JPS5927945Y2 - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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Publication number
JPS5927945Y2
JPS5927945Y2 JP15543279U JP15543279U JPS5927945Y2 JP S5927945 Y2 JPS5927945 Y2 JP S5927945Y2 JP 15543279 U JP15543279 U JP 15543279U JP 15543279 U JP15543279 U JP 15543279U JP S5927945 Y2 JPS5927945 Y2 JP S5927945Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
punching
punch
wall
walls
Prior art date
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Expired
Application number
JP15543279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5680830U (ja
Inventor
章 西尾
Original Assignee
日本軽金属株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本軽金属株式会社 filed Critical 日本軽金属株式会社
Priority to JP15543279U priority Critical patent/JPS5927945Y2/ja
Publication of JPS5680830U publication Critical patent/JPS5680830U/ja
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Publication of JPS5927945Y2 publication Critical patent/JPS5927945Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は対面する2つの壁部を有する被加工材の該両壁
部にそれぞれ打抜加工するためのプレス装置に関する。
一般にアルミサツシ窓枠等の製造において、中空部を有
する部材を押出成形した後、裁断および打抜加工が行わ
れる。
例えば第1図に示す如きサツシ部材1において、中空部
2を形成する対面せる2つの壁部の一方の壁部1Aには
取付用の長孔3を形成し、他方の壁部1Bには端部材(
図示せず)を嵌着するための開口4を形成する場合、従
来一般には先ず開口4の切除もしくは打抜を行う工程と
、然る後長孔3を打抜く工程との2工程を要して加工が
行われている。
従って開口4の加工後に部材1を長孔3の加工位置にセ
ットし直さねばならず、作業が繁雑で生産性が悪かった
本考案の目的はこのような対面する両壁部に1工程のプ
レス加工によってそれぞれの打抜加工を行うプレス装置
を提供することである。
このために本考案は、両壁部間に第1のダイを配置し、
これと協働するポンチにて一方の壁部にその外方から打
抜加工を行い、然る後第1のダイをポンチとして使用す
る如く駆動し、他方の壁部の外側に配置した第2のダイ
との協働により他方の壁部の打抜加工を行うように構成
したことを特徴とする。
即ち、本考案によるプレス装置は、一定方向に往復駆動
されるスライドに固定された一方の壁部を外方から打抜
くためのポンチおよび押圧部材と、該ポンチと協働する
開口を有し、両壁部の間に配置され、前記ポンチによる
一方の壁部の打抜後に他方の壁部を打抜ためのポンチと
して作動される第1のダイと、他方の壁部の外側に配置
され、該第1のダイのポンチ作用と協働する開口を有す
る第2のダイとを有し、前記第1のダイか常時は両壁部
間にて前記一方の壁部に当接する位置に位置決めされる
ように押圧装置で押圧保持され、前記ポンチと一緒に運
動する前記押圧部材が該ポンチによる打抜完了後に前記
第1のダイと衝突し、前記押圧装置に抗して前記第1の
ダイを押圧する如く構成されたことを特徴とする。
以下に本考案の実施例につき第2図、第3図を参照して
説明する。
第2図および第3図に示す実施例は第1図に示した被加
工材1に長孔3および開口4を打抜加工するように構成
されたものである。
すなわちこのプレス装置は周知の如く上下方向に往復駆
動されるスライド5に長孔3の打抜用のポンチ6が固定
されている。
被加工材である部材1はここでは第1図と上下方向を逆
にしてポンチ6の下方の所定位置に配置される。
この部材1の両壁IA、IBの間の空間内には第1のダ
イアが挿入されるように、また壁部1Bの下面には第2
のダイ8が当接するように部材1は位置決めされる。
第1のダイアは支柱10に摺動可能且つ回転不能に取付
けられており、常時は圧縮ばね11によって支柱10の
上端のストッパー1OAに当接する位置に押圧保持され
ている。
この状態でポンチ6と協働する第1のダイアの開ロアA
が形成された部分を部材1の中空部2内に挿入させて部
材1を位置決めする。
