JPS5926930Y2 - 外装ケ−スへの底部材取付装置 - Google Patents

外装ケ−スへの底部材取付装置

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JPS5926930Y2
JPS5926930Y2 JP11703779U JP11703779U JPS5926930Y2 JP S5926930 Y2 JPS5926930 Y2 JP S5926930Y2 JP 11703779 U JP11703779 U JP 11703779U JP 11703779 U JP11703779 U JP 11703779U JP S5926930 Y2 JPS5926930 Y2 JP S5926930Y2
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JP
Japan
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bottom member
nut
rotation
exterior case
protrusion
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Application number
JP11703779U
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English (en)
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JPS5635332U (ja
Inventor
照男 竹田
敏彦 臼井
博 植田
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ポットやジャー等の筒状外装ケース下端へ
、底部材す増付ける装置に関する。
従来この種外装ケースの底部材は、外装ケースの下端へ
無理嵌めするか圧入後ビス等で固定し、あるいは螺合し
て装着している。
しかるに、外装体へ一旦無理嵌めした又は圧入後ビス等
により固定されている底部材は、これを増外すのが困難
であって、修理に不便なうえ、場合によっては底部材や
外装ケースを損傷してし會う嫌いがある。
玄た、外装ケースへ螺合された底部材は、その着脱のた
めに回動しなければならないから、電気ポットや電子ジ
ャー等、電気機器を内蔵しているものでは、それら電気
機器に回動の影響を及ぼし、結線に捩じれや断線を生じ
る虞れがある。
底部材に螺合されて内容器を押し上げるべくされた中螺
子も同様であり1本出願人は先に、第1図に示される如
く、外装ケースB内へ収容された内容器りと底部材Cと
の間に、中底部材Eを設けて、該中底部材Eの上部へヒ
ーターFやその制御要素等の電気機器を配置し、底部材
Cに螺合Gした中螺子Hによって中底部材Eを介し内容
器りを押し上げ、前記中螺子Hの回動影響が及ばないよ
うにしたものを出願したが、電気機器の一部や配線は、
中底部材Eと底部材C間へも設置し、オた底部材Cへの
付帯構造物とせざるを得す、底部材Cによる間髪影響は
依り止して解消されていない。
さらに、底部材Cの外装ケースBへの螺合は、取扱い中
の振動や他物との接触によるショック等のために、時と
して弛むことがあり、前記中螺子Hによって、内容器り
を押し上げ固定している形式では特に問題であるから、
底部材Cの弛み止めとして、第1図の如く外装体Bと底
部材Cとの前記螺合A部へ外装ケースB外周面側から止
めどスIをねじ込む等しなければならず、余分な作業工
程を要すると共に、ビスIの頭部は外装ケースB外周面
へ露出して、外観も悪くなる。
この考案は、前記従来および本出願人の先の出願にかか
るもののような欠点のない外装ケースへの底部材取付装
置を提供することを目的とするものである。
第2図ないし第5図に示される実施例について説明すれ
ば、外装ケース1の下端内周に、内縁巻による環状突条
2が形成され、該突条2に底部材3の上面3a外周に形
成された上向き段部4を下方から嵌合しである。
該段部4の高さhl は、前記突条2の高さり。
よりも若干低くし、底部材3にその下面3bから上面3
aの前記段部4近傍へ止め螺子5を挿通する。
該止め螺子5の底部材上面3aから突出する先端部には
係合片ナツト6が螺合されている。
保合片ナツト6は、止め螺子5を中心とした回動によっ
て、前記段部4の立ち上がり周面4aから側方へ突出し
また内方へ退入する前記突条2への偏心保合部6aを形
成し、前記底部材3の一部に、係合片ナツト6の偏心係
合部6aが前記段部立ち上がり周面4a側方へ突出して
外装ケース突条2上面へ保合する位置から、前記止め螺
子5の締り回動方向側への回動を阻止する第1ナツト回
動係止部7を設けると共に、保合片ナツト6の偏心係合
部6aが、外装ケース突条2への係合位置から、止め螺
子5の弛み回動方向側へ回動して前記係合を外す最終回
