JPS592395Y2 - エンジンの機枠への防振支持装置 - Google Patents

エンジンの機枠への防振支持装置

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JPS592395Y2
JPS592395Y2 JP8175979U JP8175979U JPS592395Y2 JP S592395 Y2 JPS592395 Y2 JP S592395Y2 JP 8175979 U JP8175979 U JP 8175979U JP 8175979 U JP8175979 U JP 8175979U JP S592395 Y2 JPS592395 Y2 JP S592395Y2
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JP
Japan
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engine
plate
oil
vibration
support device
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Expired
Application number
JP8175979U
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English (en)
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JPS55181094U (ja
Inventor
正和 塩月
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエンジンの機枠への防振支持装置に関する。
一般にエンジンの防振支持はエンジンと機枠との間に防
振ゴムを挿入して行なわれる。
その構造を第4図に示す。
エンジンの固定脚31に取付は板32を固定し、この取
付は板32の先端に防振ゴム33を固定している。
34は取付は板32の強度を増すためのリブである。
ところが、図に示すような固定脚31にドレン栓35を
配設されたエンジンでは、ドレン栓35を外して潤滑油
をドレンすると、排油が取付は板32の上面に広がって
取付は板32が排油で汚されるうえ、排油を集めること
もできない。
そこで、本考案は取付は板32の幅を狭くして二枚にす
ることを考えた。
そうすると、二枚の取付は板32の間を通して排油でき
るが、部品点数が増加し、その位置合わせが難しくなり
、エンジンの防振固定作業の手間も増加する。
この考案は取付は板に排油孔を明けることにより、排油
が取付は板の上面に広がることがなく、かつエンジンの
機枠への防振固定作業も楽なエンジンの防振支持装置を
提供するものである。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図はエンジン発電機の正面図、第2図は第1図II
−II線断面図である。
図において1は強制空冷エンジン、2はエンジン1によ
り駆動される発電機で、エンジン1に一体に連結されて
エンジン発電機Rを構成している。
このエンジン発電機Rは機枠3内に収容される。
機枠3は左右一対のパイプを曲げて形成された口字形の
枠3aと、これを連結する断面コ字形の上部桟3bおよ
びパイプを用いたエンジン支持台3Cとから戊る。
4はエンジン1の上方に配置される燃料タンクで、その
合わせ面5が機枠3の前後の上部桟3bに載置され、機
枠3に固定支持される。
6はエンジン1のクランク軸端に固定されるフライホイ
ル兼用の冷却ファン、7はこの冷却ファン6により起こ
される冷却風のガイドケース、8はマフラ、9はマフラ
8とエンジン1とを連通ずる排気導管、10はマフラ8
の上方を覆うカバーで燃料タンク4の合わせ面5に連続
して上部桟3bに固定される。
機枠3のエンジン支持台3Cには防振ゴム取付はブラケ
ット11が固定され、これに防振ゴム12が傾斜状に載
置固定される。
一方、エンジン1のクランクケース1aの下部には、潤
滑油室13が形成されており、潤滑油室13内の潤滑油
のドレン口14が固定脚15内に横向きに明けられ、こ
のドレン口14はドレン栓16で蓋される。
固定脚15の下面には取付は板17が2本のボルト18
で固定されており、この取付は板17の先端は斜め上方
に折り曲げられ、ここが防振ゴム12の受部になってお
り、この受部に防振ゴム12を受けて、エンジン1が防
振ゴム12を介して機枠3のエンジン支持台3Cに防振
支持される。
19はドレン栓16の下方の取付は板17の途中部に明
けられた排油孔で、20は排油孔19の周縁部から下向
きに連出させた排油案内兼補強板部であり、排油孔19
を通る排油を案内するとともに、中折れ状の取付は板1
7の補強リブになっている。
以上のように支持台3Cに防振支持されたエンジンのド
レン栓16を外しドレン作業を行なうと、ドレン口14
から排出される潤滑油はちょうどその真下に位置する取
付は板17の排油孔19を通って、下方に置かれた容器
21に受は溜められる。
また、ドレス栓16を外す際には、取付は板17に排油
孔19を明けた分だけドレン栓16の操作空間が大きく
なり、ドレン栓16の取付は取外しも楽に行なえる。
上記実施例では、取付は板17はエンジン1の前と後の
二枚としたが、1枚の長い取付は板17としてもよい。
この場合、取付は板17を防振ゴム12を介して機枠3
に防振支持した後、取付は板17にエンジン1を載置固
定すればよいから、エンジン1の機枠3への防振支持固
定作業が非常に楽になる。
この考案は以上のように構成したから、つぎの効果を奏
する。
すなわち、エンジンの潤滑油ドレン作業時にドレン栓を
外すと、排油はドレン口からこの下方に位置する取付は
板の排油孔を通って流下するから、排油が取付板の上面
に広がって取付は板が汚れることはなく、排油を排油孔
の下方で受は溜めることができる。
また、取付は板の途中部に孔を明けて排油の通路を形成
したから、取付は板1枚でよく、取付は板を2枚にした
時のようにはエンジンの機枠への防振固定作業が煩わし
くなることはなく、楽に固定作業が行える。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はエンジン発電
機の正面図、第2図は第1図II−II線断面図、第3
図は要部斜視図、第4図は従来例を示す第3図相当図で
゛ある。 1・・・エンジン、3・・・機枠、3C・・・エンジン
支持台、12・・・防振ゴム、14・・・ドレン口、1
6・・・ドレン栓、17・・・取付は板、19・・・排
油孔、20・・・排油案内兼補強板部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 機枠3のエンジン支持台3C上にエンジン1の下部
    に固定の取付は板17を防振ゴム12を介して支持させ
    、取付は板17の途中部に排油孔19を明け、エンジン
    1の低部に潤滑油のドレン口14およびドレン栓16を
    取付は板17の上側で排油孔19に臨ませて設けたこと
    を特徴とするエンジンの機枠への防振支持装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のエンジンの
    機枠への防振支持装置において、取付は板17の排油孔
    19の周縁部から排油案内兼補強板部20を下向きに連
    出させたもの。
JP8175979U 1979-06-14 1979-06-14 エンジンの機枠への防振支持装置 Expired JPS592395Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8175979U JPS592395Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 エンジンの機枠への防振支持装置

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JP8175979U JPS592395Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 エンジンの機枠への防振支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55181094U JPS55181094U (ja) 1980-12-26
JPS592395Y2 true JPS592395Y2 (ja) 1984-01-23

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ID=29315017

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JP8175979U Expired JPS592395Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 エンジンの機枠への防振支持装置

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JPS55181094U (ja) 1980-12-26

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