JPS592644B2 - 車両の室内温度制御装置 - Google Patents
車両の室内温度制御装置Info
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- JPS592644B2 JPS592644B2 JP57683A JP57683A JPS592644B2 JP S592644 B2 JPS592644 B2 JP S592644B2 JP 57683 A JP57683 A JP 57683A JP 57683 A JP57683 A JP 57683A JP S592644 B2 JPS592644 B2 JP S592644B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00735—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
- B60H1/0075—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models the input being solar radiation
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- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は路上車両の室内温度を自動的に目標値に近ずけ
る制御を行なう温度制御力法に関し、さらには太陽の熱
輻射の室内への入射に対して乗員により快適な温度制御
感を与える温度制御装置に関する。
る制御を行なう温度制御力法に関し、さらには太陽の熱
輻射の室内への入射に対して乗員により快適な温度制御
感を与える温度制御装置に関する。
従来、この種の装置は日射を検出するための検出器を備
えて、日射の大きさに応じて温度調節量を補正するよう
に構成されるが、その検出器としては日射量を光量また
は熱量で検出するものが提案されており、いまのところ
は日射の量を熱的に検出するものが主流である。
えて、日射の大きさに応じて温度調節量を補正するよう
に構成されるが、その検出器としては日射量を光量また
は熱量で検出するものが提案されており、いまのところ
は日射の量を熱的に検出するものが主流である。
代表的な例よして、実開昭51−118643号にある
ように、日射の輻射熱(熱的大きさ)を感知するように
配置したサーミスタを用いることが知られる。
ように、日射の輻射熱(熱的大きさ)を感知するように
配置したサーミスタを用いることが知られる。
しかしながらこの公知の検出器は日射による輻射熱を絶
対的な値として検出するのでなく、常に車室内の代表温
度の影響を受けるようになっているので、日射の熱的大
きさを正確に検出することができず、精度の高い温度調
節を行なうには問題がある。
対的な値として検出するのでなく、常に車室内の代表温
度の影響を受けるようになっているので、日射の熱的大
きさを正確に検出することができず、精度の高い温度調
節を行なうには問題がある。
この発明は上記問題点に鑑みて、なるべく簡単な構成で
日射の熱的大きさを絶対的な値として検出することがで
き、良好な温度調節を行なわしめる空気調和制御を提供
することを目的とする。
日射の熱的大きさを絶対的な値として検出することがで
き、良好な温度調節を行なわしめる空気調和制御を提供
することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明の特徴は、日射のた
めに車室内に温度分布が生じることに着目して、車室内
の日射を受ける部分の温度と日射を受けない部分の温度
表を別々に検出し、その検出した温度信号を差動増幅器
に入力してその差信号から日射の熱的大きさを決定する
こさで、絶対的な値として日射の熱的大きさを検出する
ようにし、しかも日射を受けない部分の温度はそのまま
車室内の代表温度として扱えるようにすることである。
めに車室内に温度分布が生じることに着目して、車室内
の日射を受ける部分の温度と日射を受けない部分の温度
表を別々に検出し、その検出した温度信号を差動増幅器
に入力してその差信号から日射の熱的大きさを決定する
こさで、絶対的な値として日射の熱的大きさを検出する
ようにし、しかも日射を受けない部分の温度はそのまま
車室内の代表温度として扱えるようにすることである。
以下本発明を添付図面に示す実施例について説明する。
第1図は本発明を適用した温度制御装置の主な機能要素
