JPS5926630B2 - ペニシリン類およびセフアロスポリン類の開裂方法 - Google Patents

ペニシリン類およびセフアロスポリン類の開裂方法

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JPS5926630B2
JPS5926630B2 JP49070087A JP7008774A JPS5926630B2 JP S5926630 B2 JPS5926630 B2 JP S5926630B2 JP 49070087 A JP49070087 A JP 49070087A JP 7008774 A JP7008774 A JP 7008774A JP S5926630 B2 JPS5926630 B2 JP S5926630B2
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ポ−ル クコリア ステイエパン
ロバ−ト ラムマ−ト ステブン
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Eli Lilly and Co
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Publication of JPS5926630B2 publication Critical patent/JPS5926630B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D499/00Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はペニシリン類の開裂方法、更に詳しくはペニシ
リン類の新規中間体を経由する開裂方法に関する。
本発明の方法によれば、6−アミドカルボン酸ペニシリ
ンのアミドカルボン酸基を脱水して対応する新規6−イ
ソイミドペニシリンを得、ついでこれをさらに開裂せし
めて対応する6−アミノペニシリンを得ることができ、
かくしてアミドカルポリ酸基を選択的に開裂することが
できる。
ペニシリ,抗生物質開発の過程において、これら抗生物
質の分子中の6位がさして重要な問題ではなかつた時期
にイミド置換基を使用することは特に注目すべき問題で
はなく、通常の研究課題となつていた。このような保護
基、特にフタルイミド基が存在すると、この部分は化学
的に全く不活性となり、この部分は比較的確実に変化を
うけずにそのま匁残存し、むしろこれにより分子中の他
の部分を広く改良することを可能ならしめた。一方、ペ
ニシリン中6位にイミド基が存在すると、その構造は抗
生物質としての活性をきわめて小さくするということは
久しく認められていた。
不幸なことに、ペニシリン分子からイミド基を開裂して
保護されたアミノ基を脱保護することは不可能であつた
。かくて、ペニシリン抗生物質はその6位に安定な置換
基があるため、その抗生物質の活性を最小限に留めると
いう困難な問題点が研究者に残された。ペニシリンの合
成工程中、望ましい時点で、この安定な置換基を好都合
に除去することが出米れば、このような安定な置換基の
使用は経済的に魅力あるものとなりうるであろう。しか
し、上記の説明は一般に、分子中のイミド基の開裂を好
都合に行うことが不可能であるということを意味するも
のではなく、開裂を達成するいくつかの方法が認められ
ている。たとえばシンドウミノル著:クリービツジ・リ
アクシヨンズ・オブ・ザ・フタルイミドグループ(日本
の有機合成化学協会誌第29(5)巻496〜509頁
(1971年)参照)には開裂法に関する広範な論考が
収録されている。もし開裂ということだけを考えるなら
ば、いづれもペニシリン分子からのイミド基の開裂を達
成するのに用いることが出来るであろう。しかし、ペニ
シリン分子の構造上の完全性を犠牲にすることなく開裂
を達成するための処理条件が重要なのである。この意味
で、今日まで、ペニシリン分子中の6位の置換基を首尾
よく開裂することは不可能であつた。一方、ペニシリン
