JPS5927499B2 - 背景濃度補償回路 - Google Patents

背景濃度補償回路

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JPS5927499B2
JPS5927499B2 JP52081636A JP8163677A JPS5927499B2 JP S5927499 B2 JPS5927499 B2 JP S5927499B2 JP 52081636 A JP52081636 A JP 52081636A JP 8163677 A JP8163677 A JP 8163677A JP S5927499 B2 JPS5927499 B2 JP S5927499B2
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浩 満田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は伝送通信設備の光電変換装置等に設けられる、
背景濃度補償回路に関するものである。
この光電変換装置には、原稿像を光学的に撮像し、フォ
トダイオードアレイ等の光電変換素子により光電変換し
て得られたアナログ信号を所定の 。閾値により二値化
する二値化回路が設けられている。一般に原稿像はその
背景濃度やコントラストが一定でないために光電変換さ
れたアナログ信号を、一定の閾値を設けて二値化したの
では良好な画像の再現は困難である。そこで従来より、
上記アナログ信号の白尖頭値を検出する白尖頭値検出回
路と、黒尖頭値を検出する黒尖頭値検出回路とを設け、
これらの検出回路の出力信号により、閾値を制御する背
景濃度補償回路を設けて、画質の改善を計つていた。従
来、上述した背景濃度補償回路としては、第1図に示す
ようなものが用いられており、その構成を説明すれば、
図中、Vaは上記光電変換素子により光電変換されたア
ナログ信号、1〜3はインピーダンスを変換するための
演算増幅器、5は白尖頭値検出回路、6は黒尖頭値検出
回路である。
V1は白尖頭値検出回路の出力信号、V2は黒尖頭値検
出回路の出力信号で、これらの回路はそれぞれ抵抗R3
およびR4と容量C3を通して加算されて閾値電圧りを
得る。4は電圧比較器で、光電変換信号Vaを閾値電圧
りにより2値信号Vbに変換するためのものである。
また、第2図は第1図に示す回路の谷部に表われる波形
を示す図で、lは光電変換信号Va、゛は該光電変換信
号Vaを二値化した二値信号Vb、li■は原稿の一例
を示す図、IVは原稿3の光電変換信号を示し、Vは、
他の光電変換信号を示す図である。白尖頭値検出回路5
では、ダイオードD1により、第2同1に示す光電変換
信号Va(7)A点の電位を検出し、容量C、により所
定の時間、上記光電変換信号Va(7)A点の電位を保
持する。
図のV1はこのようにして検出した信号を示し、同様に
黒尖頭値検出回路6ではダイオードD2により光電変換
信号Va(7)B点なる電位を検出し、容量C2により
所定の時間この電位を保持する。図のV2はこの検出信
号を示す。このようにして得られた信号V1とV2は、
それぞれ抵抗R3とR4、および容量C3により加算さ
れ、閾値電圧Vを得るが、抵抗R3とR4は、同じ抵抗
値なのでその関係式はV +VV=二57』となる。
従つて第2図1に示すように、閾値電圧vは、光電変換
信号の白尖頭値A点と黒尖頭値B点の中間の電位に自動
的に設定されるので、第2図i[に示すような二値信号
となる。従来は、上述したような背景濃度補償回路によ
り、原稿の背景濃度やコントラストが異なる場合の画質
の改善を行つていた。しかしながら、第1図に示すよう
な従来の回路においては、白尖頭値検出回路5および黒
尖頭値検出回路6の時定数を選定する方法に問題があり
、実際の原稿においてはその機能を充分に発揮し得ない
欠点がある。
第2図のIll〜によりこの点を説明すると、第2図1
::は実際の原稿を一例として示すもので、光電変換の
走査は原稿のPからQの方向に高速度で繰り返す主走査
と、原稿をXからYの方向へ低速度で移動させる副走査
とにより構成されている。上記第2図111の原稿は文
字が連続的に配列されるa部と、文字の行間であるb部
とに分けられ、このような原稿を、第2図:のように、
光電変換した信号Vaとして表わす。図においてVMで
示す部分は原稿のa部の光電変換信号を示し、またVN
で示す部分はb部の光電変換信号を示す。この場合、白
尖頭値検出信号V1は図で示すように平坦であるが、黒
尖頭値検出信号V2は特定の時定数に従い変動する。
即ち、VM部分には黒信号が存在するためにV2は平坦
になるが、Nの部分では黒信号が存在しないため、時定
数R2C2により変動する。
従つて時定数R2C2は少くとも原稿の行間を走査する
期間はV2の値を保持する必要があり、時定数R2C2
を大きくする必要があるが、また上記特定数R2C2が
大きすぎることは、原稿の背景濃度やコントラストの変
動に対して、黒尖頭値検出回路6の応答が遅く、光電変
換信号Vaの変動速度に追随できなくなる。第2図は原
稿のコントラストが途中から変動した場合の光電変換信
号Vaと閾値電圧を示しており、光電変換信号Vaの変
動に対して閾値電圧vが追随できないことを示している
。さらに時定数R2C2を大きくすることは、光電変換
信号Vaにノイズが混入したとき、黒尖頭値検出回路6
がこのノイズを検出するので、閾値電圧vを異常な電位
に変化させる欠点があつた。以上は黒尖頭値検出回路6
の時定数に関して説明したが、白尖頭値検出回路5の時
定数RlClの動作状態も同様のことが言えるのは明き
