JPS5926047Y2 - 貨車用扉のためのロック装置 - Google Patents
貨車用扉のためのロック装置Info
- Publication number
- JPS5926047Y2 JPS5926047Y2 JP1981026487U JP2648781U JPS5926047Y2 JP S5926047 Y2 JPS5926047 Y2 JP S5926047Y2 JP 1981026487 U JP1981026487 U JP 1981026487U JP 2648781 U JP2648781 U JP 2648781U JP S5926047 Y2 JPS5926047 Y2 JP S5926047Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- arm
- bottom door
- lock
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は鉄道の貨車用扉のためのロック装置に関する
。
。
従来、この種の扉は大型かつ重量が大きいため、とくに
複数の扉を一斉に開閉する場合には、機構上開扉が確実
に開閉されずに空線りしたり、開閉状態を保持するため
のロック機構が誤動作して故障が多発する等の欠点があ
った。
複数の扉を一斉に開閉する場合には、機構上開扉が確実
に開閉されずに空線りしたり、開閉状態を保持するため
のロック機構が誤動作して故障が多発する等の欠点があ
った。
本考案の目的は上記欠点に鑑み、大型の扉であつても確
実に扉の開閉状態をロックしうるとともに、空線りなど
を防止しうる貨車用扉のためのロック装置を提供するこ
とである。
実に扉の開閉状態をロックしうるとともに、空線りなど
を防止しうる貨車用扉のためのロック装置を提供するこ
とである。
次に、本考案の技術思想がホッパー貨車の開き戸形底扉
について具体化された一実施例を図面にしたがって説明
する。
について具体化された一実施例を図面にしたがって説明
する。
図中、1は底扉であって、断面はば゛V梨型状ホッパー
底部の図示右底部3に対し左底部6下端との間を開閉可
能にヒンジ2にて枢着されている。
底部の図示右底部3に対し左底部6下端との間を開閉可
能にヒンジ2にて枢着されている。
4は底扉1の先端部に附設された受承片、5は底扉1両
端の先端部に附設された当接片である。
端の先端部に附設された当接片である。
8は前記左底部6外側面に対しホッパー貨車の長手方向
に沿って横架されたロック主軸であって、その左右部に
はロック軸9,9がそれぞれ接手13,13にてロック
主軸8との一体的回動可能に連結されていて、ロック主
軸8とロック軸9は軸受7〜7の上部に可転軸支されて
いる。
に沿って横架されたロック主軸であって、その左右部に
はロック軸9,9がそれぞれ接手13,13にてロック
主軸8との一体的回動可能に連結されていて、ロック主
軸8とロック軸9は軸受7〜7の上部に可転軸支されて
いる。
10、10はロック軸9の下方に対しそれぞれ並列状に
横架された掛金軸であって、軸受7の下部に可転軸支さ
れている。
横架された掛金軸であって、軸受7の下部に可転軸支さ
れている。
17はホッパー左底部6下端面にてロック主軸8の上方
に固定された複動式のロックシリンダーであって、その
基端部は回動可能に軸178着される一方、そのピスト
ン棒17 b先端に設けた二叉18はロック主軸8に嵌
着された駆動腕16に対しピン18aにて連結されてい
る。
に固定された複動式のロックシリンダーであって、その
基端部は回動可能に軸178着される一方、そのピスト
ン棒17 b先端に設けた二叉18はロック主軸8に嵌
着された駆動腕16に対しピン18aにて連結されてい
る。
11〜11は掛金であって、掛金軸10,10の両端部
に対し底扉1の受承片4に対向してそれぞれ嵌着され、
その各先端部11 aは底扉1の受承片4に対し支承可
能に図示右方へ延出される一方、左方に延出された後端
部11 bの尖端には掛止端21が形成されている。
に対し底扉1の受承片4に対向してそれぞれ嵌着され、
その各先端部11 aは底扉1の受承片4に対し支承可
