JPS5820410Y2 - 移動農機におけるエンジンフレ−ム - Google Patents

移動農機におけるエンジンフレ−ム

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Publication number
JPS5820410Y2
JPS5820410Y2 JP3725477U JP3725477U JPS5820410Y2 JP S5820410 Y2 JPS5820410 Y2 JP S5820410Y2 JP 3725477 U JP3725477 U JP 3725477U JP 3725477 U JP3725477 U JP 3725477U JP S5820410 Y2 JPS5820410 Y2 JP S5820410Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
frame
engine frame
oil
drain port
Prior art date
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Expired
Application number
JP3725477U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53132836U (ja
Inventor
佐々木輝昭
和田芳道
Original Assignee
三菱農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱農機株式会社 filed Critical 三菱農機株式会社
Priority to JP3725477U priority Critical patent/JPS5820410Y2/ja
Publication of JPS53132836U publication Critical patent/JPS53132836U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 コンバイン又はバインダーその他の移動農機において走
行装置としてゴムクローラ−を用いることが多い。
ところがゴムは油によって溶かされる性質があるため、
第6図及び第7図に示す従来のもののようにチャンネル
鋼aを機体フレーム1に単に熔接したものにおいて、エ
ンジンオイルを排出する場合は、エンジン直下のゴムク
ローラ−上に受皿を設けなげればならず、その作業が意
外に面倒であるばかりでなく、それでも排油がゴムクロ
ーラ−上に漏出したり機体に付着した排油が受皿除去後
にゴムクローラ−上に滴下する等の欠点があった。
本考案は前述の諸欠点を改善すると共に強度の上でもす
ぐれた移動農機におけるエンジンフレームを提供するこ
とを目的とするものであって、機体フレーム1の下部に
ゴムクローラ−3を設け、一枚の鉄板に複数の横方向の
凸条をプレス加工により付設してエンジンフレーム9を
構成し、このエンジンフレーム9の下部に切欠部を設け
、該切欠部を前記機体フレーム1に嵌合すると共に熔接
して前記ゴムクローラ−3をエンジンフレーム9で覆い
、該エンジンフレーム9のエンジン5を装着する部位の
凸条9aを低く形成し、エンジン5の排油口と対向する
部位の凸条9bを該排油口より高く構成し、前記エンジ
ンフレーム9における排出口から流出した排油を受ける
部位は、機体フレーム1に密に熔接してエンジンの排油
口から流出する排油をエンジンフレームで全量受けて横
方向に導出するようにしたことを特徴とするものである
以下図面に示す実施例について本考案を更に詳細に説明
すると、1は前部に刈取装置2を装着し、下部にゴムク
ローラ−からなる走行装置3を有する機体フレームであ
って、カバー4で覆われたエンジン5と脱穀装置6とが
搭載してあり、エンジン5の上部には座席1を設け、そ
の前方には操作盤8が立設しである。
そして、エンジンフレーム9は一枚の鉄板からなりプレ
ス加工を施して、中間部には横方向の低い2つの凸条9
a 、9aを形成し、前後部には高い凸条9b、9bが
設けてあり、それらの凸条9b、9bはエンジン5の排
油栓10よりも高く形成してあり、このエンジンフレー
ム90幅方向の中間部は機体フレーム1の横幅及び略そ
の高さに相当する分だけ切欠してあり、この切欠部を上
方から機体フレーム1に嵌合させると低い凸条9a 、
9aのある部分は機体フレーム1の両側面に接し、前後
の高い凸条9b、9bは機体フレーム1を跨ぐようにし
て密接に嵌合する。
しかる後機体フレーム1とエンジンフレーム9との接触
部を排油が漏れないよう密に熔接しである。
而してエンジン5はエンジンフレーム9の凹条部に向か
う溝11aを有するエンジンベース11に螺着してあり
、該エンジンベース11は前記エンジンフレーム9に防
振ゴム12.・・・を介して低い凸条9a 、9a上に
取付けである。
その際上記エンジンベース11は省略し得るが、これを
用いるとエンジン5のエンジンフレーム9への取付位置
が正確になると共に溝11aは排油栓10の直下にある
ため排油が横方向に流れてその近傍の防振ゴムに付着す
るのを防止することができる。
13はプレス加工により成型した前記カバー4のカバー
フレームであって、第8図に示す如くその前後と外側の
カバー板14,15,16,16’は着脱自在に、また
出力プーリー側のカバー板17は固定しである。
また、前方のカバー板14の内側面には気化器18、燃
料パイプ19、燃料コック20等を温度の高い排気管2
1から隔離する遮熱板22が一体的に突設しである。
この遮熱板22は気化器18の調整、清浄のための着脱
