JPH0211288Y2 - - Google Patents

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JPH0211288Y2
JPH0211288Y2 JP1983151692U JP15169283U JPH0211288Y2 JP H0211288 Y2 JPH0211288 Y2 JP H0211288Y2 JP 1983151692 U JP1983151692 U JP 1983151692U JP 15169283 U JP15169283 U JP 15169283U JP H0211288 Y2 JPH0211288 Y2 JP H0211288Y2
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JP
Japan
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needle
spout
breakthrough
cap
cylindrical
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JP1983151692U
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JPS6062027U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液体カートンの筒状注出口に関する
ものである。
(従来の技術) 第1図は、従来の筒状注出口を示すものであつ
て、この注出口は、筒状の注出口本体1と、この
注出口本体1に螺合されるキヤツプ2と、注出口
本体1内に収容される突破針3とからなり、針部
先端を上向きに収容していた突破針3を、消費者
が逆さに入れ直して指先などで押圧し、バージン
フイルム4を突き破つていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、この種の従来の注出口は、注出口内に
指先を入れるため衛生的でなく、またいちいち消
費者が突破針3を入れ換えなければならないとい
う欠点があつた。
(問題を解決するための手段) 本考案の目的は、この従来の注出口の欠点を除
去し、衛生的でかつ容易に液体カートンの開封を
行えるようにすることにある。
この目的を達成するため、本考案における液体
カートンの筒状注出口は、筒状の注出口本体と、
この注出口本体に螺合されるキヤツプと、この注
出口本体内に収容されるバージンフイルム突破針
とを具備した筒状注出口において、注出口本体の
ねじと同方向で、これのピツチより大なるピツチ
のねじを切つた雄ねじ部をキヤツプ天板裏面に突
設して、これに前記突破針を螺合せしめ、かつ突
破針と注出口本体との間に突破針の回転防止用係
合部を形成した。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第2図イは、本考案注出口の実施例を示す断面
図であつて、10は注出口本体、20はキヤツ
プ、30は突破針である。
注出口本体10は、そのフランジ部によつて液
体カートン5に固着されており、注出口本体10
の筒状部外面にはねじ11が、内面には複数段の
下方に向かう環状爪12が形成されている。
キヤツプ20は、注出口本体10に螺合される
ようになつており、その天板裏面に雄ねじ部21
が突設されている。
雄ねじ部21に形成されているねじ22は、前
記注出口本体10の筒状部外面に形成したねじ1
1と同方向にして、これよりも大きなピツチであ
り、また、ねじ22は2条ねじ、3条ねじとする
ことが望ましい。
突破針30は、キヤツプ20の雄ねじ部21に
螺合されるようになつており、第3図にも示すよ
うに、5枚のガイド板31を具備している。この
ガイド板31は、前記注出口本体10の筒状部の
内面下部に形成した縦方向のガイド爪13と係合
するようになつており、さらにその周面には前記
環状爪12と係合する上方に向かう爪32が形成
されている。その爪の形状を第4図に示してい
る。
次に、第2図イに示すような状態にある注出口
本体10にキヤツプ20が螺着されている筒状注
出口において、第2図ロに示すキヤツプ20を螺
脱することによつて突破針30でバージンフイル
ム4を突き破る過程を説明する。
先ず、第2図イに示すような状態の筒状注出口
について説明する。
注出口本体10に、突破針30を具有するキヤ
ツプ20を螺着するには、先ず、キヤツプ20の
雄ねじ部21に突破針30を一杯にねじ込む。こ
のようなキヤツプ20と突破針30とが一体化状
態にあるキヤツプ20を注出口本体10に螺入す
ると、一杯にねじ込まれた突破針30は、そのガ
イド板31の爪32が注出口本体10の環状爪1
2に摺接して抵抗を生ずるとも、雄ねじ部21の
ねじ22のピツチが注出口本体10のねじ11の
ピツチよりも大きくしてあるから、突破針30は
キヤツプ20に対して緩むことなく一体となつて
回転し環状爪12を乗り越えて螺入は進み、この
進みにつれて、突破針30のガイド板31の下部
傾斜面が注出口本体10の下方の縦方向のガイド
板13に斜上方向より当接すると、その弾性によ
つてこれを乗り越え、キヤツプ20は一杯にねじ
