JPS5927518A - 積層セラミツクコンデンサ - Google Patents
積層セラミツクコンデンサInfo
- Publication number
- JPS5927518A JPS5927518A JP13710782A JP13710782A JPS5927518A JP S5927518 A JPS5927518 A JP S5927518A JP 13710782 A JP13710782 A JP 13710782A JP 13710782 A JP13710782 A JP 13710782A JP S5927518 A JPS5927518 A JP S5927518A
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- JP
- Japan
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- laminated ceramic
- electrode
- oxide
- ceramic condenser
- porcelain
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は卑金属電極をもつ積層セラミックコンデンサの
改良に関するものである。近年エレクトロニクスの発展
と共に電子部品の小型化が著しく進んＲる。セラミ゛ツ
クコンデンサにおいても、グリーンシートの上に電極を
印刷し、電極が端面に交互に露出し、かつ互いに対向す
るようにグリーンシートを重ね合わせて積層体とし、こ
の積層体を熱圧着して空気中で１２００〜１４００℃で
焼成するなどの方法で得られるいわゆる積層コンデンサ
として小型化指向が一段と進んできている。
改良に関するものである。近年エレクトロニクスの発展
と共に電子部品の小型化が著しく進んＲる。セラミ゛ツ
クコンデンサにおいても、グリーンシートの上に電極を
印刷し、電極が端面に交互に露出し、かつ互いに対向す
るようにグリーンシートを重ね合わせて積層体とし、こ
の積層体を熱圧着して空気中で１２００〜１４００℃で
焼成するなどの方法で得られるいわゆる積層コンデンサ
として小型化指向が一段と進んできている。
しかしながら、積層コンデンサの電極は誘電体磁器と同
時焼成を行なうため、磁器材料と反応せず、かつ１２０
０〜１４００″Ｃの高温で酸化しない金属であることが
必要である。これらの条件を満たす金属として、白金、
パラジウム、あるいは両者の合金が用いられてきたが、
これらの金属は、極めて高価であり、積層コンデンサを
広範囲に普及させていく」〕で大きな障害となっていた
。
時焼成を行なうため、磁器材料と反応せず、かつ１２０
０〜１４００″Ｃの高温で酸化しない金属であることが
必要である。これらの条件を満たす金属として、白金、
パラジウム、あるいは両者の合金が用いられてきたが、
これらの金属は、極めて高価であり、積層コンデンサを
広範囲に普及させていく」〕で大きな障害となっていた
。
このような高価な電極ＪｊＡ料に代わるものとして、卑
金属電極で安価なニッケルを使用する方法が提案されて
いる。しかしこの電極金属は空気中で焼成すると酸化す
るため、還元性雰囲気で焼成する必要があった。しかし
ながら、従来のチタン酸バリウムを主体とした誘電体磁
器材料では、還元雰囲気中で焼成すると半導体化されて
しまい、絶縁抵抗、誘電体損失などの電気特性が著しく
劣化し、コンデンサとして使用できなくなるという欠点
があった。
金属電極で安価なニッケルを使用する方法が提案されて
いる。しかしこの電極金属は空気中で焼成すると酸化す
るため、還元性雰囲気で焼成する必要があった。しかし
ながら、従来のチタン酸バリウムを主体とした誘電体磁
器材料では、還元雰囲気中で焼成すると半導体化されて
しまい、絶縁抵抗、誘電体損失などの電気特性が著しく
劣化し、コンデンサとして使用できなくなるという欠点
があった。
本発明はこのような欠点をなくし、還元雰囲気中で焼成
しても優れた電気特性を有する卑金属電極をもつ積層セ
ラミックコンデンサの組成物を提供するものである。
しても優れた電気特性を有する卑金属電極をもつ積層セ
ラミックコンデンサの組成物を提供するものである。
以下、本発明を実施例により説明する。
炭酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化ジル
コニウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化バ矢ジ
ウム、酸化マンガン、酸化スズ、酸化インジウム、酸化
タングステン、カオリン、（Ｓｉ□ｚトＡｆ２０ａの混
合物）シリカ、酸化アルミララムを第１表に示す組成に