の配置を示し、101は外気導入口、102は内気導入
口、103はこの両溝入口101、102を開閉する内
外気切換ダンパ、104はプロワモータ、105は冷房
装置の冷媒蒸発器によりなる冷却器、106はエンジン
冷却水を熱源とする加熱器、106はエンジン冷却水を
熱源とする加熱器(ヒークコア)で、通風ダクト107
内で冷却器105下流に直列に設けられている。
の配置を示し、101は外気導入口、102は内気導入
口、103はこの両溝入口101、102を開閉する内
外気切換ダンパ、104はプロワモータ、105は冷房
装置の冷媒蒸発器によりなる冷却器、106はエンジン
冷却水を熱源とする加熱器、106はエンジン冷却水を
熱源とする加熱器(ヒークコア)で、通風ダクト107
内で冷却器105下流に直列に設けられている。
108は温度調整ダンパで、加熱器106を通る空気と
バイパス通路109を通る空気との割合を調整すること
により加熱器106による加熱量を調整するものである
。
バイパス通路109を通る空気との割合を調整すること
により加熱器106による加熱量を調整するものである
。
110は車両室内への吹出口、111はダンパ108を
開閉させるダイヤフラム作動器、112はこのダイヤフ
ラム作動器111に供給する負圧を調整する負圧調整器
で、2個の電磁弁113,114を内蔵し、この2個の
電磁弁113,114によって負圧管115および大気
開口116をそれぞれ開閉する構造にしである。
開閉させるダイヤフラム作動器、112はこのダイヤフ
ラム作動器111に供給する負圧を調整する負圧調整器
で、2個の電磁弁113,114を内蔵し、この2個の
電磁弁113,114によって負圧管115および大気
開口116をそれぞれ開閉する構造にしである。
これら各機能要素の細部と役割については公知のものと
同等であり、前記パンダ108の開度を変えることによ
って吹出空気の温度を変化し、もって室内の温度を変え
ることができるのである。
同等であり、前記パンダ108の開度を変えることによ
って吹出空気の温度を変化し、もって室内の温度を変え
ることができるのである。
なお、これらのことは日本電装株式会社の発行した「デ
ンソ−技報INO,246,1978年11月号等を参
照してもよい。
ンソ−技報INO,246,1978年11月号等を参
照してもよい。
第2図は第1図に示す各機能要素と作動的に結合される
温度制御回路を示すものである。
温度制御回路を示すものである。
この温度制御回路は機能的に分けて、各種の制御入力条
件に応じて電磁弁113,114を開閉し温度調整ダン
パ108の開度を制御し、車両の室内温度を設定された
目標値に近ずけるダンパ制御回路1と、車両の室内に入
射する熱輻射量に応じた電気信号を生じ所定の条件下に
おいての電気信号をダンパ制御回路1の制御入力条件を
変化させるように補正作用する補正回路2吉、車両の室
内に入射する光量が所定値以上かを判定して、所定値以
上である場合に前記補正回路2による補正作用を可能に
する判定回路3とから構成されている。
件に応じて電磁弁113,114を開閉し温度調整ダン
パ108の開度を制御し、車両の室内温度を設定された
目標値に近ずけるダンパ制御回路1と、車両の室内に入
射する熱輻射量に応じた電気信号を生じ所定の条件下に
おいての電気信号をダンパ制御回路1の制御入力条件を
変化させるように補正作用する補正回路2吉、車両の室
内に入射する光量が所定値以上かを判定して、所定値以
上である場合に前記補正回路2による補正作用を可能に
する判定回路3とから構成されている。
4は車載直流電源、5はイグニッションスイッチ、6は
温度制御回路の作動スイッチであり、両スイッチ5,6
の閉成時に温度制御回路を作動状態にする。
温度制御回路の作動スイッチであり、両スイッチ5,6
の閉成時に温度制御回路を作動状態にする。
作動スイッチ6はブロワモータ104に通電するスイッ
チ(図示せず)と連動しておりまた、冷却器105およ
び加熱器106を作動状能にするスイッチ(図示せず)
と連動している。
チ(図示せず)と連動しておりまた、冷却器105およ
び加熱器106を作動状能にするスイッチ(図示せず)
と連動している。
前記ダンパ制御回路1において、11はポテンシオメー
タ11a1内気センサ11b1外気センサ11c1エミ
ツタ抵抗11d、トランジスタ11e、特性調整抵抗1
1fから成る温度検出回路である。
タ11a1内気センサ11b1外気センサ11c1エミ
ツタ抵抗11d、トランジスタ11e、特性調整抵抗1
1fから成る温度検出回路である。
ここで内気センサ11bは車両の室内の直射日光を受け