動位置を規制する今一つの第2ナツト回動係止部8を設
けてあも 係合片ナツト6は、止め螺子5を中心とした真円基部6
bの一側へ偏心係合部6aを突出形成してあり、前記第
1、第2各ナツト回動係止部7゜8は、底部材上面3a
の係合片ナツト真円基部6b周り2箇所へ上向きに突出
するよう底部材3へ一体成形されている。
そして、回動係止部7.8は、保合片ナツト6における
偏心係合部6aの真円基部6bからの突出基部各側面6
c、6dに当接することにより、所定の回動規制を行う
べくされている。
なお、止め螺子5の頭部5aは、底部材3の下面3bに
形成された環状凹溝9内に位置し、下面3bを定置面と
できるようにされているが、下面3bへ公知の回動座環
を装着することもできる。
底部材3を外装ケース1の下端へ装着するには、係合片
ナツト6が第2回動係止部8に側面6dが当接すること
により止め螺子5の弛み回動方向側への回動を阻止され
た第3,4図仮想線の状態。
すなわち、偏心係合部6aが段部立ち上がり周面4a内
に退入している状態として、底部材3を外装ケース1下
端へ先ず嵌め込む。
これにより、底部材3の段部4が外装ケース1の下端内
周に形成された突条2へ嵌合する。
次いで、止め螺子5を締り方向側へ回動させると、係合
片ナツト6は、未だ締め付けられないフリーな状態にあ
る初期に止め螺子5と共に締り方向側へつれ回シして、
前記第1回動係止部Iに側面6cが当接し係止される。
この係止状態では、係合片ナツト6が第3゜4.5図実
線の状態にあって、偏心保合部6aは、段部立ち上がり
周面4aから突出し、外装ケース1の突条2上に位置し
ている。
止め螺子5をさらに締り方向側へ回動させると、保合片
ナツト6は第1回動係止部7によってそれ以上の回動を
阻止され、前記実線の状態の11下方へ引き付けられて
偏心保合部6aが外装ケース突条2へ圧接し、同突条2
が段部4の水平面4bと偏心保合部6aとの間に締結さ
れる。
これによって、底部材3は、外装ケース1の下端へ増付
けられ、止め螺子5が弛み回動方向側へ回されない限り
、増付は状態が弛むことばなへそのような弛みは、止め
螺子5にバネワッシャー10を介在させるなどすれば確
実に防止できる。
以上のように増付けられた底部材3は、止め螺子5を弛
めるだけで簡単に取外せる。
すなわち、止め螺子5が弛み方向側に回されると、係合
片ナツト6の外装ケース突条2に対する締、め付けが次
第に弛み、係合片ナツト6が外装ケース突条2から浮か
された時点から、同ナツト6は止め螺子5と共に弛み方
向側へ回動され、側面6dが第2回動係上部8に当接す
る第3,4図仮想線の位置で停止する。
この仮想線位置では、偏心保合部6aが段部立ち上がり
周面4aの内方へ退入し、外装ケース突条2から完全に
外れても・す、底部材3は外状ケース1への引っ掛かり
がなく、下方へ抜去し得る。
なお、第2回動係止部8を省略しても、止め螺子弛み方
向側への回動は、第5図一点鎖据で示される如く、第1
回動係止部Iによって規制し、止め螺子5を弛み回動方
向側へ回す際に、係合片ナツト6が回動されすぎて、偏
心保合部が再び外装ケース突条2に係合し、底部材3が
摩り外せなくなるようなことはない。
第1回動係止部7を、弛み回動方向側への回動規制に兼
用するに当って、そのその幅を増大し、保合片ナツト6
を第5図仮想線の最小回動位置へ係止することも可能で
ある。
オだ、本出願人の先の出願のもの同様、底部材3へ螺合
18した中螺子19は、中底部材20を介して内容器2
1を押し上げるようにし、中螺子19のヒーター22等
への回動影響もないようにしである。
第6図、第7図に示される実施例は、底部材3の上面3
aに突起11を形成して、係合片ナツト6の下面凹部1
2を嵌め込み、止め螺子5とは別にナラ160回動をさ
らに錠に行わせるよう案内する。
さた、底部材3の上面3aの係合片ナット6下方部に、
止め螺子5を中心とした円弧状の回動係止溝13を形威
し、該層13へ係合片ナット6下面べ突設した下向き突
起14を係入され、突起14が溝130両端に係接する
ことによって、止め螺子5の締り方向側および弛み方向
側の回動規制を受けるようにしである。
この溝13と突起14は、それを設ける側を反対にして
もよいし、突起14を例えば第8図の如く底部材上面3
aに形成した切欠部15による両側回動係止部15a。
15bに係接するようにしてもよいし、回動係止部の形
態および形成箇所は任意である。
第9図に示される実施例は、外装ケース1の内周面が、
係合片ナツト6の偏心係合部6aのスイング径16内に
位置し、係合片ナツト6に対して止め螺子締り方向側の
回動を規制する回動規制部としである。
底部材上面3aには弛み方向側の回動を規制する回動係
止部17が設けられている。
な釦、外装ケース突条の切れ目に底部材の段部立ち上が
り周面の突起部を係合する等、底部材の回り止めを設け
てもよい。
この考案によれば、底部材を外装ケース下端へ嵌め込み
、倒木かの止め螺子を順次締めて行くだけで確固に取付