なるよう配合し、１６時時間式混合した後、乾燥した。
コニウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化バ矢ジ
ウム、酸化マンガン、酸化スズ、酸化インジウム、酸化
タングステン、カオリン、（Ｓｉ□ｚトＡｆ２０ａの混
合物）シリカ、酸化アルミララムを第１表に示す組成に
なるよう配合し、１６時時間式混合した後、乾燥した。
この混合原料を空気中で１０５０〜１２００’Ｃで２時
間仮焼し、次いで湿式粉砕を行なった後乾燥した。この
粉末に有機バインダーを加え造粒し、１０ｒｒｒＩｎφ
、厚み０、６ ｍｔに成形した。このようにして得られ
た成形体にＮｉ電極ペーストを８． Ｏｒｒｖｎφのス
クリーン径を用いて塗布し、中性（例えばＮ２）あるい
は還元雰囲気（Ｎ２−０〜１０ＶＯ１９６Ｈ２）で１３
００〜１４００°Ｃで２時間保持し、自然冷却し、１５
０℃以下で投入ガスを止め、焼成体を取り出した。
間仮焼し、次いで湿式粉砕を行なった後乾燥した。この
粉末に有機バインダーを加え造粒し、１０ｒｒｒＩｎφ
、厚み０、６ ｍｔに成形した。このようにして得られ
た成形体にＮｉ電極ペーストを８． Ｏｒｒｖｎφのス
クリーン径を用いて塗布し、中性（例えばＮ２）あるい
は還元雰囲気（Ｎ２−０〜１０ＶＯ１９６Ｈ２）で１３
００〜１４００°Ｃで２時間保持し、自然冷却し、１５
０℃以下で投入ガスを止め、焼成体を取り出した。
このようにして得られたＮｉｍ極をもつ誘電体磁器の電
気的特性を測定し、その結果を第１表に併せて示した。
気的特性を測定し、その結果を第１表に併せて示した。
Ｎｉ電極をもつ誘電体磁器の容量、ｔａｎδはｌＶｒｍ
ｓ。
ｓ。
１博Ｉでの値、絶縁抵抗（ＩＲ）は５０ ＶＤＣ１分間
印加後の測定値をそれぞれ示した。
印加後の測定値をそれぞれ示した。
１譜＝百目１諮−１２臣浩目１誌冨１
づ １．ＱＩＱ 哨 Ｃｌ −１１Ｑ Ｑ づ
哨 哨 哨 Ｃ１ｉ Ｖ２ ０ ＋１へ ｏ Ｏ
ｏ 囚 へ Ｏ（へ）へ 。ＯＯへ 囚 。囚 へ目畳
０店；目さ宮さ答禦舅ささ２営認 ささｃｉ 、ｃｉ ２ ｃｉ ：２店ｇ；よ２店２６
（５呻 呻 呻 呻
峙 呻■ ｏｏ １０ｏ １００
１０ ｏ １ ｏｏ ｌ 。
哨 哨 哨 Ｃ１ｉ Ｖ２ ０ ＋１へ ｏ Ｏ
ｏ 囚 へ Ｏ（へ）へ 。ＯＯへ 囚 。囚 へ目畳
０店；目さ宮さ答禦舅ささ２営認 ささｃｉ 、ｃｉ ２ ｃｉ ：２店ｇ；よ２店２６
（５呻 呻 呻 呻
峙 呻■ ｏｏ １０ｏ １００
１０ ｏ １ ｏｏ ｌ 。
八 八 八 、′Ｖ１ 八 八 八 八 八 八 八
八 へ 八 八 八 へ乙這選対〉〉〉畏畏是あああ
二二二≧ ８８お宮 冨窩 粗 寓 寓 円 ８ Ｓ ；會等ヰ容
なお、第１表中の試料番号に○印を付したものは本発明
範囲外であり、それ以外は全て本発明範囲内のものであ
る。本発明によるものは、中性または還元雰囲気での焼
成で優れた電気特性が得られることがわかる。本発明に
おいて組成範囲を限定した理由は次の通りである。
八 へ 八 八 八 へ乙這選対〉〉〉畏畏是あああ
二二二≧ ８８お宮 冨窩 粗 寓 寓 円 ８ Ｓ ；會等ヰ容
なお、第１表中の試料番号に○印を付したものは本発明
範囲外であり、それ以外は全て本発明範囲内のものであ
る。本発明によるものは、中性または還元雰囲気での焼
成で優れた電気特性が得られることがわかる。本発明に
おいて組成範囲を限定した理由は次の通りである。
すなわ°ら、Ａサイト （Ｂａｄ十）とＢサイト（Ｔｉ
Ａ＋）の比（八／＋３）がｊ、００以下では還元され、
絶縁抵抗が急激に低下する。
Ａ＋）の比（八／＋３）がｊ、００以下では還元され、
絶縁抵抗が急激に低下する。
Ｘ、Ｙと−も０．３を越えると焼結しなくなる。またＭ
ｇ、Ｃｒ、■、Ｍｎ５Ｓｎ、Ｉｎ、 Ｗを添加しない場
合およびこれらの金属あるいはその化合物以外の金属あ
るいはその化合物を添加した場合は絶縁抵抗が著しく低
下する。Ｍ・、Ｃ・、■、Ｓ・、」・・、分へ、０−ｔ
％を越えると磁器の融着がおこるだけでなく絶縁抵抗が
低下する。一方Ｍｇでは１．０ｗｔ９６を越えると焼結
しなくなるためである。
ｇ、Ｃｒ、■、Ｍｎ５Ｓｎ、Ｉｎ、 Ｗを添加しない場
合およびこれらの金属あるいはその化合物以外の金属あ
るいはその化合物を添加した場合は絶縁抵抗が著しく低
下する。Ｍ・、Ｃ・、■、Ｓ・、」・・、分へ、０−ｔ
％を越えると磁器の融着がおこるだけでなく絶縁抵抗が
低下する。一方Ｍｇでは１．０ｗｔ９６を越えると焼結
しなくなるためである。
％が１．００５以上になると磁器の焼結温度が高くなり
、Ｎｉが融離、球状化して電極を形成せず、デラミネー
ションあるいは容量不良が生じる。
、Ｎｉが融離、球状化して電極を形成せず、デラミネー
ションあるいは容量不良が生じる。