能に図示右方へ延出される一方、左方に延出された後端
部11 bの尖端には掛止端21が形成されている。
14〜14は止め金であって、ロック軸9に対し掛金1
1に対向してこの掛金11の回動を規制可能にそれぞれ
嵌着され、その先端部には掛金11の掛止端21に対し
係脱可能に係合しうる鉤部22が凹状に形成されている
。
1に対向してこの掛金11の回動を規制可能にそれぞれ
嵌着され、その先端部には掛金11の掛止端21に対し
係脱可能に係合しうる鉤部22が凹状に形成されている
。
12は掛金軸10の両外端部に対し底扉1の当接片5に
対向して嵌着された腕金であって、その図示右端部は当
接片5に対し対接可能に延出される一方、左方には張出
腕26が延出されている。
対向して嵌着された腕金であって、その図示右端部は当
接片5に対し対接可能に延出される一方、左方には張出
腕26が延出されている。
15はロック軸9の両外端部に対し腕金12に対向して
嵌着された連動腕であって、その先端は図示左方に延出
されている。
嵌着された連動腕であって、その先端は図示左方に延出
されている。
19、19は腕金12と連動腕15を連結して掛金軸1
0の回動を一方的にロック軸9に伝達するためのリンク
であって、その下端部にて腕金12の張出部26をピン
128着する一方、その中央部附近に対し縦長状に開設
された長孔25には連動腕15の先端部に設けたピン1
5 aが嵌入され、かつ、このリンク19はスプリング
20にて上方に付勢されている。
0の回動を一方的にロック軸9に伝達するためのリンク
であって、その下端部にて腕金12の張出部26をピン
128着する一方、その中央部附近に対し縦長状に開設
された長孔25には連動腕15の先端部に設けたピン1
5 aが嵌入され、かつ、このリンク19はスプリング
20にて上方に付勢されている。
なお、本例では、上記長孔25はロックシリンダー17
のピストン棒17bの進退動にてロック軸9が回動され
かつ連動腕15が回動されたとき、連動腕15のピン1
5aが上下動するストロークより若干長く形成されてい
る。
のピストン棒17bの進退動にてロック軸9が回動され
かつ連動腕15が回動されたとき、連動腕15のピン1
5aが上下動するストロークより若干長く形成されてい
る。
23は二叉18の回動を規制するために接手13に附設
されたストッパーであって、軸受7の座面24に当接す
るとロック主軸8とロック軸9の回動が規制され、本例
では第4図Cに示すように、二叉18はピストン棒17
bが退勤したとき上死点り付近にて停止されるように設
定しである。
されたストッパーであって、軸受7の座面24に当接す
るとロック主軸8とロック軸9の回動が規制され、本例
では第4図Cに示すように、二叉18はピストン棒17
bが退勤したとき上死点り付近にて停止されるように設
定しである。
次に、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明す
る。
る。
まず、底扉1が閉止された状態では、第3図aに示すよ
うに、掛金11の先端部11 aが底扉1の受承片4を
支承する一方、掛金11の後端部11 bが止め金14
の先端に当接して掛金11の回動が規制されていて、底
扉1の閉止状態がロックされている。
うに、掛金11の先端部11 aが底扉1の受承片4を
支承する一方、掛金11の後端部11 bが止め金14
の先端に当接して掛金11の回動が規制されていて、底
扉1の閉止状態がロックされている。
この閉止状態の底扉1を開放する場合には、ロックシリ
ンダー17に通気してピストン棒17bを退勤させると
、駆動腕16を介してロック主軸8が回動されるととも
に、ロック軸9が回動されて、止め金14が上傾状に傾
動されるため、掛金11に対する規制が解除されて掛金
11の回動が許容される結果(第3図す参照)、掛金1
1の先端部11 aが受承片4を解放して底扉1が開放
される。
ンダー17に通気してピストン棒17bを退勤させると
、駆動腕16を介してロック主軸8が回動されるととも
に、ロック軸9が回動されて、止め金14が上傾状に傾
動されるため、掛金11に対する規制が解除されて掛金
