JP2629025B2 - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JP2629025B2 JP63182539A JP18253988A JP2629025B2 JP 2629025 B2 JP2629025 B2 JP 2629025B2 JP 63182539 A JP63182539 A JP 63182539A JP 18253988 A JP18253988 A JP 18253988A JP 2629025 B2 JP2629025 B2 JP 2629025B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ファクシミリ装置などに適用して好適な
信号処理回路、特にアナログ画像信号をデジタルの画像
信号に変換する場合に適用して好適な信号処理回路に関
する。
[発明の背景] ファクシミリ装置にあっては、周知のように原稿の画
像情報を光学的に読み取り、それを画像信号に変換する
と共に、変換された画像信号を通信回線を利用して伝送
するようにしている。
その場合、画像信号をアナログ信号のまま、諸種の信
号処理を施したのち、伝送形態に適した信号に変換して
送信するようにしている。
ところが、このようにアナログ信号のまま信号処理す
ると、ノイズなどによる影響を受け易くなるため、最近
では画像信号を一旦デジタル信号に変換し、このデジタ
ル信号の状態で上述したような信号処理を施すようにし
たデジタル処理が行なわれるようになってきた。
このようなデジタル処理に使用される信号処理回路の
うち、A/D変換系は第4図のように構成されているもの
がある。
同図の信号処理回路1はA/D変換器10の他に、画像信
号のエッジ強調回路20が設けられた場合を示す。
A/D変換器10はレベル比較部10Aとエンコーダ10Bとで
構成され、この例では8個の比較器C1〜C8でレベル比較
部10Aが構成される。
端子11に供給されたアナログの画像信号(第5図実線
図示)は比較器C1〜C8に比較信号として共通に供給され
る。そして、夫々の比較器C1〜C8には、直列接続された
複数の抵抗器Rによって分圧された所定の基準信号が供
給される。
基準信号形成用の信号として、画像信号を形成すると
きに使用された黒側信号と、画像信号とこの画像信号よ
り形成されたシェーデング信号とに関連した信号が利用
される。黒側信号(黒側電位)は一方の基準端子12から
印加される。
シェーデング信号は光電変換する際に使用される光源
の光量変化に追従した信号であって、これと黒側信号を
夫々基準信号として使用すれば、光源に光量変化があっ
ても、正しいA/D変換処理を達成できるからである。
他方の基準端子13にはシューデング信号が供給され、
これと画像信号とが一対の抵抗器R1,R2によって分圧さ
れ、その分圧信号がコンデンサCによって積分される。
従って、一対の抵抗器R1,R2とコンデンサCとによっ
て、積分器21が構成される。
積分された基準信号はアンプ22で適当な値に増幅され
た後、上述した分圧用の抵抗器Rに印加される。
従って、比較器C1〜C8に供給される基準信号は第5図
の破線で示すようなものとなる。この波形は、積分され
た基準信号に近い波形である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、信号処理回路1をこのように構成した場合
には、比較器C1〜C8に供給される基準信号の波形が、第
5図の破線図示のようになるため、この基準信号に基づ
いて画像信号を比較すると、同じ入力レベルであっても
基準信号のレベルによって異なった比較出力となって得
られる場合がある。
例えば、画像信号と基準信号との関係が、第5図のよ
うな場合には、エンコーダ10Bからは同図Cに示すよう
なデジタル出力となって得られてしまう。すなわち、同
一の入力レベルでも多値化の値が相違してしまう。
そこで、この発明ではこのような従来の問題点を構成
簡単に解決したものであって、入力レベルに対応したA/
D変換出力が得られるようにした信号処理回路を提案す
るものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この発明においては、両
エッジ強調回路と、A/D変換器とを有し、アナログ画像
信号が両エッジ強調回路においてその両エッジが強調さ
れると共に、両エッジが強調された画像信号が上記A/D
変換器に供給されて、所定の基準信号に基づいてA/D変
換されるようになされたことを特徴とするものである。
[作 用] この構成において、両エッジ強調回路30によって両エ
ッジが強調された画像信号が比較信号としてA/D変換器1
0に供給される。
一方、比較部10Aに供給される基準信号として、この
発明では黒側信号とシェーデング信号そのものが利用さ
れる。
画像信号の両エッジを強調すると、第3図Aの実線の
ような波形となる。基準信号は黒側信号とシェーデング
信号から形成されるものであるから、この基準信号は画
像信号による影響を殆ど受けない。
そのため、基準信号は第3図Aの破線で示すように、
時間によっては余り変化しないから、この基準信号によ
って比較された画像信号の比較出力は、同一入力レベル
では同一の比較出力となって得られる。
その結果、入力画像信号に対応したA/D変換処理が行
なわれ、正確な多値化出力が得られる。
[実 施 例] 続いて、この発明に係る信号処理回路を上述したファ
クシミリ装置に適用した場合につき、第1図以下を参照
して詳細に説明する。
