JPS5925688B2 - ゴルフカ−ト - Google Patents
ゴルフカ−トInfo
- Publication number
- JPS5925688B2 JPS5925688B2 JP51119672A JP11967276A JPS5925688B2 JP S5925688 B2 JPS5925688 B2 JP S5925688B2 JP 51119672 A JP51119672 A JP 51119672A JP 11967276 A JP11967276 A JP 11967276A JP S5925688 B2 JPS5925688 B2 JP S5925688B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- engine
- clutch
- golf cart
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴルフコース等においてゴルフバッグを積載し
運搬するゴルフカートに関するものである。
運搬するゴルフカートに関するものである。
第1図に示す如く機枠F上に駆動用エンジンEを載置し
、これにより車輪Wが1駆動されるよう構成され、ゴル
フバッグBを積載しキャディがこれを運転して行くエン
ジン駆動式のゴルフカート(或はキャディカート)は既
に公知である。
、これにより車輪Wが1駆動されるよう構成され、ゴル
フバッグBを積載しキャディがこれを運転して行くエン
ジン駆動式のゴルフカート(或はキャディカート)は既
に公知である。
ところがこのようなゴルフカートは比較的平担なゴルフ
コースであれば問題ないが、上り下りの傾斜面の多いゴ
ルフコースでは、ブレーキのかけ忘れ或はブレーキ操作
の不完全又はブレーキ系統の故障等でカートが傾斜面で
暴走し、大事故を惹起す虞れがあり、非常に危険である
。
コースであれば問題ないが、上り下りの傾斜面の多いゴ
ルフコースでは、ブレーキのかけ忘れ或はブレーキ操作
の不完全又はブレーキ系統の故障等でカートが傾斜面で
暴走し、大事故を惹起す虞れがあり、非常に危険である
。
本発明は上記問題に対処し、傾斜地における安全性の向
上をはかることを目的とするもので以下第2図及び第3
図の実施例につき説明する。
上をはかることを目的とするもので以下第2図及び第3
図の実施例につき説明する。
第2図においてMはエンジンEの駆動を車輪(後輪)W
に伝達する動力伝達機構部である。
に伝達する動力伝達機構部である。
1はプーリで、エンジンのクランクシャフトに設けたプ
ーリ(図示省略)と該プーリ1間に駆動ベルトが掛装さ
れ、シャフト2が回転駆動される。
ーリ(図示省略)と該プーリ1間に駆動ベルトが掛装さ
れ、シャフト2が回転駆動される。
尚該プーリ1の前段に図示しないクラッチ機構(例えば
ベルトクラッチ等)が設けられ、動力の伝達をオン、オ
フし得るようになっている。
ベルトクラッチ等)が設けられ、動力の伝達をオン、オ
フし得るようになっている。
3はシャフト2の先端に設けられたウオームギヤで、該
ウオームギヤ3はシャフト5に回転自由に支持されたホ
イールギヤ4に噛合っている。
ウオームギヤ3はシャフト5に回転自由に支持されたホ
イールギヤ4に噛合っている。
該ホイールギヤ4を回転可能に支持するシャフト5には
、ドッグクラッチ6が軸方向には摺動でき回転方向には
固定となるようスプライン嵌合等にて組付けられており
、該ドッグクラッチ6は常時はシャフト5内に組込まれ
たスプリング7によりホイールギヤ4に固着したクラッ
チ受片4aに押付けられ両者はかみ合っていて、ホイー
ルギヤ4の回転はドッグクラッチ6を介してシャフト5
に伝達されるが、操作ロッド8を抑圧操作すると該操作
ロッド8がスプリング7に抗してドッグクラッチ6を押
圧摺動させクラッチ受片4aとの噛合いがはずれ、ホイ
ールギヤ4は仝廻りをするようになっている。
、ドッグクラッチ6が軸方向には摺動でき回転方向には
固定となるようスプライン嵌合等にて組付けられており
、該ドッグクラッチ6は常時はシャフト5内に組込まれ
たスプリング7によりホイールギヤ4に固着したクラッ
チ受片4aに押付けられ両者はかみ合っていて、ホイー
ルギヤ4の回転はドッグクラッチ6を介してシャフト5
に伝達されるが、操作ロッド8を抑圧操作すると該操作
ロッド8がスプリング7に抗してドッグクラッチ6を押
圧摺動させクラッチ受片4aとの噛合いがはずれ、ホイ
ールギヤ4は仝廻りをするようになっている。
9は押片、10はボールで、共にドッグクラッチ6に嵌