ない位置に配置され車室内温度を測定する温度係数が負
の感熱抵抗素子、外気センサ11cは車室外温度を測定
する温度係数が負の感熱抵抗素子で、車室内温度が車室
外温度に影響されるのを補正する。
ない位置に配置され車室内温度を測定する温度係数が負
の感熱抵抗素子、外気センサ11cは車室外温度を測定
する温度係数が負の感熱抵抗素子で、車室内温度が車室
外温度に影響されるのを補正する。
また、センサ11b。11cは温度係数が直線の部分を
使用するかもしくは抵抗11f等により直線になるよう
に補正しであるものとする。
使用するかもしくは抵抗11f等により直線になるよう
に補正しであるものとする。
ポテンショメータ11aは温度調節ダンパ108の作動
量を負帰還して制御系を安定化するために用いられる。
量を負帰還して制御系を安定化するために用いられる。
12は目標温度設定用可変抵抗12a、エミツク抵抗1
2b、トランジスタ12c、゛不感帯パ設定抵抗12d
、バイアス抵抗12eからなる温度設定回路である。
2b、トランジスタ12c、゛不感帯パ設定抵抗12d
、バイアス抵抗12eからなる温度設定回路である。
13はエミツク抵抗13a、トランジスタ13b、抵抗
13cからなる定電流制御回路で、トランジスタ13b
のベース、コレクタおよび前記トランジスタ11e、1
2cの各ベースは共通に接続しである。
13cからなる定電流制御回路で、トランジスタ13b
のベース、コレクタおよび前記トランジスタ11e、1
2cの各ベースは共通に接続しである。
そして、定電流制御回路13の作用によって、温度検出
回路11のトランジスタ11eのコレクタ電流はエミツ
ク抵抗11dによって決まる一定の値となり、トランジ
スタ11eのコレクタの電圧v1はその電流値と、ポテ
ンシオメータ11a1内気センサ11b、外気センサ1
1cの合成抵抗値との積となる。
回路11のトランジスタ11eのコレクタ電流はエミツ
ク抵抗11dによって決まる一定の値となり、トランジ
スタ11eのコレクタの電圧v1はその電流値と、ポテ
ンシオメータ11a1内気センサ11b、外気センサ1
1cの合成抵抗値との積となる。
−力、温度設定回路12においてはエミツク抵抗12b
によって決まる一定の電流がコレクタ電流が流れ、その
電流値と抵抗12a 、12b 、12cの合成抵抗値
との積になる電圧■2がトランジスタ12Gのコレクタ
に発生し、その電流値と抵抗12a 、12eの合成抵
抗値との積になる電圧■3が抵抗12d。
によって決まる一定の電流がコレクタ電流が流れ、その
電流値と抵抗12a 、12b 、12cの合成抵抗値
との積になる電圧■2がトランジスタ12Gのコレクタ
に発生し、その電流値と抵抗12a 、12eの合成抵
抗値との積になる電圧■3が抵抗12d。
12c間に発生する。
14は前記回路11,12.13と協働して比較回路を
なす比較回路である。
なす比較回路である。
14a 、14bは比較器で、比較器14aは電圧■1
が電圧■3より小さいときすなわち制御対象の測定温度
が目標温度の下限より低いとき出力線14a−1のレベ
ルを「0」とし、比較器14bは電圧V、が電圧v2よ
り大きいときすなわち制御対象の温度が目標温度の上限
より高いとき、出力線14b−1のレベルを「0」とす
る。
が電圧■3より小さいときすなわち制御対象の測定温度
が目標温度の下限より低いとき出力線14a−1のレベ
ルを「0」とし、比較器14bは電圧V、が電圧v2よ
り大きいときすなわち制御対象の温度が目標温度の上限
より高いとき、出力線14b−1のレベルを「0」とす
る。
そして、これら両比較器14a。14bはいわゆるウィ
ンドコンパレークを構成する。
ンドコンパレークを構成する。
14c、14dはそれぞれ比較器14a、14bの比較
反転レベルにヒステリシスを付加するための帰還抵抗で
ある。
反転レベルにヒステリシスを付加するための帰還抵抗で
ある。
15は比較器14a 、14bの比較信号を反転増幅す
る増幅回路で、出力線14a−1が「0」レベルのさき
トランジスタ15aがオフ、トランジスタ15bがオン
となって電磁弁113を付勢開放し、車室内の温度上昇
させるべく温度調整ダンパ108を3点方向に吸引する
。
る増幅回路で、出力線14a−1が「0」レベルのさき
トランジスタ15aがオフ、トランジスタ15bがオン
となって電磁弁113を付勢開放し、車室内の温度上昇
させるべく温度調整ダンパ108を3点方向に吸引する
。
また出力線14b−1がr−Ojレベルのときトランジ
スタ15cがオフ、トランジスタ15dがオンとなって