様構造のイミド側鎖の部分的な開裂を達成して対応する
アミド(酸)側鎖を形成せしめることは可能であつた(
たとえば、シーハン(Sheehan)等(ジャーナル
・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエテイー第7
3巻4367〜4372頁(1951年))、シーハン
等(同誌第78巻3680〜3683頁(1956年)
)、ペロン(PerrOn)等(ジヤーナル・オブ・オ
ーガニック・ケミストリ一第7巻483〜487頁(1
964年))の文献参照。
)。フタルイミド基をアルカリ加水分解によつて対応す
るフタルアミド酸基に変換し得ることは従来知られてい
る(上記参照文献中最初のシーハンの刊行物中に記載さ
れている。)。しかし、シーー・ンの2番目の刊行物中
に示されている如く、分子中の他の部分を変化させずに
イミド基を開裂する企てはすべて失敗し、ペニシリン中
β−ラクタム環は6位の置換基が開裂されるより先に開
環してペニシリン分子は破壊される。シーハンは米国特
許第3487074号で、6フタルイミド−3−ペナミ
ルーカルボン酸をジオキサン中、室温で12時間を要し
、ヒドラジン・ヒトレートで処理することによつて6−
フタルイミド−3−ペナミルーカルボン酸を開裂する方
法を開示している。
しかし、この方法を7ーフタルイミド一△2−セフアロ
スポリンに適用した時は中程度の成果をおさめるけれど
もペニシリンまたはセフアロスポリン類に適用した時は
成功しないことが分つた(デイ一・オ一・スプリ一(D
.O.Spry)著(ジヤーナル・オブ・ジ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエテイー第92巻5007頁(19
70年))参照)。本発明者らは上記のごとき困難を克
服すべく種種研究を重ねた結果、β−ラクタム環を開環
することなくペニシリン中のアミドカルボン酸(アミド
(酸)ともいう)基を開裂する方法を見出し、本発明を
完成するに到つた。
通常、該アミド(酸)基はイミド基を部分的に開裂する
ことにより得られるが、本発明ではそれが必須である訳
ではない。さらに本発明は該アミド(酸)基の開裂を達
成するために有用なる新規中間体の製造並びに開裂の全
過程における個々の変換段階の方法に関するものである
。すなわち本発明は式: 〔式中、RおよびRaはこれらが結合する炭素原子と合
して形成されるオルトフエニレン環を表わし、R1は水
素またはカルボキシル保護基を表わす。
〕で示される化合物のアミド(酸)基を開裂するにあた
り、(1)上記化合物を脱水して式: 〔式中、R,.RaおよびR1は前記と同意義。
〕で小される対応するイソイミドを形成せしめ、(2)
該イソイミド化合物と式: で小されるヒドラジンと反応させ、(3)上記反応混合
物から対応する6−アミノベニシリンを回収することを
特徴とするペニシリン類の開裂方法に関するものである
更に本発明は 式: 〔式中、RおよびRaはこれらが結合する炭素原子と合
して形成されるオルトフエニレン環を表わし、R1は水
素またはカルボキシル保護基を表わす。
〕で示されるイソイミド化合物のイソイミド基を開裂さ
せるに当り、(1)上記イソイミド化合物を 式: で示されるヒドラジンと反応させ、(2)上記反応混合
物から対応する6−アミノペニシリンを回収することを
特徴とする上記イソイミド化合物の開裂方法に関するも
のである。
本明細書中、特に記載がなければ、開裂なる語はペニシ
リン中、6位に存在する置換基を除去し、それによつて
遊離の6−アミノペニシリンまたはそれらの酸付加塩の
型の化合物を製造することを意味する。
次に本発明の開裂方法について詳述する。
アミド(酸)基開裂方法の第1段階はアミド酸出発物質
中のアミド(酸)基を脱水して対応するイソイミド化合
物を製造することを包含する。該アミド(酸)基中、R
およびRaが結合する炭素原子と合してオルトーフエニ
レン環を形成する基であるアミド酸出発物質は、常套の
方法で部分的に開裂したフタルイミド化合物を原料とし
