵安定性を損なうなど難点かあるた
め多量に添加することは避けるべきである。
本発明の構造用接着剤組成物の製法は上記の各成分の全
量を竪型ミキサー、Z型ニーターまたはデスパーにて均
一に混練したのち、三木ロールに通し、再びミキサーま
たはニーグーに戻し、5〜10mJ−1yの減圧下で約
1時間攪拌しながら脱泡して一液性加熱硬化型エポキシ
樹脂組成物を得る。
量を竪型ミキサー、Z型ニーターまたはデスパーにて均
一に混練したのち、三木ロールに通し、再びミキサーま
たはニーグーに戻し、5〜10mJ−1yの減圧下で約
1時間攪拌しながら脱泡して一液性加熱硬化型エポキシ
樹脂組成物を得る。
本発明の構造用接着剤は金属と金属、金属とプラスチッ
ク、木材またはコンクリートなどの無機質材料との組合
せを接着する場合にとくに有利に用いられ、自動車の組
立構造、家電製品、航空機組立、架橋建設などの土木分
野、建築建材など多くの分野にわたり接着および水密気
密シール兼、防錆保護のために使用できる。とくに、本
発明の接着剤組成物は鉄板素地に適用し重ね合せ接着後
に、塗装のための下地処理として電着塗装し、電着塗料
の焼イー1硬化条件、たとえば130〜200・Cの温
度で20〜60分間の範囲で電着塗料の硬化と同時に硬
化できるような場合に有利である。
ク、木材またはコンクリートなどの無機質材料との組合
せを接着する場合にとくに有利に用いられ、自動車の組
立構造、家電製品、航空機組立、架橋建設などの土木分
野、建築建材など多くの分野にわたり接着および水密気
密シール兼、防錆保護のために使用できる。とくに、本
発明の接着剤組成物は鉄板素地に適用し重ね合せ接着後
に、塗装のための下地処理として電着塗装し、電着塗料
の焼イー1硬化条件、たとえば130〜200・Cの温
度で20〜60分間の範囲で電着塗料の硬化と同時に硬
化できるような場合に有利である。
以」−のように、不発1シ」の構造用接着剤は鉄板素地
に対する発錆性を抑制し、しかも、該組成物表面に電着
塗装かできるためさらに防錆性が優れるものである。
に対する発錆性を抑制し、しかも、該組成物表面に電着
塗装かできるためさらに防錆性が優れるものである。
以下、実施例により本発明の組成物をさらに具体的に説
明する。
明する。
実施例1〜3
第1表に示す各成分を同表に示す配合割合にてニーター
で混練し、三本ロールに2回通したのち、再びニーグー
にて脱泡攪拌して接着剤組成物を調製する。
で混練し、三本ロールに2回通したのち、再びニーグー
にて脱泡攪拌して接着剤組成物を調製する。
比較例1〜3
実施例1〜3と同様にして第1表の成分を用いて接着剤
組成物を調製する。
組成物を調製する。
上記実施例1〜3および比較例1〜3の組成物について
下記のように電着塗料の塗着性および発錆性を試験した
。
下記のように電着塗料の塗着性および発錆性を試験した
。
電着塗料の塗着性:
トルエン脱脂後乾燥した鋼板(70x100x0、8
mm )に実施例および比較例の接着剤を一定rIJ3
0關にて、厚さを2mmから除々に薄く傾斜を付けて塗
布したのち、関西ペイント社製カチオン型電着塗料液に
浸漬し、200ホルト、0.5アンペアで60秒間加電
した状態で電着塗装を行い、流水で水洗後、180°C
130分間乾燥硬化を行なった。その後、目視により電
着塗料の塗着状態を観察評価した。
mm )に実施例および比較例の接着剤を一定rIJ3
0關にて、厚さを2mmから除々に薄く傾斜を付けて塗
布したのち、関西ペイント社製カチオン型電着塗料液に
浸漬し、200ホルト、0.5アンペアで60秒間加電
した状態で電着塗装を行い、流水で水洗後、180°C
130分間乾燥硬化を行なった。その後、目視により電
着塗料の塗着状態を観察評価した。
発錆性:
上記電着塗料の塗着性を評価した後に、このテストパネ
ルを5%食塩水に設定した塩水噴霧試験装置内に100
0時間放置後、発情有無の評価を目視判定した。
ルを5%食塩水に設定した塩水噴霧試験装置内に100
0時間放置後、発情有無の評価を目視判定した。
その結果を第1表に示す。
Claims (3)
- (1) エポキシ樹脂、加熱活性硬化剤および一般式
; ’Me O・F e 203(Meは2価金属)で
示される酸化金属−酸化鉄の焼結複合体フェライトまた
はα−Fe203 粒子粉末からなることを特徴とする
構造用接着剤組成物。 - (2)該フェライトの金属元素かバリウムである前記第
(1)項記載の構造用接着剤組成物。 - (3)該フェライトの含有量が20〜70重量%の範囲
である前記第(1)項記載の構造用接着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13781182A JPS5927976A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 構造用接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13781182A JPS5927976A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 構造用接着剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927976A true JPS5927976A (ja) | 1984-02-14 |
JPS636592B2 JPS636592B2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=15207402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13781182A Granted JPS5927976A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 構造用接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927976A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020075972A (ko) * | 2001-03-26 | 2002-10-09 | 현대자동차주식회사 | 헤밍실러의 미립화 산화철 비드 |
JP2022181160A (ja) * | 2021-05-25 | 2022-12-07 | サンスター技研株式会社 | 硬化性組成物及び硬化性組成物の製造方法 |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP13781182A patent/JPS5927976A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020075972A (ko) * | 2001-03-26 | 2002-10-09 | 현대자동차주식회사 | 헤밍실러의 미립화 산화철 비드 |
JP2022181160A (ja) * | 2021-05-25 | 2022-12-07 | サンスター技研株式会社 | 硬化性組成物及び硬化性組成物の製造方法 |
US11920028B2 (en) | 2021-05-25 | 2024-03-05 | Sunstar Engineering Inc. | Curable composition and method for producing curable composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS636592B2 (ja) | 1988-02-10 |
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