挿されシャフト5を貫通しているピン6aに当接し、該
ピン6aを介してドッグクラッチ6を押圧するようにな
っている。
挿されシャフト5を貫通しているピン6aに当接し、該
ピン6aを介してドッグクラッチ6を押圧するようにな
っている。
シャフト5の先端にはギヤ11が固着され、これにデフ
ァレンシャルギヤ装置12のギヤが噛合い、左右の車軸
13.13が駆動される。
ァレンシャルギヤ装置12のギヤが噛合い、左右の車軸
13.13が駆動される。
以上構成においてエンジンの回転はウオームギヤ3より
ホイールギヤ4に伝えられる間に適当に減速され、デフ
ァレンシャルギヤ装置12を介して車輪Wを駆動する。
ホイールギヤ4に伝えられる間に適当に減速され、デフ
ァレンシャルギヤ装置12を介して車輪Wを駆動する。
逆に車輪Wからの回転力は、デファレンシャルギヤ装置
12、ギヤ11、シャフト5、ドッグクラッチ6よりホ
イールギヤ4に伝達されるが、該ホイールギヤ4とウオ
ームギヤ3の噛合により、ホイールギヤ4からの回転力
はウオームギヤ3によってほぼロックされる。
12、ギヤ11、シャフト5、ドッグクラッチ6よりホ
イールギヤ4に伝達されるが、該ホイールギヤ4とウオ
ームギヤ3の噛合により、ホイールギヤ4からの回転力
はウオームギヤ3によってほぼロックされる。
従ってプーリ1前段に設けられているクラッチがオフの
状態で、ゴルフカートが傾斜地に停止しているとき、例
えばブレーキが不完全にしかかかつていなかった場合等
、車輪が傾斜面に沿って回動しようとしても、それはホ
イールギヤ4とウオームギヤ3の噛合部の摩擦によって
ほとんどロックされた状態となり、カートの暴走事故は
発生しない。
状態で、ゴルフカートが傾斜地に停止しているとき、例
えばブレーキが不完全にしかかかつていなかった場合等
、車輪が傾斜面に沿って回動しようとしても、それはホ
イールギヤ4とウオームギヤ3の噛合部の摩擦によって
ほとんどロックされた状態となり、カートの暴走事故は
発生しない。
以上のように本発明では減速機構としてウオームギヤと
ホイールギヤの組合せを使用することにより、傾斜地に
おけるカートの暴走を防止し、安全性の高いゴルフカー
トを提供し得るもので極めて有用であるが、例えば該カ
ートを手押しで動かそうとするような場合には車輪Wの
回転がウオームギヤ3にてロックされて動かすことがで
きないという不具合が発生する。
ホイールギヤの組合せを使用することにより、傾斜地に
おけるカートの暴走を防止し、安全性の高いゴルフカー
トを提供し得るもので極めて有用であるが、例えば該カ
ートを手押しで動かそうとするような場合には車輪Wの
回転がウオームギヤ3にてロックされて動かすことがで
きないという不具合が発生する。
そこで本発明ではホイールギヤ4の後段にドッグクラッ
チ6を設けてこの問題を解決したものである。
チ6を設けてこの問題を解決したものである。
即ち手押し特等車輪をエンジンとは無関係に回転させた
い場合は、カートのハンドル部等に設けたレバー等を操
作し、操作ロッド8を押圧摺動させる。
い場合は、カートのハンドル部等に設けたレバー等を操
作し、操作ロッド8を押圧摺動させる。
すると、ドッグクラッチ6はスプリング7に抗してクラ
ッチ受片4aより離れクラッチオフの状態となり、車輪
Wの回転はウオームギヤ3とホイールギヤ4の噛合とは
無関係となって自由に回転し得る。
ッチ受片4aより離れクラッチオフの状態となり、車輪
Wの回転はウオームギヤ3とホイールギヤ4の噛合とは
無関係となって自由に回転し得る。
以上の如く本発明によれば極めて簡単なる構成において
エンジン駆動式ゴルフカートの安全性を著しく向上させ
得ると共に、ゴルフカート使用途中においてエンジン或
はエンジンからウオームギヤに至る動力伝達系に故障が
発生した場合、ホイールギヤとデファレンシャルギヤ装
置間に設けたクラッチ装置をオフ操作することにより、
即座に手押式ゴルフカートに切換えることができ、当面
のゴルフプレーに支障を与えないですむと言う利点を有
するもので、実用上多大の効果をもたらし得るものであ
る。
エンジン駆動式ゴルフカートの安全性を著しく向上させ
得ると共に、ゴルフカート使用途中においてエンジン或
はエンジンからウオームギヤに至る動力伝達系に故障が
発生した場合、ホイールギヤとデファレンシャルギヤ装
置間に設けたクラッチ装置をオフ操作することにより、
即座に手押式ゴルフカートに切換えることができ、当面
のゴルフプレーに支障を与えないですむと言う利点を有
するもので、実用上多大の効果をもたらし得るものであ
る。
