JPS5927109B2 - ハンドウタイソウチ - Google Patents
ハンドウタイソウチInfo
- Publication number
- JPS5927109B2 JPS5927109B2 JP14661275A JP14661275A JPS5927109B2 JP S5927109 B2 JPS5927109 B2 JP S5927109B2 JP 14661275 A JP14661275 A JP 14661275A JP 14661275 A JP14661275 A JP 14661275A JP S5927109 B2 JPS5927109 B2 JP S5927109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- anode
- rectifying element
- voltage
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thyristors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複合形制御整流素子の半導体装置の改良に係わ
り、特にそのターンオフタイムの短縮をはかろうとする
ものである。
り、特にそのターンオフタイムの短縮をはかろうとする
ものである。
いわゆる制御整流素子は周知のように第1図aに示すよ
うな構造に形成され、同図bのような電流−電圧特性を
有している。
うな構造に形成され、同図bのような電流−電圧特性を
有している。
同図cはそのタンオ5 フタイムtqを示すものである
。このtqは逆電圧VRの影響を受けVRが大きい程t
qは短かくなるがVRがある値以上になるとそれ以上t
qは短かくはならない。第2図aに示すものも既に知ら
れている複合素10子であり、制御整流素子と整流素子
とが電気的に逆並列に接続されてなる逆導通サイリスタ
である。
。このtqは逆電圧VRの影響を受けVRが大きい程t
qは短かくなるがVRがある値以上になるとそれ以上t
qは短かくはならない。第2図aに示すものも既に知ら
れている複合素10子であり、制御整流素子と整流素子
とが電気的に逆並列に接続されてなる逆導通サイリスタ
である。
同図bはその電流−電圧特性であつて、第3象限ではダ
イオード特性を示す。この逆導通サイリスタは高耐圧化
する傾向にあり、それとともに同図15cに示すターン
オフタイムtqが長くなる傾向にある。本発明はかかる
事情に鑑みてなされたものであつて、第1象限で高耐圧
特性を持ち、第3象限では積極的に電流を流し、かつタ
ーンオフタイムを20短かくした半導体装置を提供しよ
うとするものである。
イオード特性を示す。この逆導通サイリスタは高耐圧化
する傾向にあり、それとともに同図15cに示すターン
オフタイムtqが長くなる傾向にある。本発明はかかる
事情に鑑みてなされたものであつて、第1象限で高耐圧
特性を持ち、第3象限では積極的に電流を流し、かつタ
ーンオフタイムを20短かくした半導体装置を提供しよ
うとするものである。
以下図面を参照して本発明の詳細を説明する。
第3図aは本発明の一実施例の構成例を示したものであ
つて、パンチスルータイプの3端子制御25整流素子部
をPIN、゛N、P2N、”構造として通常のPNPN
構造を変形してNi領域のP1側に比較的高濃度で同一
導電形のN2゛領域を追加形成してある点に特徴を有し
ている。尚第3図aに於ては、転流失敗のない程度に積
適的に逆電流を30流すよう同一ウェハ内に逆並列に接
続され、アノード領域p、と高濃度に形成されたN2゛
゜領域とアノード領域P1に隣接するベース領域とカソ
ード領域側のベース領域とを有して形成された2端子整
流素子部が設けられている。35このような構成におい
ては、第3図bの電流電圧特性に示された第1象限の耐
圧は上記N2”層が形成されたことによりパンチスルー
タイプ動作、り0−における空乏層がN1+層に達する
までの距離を小さくし逆電圧8が飽和する前に空乏層N
1+層に到達するようにして耐圧を制御している。
つて、パンチスルータイプの3端子制御25整流素子部
をPIN、゛N、P2N、”構造として通常のPNPN
構造を変形してNi領域のP1側に比較的高濃度で同一
導電形のN2゛領域を追加形成してある点に特徴を有し
ている。尚第3図aに於ては、転流失敗のない程度に積
適的に逆電流を30流すよう同一ウェハ内に逆並列に接
続され、アノード領域p、と高濃度に形成されたN2゛
゜領域とアノード領域P1に隣接するベース領域とカソ
ード領域側のベース領域とを有して形成された2端子整
流素子部が設けられている。35このような構成におい
ては、第3図bの電流電圧特性に示された第1象限の耐
圧は上記N2”層が形成されたことによりパンチスルー
タイプ動作、り0−における空乏層がN1+層に達する
までの距離を小さくし逆電圧8が飽和する前に空乏層N
1+層に到達するようにして耐圧を制御している。
一方、第3象限に対しては製造プロセスに於て+P1層
とN,層とのそれぞれの濃度を制御することにより、過