またＡ／Ｂ＜ ｔ ｏ Ｏ５にしかつカオリン、ＳｉＯ
２、Ａｌ２Ｏ３を２ｗｔ％以下添加することにより磁器
の焼結温度を下げることができ、Ｎｉなどの卑金属を電
極として用いることがｉ１能になり、絶縁抵抗の低下も
防ぐことができる。しかし、カオリン、５ｉ０２Ａ１２
０３が２．０Ｗｔ９６を越えると、磁器の融着がおこる
だけでなく、絶縁抵抗が低下する。
２、Ａｌ２Ｏ３を２ｗｔ％以下添加することにより磁器
の焼結温度を下げることができ、Ｎｉなどの卑金属を電
極として用いることがｉ１能になり、絶縁抵抗の低下も
防ぐことができる。しかし、カオリン、５ｉ０２Ａ１２
０３が２．０Ｗｔ９６を越えると、磁器の融着がおこる
だけでなく、絶縁抵抗が低下する。
なお、実施例ではＮｉ電極ペーストを用いたが、Ｘ線マ
イクロアナライザーにより断面を観察した結果Ｎｉの磁
器への拡散は全くなく、さらにＮｉ電極ペースト以外の
電極としてＷ ＳＭｏを用いても同様の結果が得られて
いる。
イクロアナライザーにより断面を観察した結果Ｎｉの磁
器への拡散は全くなく、さらにＮｉ電極ペースト以外の
電極としてＷ ＳＭｏを用いても同様の結果が得られて
いる。
以上のように、本発明によれば幅広い焼成雰囲２９０
気（Ｎ２１００％〜 ％）すなわち、中性また２１
０ は還元性雰囲気中で焼成しても優れた電気特性を得るこ
とができる。従ってニッケルなどの安価な卑金属材料を
電極に用いることができ、積層セラミックコンデンサの
製造コスＩ・を著しく低減することができ、工業上極め
て大きな効果を有するものである。
０ は還元性雰囲気中で焼成しても優れた電気特性を得るこ
とができる。従ってニッケルなどの安価な卑金属材料を
電極に用いることができ、積層セラミックコンデンサの
製造コスＩ・を著しく低減することができ、工業上極め
て大きな効果を有するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式（Ｂａ（１−Ｘ） Ｃａｘ） Ａ（Ｔｉ （１−
ｙ） Ｚｒｙ） ＢＯ３してなることを特徴とする積層
セラミックコンデンザ。 ０≦Ｘ≦０．３０≦Ｙ≦０．３１、Ｏ＜Ａ／ｉ３＜１．
００５０＜２≦１．０ Ｍ＝Ｍｇ、Ｃｒ、■、Ｍｎ、
Ｓｎ 、 Ｉｎ 、 Ｗ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13710782A JPS5927518A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 積層セラミツクコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13710782A JPS5927518A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 積層セラミツクコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5927518A true JPS5927518A (ja) | 1984-02-14 |
| JPH0234448B2 JPH0234448B2 (ja) | 1990-08-03 |
Family
ID=15191007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13710782A Granted JPS5927518A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 積層セラミツクコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927518A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60109104A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | ティーディーケイ株式会社 | 誘電体磁器組成物 |
| JPS6119005A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-27 | 株式会社村田製作所 | 非還元性誘電体磁器組成物 |
| US5097391A (en) * | 1989-10-18 | 1992-03-17 | Tdk Corporation | Ceramic multilayer chip capacitor and method for making |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2918381A (en) * | 1955-05-24 | 1959-12-22 | British Dielectric Res Ltd | Ceramic dielectric materials |