第1図は本発明を適用するエンジン駆動式ゴルフカート
の一例を示す側面図、第2図は本発明の実施例を示す要
部断面図、第3図は第2図のX−X線部の断面図である
。 E・・・・・・エンジン、F・・・・・・機枠、W・・
・・・・車輪(後輪)、M・・・・・・動力伝達機構部
、1・・・・・・プーリ、3・・・・・・ウオームギヤ
、4・・・・・・ホイールギヤ、5・・・・・・シャフ
ト、6・・・・・・ドッグクラッチ、7・・・・・・ス
プリング、8・・・・・・操作ロッド、11・・・・・
・ギヤ、12・・・・・・デファレンシャルギヤ装置、
13・・・・・・車軸。
の一例を示す側面図、第2図は本発明の実施例を示す要
部断面図、第3図は第2図のX−X線部の断面図である
。 E・・・・・・エンジン、F・・・・・・機枠、W・・
・・・・車輪(後輪)、M・・・・・・動力伝達機構部
、1・・・・・・プーリ、3・・・・・・ウオームギヤ
、4・・・・・・ホイールギヤ、5・・・・・・シャフ
ト、6・・・・・・ドッグクラッチ、7・・・・・・ス
プリング、8・・・・・・操作ロッド、11・・・・・
・ギヤ、12・・・・・・デファレンシャルギヤ装置、
13・・・・・・車軸。
Claims (1)
- 1 エンジンよりクラッチを介して駆動されるウオーム
ギヤを設け、該ウオームギヤに噛合うホイールギヤによ
り車輪軸を回転駆動するデファレンシャルギヤ装置に動
力を伝達するようにしたエンジン駆動式ゴルフカートに
おいて、上記ホイールギヤとデファレンシャルギヤ装置
間に両者の連結を解除し得るクラッチ装置を設け、該ク
ラッチ装置により車輪の回動を自由にし得るようにした
ことを特徴とするゴルフカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51119672A JPS5925688B2 (ja) | 1976-10-05 | 1976-10-05 | ゴルフカ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51119672A JPS5925688B2 (ja) | 1976-10-05 | 1976-10-05 | ゴルフカ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5345829A JPS5345829A (en) | 1978-04-25 |
JPS5925688B2 true JPS5925688B2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=14767184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51119672A Expired JPS5925688B2 (ja) | 1976-10-05 | 1976-10-05 | ゴルフカ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925688B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0211288Y2 (ja) * | 1983-09-30 | 1990-03-20 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2555132Y2 (ja) * | 1990-05-30 | 1997-11-19 | 株式会社共立 | 走行作業機械 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4524819Y1 (ja) * | 1966-08-27 | 1970-09-29 |
-
1976
- 1976-10-05 JP JP51119672A patent/JPS5925688B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4524819Y1 (ja) * | 1966-08-27 | 1970-09-29 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0211288Y2 (ja) * | 1983-09-30 | 1990-03-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5345829A (en) | 1978-04-25 |
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