電磁弁114を付勢開放し、車室内の温度を下降させる
べく温度調整ダンパ108を5点方向に押し返す。
スタ15cがオフ、トランジスタ15dがオンとなって
電磁弁114を付勢開放し、車室内の温度を下降させる
べく温度調整ダンパ108を5点方向に押し返す。
出力線14a−1,14b−1の2つの比較信号かいず
れも「1」レベルのときは両電磁弁113,114は消
勢閉成し、温度調整ダンパ108の開度を保って車室内
温度を保つ。
れも「1」レベルのときは両電磁弁113,114は消
勢閉成し、温度調整ダンパ108の開度を保って車室内
温度を保つ。
温度制御の基本の作動は温度検出回路11の検出電圧■
1が、温度設定回路12の2つの設定電圧■2.■3の
中間に位置するように温度調整ダンパ108の開度を決
定することである。
1が、温度設定回路12の2つの設定電圧■2.■3の
中間に位置するように温度調整ダンパ108の開度を決
定することである。
そしてこの温度制御は次式を満足するように行なわれる
。
。
ただし、■1°:トランジスタ11eのコレクク電流、
R1:内気センサ11bの抵抗値、
Ro :外気センサ11cの抵抗値、
Rp:ポテンショメーク11aの抵抗値、■1°:トラ
ンジスタ12cのコレクク電流、R8:温度設定用可変
抵抗12aと固定抵抗12eとの直列合成抵抗値、 Rh:不感帯設定抵抗12dの抵抗値。
ンジスタ12cのコレクク電流、R8:温度設定用可変
抵抗12aと固定抵抗12eとの直列合成抵抗値、 Rh:不感帯設定抵抗12dの抵抗値。
前記補正回路2において、21.22は太陽からの熱輻
射を電圧信号に変換する変換回路である。
射を電圧信号に変換する変換回路である。
変換回路21は、内気センサ11bの両端電圧を分圧す
る2個の分圧抵抗21a、21b、熱輻射センサ21c
1エミツク抵抗21d、l−ランジスク21e、および
差動増幅器21fからなり、内気センサ11bの抵抗値
と熱輻射センサ21cの抵抗値との差に応じた電圧を発
生する。
る2個の分圧抵抗21a、21b、熱輻射センサ21c
1エミツク抵抗21d、l−ランジスク21e、および
差動増幅器21fからなり、内気センサ11bの抵抗値
と熱輻射センサ21cの抵抗値との差に応じた電圧を発
生する。
熱輻射センサ2icは内気センサ11bとほぼ同じ温度
−電圧降下特性を持たせた感熱抵抗素子で、温度−抵抗
特性を調整するとともにエミツク抵抗21dが調整され
ている。
−電圧降下特性を持たせた感熱抵抗素子で、温度−抵抗
特性を調整するとともにエミツク抵抗21dが調整され
ている。
熱輻射センサ21cは太陽から直射日光を受ける位置、
例えばメータパネルの上に配設されている。
例えばメータパネルの上に配設されている。
トランジスタ21eのベースは定電流制御回路13のベ
ースと接続され、熱輻射センサ21cに一定の電流を流
し、抵抗値に応じた電圧を生じさせる。
ースと接続され、熱輻射センサ21cに一定の電流を流
し、抵抗値に応じた電圧を生じさせる。
なお、前記抵抗21a。21bは十分抵抗値を大きく設
定しである。
定しである。
変換回路22cは変換回路21からの電圧信号に一定の
バイアスを付加する回路で、基準電圧を発生する分圧抵
抗22a 、22b吉差動増幅器22cとからなる。
バイアスを付加する回路で、基準電圧を発生する分圧抵
抗22a 、22b吉差動増幅器22cとからなる。
23は差動増幅器23a、トランジスタ23b、電流調
整抵抗23cからなる公知の電圧−電流変換回路で、変
換回路22の電圧信号を電流信号に変換して前記温度設
定回路に供給し、電圧V2 。
整抵抗23cからなる公知の電圧−電流変換回路で、変
換回路22の電圧信号を電流信号に変換して前記温度設
定回路に供給し、電圧V2 。
■3を変化させる。
差動増幅器23aの動作電源は判定回路3によって供給
有無が切替えられるようになっている。
有無が切替えられるようになっている。
前記判定回路3は、光センサ31、分圧抵抗32、コン
デンサ33、基準電圧用分圧抵抗34゜35、比較器3
6、その帰還抵抗37およびスイッチングトランジスタ
38.39からなる。
デンサ33、基準電圧用分圧抵抗34゜35、比較器3
6、その帰還抵抗37およびスイッチングトランジスタ
38.39からなる。
車室内に入射する光量を光センサ31で抵抗値として検
出し分圧抵抗32との接続点に光量に応じた電圧信号■
4を生じる。
出し分圧抵抗32との接続点に光量に応じた電圧信号■
4を生じる。
この電圧信号■4は比較器36によって分圧抵抗34.