て製することができる。得られるアミド酸出発物質は式
:〔式中、R,は前記と同意義。〕で示される。
フタルイミド化合物から上記式で示される対応する出発
物質を製造する方法は公知であり、そこに述べられたど
のような条件を用いてもよい。部分的に開裂する代表的
な方法はシーハン(Sheehan)等(ジャーナル・
オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエテイ第73巻
4367〜4372頁(1951年)に記載)の方法と
同様にアルカリ加水分解処理を包含する。フタルイミド
化合物を部分的に開裂してアミド酸出発物質に変換する
ために使用することの出来るアルカリ加水分解の条件は
水酸化アルカリ金属(たとえば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム)または、硫化アルカリ金
属(たとえば、硫化ナトリウム、硫化カリウム、硫化リ
チウム)を使用する条件を包含する。
6−フタルイミドペニシリンの遊離酸を使用する場合(
この場合、遊離のカルボキシル基自体がアルカリ試剤1
モル量を消費するので、更に過剰のモル量を必要とする
)を除いて、一般に水酸化アルカリ金属または硫化アル
カリ金属約1〜2モル当量を使用する。
一般に、反応溶媒のPHは約9〜11である。
これは一般に不活性で水に混和し得る有機溶媒(たとえ
ば、テトラヒドロフラン、N−N−ジメチルホルムアミ
ド、アセトン、ジメチルスルホキシド、ジオキサン)を
含有する水性溶媒を使用することによつて達成される。
部分的な開裂は一般に非常に急速に行なわれ、典型的に
は約3〜30分で完結し、さらに典型的には約5〜10
分で完結する。
反応温度は通常約10ないし室温、好ましくは約0゜C
である。また、アミドカルボン酸出発物質は式:〔式中
、R1は前記と同意義。
〕で示される。
上記アミド酸出発物質並びに本明細書中で定義するフタ
ルアミド酸出発物質はそれらのイミド前駆体以外の他の
原料からも得ることも出来る。たとえば、遊離アミノ化
合物と適当な無水物、たとえば無水マレイン酸と反応さ
せて対応するアミドカルボン酸出発物質、特にこの場合
は、3−カルボキシアクリルアミド出発物質を製造する
ことが出来る。前記のごとく、本発明方法の第1段階に
おける脱水過程は上記アミド酸出発物質をイソイミド化
合物に変換することからなる。
このようにして製造せられたイソイミド化合物は新規化
合物であり、本発明の一部をなす。
このイソイミド化合物は式:〔式中、R.RaおよびR
,は前記と同意義。
〕で示される。アミド酸出発物質をイソイミド化合物に
変換するにはいくつかの方法を用いることが出来る。
その一法は脱水剤(たとえばN−N−ジシクロヘキシル
カルボジイミド(DCC)、N−エトキシカルボニル−
2−エトキシ−1・3−ジヒドロキノリン(EEDQ)
、メト一p−トルエンスルホン酸1−シクロヘキシル−
3−(2−モルホリノエチル)カルボジイミド、1−エ
チル−3−(3ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド・塩酸塩、またはN−トリプルオロアセチルイミダソ
ール)の使用を包含する。便宜上、DCCを使用するの
が好ましい。典型的には、DCCおよびアミド酸1:1
当量を適当な溶媒中で混合する。DCC過剰量を使用す
ることが可能であるが、一般にDCCのいかなる過剰量
もこれを生成物から除去することは困難であるから、用
いるアミド酸出発物質に対し当量のDCCを用いること
が非常に好ましい。もちろんアミド酸出発物質に対して
、より少いモル量のDCCを使用することも可能である
が、アミド酸出発物質のイソイミド化合物への変換が不
完全で望ましくない結果になる。従がつて、一般にアミ
ド酸出発物質およびDCCの当量を適当な溶媒、特に非
プロトン溶媒すなわちプロトンを供与または受容しない
溶媒中で混合する。この様な溶媒として広範のものが知
られており、それらを本発明方法に従つて使用すること