渡電圧でオフ状態にあるとき逆電圧VRを現わし、その
後オン状態にはいるようになつている。
とN,層とのそれぞれの濃度を制御することにより、過
渡電圧でオフ状態にあるとき逆電圧VRを現わし、その
後オン状態にはいるようになつている。
このオン状態にはいるまでの過渡電圧が第1図の逆阻止
サイリスタの逆電圧に相当し、そのターンオフタイムT
qを短かくするのでその特性の改善が行なわれることに
なる。尚尚、第3図aではN3+の領域P1層中に形成
してあるが、このN3+領域を設けた場合は、2端子整
流素子部の耐圧も制御可能である。
サイリスタの逆電圧に相当し、そのターンオフタイムT
qを短かくするのでその特性の改善が行なわれることに
なる。尚尚、第3図aではN3+の領域P1層中に形成
してあるが、このN3+領域を設けた場合は、2端子整
流素子部の耐圧も制御可能である。
第1図A,b,cおよび第2図A,b,cは従来の半導
体装置の断面図、電流一電圧特性図、電流一電圧波形図
で第3図A,b,cは本発明の半導体装置の断面図、電
流一電圧特性図、電流一電圧波形図である。 Tq・・・・・・ターンオフタイム。
体装置の断面図、電流一電圧特性図、電流一電圧波形図
で第3図A,b,cは本発明の半導体装置の断面図、電
流一電圧特性図、電流一電圧波形図である。 Tq・・・・・・ターンオフタイム。
Claims (1)
- 1 少なくとも3つのPN接合を有してゲート電流によ
つて制御される少なくとも3つの端子を持つ制御整流素
子部と、この制御整流素子部におけるアノード領域に隣
接するベース領域内のアノード側に形成された比較的高
濃度の同一導電形領域と、前記アノード領域と、このア
ノード領域に隣接するベース領域と、そのベース領域内
に形成された前記高濃度の同一導電形領域と、カソード
領域側のベース領域とを有して形成される2端子整流素
子部とを具備し、前記アノード領域に負、カソード領域
に正の電圧が印加されたときに前記高濃度の同一導電形
領域と前記アノード領域とによつて形成される接合がタ
ーンオフ時間を短かくする過渡電圧を生じるように存在
することを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14661275A JPS5927109B2 (ja) | 1975-12-09 | 1975-12-09 | ハンドウタイソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14661275A JPS5927109B2 (ja) | 1975-12-09 | 1975-12-09 | ハンドウタイソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5270778A JPS5270778A (en) | 1977-06-13 |
JPS5927109B2 true JPS5927109B2 (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=15411661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14661275A Expired JPS5927109B2 (ja) | 1975-12-09 | 1975-12-09 | ハンドウタイソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927109B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112919U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-25 | いすゞ自動車株式会社 | 内燃機関における動弁機構の給油装置 |
JPS63112210U (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-19 | ||
JPH0137129Y2 (ja) * | 1984-09-27 | 1989-11-09 |
-
1975
- 1975-12-09 JP JP14661275A patent/JPS5927109B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112919U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-25 | いすゞ自動車株式会社 | 内燃機関における動弁機構の給油装置 |
JPH0137129Y2 (ja) * | 1984-09-27 | 1989-11-09 | ||
JPS63112210U (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5270778A (en) | 1977-06-13 |
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