JPS5927092B2 - イオン注入法 - Google Patents

イオン注入法

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JPS5927092B2
JPS5927092B2 JP3068577A JP3068577A JPS5927092B2 JP S5927092 B2 JPS5927092 B2 JP S5927092B2 JP 3068577 A JP3068577 A JP 3068577A JP 3068577 A JP3068577 A JP 3068577A JP S5927092 B2 JPS5927092 B2 JP S5927092B2
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JP
Japan
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substrate
implantation
ion
implanted
ions
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JP3068577A
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JPS53115172A (en
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忠夫 戸田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS53115172A publication Critical patent/JPS53115172A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置の製造に際して不純物等を半導体基
板内に注入するイオン注入法に関する。
イオン注入法は拡散法に比してその注入量や注入深さ等
の制御か容易である等の点で半導体装置の製造に多用さ
れつつある。ところか注入に際しての制御が容易と雌も
半導体基板に注入されたイオン量には基板の位置に依る
バラツキがある。そのバラツキの要因としては。(1)
スイープ波形の直線性。
(2)ニュートラルビームの発生、 (3)ビームの形状、 (4)半導体単結晶中でのイオンのチヤンネリング及び
異常拡散。
等か考えられる。
そして注入結果としてはこれ等の要因が積み重なつたも
のとなり、場合に依つては同一基板内でも無視する事か
出来ない大きなものとなる。これ等の要因のうち、1、
2、3は全て注入装置そのものの特性である。一方、最
近の半導体装置に於ては注入イオンの均一性の高精度が
要求されるようになり、例えば可変容量ダイオードの超
階段部分をイオン注入で作る場合は注入ラムがダイオー
ドの特性に大きな影響を与える。
本発明はこのような点に鑑みて為されたものであつて、
その基本的な考え方はイオン注入に際して基板をイオン
源に対して1800回転させる点にある。
第1図、第2図は本発明方法の原理を説明する為の概念
図であつて、半導体基板1、1・・・・・・が回転自在
の載置台2上に同心円状に配列されている。
またこの載置台は上下移動棒3に依つて上下に移動可能
となつている。勿論この載置台2は真空系4内に位置し
、しかもこの載置台2の回転並びに上下移動は真空系4
外から任意に作動し得るものである。5はこの真空系4
に連り、載置台2上の特定の基板1’にのみイオンを発
射注入するイオン源である。
而して特定の基板1’に例えば不純物イオンを1×10
16イオン/c−dの量だけ注入する必要かあるとする
と、第1図に示す如く基板1’にイオン源5からのイオ
ンを照射し、予定注入量の半分、即ち5×1015イオ
ン/一のイオンか注入された時点でそのイオン注入を中
断し、載置台2をイオン源5に対向したままの状態で1
800回転させると共に移動棒3に依つて載置台2を引
き上げ、特定の基板1’をイオン源5に対向させ、再度
イオン源5からイオンを発射させて予定注入量の残りの
1のイオン量、即ち5×1015イオン/Cdを基板1
’に注入してこの基板丁に対する1回の注入工程を完了
する。
他の基板1、1、1に対しても同様に予定注入量のイオ
ンの半分を注入した後.イオン源5に対して180の回
転,即ち上下位置を変更して残るイオン量を注入する。
第3図はイオン注入の基板の位置によるバラツキを示し
たもので、横軸に基板の位置を採り,縦軸は注入量を示
している。
直線1は1回目のイオン注入の結果を示し,直線1;は
2回目のイオン注入の結果であり6この直線1,!Iを
重ね合せた結果は直線111で示すものとなり、この直
線11;からも明らかな如く、基板の位置に依る注入量
のバラツキは、注入途中で基板の上下を逆転させる事に
依つて軽減せしめる事か出来る。尚直線1は1回目の注
入を最後まで連続した場合の注入状態を示し,111と
1との差は歴然としている。このようにしてイオン注入
した基板の比抵抗の場所に依るバラツキは±1%以下と
なり6従来の±2%程度に比して格段の改善が為されて
いる。本発明は以上の説明から明らかな如く、イオン注
入に際して基板に予定注入量の一を注入した時点で基板
を1800回転させて残る一を注入する方法であるので
.注入装置自身力5有している場所に依る不均一性を互
いに打ち消し合い、結果的に基板の場所に依るバラツキ
を軽減せしめる事か出来る。
尚、本発明の説明に際しては多数の基板を同一真空系内
に配置して注入する場合を説明したか.1枚の基板に対
してのみの注入であれば.上下移動棒は不要で、注入イ
オンビームの中心部に基板を載置し.その載置台に少な
くとも180にの回転機能を付加するだけで良い。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は夫々本発明方法の概要を説明する為の
概念図、第3図はイオン注入状態を示す直線図であつて
、1は基板、2は載置台.3は上下移動棒,4(は真空
系,5はイオン源.を夫々示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板に加速されたイオンを注入するイオン注
    入法に於て、基板を真空系内に設置すると共に該基板の
    一主面に注入イオン源からイオン注入し、基板に注入す
    べき予定注入量の略1/2の量を注入した時点でそのイ
    オン注入を中断し、次にこの同一真空系内で上記イオン
    源に対して基板の一主面を対向させたまま該基板を18
    0°回転させ、その状態で予定注入量の残りの1/2を
    該イオン源から注入する事を特徴としたイオン注入法。
JP3068577A 1977-03-17 1977-03-17 イオン注入法 Expired JPS5927092B2 (ja)

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JPS53115172A JPS53115172A (en) 1978-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58100350A (ja) * 1981-12-08 1983-06-15 Mitsubishi Electric Corp イオン注入装置
JP2537180B2 (ja) * 1985-09-30 1996-09-25 株式会社東芝 半導体装置の製造方法

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Publication number Publication date
JPS53115172A (en) 1978-10-07

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