ファクシミリ装置においては、上述したように原稿を
操作することによって得られた光学像が、CCDなどの読
み取り手段において画像信号に変換される。この画像信
号は画像情報の濃度に対応した信号である。種々の信号
処理を行なう上では、画像信号を劣化させないようなデ
ジタル処理が好ましい。
そのため、このようなファクシミリ装置においても、
上述したように画像信号が一旦デジタル信号に変換され
る。この発明ではアナログ画像信号をデジタル信号に変
換するまでの処理系に適用される。
第1図はこの発明に係る信号処理回路1の一例であっ
て、この発明においてもA/D変換器10とエッジ強調回路3
0とで構成される。ただし、エッジ強調回路30は、特に
両エッジ強調回路として構成されるが、その内容は後述
する。
A/D変換器10そのものは従来と同様の構成であって、
比較部10Aとエンコーダ10Bとを有する。
比較部10Aには、複数個、この例では8個の比較器C1
〜C8が設けられ、両エッジ強調回路30より得られた両エ
ッジ強調後の画像信号fが比較信号として供給される。
また、基準信号は端子12に印加された黒側信号と、端
子13に供給されたシェーデング信号とに基づいて形成さ
れる。つまり、この黒側信号とシェーデング信号とが抵
抗器Rによって分圧された所定レベルの信号が夫々基準
信号として対応する比較器C1〜C8に供給されるようにな
されている。そのため、基準信号は第3図破線図示のよ
うな直流レベルとなる。
両エッジ強調回路30は以下のように構成することがで
きる。
端子11に供給された画像信号a(第2図A)は遅延回
路31において所定時間遅延される。遅延時間Taは、後述
するように、画像信号のエッジ部として所定の幅のエッ
ジが得られればよいので、1〜数画素分の遅延時間に選
定される。なお、遅延回路31は図のようにRC回路を使用
することができる。
所定時間遅延された画像信号b(同図B)と、元の画
像信号aがオペアンプ32に供給されて減算処理が行なわ
れ、これより第2図Cに示すエッジパルスcが形成され
る。このエッジパルスcは画像信号aの両エッジに対応
したパルスとして得られる。
エッジパルスcは反転アンプ33によって位相反転され
る一方で、遅延回路34に供給されて所定時間、この例で
は上述したと同じ時間Taだけ遅延される。反転エッジパ
ルスdを第2図Dに、遅延エッジパルスeを同図Eに示
す。
遅延画像信号b、反転エッジパルスd及び遅延エッジ
パルスeは夫々、加算用の抵抗器Raによって合成され
る。従って、その合成信号fは同図Fのように、画像信
号aの両エッジが夫々強調された信号として得られる。
合成信号fは反転アンプ35及びバッファ用のエミッタ
フォロワ用トランジスタ36を経て、上述した比較部10A
にその比較信号として供給される。
従って、合成信号fと基準信号との関係は、第3図に
示すようになるから、入力レベルが同一のときには、同
一の比較出力が得られるようになり、エッジ部以外では
同一の比較出力となる。その結果、エンコード出力(多
値化出力)も入力画像信号aに対応した出力として得ら
れる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、両エッジが
強調された画像信号がA/D変換されるようにしたもので
ある。
これによれば、画像信号の入力レベルが同一の部分で
は、同一のA/D変換出力が得られるようになる。その結
果、ノイズなどによって変換誤差が生じたり、片エッジ
によって生ずる変換誤差を僅少にできる実益を有する。
すなわち、A/D変換精度を改善できる特徴を有する。
従って、この発明に係る信号処理回路は上述したよう
なデジタル信号処理を必要とするファクシミリ装置など
に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る信号処理回路の接続図、第2図
及び第3図はその動作説明に供する波形図、第4図は従
来の信号処理回路の接続図、第5図はその動作説明に供
する波形図である。 1……信号処理回路 10……A/D変換器 10A……比較部 10B……エンコーダ 30……両エッジ強調回路 31……遅延回路 32……オペアンプ 33……反転アンプ 34……遅延回路 35……反転アンプ C1〜C8……比較器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両エッジ強調回路と、A/D変換器とを有
    し、 アナログ画像信号が上記両エッジ強調回路においてその
    両エッジが強調されると共に、 両エッジが強調された画像信号が上記A/D変換器に供給
    されて、所定の基準信号に基づいてA/D変換されるよう
    になされたことを特徴とする信号処理回路。
JP63182539A 1988-07-21 1988-07-21 信号処理回路 Expired - Lifetime JP2629025B2 (ja)

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JP2002246107A (ja) 2001-02-16 2002-08-30 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP6593631B2 (ja) 2015-09-24 2019-10-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

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