が出来る。このような溶媒には、N−N−ジメチルホル
ムアミド、N−N−ジメチルアセトアミド、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、脂肪族二トリル(アセトニトリ
ル、プロピオニトリルなど)、芳香族炭化水素(ベンゼ
ン、トルエンなど)、そのハロゲン化誘導体(ジクロロ
ベンゼンなど)、脂肪族・・ロゲン化炭化水素(メチレ
ンクロリド、クロロホルム、ブロモホルム、四塩化炭素
、四臭化炭素、エチレンジクロリドまたはエチレンジプ
ロミドなど)などが包含される。DCCおよびアミド酸
化合物を不活性溶媒中、約0〜30℃で約15分〜2時
間、好ましくは約1時間反応させる。
これにより生成したイソイミド化合物を標準方法に従つ
て反応混合物から回収する。アミド酸出発物質をイソイ
ミド化合物に変換するために使用出来る別法はアミド酸
出発物質と無水トリフルオロ酢酸とを、第3級アミンの
存在下で反応させることを包含する。
この反応を、典型的には、上記の如き非プロトン溶媒中
で行なう。
アミド酸出発物質1モルと第3級アミン(N−メチルモ
ルホリン、トリエチルアミン、ピリジン、キノリン、ま
たはN−N−ジメチルアニリンなど)約1〜2モルとを
非プロトの溶媒中で混合し、アミド酸化合物に対して無
水トリフルオロ酢酸1モルもしくは若干過剰量を加える
。もし反応溶媒が本質的に水を含まなければ無水トリフ
ルオロ酢酸の適当な過剰量を用いることが出来る。反応
溶媒中に、有意量の水が存在すると無水トリフルオロ酢
酸が分解して、プロトン性であるためにこの反応に有害
なトリフルオロ酢酸が生成する。上記反応は約0〜30
℃で行なわれ、一般に約15分〜1時間で終了する。
アミド酸出発物質をイソイミド化合物に変換する別法は
アミド酸出発物質とハロギ酸アルキル(たとえばクロロ
ギ酸エチル、クロロギ酸プロピル、クロロギ酸t−ブチ
ル、クロロギ酸イソブチル)と反応させる方法を包含す
る。
しかし、クロロギ酸アルキルを用いてアミド酸出酸物質
をイソイミド化合物に変換する方法ではアミド酸出発物
質中のR1が水素であることが出来ないという短所を有
する。従がつて、カルボキシル基が保護された化合物を
用いなければならない。ハロギ酸エステルを用いた上記
の反応は第3級アミン(たとえばピリジン、キノリン、
トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−N−ジ
メチルアニリン)の存在下で行なわれる。
この反応は、典型的には、上記の如き非プロトン有機溶
媒の存在下で行なわれる。アミド酸出発物質に対して1
当量を越えない量のアミンを用い、わずかに不足量のア
ミンを用いることが高度に好ましい。本発明方法に用い
る最初の出発物質が何であれ、第3級アミン過剰量はア
ミド酸出発物質をイミド化合物に変換する傾向を有す。
クロロギ酸エステルのわずかに過剰量を用いることが出
来るが、しかし、本発明方法における次の段階で処理さ
れる生成物中にクロロギ酸エステルの過剰量が存在する
とこれが反応試剤として使用するヒドラジンと反応する
ので好ましくない。ハロギ酸エステルとの反応を約−2
0〜5℃、好ましくは約−20℃〜−5℃で、約5〜4
0分、好ましくは約20〜30分を要して行なう。
反応を完成せしめて、反応混合物を室温にあつため、公
知の方法に従がつて生成物を単離することにより、イソ
イミド化合物を得ることが出来る。次いで上記の処理に
よつて得られたイソイミドペニシリンをメチルヒドラジ
ン(非置換ヒドラジンまたはN−マージメチルヒドラジ
ンを使用してもよい)を用いて段階的に処理し、ついで
生成物を回収するかまたは/および所望の生成物および
特に用いるヒドラジンの種類によつてはさらに処理する
ことによつて選択的に開裂することが出来る。ヒドラジ
ン処理は上記の非プロトン溶媒の如き不活性有機溶媒中
、イソイミド化合物とヒドラジン1当量との反応を包含
する。
ヒドラジンの量は、いかなる過剰量の存在も避けるべく
注意しなければならない。従がつて、このような過剰量