35の基準電圧と比較されその比較信号によってトラン
ジスタ38゜39のオンオフがなされる。
35の基準電圧と比較されその比較信号によってトラン
ジスタ38゜39のオンオフがなされる。
光センサ31は硫化カドミウムセル等の公知の感光抵抗
体よりなり、車室内の例えばメータパネル上に上方から
の光を受けるように配置され、車室内に入射される光量
が多いほど内部抵抗値が減少して電圧信号V4を大きく
する。
体よりなり、車室内の例えばメータパネル上に上方から
の光を受けるように配置され、車室内に入射される光量
が多いほど内部抵抗値が減少して電圧信号V4を大きく
する。
コンデンサ33は光量の瞬間的な変化を除去するフィル
タをなす。
タをなす。
光量を示す単位としてここでは照度(ルクス)が用いら
れ、通常直射日光をうける地面の照度は10万ルクス、
また、暗い曇天の地面上では1〜2万ルクス、晴天時の
日陰では1万ルクス程度とされており、この実施例にお
ける判定回路3は数万ルクスのしきり値を設定するため
に分圧抵抗32,34.35を調整しである。
れ、通常直射日光をうける地面の照度は10万ルクス、
また、暗い曇天の地面上では1〜2万ルクス、晴天時の
日陰では1万ルクス程度とされており、この実施例にお
ける判定回路3は数万ルクスのしきり値を設定するため
に分圧抵抗32,34.35を調整しである。
これによって夜間の街路灯等からの入射照度はしきり値
より十分小さい値表なり、このように判定回路は太陽か
らの日射以外に応答しないこ七となる。
より十分小さい値表なり、このように判定回路は太陽か
らの日射以外に応答しないこ七となる。
太陽からの日射のように多量の光量を受けると、光セン
サ31の端子電圧■4は上記しきい値を定めた基準電圧
■5より大きくなり、比較器36の出力線36−1は「
0」レベルとなり、I・ランジスク38をオフ、トラン
ジスタ39をオンさせる。
サ31の端子電圧■4は上記しきい値を定めた基準電圧
■5より大きくなり、比較器36の出力線36−1は「
0」レベルとなり、I・ランジスク38をオフ、トラン
ジスタ39をオンさせる。
これによって、補正回路2の差動増幅器23aは電源を
受け、補正作動を行なう状態になる。
受け、補正作動を行なう状態になる。
なお、第2図において符号の付していない回路素子は以
上説明した回路構成および機能を好適に実現するために
用いである。
上説明した回路構成および機能を好適に実現するために
用いである。
第37は光センサ31の構造を示すもので、センサ本体
31aは基板31bに固定され、2本のリード線31c
、31dは下側ハウジング31eに支持されている。
31aは基板31bに固定され、2本のリード線31c
、31dは下側ハウジング31eに支持されている。
31fは日射を通過させる半透明の半球状天窓で、筒状
中間ハウジング31gに上端に固定されている。
中間ハウジング31gに上端に固定されている。
中間ハウジング31gは下側ハウジング31eとねじ結
合され、これによってリング状パツキン8a 、abを
介して光センサ31がメータパネル上板7に固定支持さ
れてイル。
合され、これによってリング状パツキン8a 、abを
介して光センサ31がメータパネル上板7に固定支持さ
れてイル。
半球状天窓31fには若干の通気孔を設けてもよG)。
なお、半球状天窓31f、中間ハウジング31g1およ
び下側ハウジング31eはプラスチックにて形成し、そ
のうち後二者は不透明な材料で作られている。
び下側ハウジング31eはプラスチックにて形成し、そ
のうち後二者は不透明な材料で作られている。
第4図は熱輻射センサ21cの構造を示すもので、セン
サ本体21gは受熱板2hに固定され、2本のリード線
21 i 、21 jは下側ハウジング21kに支持さ
れている。
サ本体21gは受熱板2hに固定され、2本のリード線
21 i 、21 jは下側ハウジング21kに支持さ
れている。
21Aは上面に多数の孔21mを設けた上側ハウ・ンン
グで、センサ部21g、21hに太陽の熱輻射による温
度上昇を生じさせる。
グで、センサ部21g、21hに太陽の熱輻射による温
度上昇を生じさせる。
上側ハウジング211吉下側ハウジング21にはねじ結
合され、これによってリングパツキン8e 、sdを介
して熱輻射センサ21cがメータパネル」一板7に固定
支持されている。
合され、これによってリングパツキン8e 、sdを介
して熱輻射センサ21cがメータパネル」一板7に固定
支持されている。