11の回動が許容される結果(第3図す参照)、掛金1
1の先端部11 aが受承片4を解放して底扉1が開放
される。
(第3図C参照)
そして、この時、第2図Cに示すように、底扉1の開放
に伴って、腕金12の下傾が許容されるとともに、スプ
リング20に付勢されたリンク19の上動により掛金軸
10が時計方向に回動されて、掛金11の掛止端21が
上傾状に傾動された止め金14の鉤部22と噛合される
ため、掛金11の傾動状態がロックされるとともに、底
扉1の開放状態ではロックシリンダー17の二叉18は
上死点り付近に後退しておりかつ掛金11が止め金14
に保合されているため、ロックシリンダー17のピスト
ン棒17 bの伸張が規制され、仮りにロックシリンダ
ー17に通気されてもこのロック状態が保持される。
に伴って、腕金12の下傾が許容されるとともに、スプ
リング20に付勢されたリンク19の上動により掛金軸
10が時計方向に回動されて、掛金11の掛止端21が
上傾状に傾動された止め金14の鉤部22と噛合される
ため、掛金11の傾動状態がロックされるとともに、底
扉1の開放状態ではロックシリンダー17の二叉18は
上死点り付近に後退しておりかつ掛金11が止め金14
に保合されているため、ロックシリンダー17のピスト
ン棒17 bの伸張が規制され、仮りにロックシリンダ
ー17に通気されてもこのロック状態が保持される。
また、ロック軸9がロックシリンダー17にて時計方向
に回動されたとき、連動腕15のピン15 aは長孔2
5内を上動して(第2図す参照)、ロック軸9の回動が
掛金軸10に伝達されないため、掛金11を回動させる
ことなく止め金14が上傾し、止め金14が掛金11と
脱離してから腕金12の回動にて掛金11の時計方向へ
の回動が開始され(第3図す参照)、止め金14に対し
確実に係合される。
に回動されたとき、連動腕15のピン15 aは長孔2
5内を上動して(第2図す参照)、ロック軸9の回動が
掛金軸10に伝達されないため、掛金11を回動させる
ことなく止め金14が上傾し、止め金14が掛金11と
脱離してから腕金12の回動にて掛金11の時計方向へ
の回動が開始され(第3図す参照)、止め金14に対し
確実に係合される。
次に、上記とは逆に開放された底扉1を閉止する場合に
は、図示しない底扉開閉装置にて底扉1を上傾すると、
底扉1の閉止直前には底扉1の当接片5が腕金12を押
上げて掛金軸10を反時計方向に回動するため、掛金1
1と止め金14の保合が解離されるとともに、(第5図
参照)、掛金11の先端部11 aが底扉1の受承片4
を支承するために接近する(第6図参照)。
は、図示しない底扉開閉装置にて底扉1を上傾すると、
底扉1の閉止直前には底扉1の当接片5が腕金12を押
上げて掛金軸10を反時計方向に回動するため、掛金1
1と止め金14の保合が解離されるとともに、(第5図
参照)、掛金11の先端部11 aが底扉1の受承片4
を支承するために接近する(第6図参照)。
一方、腕金12が押上げられるとリンク19が下動して
長孔25を介して連動腕15が押下げられるため、掛金
軸10の回動がロック軸9に伝達されてロック主軸8が
反時計方向に回動される結果、ロックシリンダー17の
二叉18を上死点り付近がら解放してロックシリンダー
17の作動が開始され、ピストン棒17bが伸動する。
長孔25を介して連動腕15が押下げられるため、掛金
軸10の回動がロック軸9に伝達されてロック主軸8が
反時計方向に回動される結果、ロックシリンダー17の
二叉18を上死点り付近がら解放してロックシリンダー
17の作動が開始され、ピストン棒17bが伸動する。
そして、ピストン棒17 bが伸動するとロック軸9が
反時計方向に回動されて止め金14が下傾状に傾動し、
底扉1の受承片4を支承した掛金11の後端部11 b
に止め金14の先端部が対接して掛金11の回動を規制
する結果、底扉1の閉止状態をロックすることができる
。
反時計方向に回動されて止め金14が下傾状に傾動し、
底扉1の受承片4を支承した掛金11の後端部11 b
に止め金14の先端部が対接して掛金11の回動を規制
する結果、底扉1の閉止状態をロックすることができる