を確実に避けるためにイソイミド化合物1当量に対しヒ
ドラジン1当量を越えない量を用い、典型的にはわずか
に不足量のヒドラジンを用いる。この反応を約−76℃
ないし室温、好ましくは約氷温(0℃)もしくはそれ以
下の比較的冷温度で行う。ヒドラジンを典型的にはイソ
イミド混合物が比較的冷反応温度である間に、イソイミ
ド混合物に加える。有機溶媒中イソイミド化合物の混合
物を反応温度に保持しこの間にヒドラジン(好ましくは
冷やしたもの)を加える。この反応は、むしろ急速に進
み、一般に、約1〜10分内で終了するが、さらに約5
分間反応せしめることが出来る。使用するヒドラジンお
よび所望の最終目的生成物の構造によつては、ヒドラジ
ン反応混合物をさらに特別処理に付す。使用するヒドラ
ジンがメチルヒドラジンまたはN−N!−ジメチルヒド
ラジンの場合、遊離の6アミノペニシリンが生成し、常
套の方法で簡単に単離することが出来るから、さらに処
理に付す必要はない。
使用するヒドラジンが非置換ヒドラジンの場合、遊離の
6−アミノペニシリンと副生物であるジケトフタラジン
との錯体が形成されるのでこれを分解しなければならな
い。
これは混合物を加熱するかもしくは酸で処理するか、ま
たはより容易には、加熱および酸処理の両者を組合せて
行うことにより完成される。加熱方法を用いる場合、反
応混合物を約50〜100℃で、約5〜20分間加熱す
ることにより錯体を分解し、生成した遊離のアミノ化合
物を常套の方法で回収することが出来る。
ジケトフタラジン錯体はヒドラジン反応混合物を酸で処
理することによりこれを分解することが出来る。
有機酸または無機酸のいかなる酸も有効に使用すること
が出来る。このような酸の代表例には、たとえば、塩酸
、臭化水素酸、燐酸、pトルエンスルホン酸、硫酸、ま
たはメタンスルホン酸などが包含される。これらの酸の
当量もしくは適当な過剰量、典型的にはイソイミド化合
物に対して約2当量を越えない量を用いる。好ましくは
、酸を加熱と組合せて用いる。すなわち、得られた反応
混合物を約50〜100℃に加熱して錯体の分解を進め
ることが出来る。加熱する温度により、反応は典型的に
は約5〜10分以内で完結する。酸を用いる場合、遊離
アミオペニシリンが酸付加塩の型で生成し、これを常套
の方法に従つて回収することが出来る。本発明方法で得
られるヒドラジン反応混合物をアシル基(6−アミノペ
ニシリンと結合して所望のアシルアミド基を形成するも
の。
)を含むアシルハライドとの処理に付せば、6−アシル
アミノペニシリンを生成せしめることができる。アシル
ハライド自体は、ジケトJャ^ラジン錯体が生成したら、
これを分解するのに十分に酸性であるから、アシルハラ
イドを使用すれば加熱または酸処理を必要とせず、ジケ
トフタラジン錯体を分解することができる。単に、適当
なアシルハライド(好ましくは対応するアシルクロリド
)を選択することによつて、ペニシリン分子中の6位に
アシル基を導人することが出来る。得られたアシルアミ
ノペニシリンは常套の方法で回収することが出来る。本
発明方法で出発物質として用いるペニシリンは式:〔式
中、R.RaおよびR1は前記と同意義。
〕で示される。上記式並びに本発明方法により得られる
種々の生成物を示す式におけるR1は水素またはカルボ
キシル保護基を表わす。
このカルボキシル保護基の性質は重要ではなく、当該分
野で知られているいかなる保護基も使用することが出来
る。しかし、エステルの酸処理または水素化によつて除
去し得るエステル残基であるのが好ましい。好ましい力
ルボキシル保護基には、たとえば、低級アルキル(好ま
しくは炭素数1〜4)、2・2・2−トリハロエチル、
ベンジル、p−ニトロベンジル、p−メトキシベンジル
、ベンズヒドリル、低級アルカノイルオキシメチル(好
ましくは炭素数2〜6)フエナシル、またはp−ハロフ
エナシル(上記ハロゲンはいずれも塩素、臭素または沃
素であつてよい。)が包含される。本発明方法で使用す
るイミドペニシリン化合物中のカルボキシルの好ましい