らかである。本発明は上述したような従来の背景濃度補
償回路の欠点を除去するためになされたもので、白尖頭
値検出回路5および黒尖頭値検出回路6の時定数を、二
値化回路自身の出力である、光電変換信号Vaの二値信
号Vbによつて制御することにより、原稿の行間部にお
ける閾値の変動をなくし、また原稿の背景濃度やコント
ラストの変動に対しては、光電変換信号Vaに充分追随
できる背景濃度補償回路を提供するものである。以下、
本発明の一実施例を第3図について説明すると、図中、
第1図と同一の符号で示す部分は、第1図と同一又は相
当部分を示し、R,,R6は抵抗、SWl,SW2は開
閉接点である。
第3図においては、白尖頭値検出回路5の時定数回路抵
抗R1と直列に開閉接点SWlが接続され、また黒尖頭
値検出回路6の時定数回路抵抗R2と直列に開閉接点S
W2が接続されている。この2個の接点は光電変換信号
Vaを二値化した二値信号Vbjこより制御され、二値
信号bが白である期間は接点SWlが閉じ、黒である期
間は接点SW2が閉じる。このような接点はアナログス
イツチ等のような半導体素子により容易に構成できる。
今、第2図]1]に示す原稿の光電変換信号Vaを、第
3図に示すを景濃度補償回路を用いて二値化する場合を
、第4図の信号波形により説明すると、第4図1は光電
変換信号Vaを、11は光電変換信号Vaを電圧比較器
4にて二値化した二値信号Vbを示す。
原稿文字の存在する部分aは、白と黒の情報が共存する
ため、白尖頭値回路5は白尖頭値を検出して、制御電圧
V,を発生し、黒尖頭値検出回路6は黒尖頭値を検出し
て、制御電圧V2を発生する。従つて、前述の説明によ
り、閾値電圧vは、光電変換信号Vaの白尖頭値と黒尖
頭値の中間位置に自動的に設定される。
っぎに黒尖頭値検出回路6の時定数回路抵抗R2は、2
値信号Vbが黒である期間だけ有効で、白である期間は
抵抗R2が接点SW2により切り離されるので時定数は
非常に大きくなる。
従つて原稿の行間bは白信号なので、抵抗R2は切り離
され、Ftfl]御電圧V2はそのまま維持される。ま
た、これは抵抗R2の大きさに関係しないため、任意の
時定数を選ぶことが可能であり、原稿の背景やコントラ
ストの変動に対する追随性を早くすることができる。こ
の場合、第2図Illに示す光電変換の主走査であるP
−Qの期間に閾値が変動することは好ましくないので、
時定数C2R2は制御電圧2が主走査を数回行う間は変
化しない程度に選定する。以上は黒尖頭値検出回路6の
時定数回路について説明したが、白尖頭値検出回路5の
時定数回路についても同様のことが言える。
また、第3図における抵抗R5,R6は、入力信号Va
が存在しないときに、制御電圧V,,V2を安定化させ
るためのもので、R5,R6》Rl,R2に選定する。
以上のように、本発明によれば、原稿の背景濃度および
コントラストの変動に対して、閾値を早く最適電位に追
随させることができ、しかも原稿の行間など情報のない
部分において、閾値電位をそのまま保持することができ
、画質の改善に効果を発揮させることができる。なお、
第5図は、第3図の実施例と異なる他の実施例を示し、
白尖頭値検出回路5および黒尖頭値検出回路6の時定数
抵抗Rl,R2と、開閉接点SWl,SW2の接続位置
を変化させたもので、第3図の背景濃度補償回路と同等
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の背景濃度制御回路図、第2図aは第1図
の谷部の信号波形を示す線図、第2図bは原稿の1例と
第1図の谷部信号波形を示す線図、第3図は本発明の一
実施例を示す背景濃度補償回路図、第4図は第3図の各
部の信号波形を示す線図、第5図は本発明の他の実施例
を示す回路図である。 5:白尖頭値検出回路、6:黒尖頭値検出回路、Rl,
R2:接点と直列接続する時定数回路の抵抗、SWl,
SW2:接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所要パターン像を光電変換して得られたアナログ信
    号の白尖頭値を検出する白尖頭値検出回路を黒尖頭値を
    検出する黒尖頭値検出回路とを備え、上記アナログ信号
    を、所定の閾値によつて二値化するようにした二値化回
    路において、上記黒尖頭値検出回路の時定数回路部には
    その抵抗器に接続して上記二値化された信号が黒である
    期間閉成されて時定数を短くする開閉接点を設けると共
    に、上記白尖頭値検出回路の時定数回路部にはその抵抗
    器に接続して上記二値化された信号が白である期間閉成
    されて時定数を短くする開閉接点を設けたことを特徴と
    する背景濃度補償回路。
JP52081636A 1977-07-07 1977-07-07 背景濃度補償回路 Expired JPS5927499B2 (ja)

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JPS56140269U (ja) * 1980-03-19 1981-10-23
JPS57129967U (ja) * 1981-02-09 1982-08-13
DE3112094C2 (de) * 1981-03-27 1983-05-05 Dr.-Ing. Rudolf Hell Gmbh, 2300 Kiel Schaltungsanordnung zum Umwandeln analoger Bildsignale für Schwarz/Weiß-Aufzeichnung
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