。
なお、底扉1を閉止する直前において、腕金12が底扉
1の当接片5にて押上げられ、リンク19を介して連動
腕15が下傾されるが、このときリンク19の長孔25
上端と連動腕15のピン15aに間隙Kを設けであるた
め(第2図C参照)、連動腕15が若干遅れて下傾し、
ロック軸9が掛金軸10より遅れて反時計方向に回動さ
れる結果、掛金11の後端部11 bが止め金14にて
規制される位置まで回動してから止め金14の傾動が開
始され、閉止行程のロックを確実に作動させることがで
きる。
1の当接片5にて押上げられ、リンク19を介して連動
腕15が下傾されるが、このときリンク19の長孔25
上端と連動腕15のピン15aに間隙Kを設けであるた
め(第2図C参照)、連動腕15が若干遅れて下傾し、
ロック軸9が掛金軸10より遅れて反時計方向に回動さ
れる結果、掛金11の後端部11 bが止め金14にて
規制される位置まで回動してから止め金14の傾動が開
始され、閉止行程のロックを確実に作動させることがで
きる。
このため、底扉1の空線りを防止しがっ誤動作による不
具合を未然に防止しうる効果がある。
具合を未然に防止しうる効果がある。
また、掛金11や止め金14等を増設したり、ロック軸
10や掛金軸10を延長すると、複数個の扉が一斉に開
閉される大型の扉であっても、その開閉に対してロック
装置を確実に作動させうる幼芽がある。
10や掛金軸10を延長すると、複数個の扉が一斉に開
閉される大型の扉であっても、その開閉に対してロック
装置を確実に作動させうる幼芽がある。
すなわち、本考案は貨車の外側面に可転横架された掛金
軸10には底扉1の先端に付設された受承片4を解放可
能に支承して底扉1の閉止状態をロックするために往復
傾動される掛金11と、スプリング20で付勢されたリ
ンク19に連結されて底扉1の閉止時には底扉1の先端
に付設された当接片5に押上げられて傾動されかっ底扉
1の開放時にはリンク19を介して復帰傾動される腕金
12とをそれぞれ嵌着する一方、掛金軸10と並行状に
可転横架されたロック軸9には底扉1の開閉時にロック
軸9を回動するためのロックシリンダ17を、ピストン
棒17bが退勤端でロックされるようにピストン棒17
bに対し屈伸可能に連繋された駆動腕16を介して連繋
するとともに、ロック軸9には掛金11の傾動を解除可
能に規制して受承片4に対する掛金11の支承状態をロ
ックおよび解除しかつ受承片4を解放した掛金11の傾
動状態をロックするために往復傾動される止め金14と
、底扉1の閉止時にロック軸9を反転してピストン棒1
7 bのロック状態を解除するために当接片5に押上げ
られた腕金12とともにリンク19を介して傾動され、
かつ、腕金12が当接片5がら解放されて復帰傾動した
ときにリンク19の長孔25を介して単独で復帰傾動さ
れるように腕金12に連繋された連動腕15とをそれぞ
れ嵌着して、閉止状態の底扉1を開放するためにピスト
ン棒17bを退勤したときにはロック軸9が回動して掛
金11に対する止め金14の傾動規制が解除され、掛金
11が受承片4を解除して底扉1の開放を許容しがっ腕
金12が当接片5から解放されて復帰傾動し、この腕金
12の復帰傾動で掛金軸10が回動し、掛金11が復帰
傾動して止め金14と噛合するとともに、ビスI・ン棒
17bが退勤端でロックされて掛金11と止め金14と
の噛合状態をロックしがっロック軸9および掛金軸10
の回動を規制する一方、開放状態の底扉1を閉止すると
きには当接片5が腕金12を押上げ、この腕金12の傾
動で掛金軸10が反転して掛金11が受承片4を支承す
るために傾動し、かつ、連動腕15がリンク19を介し
て傾動してロック軸9を反転させ、ピストン棒17 b
のロック状態を解除しかつピストン棒17の伸動でロッ
ク軸9がさらに反転して止め金14が受承片4に対する
掛金11の支承状態をロックするために傾動して底扉1
の閉止状態がロックされるように構成したことによって
貨車用扉の開閉状態を確実にロックしうるとともに扉の
空線りを未然に防止しうるため、貨車用扉のためのロッ
ク装置として極めて実用的に優れた考案である。