エステル残基の具体例には、たとえば、メチル、エチル
、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、Sec−
ブチル、イソブチル、t−ブチル、2・2・2−トリク
ロロエチル、2・2・2−トリブロモエチル、p−ニト
ロベンジル、ベンジル、pメトキシベンジル、ベンズヒ
ドリル、アセトキシメチル、ピバロイルオキシメチル、
プロピオンオキシメチル、フエナシル、p−クロロフエ
ナシル、またはp−プロモフエナシルが包含される。極
めて好ましいエステル残基はt−ブチル、ベンジル、p
−ニトロベンジル、p−メトキシベンジル、ベンジヒド
リル、および2・2・2−トリクロロエチルである。前
述の如く、上記式におけるR1はカルボキシル保護基に
加えて、水素であることも出来る。
すわち、遊離酸ペニシリンを本発明方法で用いることが
出来る。最も好ましくはR1は水素またはp−ニトロベ
ンジルである。
上記式中、ペニシリンの6位は2−カルボキシベンズア
ミド基(代表的にはフタルイミド基から誘導される)ま
たはマレアミド基を含む。
上記から明らかな如く、本発明方法によれば(2−カル
ボキシベンズアミド)−ペニシリンからフタルイソイミ
ドーペニシリンを経てアミノペニシリンへと段階的に進
む。
また、本発明方法はマレアミドペニシリンから出発する
ことも出来る。
この場合の反応の段階的な進行はマレアミド一からマレ
イソイミド一を経てアミノペニシリンへと進行する。以
下に本発明方法による代表的化合物変換例を示す。
生成物の収率は特に用いる反応試剤、反応試剤の相対的
な量および反応条件によつて変化することは理解される
はずである。p−メトキシベンジル 6−(2/一カル
ボキシベンズアミド)−ペニシラネート→p−メトキシ
ベンジル 6−フタルイソイミドペニシラネート→p−
メトキシベンジル 6−アミノペニシラネート。
上に示した最終生成物は遊離の6−アミノ化合物の型で
存在する。
しかし、本発明方法によれば、酸処理を用いる場合、酸
付加塩の型で得ることが出来る。ついでこの塩を常套の
方法でたやすく遊離の6−アミノ化合物に変換すること
が出来る。本発明方法に従がつて製造した生成物および
中間体は常套の方法によつて単離することが出来る。こ
れらの方法には、たとえば、クロマトグラフイーによる
分離、濾別、再結晶などの方法が包含される。本発明方
法による最終生成物がエステル体である時、遊離のアミ
ノ基の適当なアシル化方法に加えて、常套のエステル基
開裂方法により、この生成物を活性抗生物質に変換する
ことが出来る。
この脱エステル化はエステル体を酸(たとえばトリフル
オロ酢酸、塩酸)、または亜鉛および酸(たとえば荊峻
、酢酸、塩酸)で処理することにより達成することが出
来る。同様にエステル体を、硫酸バリウム、炭素、また
はアルミナなどの懸濁液中もしくは担体上、パラジウム
、ロジウムまたはその化合物の存在下で水素化すること
によつて達成することが出来る。製造例 A 6−(27−カルボキシベンズアミド)ペニシラン酸ベ
ンズヒドリルの製造:テトラヒドロフラン50m1中、
6−フタルイミドペニシラン酸ベンズヒドリル2.56
y(5ミリモル)の溶液に硫化二ナトリウム・9水和物
1.357(5.5ミリモル)および氷水50m1をO
℃で加える。
0゜Cで10分後、1.0N塩酸5m1を加え、混合物
を減圧下で容量約50m1に濃縮し、酢酸エチル50m
1で2回洗浄する。
濃塩酸を用いて、水層のPHを4,0に調節し、ついで
酢酸エチル50m1で抽出する。酢酸エチル層をブライ
ンで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥する。これを減
圧下で蒸発させて、6−(27−カルボキシベンズアミ
ド)ペニシラン酸ベンズヒドリルを無色泡沫として得る
。NMR(CDCl3):73(3、s)、92(3、
s)、269(1、S,.H−3)、335〜355(
2、m1アゼチジノンH)、413(1、S、(C6H
5)2CH)および430〜480Hz(14、M,.
