JPH02203522A - イオン注入方法 - Google Patents
イオン注入方法Info
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- JPH02203522A JPH02203522A JP2419289A JP2419289A JPH02203522A JP H02203522 A JPH02203522 A JP H02203522A JP 2419289 A JP2419289 A JP 2419289A JP 2419289 A JP2419289 A JP 2419289A JP H02203522 A JPH02203522 A JP H02203522A
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- implantation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、イオン注入の方法に関するものである。
従来の技術
イオン注入装置は、イオン注入電流が、年々高電流化さ
れており、注入処理スピードを速くすることが強(要望
されている。
れており、注入処理スピードを速くすることが強(要望
されている。
発明が解決しようとする課題
この高電流化のために、次にあげる問題が生じてくる。
イオン注入では、選択的にイオン注入するため、基板表
面に有機薄膜を形成して、イオンビームの照射を行なう
。このときにイオンビームによって有機薄膜内にある有
機溶済が、内部から蒸発して、真空装置内の真空度が著
しく悪化してしまう。そのため、イオンビームが、残留
ガスと衝突して注入の精度が悪化する現象が生じる。こ
れは、現在のイオン注入方法は、イオン注入の開始から
、終了まで、一定のイベルのイオンビーム電流にてイオ
ン注入することから、最初のガスの出の多いときに大電
流にて照射してしまうために、発生する。このときの真
空装置内の真空度の時間変化を第4図に示す。
面に有機薄膜を形成して、イオンビームの照射を行なう
。このときにイオンビームによって有機薄膜内にある有
機溶済が、内部から蒸発して、真空装置内の真空度が著
しく悪化してしまう。そのため、イオンビームが、残留
ガスと衝突して注入の精度が悪化する現象が生じる。こ
れは、現在のイオン注入方法は、イオン注入の開始から
、終了まで、一定のイベルのイオンビーム電流にてイオ
ン注入することから、最初のガスの出の多いときに大電
流にて照射してしまうために、発生する。このときの真
空装置内の真空度の時間変化を第4図に示す。
これはイオン注入電流2mAにて注入したときの真空度
の時間変化を示す。ウェーハは8枚をディスク上にはり
つけた形のバッチ処理形の装置を使用した。ウェーハは
全面育機薄膜を塗布した。なお塗布後180℃で10分
のベーキングを施したディスクは回転して直径方向へ往
復30秒で処理した。15秒にてウェーハを1スキャン
できる構造である。
の時間変化を示す。ウェーハは8枚をディスク上にはり
つけた形のバッチ処理形の装置を使用した。ウェーハは
全面育機薄膜を塗布した。なお塗布後180℃で10分
のベーキングを施したディスクは回転して直径方向へ往
復30秒で処理した。15秒にてウェーハを1スキャン
できる構造である。
最初の15秒において真空度が低下するが、その後は、
真空度が高くなる。この最初に悪くなる真空度に支配さ
れて注入電流値を設定するために、レジストマスクでは
低いビーム電流値を設定する必要が生じる。そのため、
ウェーハ処理枚数が、低下して、効率が低下してしまう
。
真空度が高くなる。この最初に悪くなる真空度に支配さ
れて注入電流値を設定するために、レジストマスクでは
低いビーム電流値を設定する必要が生じる。そのため、
ウェーハ処理枚数が、低下して、効率が低下してしまう
。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み注入初期時のレジス
ト膜からのアウトガスに適した注入方法によりスルーブ
ツトの向上を図るものである。
ト膜からのアウトガスに適した注入方法によりスルーブ
ツトの向上を図るものである。
課題を解決するための手段
以上に示した欠点をなくすために、本発明では、イオン
注入開始時と、その後に注入電流値を可変することによ
り、真空度を良好に保ったまま、高い電流値で処理する
ことで、ウェーハ処理枚数の低下を防ぐことのできる方
法を提供するものである。
注入開始時と、その後に注入電流値を可変することによ
り、真空度を良好に保ったまま、高い電流値で処理する
ことで、ウェーハ処理枚数の低下を防ぐことのできる方
法を提供するものである。
作用
高電流イオン注入装置において、最初に低いビーム電流
値によって、少なくとも1回ウェーハの全面を照射した
のち、ビーム電流値を上昇させて注入することによりア
ウトガスを抑制し注入の精度向上をはかるとともに注入
処理時間を短縮できる。
値によって、少なくとも1回ウェーハの全面を照射した
のち、ビーム電流値を上昇させて注入することによりア
ウトガスを抑制し注入の精度向上をはかるとともに注入
処理時間を短縮できる。
実施例
本方法の一実施例について第1図を用いて説明を行なう
。用いたイオン注入装置は、6インチウェーハ8枚を平
面円板にはりつけたタイプのターゲートを953回転回
転化て回転し、直径方向へ約30cm/分のスピードで
直線に走査するタイプのものを用いた。1往復を2スキ
ャンと表現する。最初の条件は、1スキャン目には1m
Aのイオンビーム電流にて注入し、2スキャン目から5
mAでイオン注入した。第1図は、このときの真空容器
内の真空度の変化を示している。
。用いたイオン注入装置は、6インチウェーハ8枚を平
面円板にはりつけたタイプのターゲートを953回転回
転化て回転し、直径方向へ約30cm/分のスピードで
直線に走査するタイプのものを用いた。1往復を2スキ
ャンと表現する。最初の条件は、1スキャン目には1m
Aのイオンビーム電流にて注入し、2スキャン目から5
mAでイオン注入した。第1図は、このときの真空容器
内の真空度の変化を示している。
また、第2図には、1スキャン目を1aA12スキャン
目を21A13スキャン目以降を5mAで注入したとき
の真空度の変化を示している。
目を21A13スキャン目以降を5mAで注入したとき
の真空度の変化を示している。
さらに、第3図に示すグラフは、注入ビーム電流値を1
スキャン毎に得られる真空度によってビーム電流を変化
させる方法をとった場合の、注入電流の変化を示す。た
だし、最初の1回目のスキャンはlaム、2回目のスキ
ャンは2mAを選択して行ない。残りの注入電流を5
