JPS5927186Y2 - 発泡熱可塑性樹脂製食器 - Google Patents

発泡熱可塑性樹脂製食器

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Publication number
JPS5927186Y2
JPS5927186Y2 JP1976128366U JP12836676U JPS5927186Y2 JP S5927186 Y2 JPS5927186 Y2 JP S5927186Y2 JP 1976128366 U JP1976128366 U JP 1976128366U JP 12836676 U JP12836676 U JP 12836676U JP S5927186 Y2 JPS5927186 Y2 JP S5927186Y2
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JP
Japan
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lid
main body
tableware
foamed thermoplastic
thermoplastic resin
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JP1976128366U
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JPS5348074U (ja
Inventor
昭雄 辰已
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱可塑性樹脂発泡体からなるどんぶり型食器に
関するもので、蓋が本体に密閉せられ、保温性の優れた
食器を提供すると共に、槓重ねたとき安定な食器を提供
するものである。
従来、食器は陶磁器製のものが使用せられているlJ気
気温温性蓋との密閉性が充分でなく、また割れる欠点が
ある、近時、合成樹脂製の食器も犬く使用されているが
、保温性、経済性等の面で必ずしも充分ではない。
本考案者は熱可塑性樹脂発泡体からなる優れた食器に関
し研究の結果、本考案をなすに至ったものである。
本考案はどんぶり型本体と蓋とからなる食器において本
体が(イ)底部に糸底を、(0)上側外周縁に段を有し
て外に開いた膨出部を有し、蓋が(イ)蓋の側壁より肉
厚、かつ食器本体の膨出部内壁に密着するよう形成され
た耳、(ロ)上部に本体の糸底の内部に嵌入し得る大き
さの把持部、および←→内面に糸底の外径と同一または
それよりやや広い平面を有していることを特徴とする発
泡熱可塑性樹脂製食器を要旨とするものである。
本考案の発泡熱可塑性樹脂製食器の素材である熱可塑性
樹脂はポリスチレン、ポリスチレン共重合体またはポリ
エチレン等が用いられ、本考案の食器はこれらの樹脂に
発泡剤を加えて成形することによって容易に得られる。
特に微少な発泡性ポリスチレン重合体粒子を予備発泡せ
しめ、これを一定の型窩内で加熱融着せしめることによ
って目的とする好適な食器が得られる。
本考案の1例を図面に基づいて説明すれば、1はポリス
チレン発泡体からなる食器の本体であり、この本体1の
上側外周縁に段9を有して外方に開いた膨出部2が形成
せられている。
3は本体1の底部に設けられた糸底である。
4は本体1と同じくポリスチレン発泡体からiる蓋であ
り、その頂上部には把持部5が突出した筒状に形成され
、該把持部5の内部は凹陥部6が形成されている。
而して蓋4の把持部5の外径は、本体1の糸底3の内径
に接して嵌入し得る大きさに形成されている。
また、蓋4Q外周縁部は、本体1の膨出部2の内面に密
接する面を構成する耳7が形成せしめられている。
この耳7は蓋4の厚みより広い幅を有している。
更に蓋4の凹陥部6の反対面には本体1の糸底3の外径
と同一またはそれよりやや広い平面8が形成せしめられ
ている。
本考案は上記のごとき構成によりなり、本体1に蓋4を
被嵌したとき、蓋の耳Iが本体1の膨出部2の内面に密
着して密閉された食器が形成せしめられる。
しかも蓋の耳7八蓋4の厚みより広い幅を有しているの
で密着する面積が広く、発泡体に生じ易い密閉不良およ
び変形の問題が解消され、充分に密閉される。
その結果、蓋4と本体とは熱物を入れたときしっかりと
固定され、滑り難い。
一方、蓋4の把持部5の外径は、本体1の糸底3の内径
に接して嵌入し得る大きさに形成されているので、上記
の効果と相1って、本考案の食器は何段にも安定して積
重ねることができる。
さらに、本体には段9が形成されているため、変形し難
く、かつ蓋の耳7が密着して収昔り易く、多少の衝撃で
内部の気密が損なわれることがない。
本考案の食器は、熱可塑性樹脂発泡体からなり、しかも
密閉性が良いので、保温性が極めて良好であり、熱い御
飯その他を収納したとき、長時間に亘り高温に維持する
ことができる。
蓋4に設けられた凹嵌部6には御菜、漬物その他の副食
品を収納することができる。
この凹嵌部6には、食器内の温度が伝播しないので熱く
なることがない。
従つて、御菜等を長時間保存することができる。
また、蓋4の内面には、本体1の糸底3の外径と同一ま
たばそれよりやや広い平面8が形成せしめられているの
で、第4図に示すごとく、蓋4を積置し、この上に本体
1を置くと本体の糸底3は蓋4の平面8によって支持さ
れるので安定した本体1を載置することができる。
従って、狭い場所においても安全に喫食することが可能
である。
本考案の発泡熱可塑性樹脂製食器は上記のごとく種々の
効果を有し、しかも軽量であるので駅弁、行楽用弁当そ
の他の食品容器として極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の発泡熱可塑性樹脂製食器の1例を示すも
ので、第1図は半裁正面図、第2叉は平面図、第3図は
積重ねた状態を示す半裁正面図、第4図は蓋の上に本体
を載置した状態を示す半裁正筒図である。 図中、1は本体、2は膨出部、3は糸底、4は蓋、5は
把持部、6は凹陥音医 γは蓋の耳、8は平面、9は段
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. どんぶり型本体と蓋とからなる食器において本体が(イ
    )底部に糸底を、(ロ)上側外周縁に段を有して外に開
    いた膨出部を有し、蓋が0)蓋の側壁より肉厚、かつ食
    器本体の膨出部内壁に密着するよう形成された耳、(ロ
    )上部に本体の糸底の内部に嵌入し得る大きさの把持部
    および(ハ)内面に糸底の外径と同−曾たはそれよりや
    や広い平面を有していることを特徴とする発泡熱可塑性
    樹脂製食器。
JP1976128366U 1976-09-24 1976-09-24 発泡熱可塑性樹脂製食器 Expired JPS5927186Y2 (ja)

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JP1976128366U JPS5927186Y2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 発泡熱可塑性樹脂製食器

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JP1976128366U JPS5927186Y2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 発泡熱可塑性樹脂製食器

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Publication Number Publication Date
JPS5348074U JPS5348074U (ja) 1978-04-24
JPS5927186Y2 true JPS5927186Y2 (ja) 1984-08-07

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ID=28737629

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976128366U Expired JPS5927186Y2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 発泡熱可塑性樹脂製食器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126884U (ja) * 1979-03-02 1980-09-08

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JPS5348074U (ja) 1978-04-24

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