ArH)。
製造例 B6−(2!一カルボキシベンズアミド)ペニ
シラン酸p−メトキシベンジルの製造:テトラヒドロフ
ラン50m1中、6−フタルイミドペニシラン酸p−メ
トキシベンジル2.337(5ミリモル)の溶液に硫化
二ナトリウム・9水和物1.357(約5.5ミリモル
)および氷水50m1を加える。
O℃で12分後、1.0N塩酸5m1を加え、減圧下で
混合物の容量を約50m1に濃縮する。混合物を酢酸エ
チル50m1で2回洗浄する。濃塩酸を用い水層のPH
を4.1に調節し、ついで酢酸エチル35mjで抽出す
る。酢酸エチル抽出液をブラインで洗浄し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥する。減圧下で蒸発乾固して、6−(2
″一カルボキシベンズアミド)ペニシラン酸p−メトキ
シベンジル2.357を無色泡沫として得る。NMR(
CDCl3):82(3、s)、92(3、s)、22
7(3、S,.OMe)、263(1、S,.H−3)
、305(2、SlCH2)、330〜350(2、m
、β−ラクタムH)、400〜480(8、M,.Ar
H)、および630Hz(1広いS,.COOH)。
実施例 1 6−フタルイソイミドペニシラン酸ベンズヒドリルの製
造:A.無水トリフルオロ酢酸を使用する方法:乾燥ジ
オキサン10m1中、6−(2′一カルボキシベンズア
ミド)ペニシラン酸ベンズヒドリル530▼(1ミリモ
ル)の溶液にトリエチルアミン0.14m1(1ミリモ
ル)および無水トリフルオロ酢酸0.15m1(1ミリ
モル)を加える。
室温で10分後、黄色反応混合物を氷水(および氷約2
0y)50m1に注ぐ。水層中の氷が解けた後、明黄色
沈澱をf取し、黄色無定形固体290〜(乾燥後)を得
る。NMRスペクトルは6−フタルイソイミドペニシラ
ン酸ベンズヒドリルのそれと一致する。NMR(CDC
l3):JモV(3、s)、99(3、s)、278(1
、S..H−3)、342(2、Q..J−4.0、ア
ゼチジノンH)、420(1、s、(C6H5)2CH
)および430〜490(14、M,.ArH)。
B.N−N−ジシクロヘキシルカルボジイミドを使用す
る方法:メチレンクロリド7ml中、6−(2′一カル
ボキシベンズアミド)ペニシラン酸ベンズヒドリル26
5η(0.5ミリモル)の溶液にN・N5一ジシクロヘ
キシルカルポジイミド102ワ(0.5ミリモル)を加
える。
室温で1/2時間後、反応混合物を▲過し、沢液を減圧
下で蒸発乾固する。粗生成物のNMRスペクトルはそれ
が清浄な6−フタルイソイミド々ニシラン酸ベンズヒド
リルであることを示している。実施例 2 6−アミノペニシラン酸ベンズヒドリルの製造:乾燥テ
トラヒドロフラン35m1中、6−フタルイソイミドペ
ニシラン酸ベンズヒドリル1ミリモルの溶液にテトラヒ
ドロフラン5m1中、メチルヒドラジン0.053m1
(1ミリモル)の溶液を一76℃で加える。
ついで溶液をドライアイス−アセトン浴からとりはずし
1時間を要して室温まであたためる。反応混合物を減圧
下で蒸発乾固し、生成した残渣をクロロホルム15m1
に溶解する。混合物を室温で1時間放置し、この間にメ
チルフタルヒドラジド(融点243〜245℃)を沈澱
させる。これを沢過し、沢液を減圧下で蒸発させて明色
の泡沫を得、これを酢酸エチル20m1に溶解し、0.
05N塩酸10m1で2回洗浄する。酸性水層抽出物を
合し、酢酸エチル25m1および10%炭酸水素ナトリ
ウム溶液25dからなるスラリーを攪拌しつつこれに滴
加する。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥する。これを蒸発させて無色泡沫を得
る。この泡沫の薄層クロマトグラフイ一およびNMRス
ペクトルは標記化合物の構造と一致する。実施例 3 6−フタルイソイミドペニシラン酸の製造:A.無水ト
リフルオロ酢酸を使用する方法:乾燥ジオキサン15m
1中、6−(2′一カルボキシベンズアミド)ペニシラ
ン酸364η(1ミリモル)の溶液にトリエチルアミン
0.42m1(3ミリモル)、ついで無水トリフルオロ
酢酸0.30m1(2ミリモル)を室温で加える。
15分後、黄色反応混合物を水50m1、氷207およ
ひrりエチルアミン0.07m1(0.5ミリモル)の
混合物に注ぐ。
生成した沈澱を細かく砕きこれを戸取、水洗、減圧下で
乾燥して、明黄色無定形固体190ワを得る。NMRス
ペクトルは微量の6−フタルイミドペニシラン酸の存在
を示すが、生成物の大部分は6−フタルイソイミドペニ
シラン酸として同定される。NMR(CDCl3):9
9(3、s)、104(3、s)、277(1、S..