X 10−’torrからの変化量に応じて次のスキャ
ン時におけるイオンビーム電流を設定した。
スキャン毎に得られる真空度によってビーム電流を変化
させる方法をとった場合の、注入電流の変化を示す。た
だし、最初の1回目のスキャンはlaム、2回目のスキ
ャンは2mAを選択して行ない。残りの注入電流を5
X 10−’torrからの変化量に応じて次のスキャ
ン時におけるイオンビーム電流を設定した。
発明の効果
以上の実施例と、従来例によってドーズ量1×10”c
r”注入したときの1バツチにかかる時間を以下に示す
。
r”注入したときの1バツチにかかる時間を以下に示す
。
最初から終わりまで一定ビーム電流2mAで注入すると
30分かかる。第1図の実施例では、12分で終了した
。第2図および第3図の実施例では、それぞれ、12分
30秒、8分で注入が終了できた。なお本発明の実施例
に用いたイオン注入装置は1.8枚バッチであるが、パ
ッチ数の増加に伴って、イオンビーム電流値は、増やす
ことができることは、当然である。
30分かかる。第1図の実施例では、12分で終了した
。第2図および第3図の実施例では、それぞれ、12分
30秒、8分で注入が終了できた。なお本発明の実施例
に用いたイオン注入装置は1.8枚バッチであるが、パ
ッチ数の増加に伴って、イオンビーム電流値は、増やす
ことができることは、当然である。
第1図〜第2図は、本発明の2つの実施例における、真
空容器内の真空度の時間変化を示す特性図、第3図は、
8つ目の実施例におけるイオンビーム電流の変化を示す
特性図、第4図は、従来の注入方法による真空容器内の
真空度の時間変化を示す特性図である。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ばか1名第 図 処 凶 圧入閏前蛎の蜀す噴(砂) 注入閑侑かう。網11i(イ少ン 娼 図 ニス間着妃の吟Il/l(矛わ 第 図 注スフ、闘封tA物居S絆聞咋υ
空容器内の真空度の時間変化を示す特性図、第3図は、
8つ目の実施例におけるイオンビーム電流の変化を示す
特性図、第4図は、従来の注入方法による真空容器内の
真空度の時間変化を示す特性図である。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ばか1名第 図 処 凶 圧入閏前蛎の蜀す噴(砂) 注入閑侑かう。網11i(イ少ン 娼 図 ニス間着妃の吟Il/l(矛わ 第 図 注スフ、闘封tA物居S絆聞咋υ
Claims (4)
- (1)有機薄膜を表面に有する基板にイオンビームを照
射する場合に、少なくとも二段階のイオンビーム電流、
一回目は、小さな電流値、二段階目以降は、一回目の電
流値に比べて、より大きな電流値にてイオンビーム照射
を行なうことを特徴とするイオン注入方法。 - (2)高電流イオン注入装置にてイオン注入する時に、
回転ウェーハ円板の最初の1スキャン分のみ少電流でイ
オン注入し、二回目のスキャン以降にては、1スキャン
目のイオン電流より大きな電流にてイオン注入すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のイオン注入
方法。 - (3)高電流イオン注入装置にてイオン注入する時に、
開始後より1スキャンごとにしだいに大きなビーム電流
へと、断続的に可変することを特徴とする特許請求の範
囲第2項に記載のイオン注入方法。 - (4)高電流イオン注入の際に、真空装置内部の真空度
に応じて1スキャンごとにイオンビームの電流値を変化
させることを特徴とするイオン注入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2419289A JPH02203522A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | イオン注入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2419289A JPH02203522A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | イオン注入方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02203522A true JPH02203522A (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=12131466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2419289A Pending JPH02203522A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | イオン注入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02203522A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001267266A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-09-28 | Axcelis Technologies Inc | プラズマイマージョンイオン注入処理の方法 |
JP2012178571A (ja) * | 2004-05-24 | 2012-09-13 | Varian Semiconductor Equipment Associates Inc | 安定かつ反復可能なプラズマイオン注入方法及び装置 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP2419289A patent/JPH02203522A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001267266A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-09-28 | Axcelis Technologies Inc | プラズマイマージョンイオン注入処理の方法 |
JP2012178571A (ja) * | 2004-05-24 | 2012-09-13 | Varian Semiconductor Equipment Associates Inc | 安定かつ反復可能なプラズマイオン注入方法及び装置 |
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