軸10には底扉1の先端に付設された受承片4を解放可
能に支承して底扉1の閉止状態をロックするために往復
傾動される掛金11と、スプリング20で付勢されたリ
ンク19に連結されて底扉1の閉止時には底扉1の先端
に付設された当接片5に押上げられて傾動されかっ底扉
1の開放時にはリンク19を介して復帰傾動される腕金
12とをそれぞれ嵌着する一方、掛金軸10と並行状に
可転横架されたロック軸9には底扉1の開閉時にロック
軸9を回動するためのロックシリンダ17を、ピストン
棒17bが退勤端でロックされるようにピストン棒17
bに対し屈伸可能に連繋された駆動腕16を介して連繋
するとともに、ロック軸9には掛金11の傾動を解除可
能に規制して受承片4に対する掛金11の支承状態をロ
ックおよび解除しかつ受承片4を解放した掛金11の傾
動状態をロックするために往復傾動される止め金14と
、底扉1の閉止時にロック軸9を反転してピストン棒1
7 bのロック状態を解除するために当接片5に押上げ
られた腕金12とともにリンク19を介して傾動され、
かつ、腕金12が当接片5がら解放されて復帰傾動した
ときにリンク19の長孔25を介して単独で復帰傾動さ
れるように腕金12に連繋された連動腕15とをそれぞ
れ嵌着して、閉止状態の底扉1を開放するためにピスト
ン棒17bを退勤したときにはロック軸9が回動して掛
金11に対する止め金14の傾動規制が解除され、掛金
11が受承片4を解除して底扉1の開放を許容しがっ腕
金12が当接片5から解放されて復帰傾動し、この腕金
12の復帰傾動で掛金軸10が回動し、掛金11が復帰
傾動して止め金14と噛合するとともに、ビスI・ン棒
17bが退勤端でロックされて掛金11と止め金14と
の噛合状態をロックしがっロック軸9および掛金軸10
の回動を規制する一方、開放状態の底扉1を閉止すると
きには当接片5が腕金12を押上げ、この腕金12の傾
動で掛金軸10が反転して掛金11が受承片4を支承す
るために傾動し、かつ、連動腕15がリンク19を介し
て傾動してロック軸9を反転させ、ピストン棒17 b
のロック状態を解除しかつピストン棒17の伸動でロッ
ク軸9がさらに反転して止め金14が受承片4に対する
掛金11の支承状態をロックするために傾動して底扉1
の閉止状態がロックされるように構成したことによって
貨車用扉の開閉状態を確実にロックしうるとともに扉の
空線りを未然に防止しうるため、貨車用扉のためのロッ
ク装置として極めて実用的に優れた考案である。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はホッパ
ー貨車に適用し゛たロック装置の正面図、第2図a、
l)、 cは扉の開放行程におけるロック装置の作動
を第1図のA−A断面について示す側断面図、第3図a
、 b、 cは同じ<B−B断面について示す側断
面図、第4図a、 l)、 cは同じくC−C断面
について示す側断面図、第5図は扉の閉止行程における
ロック装置の作動を第1図のAA断面について示す説明
図、第6図は同じくB−B断面について示す説明図であ
る。 1・・・・・・底扉、8・・・・・・ロック主軸、9・
・・・・・ロック軸、10掛金軸、11掛金、14止め
金、17・・・・・・ロックシリンダー
ー貨車に適用し゛たロック装置の正面図、第2図a、
l)、 cは扉の開放行程におけるロック装置の作動
を第1図のA−A断面について示す側断面図、第3図a
、 b、 cは同じ<B−B断面について示す側断
面図、第4図a、 l)、 cは同じくC−C断面
について示す側断面図、第5図は扉の閉止行程における
ロック装置の作動を第1図のAA断面について示す説明
図、第6図は同じくB−B断面について示す説明図であ
る。 1・・・・・・底扉、8・・・・・・ロック主軸、9・
・・・・・ロック軸、10掛金軸、11掛金、14止め
金、17・・・・・・ロックシリンダー
Claims (1)
- 貨車の外側に可転横架された掛金軸10には底扉1の先
端に付設された受承片4を解放可能に支承して底扉1の
閉止状態をロックするために往復傾動される掛金11と
、スプリング20で付勢されたリンク19に連結されて
底扉1の閉止時には底扉1の先端に付設された当接片5