H−3)、344(2、q一単一状、アゼチジノンH)
、および472Hz(4、M..ArH)。
B.N−N′−ジシクロヘキシルカルボジイミドを使用
する方法:メチレンクロリド40m1中、6−(2′一
カルボキシベンズアミド)ペニシラン酸1.45y(4
ミリモル)の溶液にN−Nしシンクロヘキシルカルボジ
イミド1.07(4ミリモル)を加える。
室温で1/2時間後、反応混合物を▲過し、▲液を減圧
下で蒸発乾固する。生成物のNMRはフタルイソイミド
およびフタルイミドそれぞれ3:1の混合物であること
を示す。実施例 46−フタルイソイミドペニシラン酸
p−メトキシベンジルの製造:クロロギ酸エチル0.2
m1(2ミリモル)をテトラヒドロフラン15Tn1中
6−(2!一カルボキシベンズアミド)ペニシラン酸p
−メトキシベンジル968m9(2ミリモル)およびト
リエチルアミン0.27m1(2ミリモル)の溶液にO
℃で加える。
0℃で15分後、混合物を室温まであた匁め、▲過し、
▲液を減圧下で蒸発乾固する。
粗生成物を酢酸エチル20m1に溶解し、10%炭酸水
素ナトリウム、水、およびブラインで順次洗浄する。硫
酸マグネシウム上で乾燥した後、酢酸エチル溶液を減圧
下で蒸発乾固して6−フタルイミドペニシラン酸p−メ
トキシベンジルを明黄色泡沫として得る。NMR(CD
Cl3):84(3、s)、98(3、s)、23、2
30(3、SlOMe)、271(1、s、3−H)、
309(2、S.CH2)、338(2、Q.J−4.
0Hz、アゼチジノンH)、410〜490Hz(8、
M.ArH)。
実施例 5 6−アミノペニシラン酸P−46トキシベンジルの製造
:乾燥テトラヒドロフラン35m1中、6−フタルイソ
イミドペニシラン酸p−メトキシベンジル480Tn9
(1ミリモル)の溶液にテトラヒドロフラン5m1中、
メチルヒドラジン0.053m1(1ミリモル)の溶液
を−76℃で加える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、RおよびR_aはこれらが結合する炭素原子と
    合して形成されるオルトフェニレン環を表わで示される
    化合物を式: H_2NNHCH_3 で示されるメチルヒドラジンと反応させて対応する6−
    アミノペニシリンを遊離塩基もしくは酸付加塩の形で生
    成せしめることを特徴とするペニシリン類の開裂方法。 2 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、RおよびR_aはこれらが結合する炭素原子と
    合して形成されるオルトフェニレン環を表わし、R_1
    は水素またはカルボキシル保護基を表わす。 〕で示される化合物のアミド(酸)基を開裂するにあた
    り、上記化合物を脱水して式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R、R_aおよびR_1は前記と同意義。 〕で示される対応するイソイミドを形成せしめ、次いで
    これを式: H_2NNHCH_3 で示されるメチルヒドラジンと反応させて対応する6−
    アミノペニシリンを遊離塩基もしくは酸付加塩の形で生
    成せしめることを特徴とするペニシリン類の開裂方法。
JP49070087A 1973-06-18 1974-06-18 ペニシリン類およびセフアロスポリン類の開裂方法 Expired JPS5926630B2 (ja)

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US371095 1973-06-18

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BE816409A (fr) 1974-12-17
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