この圧縮ばね11の押圧力はポンチ6と第1のダイアと
の協働により壁部1Aに長孔3を打抜加工するのに充分
耐えて第1のダイを支持できる程度とされている。
また長孔3の打抜後にスライド5がさらに降下してスラ
イド5に固定された押圧部12が第1のダイアの基部に
衝突した後、スライド5の引続く下降により第1のダイ
アが支柱10に沿って圧縮ばね11に抗して降下できる
程度とされている。
この第1のダイアの降下に際し、第1のダイアは壁部1
Bに開口4を打抜くためのポンチとして使用されるよう
に第1のダイアの挿入部の外形が定められている。
第2のダイ8は第1のダイアの挿入部と協働する開口1
3を有している。
すなわち前述したように、第1のダイアがここでは開口
4の打抜加工のために第2のダイ8の開口13と協働す
るポンチとされる。
このプレス装置の作動は前述から明らがとなるように、
先ずスライド5が降下されてポンチ6と第1のダイアと
の協働により壁部1Aに長孔が打抜かれる。
引続くスライド5の下降によりポンチ6の先端が壁部1
Bに当接するより前に、押圧部12が第1のダイアの基
部に衝突し、その後はスライド5と第1のダイアとが一
緒に圧縮ばね11に抗して降下される。
この第1のダイアと第2のダイ8との協働により壁部1
Bに開口4が打抜がれる。
開口4の打抜終了後、スライド5は上昇され、次の加工
サイクルの待機をする。
このように本考案によれば1プレス工程により両壁部に
所要の打抜加工が達成され、作業性、生産性の大巾な向
上が可能となる。
尚、前述の実施例では壁部に形成する開口が部材端部に
一端を開口するものであるが、第4図の如くダイアの挿
入部を段階的に形成したダイア′とし且つスライドのス
トロークを選定することで容易に壁部内に開口を独立し
て形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は被加工材の一実施例を示す部分的斜視図、第2
図は本考案によるプレス装置において第1図の被加工材
の打抜加工を行う実施例を示す断面図、第3図は第2図
の線lll−IIに沿う部分的断面図、第4図は本考案
による他の実施例を示す断面図。 1・・・・・・被加工材、3・・・・・・長孔、4・・
・・・・開口、6・・・・・・ポンチ、7.7’・・・
・・第1のダイ、8・・・・・・第2のダイ、11・・
・・・・圧縮ばね、12・・・・・・押圧部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)対面する2つの壁部を有する被加工材の該両壁部
    にそれぞれ打抜加工するためのプレス装置であって、一
    定方向に往復駆動されるスライドに固定された一方の壁
    部を外方から打抜くためのポンチおよび押圧部材と、該
    ポンチと協働する開口を有し、両壁部の間に配置され、
    前記ポンチによる一方の壁部の打抜後に他方の壁部を打
    抜ためのポンチとして作動される第1のダイと、他方の
    壁部の外側に配置され、該第1のダイのポンチ作用と協
    働する開口を有する第2のダイとを有し、前記第1のダ
    イが常時は両壁部間にて前記一方の壁部に当接する位置
    に位置決めされるように押圧装置で押圧保持され、前記
    ポンチと一緒に運動する前記押圧部材が該ポンチによる
    打抜完了後に前記第1のダイと衝突し、前記押圧装置に
    抗して前記第1のダイを押圧する如く構成されたことを
    特徴とするプレス装置。
  2. (2)前記押圧装置が支柱に嵌装された圧縮ばねである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のプレス装置。
JP15543279U 1979-11-09 1979-11-09 プレス装置 Expired JPS5927945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15543279U JPS5927945Y2 (ja) 1979-11-09 1979-11-09 プレス装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15543279U JPS5927945Y2 (ja) 1979-11-09 1979-11-09 プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5680830U JPS5680830U (ja) 1981-06-30
JPS5927945Y2 true JPS5927945Y2 (ja) 1984-08-13

Family

ID=29667356

Family Applications (1)

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JP15543279U Expired JPS5927945Y2 (ja) 1979-11-09 1979-11-09 プレス装置

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JPS5680830U (ja) 1981-06-30

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