| JPS5418399A (en) * | 1977-06-21 | 1979-02-10 | Sperry Rand Nv | Binder |
| JPS5520613A (en) * | 1978-07-31 | 1980-02-14 | Tokuyama Soda Co Ltd | Improved anion exchange membrane |
| JPS5639047A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-14 | Shionogi & Co Ltd | Preparation of alpha-aromatic substituted-2-aminobenzyl alcohol |
| JPS5646641A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-27 | Toshiba Corp | Method of installing horizontal axis type rotary electric machine |
| JPS5745218A (en) * | 1980-06-30 | 1982-03-15 | Sentorarabu Inc | Ceramic dielectric composition for ceramic capacitor and method of producing said capacitor |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP13710782A patent/JPS5927518A/ja active Granted
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2918381A (en) * | 1955-05-24 | 1959-12-22 | British Dielectric Res Ltd | Ceramic dielectric materials |
| JPS5418399A (en) * | 1977-06-21 | 1979-02-10 | Sperry Rand Nv | Binder |
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| JPS5646641A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-27 | Toshiba Corp | Method of installing horizontal axis type rotary electric machine |
| JPS5745218A (en) * | 1980-06-30 | 1982-03-15 | Sentorarabu Inc | Ceramic dielectric composition for ceramic capacitor and method of producing said capacitor |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60109104A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | ティーディーケイ株式会社 | 誘電体磁器組成物 |
| JPH0521281B2 (ja) * | 1983-11-17 | 1993-03-24 | Tdk Electronics Co Ltd | |
| JPS6119005A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-27 | 株式会社村田製作所 | 非還元性誘電体磁器組成物 |
| JPH0457041B2 (ja) * | 1984-07-05 | 1992-09-10 | Murata Manufacturing Co | |
| US5097391A (en) * | 1989-10-18 | 1992-03-17 | Tdk Corporation | Ceramic multilayer chip capacitor and method for making |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0234448B2 (ja) | 1990-08-03 |
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