JPS5926522B2 - 熱収縮包装体の製法 - Google Patents
熱収縮包装体の製法Info
- Publication number
- JPS5926522B2 JPS5926522B2 JP13852281A JP13852281A JPS5926522B2 JP S5926522 B2 JPS5926522 B2 JP S5926522B2 JP 13852281 A JP13852281 A JP 13852281A JP 13852281 A JP13852281 A JP 13852281A JP S5926522 B2 JPS5926522 B2 JP S5926522B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- container
- heat
- flange
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closing Of Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱収縮性□軸延伸フィルムを蓋材料に使用し、
該フィルムを容器外側部でシュリンクし、次いで該容器
のフランジ面でシールした包装体を得る方法に関するも
のである。
該フィルムを容器外側部でシュリンクし、次いで該容器
のフランジ面でシールした包装体を得る方法に関するも
のである。
現在食品等の分野でストレッチ包装体やヒートシール包
装体を多く見る事が出来るが、いずれも包装体としての
充分な機能を満足する迄に至つていない。
装体を多く見る事が出来るが、いずれも包装体としての
充分な機能を満足する迄に至つていない。
ストレッチ包装体においては、容器の密封性が不充分な
為汁洩れ等液状内容物の浸潤が起こる。他方ヒートシー
ル包装体では第1図の如く、容器1上のフィルム2のパ
リが悪いこと及びヒートシール部の周縁部3でフィルム
がカットしきれず残つてしまい外観をそこなうなど商品
として好ましくない。本発明の方法による熱収縮包装体
は、ストレッチ包装体に見られる液状内容物等の洩れを
完全に防止すると共に、ヒートシール包装体の外観的欠
点を同時に解決するものである(第2図)。
為汁洩れ等液状内容物の浸潤が起こる。他方ヒートシー
ル包装体では第1図の如く、容器1上のフィルム2のパ
リが悪いこと及びヒートシール部の周縁部3でフィルム
がカットしきれず残つてしまい外観をそこなうなど商品
として好ましくない。本発明の方法による熱収縮包装体
は、ストレッチ包装体に見られる液状内容物等の洩れを
完全に防止すると共に、ヒートシール包装体の外観的欠
点を同時に解決するものである(第2図)。
さらに本発明による包装体は、二軸延伸フィルムを用い
ている為薄いシート乃至フィルムを使いながら強度的に
も優れた包装体である。蓋材となる熱収縮性二軸延伸フ
ィルムは単一フィルムの場合には10〜100μ(望ま
しくは25〜60μ)の二軸延伸フィルムであり、その
収縮率は10〜40%のものが望ましい。
ている為薄いシート乃至フィルムを使いながら強度的に
も優れた包装体である。蓋材となる熱収縮性二軸延伸フ
ィルムは単一フィルムの場合には10〜100μ(望ま
しくは25〜60μ)の二軸延伸フィルムであり、その
収縮率は10〜40%のものが望ましい。
次に、本発明の包装体を製造する方法を図に示した実施
例によつて説明する。
例によつて説明する。
先づ第3図に示した如く熱収縮性二軸延伸フィルム4を
容器5のフランジ部6の周囲面積より広い面積に打抜き
、容器5のフランジ6上にのせる。ここでフィルム4の
打抜き面積、形状等は容器5の形状、フィルム4の収縮
率等により変える必要がある。又フィルム4の材料とし
ては、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン
等シール出来るフィルム及びそれらのラミネートフィル
ムであればよい。
容器5のフランジ部6の周囲面積より広い面積に打抜き
、容器5のフランジ6上にのせる。ここでフィルム4の
打抜き面積、形状等は容器5の形状、フィルム4の収縮
率等により変える必要がある。又フィルム4の材料とし
ては、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン
等シール出来るフィルム及びそれらのラミネートフィル
ムであればよい。
次に第4図の如く、打抜いたフィルム4を押え板Tによ
り容器5のフランジ部6に固定させる。
り容器5のフランジ部6に固定させる。
押え板7はフィルム4が収縮変形しない温度に保つ。フ
ランジ部6より、はみ出した部分8を折り曲げ治具9を
用いて、容器5のフランジ部6より下方に折り曲げ、は
み出し部分8を熱風方式、インパルス方式、高周波方式
等で均一加熱すると、第6図の如くはみ出し部分8は収
縮変形して、容器5のフランジ外側部10で密着しキャ
ップとしての機能を果すことが可能となる。ここで、押
え板7下のフイルム4にシワが残る場合は、押え板7を
上昇させた後、フイルム4を熱風等でさらに均一加熱す
ればシワのなり張りのある仕土りが得かれる。次に、フ
イルム4によつてキヤツプされた容器5を、第7図に示
した如く、容器つき上げ治具11の内蔵した収容金型兼
シール台12の上にのせ、熱遮断板13でフイルム4を
熱から保護し、熱収縮を防ぐ。
ランジ部6より、はみ出した部分8を折り曲げ治具9を
用いて、容器5のフランジ部6より下方に折り曲げ、は
み出し部分8を熱風方式、インパルス方式、高周波方式
等で均一加熱すると、第6図の如くはみ出し部分8は収
縮変形して、容器5のフランジ外側部10で密着しキャ
ップとしての機能を果すことが可能となる。ここで、押
え板7下のフイルム4にシワが残る場合は、押え板7を
上昇させた後、フイルム4を熱風等でさらに均一加熱す
ればシワのなり張りのある仕土りが得かれる。次に、フ
イルム4によつてキヤツプされた容器5を、第7図に示
した如く、容器つき上げ治具11の内蔵した収容金型兼