けることができ、また、底部材の取外しも止め螺子を順
次弛めるだけで行えるから、従来の無理嵌めや大きな底
部材を回動しかつ外装ケース外面から止め螺子をねじ込
みあるいはそれを増外すようなものに比べて、着脱が格
段に容易であり、修理等にも便利であるし底部材は全く
回動されないので、電気機器の付帯物があっても影響せ
ず、従来のように複雑な二重底構造としなければならな
い要もなく、安価に供し得る。
そして、止め螺子は底部材下面からねじ込むものである
ため、外装ケースの外周面に露出して外観を低下させる
ことがなく、デザイン上も有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願人の先の出願のものを示す断面図、第2
図はこの考案の一実施例を示す断面図、第3図は要部断
面図、第4図は要部の斜面図、第5図は要部の平面図、
第6図は今1つの実施例を示す要部の断面図、第7図は
要部の斜面図、第8図は別の実施例を示す要部の斜面図
、第9図は他の実施例を示す要部の平面図である。 1・・・・・・外装ケース 2・・・・・・突条、3・
・・・・・底部材。 3a・・・・・・上面、3b・・・・・・下面、4・・
・・・・段部、4a・・・・・・立ち上がり周面、5・
・・・・・止め螺子、6・・・・・・係合片ナツト、6
a・・・・・・偏心係合部、6b・・・・・・真円基部
、6c、6d・・・・・・側面、7・・・・・・第1回
動係止部、8・・・・・・第2回動係止部、13・・・
・・・回動係止溝、14・・・・・・突起、15a、1
5b・・・・・・回動係止部、16・・・・・・スイン
グ径、11・・・・・・回動係止部、22・・・・・・
ヒーター。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)外装ケース下端内周に形成された突条に対して底
    部材の上面外周に形成された上向き段部を嵌合し、該段
    部の高さを前記突条の高さよりも若干低くシ、底部材に
    その下面から上面の前記段部近傍へ挿通した心め螺子の
    前記上面から突出する先端部へ係合片ナンドを螺合させ
    、該係合片ナツトに、止め螺子を中心とした回動によっ
    て前記段部の立ち上がり周面から側方へ突出しオた内方
    へ退入する前記外装ケース突条への偏心係合部を形成し
    、底部材ないしは外装ケースの一部に、保合片ナツトの
    偏心係合部が前記段部立ち上がり周面側方へ突出して外
    装ケース突条上面へ係合する位置から前記止め螺子の締
    り回動方向側への回動を阻止するナツト回動係止部を少
    なくとも設けたことを特徴とする外装ケースへの底部材
    取付装置。
  2. (2)外装ケースは、金属板胴体からなると共に下端内
    周の突条は縁巻部とされており、底部材は合成樹脂製で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の外装ケースへ
    の底部材取付装置。
  3. (3) ナツト回動係止部は、底部材天面の係合片ナ
    ツト近傍に突設され、同ナツトと周面等一部に当接して
    前記回動阻止をなすものである実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の外装ケースへの底部材取付装置。
  4. (4) ナツト回動係止部は、底部材天面の係合ナツ
    ト下部へ穿設され、同ナツト下面に形成された下向き突
    起が係入する円弧状長溝である実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の外装ケースへの底部材取付装置。
  5. (5)ナツト回動係止部は、同ナツトの偏心保合部のス
    イング径内に位置して、偏心係合部が当接することによ
    り前記回動阻止をなすべくされた外装ケース内周面であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の外装ケースへの
    底部材取付装置。
  6. (6) ナツト回動係止部は、係合片ナツトの偏し係
    合部が外装ケース突条への係合位置から、止め螺子の弛
    み回動方向側へ回動して前記係合を外す最終回動位置を
    規制するよう今1つ設けられている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の外装ケースへの底部材取付装置。
JP11703779U 1979-08-24 1979-08-24 外装ケ−スへの底部材取付装置 Expired JPS5926930Y2 (ja)

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JPS5635332U JPS5635332U (ja) 1981-04-06
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