次に上記の構成においてその作動を説明する。
イグニッションスイッチ5および作動スイッチ6が投入
されると、温度制御回路への給電がなされ温度制御装置
としての作動が開始される。
されると、温度制御回路への給電がなされ温度制御装置
としての作動が開始される。
いま、判定回路3は太陽からの日射がなく光量がしきい
値より小さいと判定し、従って補正回路3による補正作
用がないものとして、まず温度制御の通常の作動を説明
する。
値より小さいと判定し、従って補正回路3による補正作
用がないものとして、まず温度制御の通常の作動を説明
する。
車室内温度が目標値の範囲内にあるときは、検出電圧■
1がV 3 < V ] < V 2を満足する範囲内
にあり、従って比較器14a、14bの比較信号がとも
に゛1″レベルとなり、電磁弁113,114がともに
閉弁しているので、温度調整ダンパ108は所定位置に
保持されている。
1がV 3 < V ] < V 2を満足する範囲内
にあり、従って比較器14a、14bの比較信号がとも
に゛1″レベルとなり、電磁弁113,114がともに
閉弁しているので、温度調整ダンパ108は所定位置に
保持されている。
車室内温度が目標値の範囲より低下すると、内気センサ
11bの抵抗値増加により■1が上昇して■1〉v2と
なり、これにより比較器14aの非較信号14a−1が
0“レベルとなり、電磁弁113が開弁じてダイヤフラ
ム作動器111に加わる負圧が大きくなるので、ダンパ
108が高温側(第1図a側)へ移動して加熱器106
による加熱量を増加させて、吹出空気温度を上昇させる
。
11bの抵抗値増加により■1が上昇して■1〉v2と
なり、これにより比較器14aの非較信号14a−1が
0“レベルとなり、電磁弁113が開弁じてダイヤフラ
ム作動器111に加わる負圧が大きくなるので、ダンパ
108が高温側(第1図a側)へ移動して加熱器106
による加熱量を増加させて、吹出空気温度を上昇させる
。
そして、ダンパ108の高温側への移動によりポテンシ
ョメーク11aの抵抗値が減少して■1<■2となれば
電磁弁113が閉弁状態に戻る。
ョメーク11aの抵抗値が減少して■1<■2となれば
電磁弁113が閉弁状態に戻る。
逆に、車室内温度が目標値の範囲より上昇すると、内気
センサ11bの抵抗値減少により■1が偲下して、V、
<V3 となり、これにより比較器14bの比較信号
14b−1が゛0″レベルとなり、電磁弁114が開弁
してダイヤフラム作動器111に加わる負圧が小さくな
るので、図示しないばねの力によりダンパ108が低温
側(第1図のb側)へ移動して加熱器106による加熱
量を減少させ、吹出空気温度を低下させる。
センサ11bの抵抗値減少により■1が偲下して、V、
<V3 となり、これにより比較器14bの比較信号
14b−1が゛0″レベルとなり、電磁弁114が開弁
してダイヤフラム作動器111に加わる負圧が小さくな
るので、図示しないばねの力によりダンパ108が低温
側(第1図のb側)へ移動して加熱器106による加熱
量を減少させ、吹出空気温度を低下させる。
そして、ダンパ108の低温側への移動によりポテンシ
ョンメーク11aの抵抗値が増加して、Vl>V3とな
れば、電磁弁114が閉弁状態に戻る。
ョンメーク11aの抵抗値が増加して、Vl>V3とな
れば、電磁弁114が閉弁状態に戻る。
このようにして、ダンパ108のつりあい位置は■1が
■3<■1〈■2の範囲内の値になるように決定され、
その結果として車室内温度は目標値の範囲内に保たれる
。
■3<■1〈■2の範囲内の値になるように決定され、
その結果として車室内温度は目標値の範囲内に保たれる
。
なお、外気温度が変化するとそれに応じて外気セン→力
11cの抵抗値が変化し、それにつれて検出電圧■、が
低下するのをポテンショメータ11aで補うように外気
温度の変化分だけ温度調整ダンパ108を動かす。
11cの抵抗値が変化し、それにつれて検出電圧■、が
低下するのをポテンショメータ11aで補うように外気
温度の変化分だけ温度調整ダンパ108を動かす。
このように温度調整クンパ108の制御量の変化(開度
変(IQによるポテンショメーク11aの端子電圧変化
と各センサの抵抗値変化による電圧変化とのつり合いが
とられるように、各センサの特性およびトランジスタ1
1e、12cのコレクク電流の大きさが、予め決定され
ている。
変(IQによるポテンショメーク11aの端子電圧変化
と各センサの抵抗値変化による電圧変化とのつり合いが