シール台12の上にのせ、熱遮断板13でフイルム4を
熱から保護し、熱収縮を防ぐ。
この時、熱遮断板の大きさは、フィルム4の種類、厚み
、収縮率及び容器形状等により決定されるがほぼ容器内
径と等しいものであればよい。次いで熱盤14を下降し
ヒートシールを行う。本発明による包装体は熱盤加熱の
他にインパルス、高周波及び超音波シールによつても同
様に得ることが出来る。以上実施例により更に詳細に説
明する。
、収縮率及び容器形状等により決定されるがほぼ容器内
径と等しいものであればよい。次いで熱盤14を下降し
ヒートシールを行う。本発明による包装体は熱盤加熱の
他にインパルス、高周波及び超音波シールによつても同
様に得ることが出来る。以上実施例により更に詳細に説
明する。
実施例 1
厚み30μの熱収縮性二軸延伸ポリプロピレンフイルム
(130℃10秒の加熱収縮率40%)を直径130m
mの円形を打抜いた後、内容物を充した100mmφポ
リプロピレン容器のフランジ上に置き、押え板で固定し
た後フイルム折り曲げ装置を用いてフイルムの容器フラ
ンジ部よりはみ出した部所を下方向に折り曲げ、フィル
ムの折り曲げられ部所を180℃の熱風にて横方向より
1秒間加熱した所、折り曲げられた部所は収縮変形し容
器にキャップすることが出来た。
(130℃10秒の加熱収縮率40%)を直径130m
mの円形を打抜いた後、内容物を充した100mmφポ
リプロピレン容器のフランジ上に置き、押え板で固定し
た後フイルム折り曲げ装置を用いてフイルムの容器フラ
ンジ部よりはみ出した部所を下方向に折り曲げ、フィル
ムの折り曲げられ部所を180℃の熱風にて横方向より
1秒間加熱した所、折り曲げられた部所は収縮変形し容
器にキャップすることが出来た。
さらにフイルムでキャツプされた容器のフランジ部を、
2.0秒間熱盤温度190℃で圧着した所、美しい熱収
縮ヒートシール包装体が得られた。この包装体を100
℃熱湯中に5分間加熱したが収縮によるフィルムの破れ
変形等は全くみられなかつた。実施例 2 厚み40μの熱収縮性二軸延伸ポリ塩化ビニルフイルム
(130′C、10秒の加熱収縮率40%)を直径13
0mmの円形に打抜いた後、内容物を充填した100m
mφ硬質ポリ塩化ビニル容器のフランジ上に置き、押え
板で固定した後フイルム折り曲げ装置を用いてフイルム
の容器フランジ部よりはみ出した部所を下方向に折り曲
げられた部所を150℃の熱風にて横方向より1秒間加
熱した所、折り曲げられた部所は、収縮変形し容器にキ
ヤツプすることが出来た。
2.0秒間熱盤温度190℃で圧着した所、美しい熱収
縮ヒートシール包装体が得られた。この包装体を100
℃熱湯中に5分間加熱したが収縮によるフィルムの破れ
変形等は全くみられなかつた。実施例 2 厚み40μの熱収縮性二軸延伸ポリ塩化ビニルフイルム
(130′C、10秒の加熱収縮率40%)を直径13
0mmの円形に打抜いた後、内容物を充填した100m
mφ硬質ポリ塩化ビニル容器のフランジ上に置き、押え
板で固定した後フイルム折り曲げ装置を用いてフイルム
の容器フランジ部よりはみ出した部所を下方向に折り曲
げられた部所を150℃の熱風にて横方向より1秒間加
熱した所、折り曲げられた部所は、収縮変形し容器にキ
ヤツプすることが出来た。
さらに、フイルムでキヤツプされた容器のフランジ部を
2.0秒間熱盤温度160℃で圧着したところ、美しい
熱収縮ヒートシール包装体が得られた。
2.0秒間熱盤温度160℃で圧着したところ、美しい
熱収縮ヒートシール包装体が得られた。
第1図は従来のヒートシール包装体の断面図の一例。
Claims (1)
- 1 熱収縮性2軸延伸フィルムを容器のフランジ部の周
囲面積より広い面積に打抜き、容器のフランジ上に置き
、押え板で固定した後フィルム折り曲げ治具により容器
フランジ部よりはみ出した該フィルムを下方向に折り曲
げて加熱してキヤビング等、容器つき上げ治具を内蔵し
た収容金型兼シール台内に入れ、熱遮断板を該フィルム
に接しさせた状態で熱盤を下降させヒートシールして包
装体を得る方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13852281A JPS5926522B2 (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 熱収縮包装体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13852281A JPS5926522B2 (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 熱収縮包装体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5777419A JPS5777419A (en) | 1982-05-14 |
JPS5926522B2 true JPS5926522B2 (ja) | 1984-06-28 |
Family
ID=15224107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13852281A Expired JPS5926522B2 (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 熱収縮包装体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926522B2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP13852281A patent/JPS5926522B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5777419A (en) | 1982-05-14 |
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