込まれた状態で停止する。このとき、突破針30
の尖頭は、バージンフイルム4に近接した位置に
ある。
この第2図イに示すような状態にあるキヤツプ
20と突破針30がセツトされた筒状注出口は、
消費者において、液体カートン内の内容物を注出
するため、キヤツプ20を開けようとしてこれを
回すと、突破針30のガイド板31と注出口本体
10の縦方向のガイド爪13とが係合しており、
かつ雄ねじ部21のねじ22のピツチが注出口本
体10のねじ11のピツチより大であることか
ら、キヤツプ20の1回転につき、そのピツチの
差だけ突破針30が下降し、キヤツプ20が外れ
るより前に、第2図ロに示すように突破針30
は、バージンフイルム4を突き破つて自動的に容
器を開封することとなる。
この場合において、突破針30の下降は、注出
口本体10のガイド爪13とガイド板31の係合
によつて直進状態となり、バージンフイルム4を
確実にしてきれいに突き破る。
第5図は、第2図イ,ロとは異なる突破針30
の回転防止手段を示すものであつて、注出口本体
10の筒状部内面に形成したガイド爪13′と突
破針のガイド板31′の係合により突破針30の
逆転を防止したものである。
尚、第3図において、突破針30のガイド板3
1の上部33を巾広とし、かつこの上部33と係
合する突起部14を注出口本体10の筒状部内面
下端に設けることにより、突破針30が容器内に
落入するのを防止している。
(考案の効果) 本考案における液体カートンの筒状注出口は、
上記の構成としたので、キヤツプをねじつてこれ
を注出口本体から外す際、キヤツプと注出口本体
との螺合ねじのピツチより、キヤツプ天板裏面の
雄ねじ部と突破針との螺合ねじのピツチを大きく
してあるから、突破針は下降し、バージンフイル
ムを突き破り、容器を開封することができる。
したがつて本考案によれば、開封に際して、手
指で突破針を押圧するという煩わしさはなく、直
接手指が注出口内に触れることがないから衛生的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の注出口を断面をもつて示した説
明図、第2図イは本考案注出口の断面図、ロは同
上の突破針でバージンフイルムを突き破つた状態
の断面図、第3図は突破針の斜視図、第4図は第
3図の部分断面図、第5図は第2図と異なる突破
針の逆転防止手段を示す説明的平面図である。 10……注出口本体、11……ねじ、12……
環状爪、13……縦方向のガイド爪、20……キ
ヤツプ、21……雄ねじ部、22……ねじ、30
……突破針、31……ガイド板、32……爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の注出口本体と、この注出口本体に螺合さ
    れるキヤツプと、この注出口本体内に収容される
    バージンフイルム突破針とを具備した筒状注出口
    において、注出口本体のねじと同方向で、これの
    ピツチより大なるピツチのねじを切つた雄ねじ部
    をキヤツプ天板裏面に突設して、これに前記突破
    針を螺合せしめ、かつ突破針と注出口本体との間
    に突破針の回転防止用係合部を形成した液体カー
    トンの筒状注出口。
JP15169283U 1983-09-30 1983-09-30 液体カ−トンの筒状注出口 Granted JPS6062027U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15169283U JPS6062027U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 液体カ−トンの筒状注出口

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JP15169283U JPS6062027U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 液体カ−トンの筒状注出口

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Publication Number Publication Date
JPS6062027U JPS6062027U (ja) 1985-04-30
JPH0211288Y2 true JPH0211288Y2 (ja) 1990-03-20

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ID=30336080

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JP15169283U Granted JPS6062027U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 液体カ−トンの筒状注出口

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JPS6062027U (ja) 1985-04-30

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