とられるように、各センサの特性およびトランジスタ1
1e、12cのコレクク電流の大きさが、予め決定され
ている。
次に太陽からの熱輻射がある場合の温度制御の補正につ
いて説明する。
いて説明する。
車両が晴天下を走行しているときは光センサ31の抵抗
値は小さく電圧■4は基準電圧■5より充分高いから、
トランジスタ39がオンして差動増幅器23aに作動電
源を供給する。
値は小さく電圧■4は基準電圧■5より充分高いから、
トランジスタ39がオンして差動増幅器23aに作動電
源を供給する。
熱輻射センサ21cは熱輻射のないときは車室内の温度
のみに依存した抵抗値を示すが、熱輻射があるときはそ
の大きさに応じて抵抗値が微少する。
のみに依存した抵抗値を示すが、熱輻射があるときはそ
の大きさに応じて抵抗値が微少する。
従って内気センサllbと熱輻射センサ21cとの電圧
降下の差は、変換回路22.23によってそのまま熱輻
射の大きさに応じた電圧信号として表わされる。
降下の差は、変換回路22.23によってそのまま熱輻
射の大きさに応じた電圧信号として表わされる。
この電圧信号は電圧−電流変換回路23によって、トラ
ンジスタ23bのコレクタ電流に変換される。
ンジスタ23bのコレクタ電流に変換される。
そして、この補正回路2からの出力電流は温度設定回路
12の抵抗12eおよび設定用可変抵抗12aを通って
流れ、それによってこの電流増加の分だけ設定電圧■2
.■3が上昇する。
12の抵抗12eおよび設定用可変抵抗12aを通って
流れ、それによってこの電流増加の分だけ設定電圧■2
.■3が上昇する。
前記のようにダンパ制御回路1は、検出電圧V、が設定
電圧■2.v3の不感帯域に入るように温度調整ダンパ
108を制御するから熱輻射の大きさに応じて設定電圧
■2.■3が持ち上げられた分だけ、温度調整ダンパ1
08の開度は温度下降側(第1図す側)に補正される。
電圧■2.v3の不感帯域に入るように温度調整ダンパ
108を制御するから熱輻射の大きさに応じて設定電圧
■2.■3が持ち上げられた分だけ、温度調整ダンパ1
08の開度は温度下降側(第1図す側)に補正される。
この補正量は熱輻射量が大きいほど大きくなる。
なお、熱輻射量と補正置きの関係は例えば抵抗23cの
大きさを調節することにより調整することができる。
大きさを調節することにより調整することができる。
車両が走行中に日射を受ける状態になったり日陰になっ
たりする場合、例えはトンネルに入ったり出たりする場
合においては、判定回路3はコンデンサ33により若干
の遅れを有するものの数秒で応答するため、その都度補
正状態、補正なしの状態に変わるこ吉ができる。
たりする場合、例えはトンネルに入ったり出たりする場
合においては、判定回路3はコンデンサ33により若干
の遅れを有するものの数秒で応答するため、その都度補
正状態、補正なしの状態に変わるこ吉ができる。
以上述べた温度制御装置は本発明方法の一実施例を示す
ものであり、本発明の主旨に従う範囲で変形するこ吉が
できる。
ものであり、本発明の主旨に従う範囲で変形するこ吉が
できる。
以上述べたように本発明においては、車両の室内に入射
する熱輻射を直接に受けるセンサ吉、直接にうけないセ
ンサとを備え、それらの差信号に応じた温度補正を行な
うようにしたから、熱輻射を絶対的な値として、把握し
正確な温度制御をすることができるという優れた効果が
ある。
する熱輻射を直接に受けるセンサ吉、直接にうけないセ
ンサとを備え、それらの差信号に応じた温度補正を行な
うようにしたから、熱輻射を絶対的な値として、把握し
正確な温度制御をすることができるという優れた効果が
ある。
添付図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は機
械的な機能要素の配置を示す模式図、第2図は第1図中
の温度調整ダンパ108と作動的に結合される電気制御
系を示す電気結線図、第3図は第2図中の日射センサ3
1の機械的構造を示す縦断面図、第4図は第3中の熱輻
射センサ21cの機械的構造を示す縦断面図である。 1・・・・・・ダンパ制御回路、2・・・・・・補正回
路、llb・・・・・・第1の内気温センサ、11c・
・・・・・外気温センサ、12a・・・・・・温度設定
用可変抵抗、14a。 14b・・・・・・制御増幅器、21c・・・・・・熱
輻射センサ(第2の内気温センサ)21f・・・・・・
差動増幅器、108・・・・・・温度調整ダンパ。