、潤滑油点検、注油及びエアクリーナー整備等を行う場
合に、カバー板14を着脱すると、遮熱板22も同時に
一体的に着脱でき作業能率が著しく向上する。
また、遮熱板をエンジン5に取付けたもののように振動
を受けることが少なく強度もそれ程必要とせず、安価に
得ることができると共に騒音も少ない。
次にエンジンオイルを抜く場合について説明すると、排
油栓10を抜くと、排油は一旦エンジンベース11上に
流下し、その溝11aに集められナカラエンジンフレー
ム9上に更に流下する。
その際後方の凸条9bは排油栓10より高く形成しであ
るため後方へ流れ落ちることはなく全量、直下の凹条に
流入し、外側端側か低くなるように傾斜シているエンジ
ンフレーム9に沿って横方向に流れ、これを適宜の容器
で受ける。
本考案は前述のように機体フレーム1の下部にゴムクロ
ーラ−3を設け、一枚の鉄板に複数の横方向の凸条をプ
レス加工により付設してエンジンフレーム9を構成し、
このエンジンフレーム9の下部に切欠部を設げ、該切欠
部を前記機体フレーム1に嵌合すると共に熔接して前記
ゴムクローラ−3をエンジンフレーム9で覆い、該エン
ジンフレーム9のエンジン5を装着する部位の凸条9a
を低く形威し、エンジン5の排油口と対向する部位の凸
条9bを該排油口より高く構成し、前記エンジンフレー
ム9における排出口から流出した排油を受ける部位は、
機体フレーム1に密に熔接したので、排油口から流出す
る排油はエンジンフレーム上に流下する時、高い凸条9
bによって外方への溢流を阻止され全量エンジンフレー
ム上に流下せしめることができ、このエンジンフレーム
は、その下方のゴムクローラ−上に排油が流下するのを
完全に防止するので排油が漏下することによりゴムクロ
ーラ−が損傷するのを防止することができる。
また、一枚の鉄板にプレス加工を施して凹凸条を形成し
たので強度が著しく向上し、重量が犬でかつ激しく振動
するエンジンを確かつと支持することができる。
更に、機体とゴムクローラ−との間の狭い間隙に受皿を
挿入し、回収した排油を流出させないように受皿を引き
出す等の面倒な作業も必要でない等の諸効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の一実施例を示すものであって、第1図はコ
ンバインの側面図、第2図は要部の斜視図、第3図はエ
ンジンフレームの斜視図、第4図は要部の側面図、第5
図は同上背面図、第6図は対象例の斜視図、第1図は同
上背面図、第8図はエンジンカバーの平面図である。 1・・・機体フレーム、5・・・エンジン、9・・・エ
ンジンフレーム、9 a y 9 b・・・凸条、10
・・・排油栓、12・・・防振ゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体フレーム1の下部にゴムクローラ−3を設け、一枚
    の鉄板に複数の横方向の凸条をプレス加工により付設し
    てエンジンフレーム9を構成し、このエンジンフレーム
    9の下部に切欠部を設け、該切欠部を前記機体フレーム
    1に嵌合すると共に熔接して前記ゴムクローラ−3をエ
    ンジンフレーム9で覆い、該エンジンフレーム9のエン
    ジン5を装着する部位の凸条9aを低(形成し、エンジ
    ン5の排油口と対向する部位の凸条9bを該排油口より
    高く構成し、前記エンジンフレーム9における排出口か
    ら流出した排油を受ける部位は、機体フレーム1に密に
    熔接したことを特徴とするエンジンフレーム。
JP3725477U 1977-03-25 1977-03-25 移動農機におけるエンジンフレ−ム Expired JPS5820410Y2 (ja)

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JP3725477U JPS5820410Y2 (ja) 1977-03-25 1977-03-25 移動農機におけるエンジンフレ−ム

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JP3725477U JPS5820410Y2 (ja) 1977-03-25 1977-03-25 移動農機におけるエンジンフレ−ム

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JPS53132836U JPS53132836U (ja) 1978-10-21
JPS5820410Y2 true JPS5820410Y2 (ja) 1983-04-27

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ID=28899960

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886719U (ja) * 1981-12-04 1983-06-13 三菱農機株式会社 エンジンの取付機台
JPS59105824U (ja) * 1982-12-29 1984-07-17 株式会社クボタ コンバインのエンジン・ボンネツト取付装置
JPS59105825U (ja) * 1982-12-29 1984-07-17 株式会社クボタ コンバインのエンジン・ボンネツト取付装置

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JPS53132836U (ja) 1978-10-21

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