に押上げられて傾動されかつ底扉1の開放時にはリンク
19を介して復帰傾動される腕金12とをそれぞれ嵌着
する一方、掛金軸10と並行状に可転横架されたロック
軸9には底扉1の開閉時にロック軸9を回動するための
ロックシリンダ17を、ピストン棒17 bが退勤端で
ロックされるようにピストン棒17 bに対し屈伸可能
に連繋された駆動腕16を介して連繋するとともに、ロ
ック軸9には掛金11の傾動を解除可能に規制して受承
片4に対する掛金11の支承状態をロックおよび解除し
かつ受承片4を解放した掛金11の傾動状態をロックす
るために往復傾動される止め金14と、底扉1の閉止時
にロック軸9を反転してピストン棒17bのロック状態
を解除するために当接片5に押上げられた腕金12とと
もにリンク19を介して傾動され、かつ、腕金12が当
接片5から解放されて復帰傾動したときにリンク19の
長孔25を介して単独で復帰傾動されるように腕金12
に連繋された連動腕15とをそれぞれ嵌着して、閉止状
態の底扉1を開放するためにピストン棒17bを退勤し
たときにはロック軸9が回動して掛金11に対する止め
金14の傾動規制が解除され、掛金11が受承片4を解
放して底扉1の開放を許容しかつ腕金12が当接片5か
ら解放されて復帰傾動し、この腕金12の復帰傾動で掛
金軸10が回動し、掛金11が復帰傾動して止め金14
と噛合するとともに、ピストン棒17 bが退勤端でロ
ックされて掛金11と止め金14との噛合状態をロック
しかつロック軸9および掛金軸10の回動を規制する一
方、開放状態の底扉1を閉止するときには当接片5が腕
金12を押上げ、この腕金12の傾動で掛金軸10が反
転して掛金11が受承片4を支承するために傾動し、か
つ、連動腕15がリンク19を介して傾動してロック軸
9を反転させ、ピストン棒17 bのロック状態を解除
しかつピストン棒17の伸動でロック軸9がさらに反転
して止め金14が受承片4に対する掛金11の支承状態
をロックするために傾動して底扉1の閉止状態がロック
されるように構成したことを特徴とする貨車用扉のため
のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981026487U JPS5926047Y2 (ja) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | 貨車用扉のためのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981026487U JPS5926047Y2 (ja) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | 貨車用扉のためのロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57139562U JPS57139562U (ja) | 1982-09-01 |
JPS5926047Y2 true JPS5926047Y2 (ja) | 1984-07-30 |
Family
ID=29824203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981026487U Expired JPS5926047Y2 (ja) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | 貨車用扉のためのロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926047Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-25 JP JP1981026487U patent/JPS5926047Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57139562U (ja) | 1982-09-01 |
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