械的な機能要素の配置を示す模式図、第2図は第1図中
の温度調整ダンパ108と作動的に結合される電気制御
系を示す電気結線図、第3図は第2図中の日射センサ3
1の機械的構造を示す縦断面図、第4図は第3中の熱輻
射センサ21cの機械的構造を示す縦断面図である。 1・・・・・・ダンパ制御回路、2・・・・・・補正回
路、llb・・・・・・第1の内気温センサ、11c・
・・・・・外気温センサ、12a・・・・・・温度設定
用可変抵抗、14a。 14b・・・・・・制御増幅器、21c・・・・・・熱
輻射センサ(第2の内気温センサ)21f・・・・・・
差動増幅器、108・・・・・・温度調整ダンパ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の内気温センサ、外気温センサ、および温度設
定器を入力回路に有する制御増幅器の出力で温度調節部
材を制御するようにした車両の室内温度制御装置におい
て、 車室内において太陽からの日射を実質的に受ける位置に
配置した第2の内気温センサと、前記第1および第2の
内気温センサの検出信号の差に応じた電気信号を生じて
前記制御増幅器の入力に加える差動増幅器と、 を備えてなる車両の室内温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57683A JPS592644B2 (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | 車両の室内温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57683A JPS592644B2 (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | 車両の室内温度制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16269178A Division JPS5587612A (en) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | Controlling method for indoor temperature of car |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58133914A JPS58133914A (ja) | 1983-08-09 |
JPS592644B2 true JPS592644B2 (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=11477533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57683A Expired JPS592644B2 (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | 車両の室内温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592644B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE462665B (sv) * | 1988-12-22 | 1990-08-06 | Saab Scania Ab | Givare till en klimatanlaeggning foer fordon |
US4961462A (en) * | 1989-11-15 | 1990-10-09 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Control apparatus for automobile air-conditioners |
CN115332684B (zh) * | 2022-10-13 | 2023-01-20 | 宇龙时代智能科技有限公司 | 一种高寒地区新能源汽车换电站温控方法及温控系统 |
-
1983
- 1983-01-06 JP JP57683A patent/JPS592644B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58133914A (ja) | 1983-08-09 |
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