JPH0754565Y2 - 縦型エンジンのオイルポンプ装置 - Google Patents
縦型エンジンのオイルポンプ装置Info
- Publication number
- JPH0754565Y2 JPH0754565Y2 JP616690U JP616690U JPH0754565Y2 JP H0754565 Y2 JPH0754565 Y2 JP H0754565Y2 JP 616690 U JP616690 U JP 616690U JP 616690 U JP616690 U JP 616690U JP H0754565 Y2 JPH0754565 Y2 JP H0754565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower crankcase
- oil pump
- crankcase
- pump chamber
- strainer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、芝刈機などに用いる縦型エンジンのオイル
ポンプ装置に関する。
ポンプ装置に関する。
〔従来の技術〕 芝刈機では、クランクシャフトを縦置きにして、クラン
クシャフトの下端にカッターを連結して回転させて芝を
刈るようにしたものがある。この種の縦型エンジンで
は、クランクケースの下側のロアークランクケースがオ
イルパンになって、所定量の潤滑オイルが収容される。
そして、ロアークランクケースにオイルポンプのポンプ
室やストレーナーが設けられる。例えば、実開昭62-105
311号公報参照。
クシャフトの下端にカッターを連結して回転させて芝を
刈るようにしたものがある。この種の縦型エンジンで
は、クランクケースの下側のロアークランクケースがオ
イルパンになって、所定量の潤滑オイルが収容される。
そして、ロアークランクケースにオイルポンプのポンプ
室やストレーナーが設けられる。例えば、実開昭62-105
311号公報参照。
ロアークランクケースに、ポンプ室を設けたり、ストレ
ーナーの取付け部分になるボスを突設したりするので、
ロアークランクケースの構造が複雑になり、オイルパン
としての容積が十分にとれない。又、ロアークランクケ
ースを鋳造するときに、構造が複雑であるので鋳湯の回
りが悪く、不良品が発生する不都合がある。
ーナーの取付け部分になるボスを突設したりするので、
ロアークランクケースの構造が複雑になり、オイルパン
としての容積が十分にとれない。又、ロアークランクケ
ースを鋳造するときに、構造が複雑であるので鋳湯の回
りが悪く、不良品が発生する不都合がある。
この考案は、かかる点に鑑み、ロアークランクケースに
締着するポンプ室のキャップとストレーナーのカバーの
ためのボスを可及的に共通することによって、ロアーク
ランクケースの突起物を少くし、オイルパンとしての容
積を大きくできると共に鋳造時の湯流れもよくできる縦
型エンジンのオイルポンプ装置を得ることを目的とす
る。
締着するポンプ室のキャップとストレーナーのカバーの
ためのボスを可及的に共通することによって、ロアーク
ランクケースの突起物を少くし、オイルパンとしての容
積を大きくできると共に鋳造時の湯流れもよくできる縦
型エンジンのオイルポンプ装置を得ることを目的とす
る。
上記目的を達成するために、この考案の縦型エンジンの
オイルポンプ装置は、クランクシャフトを縦置きにした
エンジンに於て、クランクシャフトに連動させたカムシ
ャフトの下端にオイルポンプを連結してオイルポンプを
ロアークランクケースの下面を抉ったポンプ室に収容
し、ポンプ室を覆うキャップをロアークランクケースに
設けたボスにボルトで締着し、ロアークランクケースの
内側にストレーナーを取付けてカバーで覆い、該カバー
をロアークランクケースの共通のボスにボルトで締着す
るようにしたことにある。
オイルポンプ装置は、クランクシャフトを縦置きにした
エンジンに於て、クランクシャフトに連動させたカムシ
ャフトの下端にオイルポンプを連結してオイルポンプを
ロアークランクケースの下面を抉ったポンプ室に収容
し、ポンプ室を覆うキャップをロアークランクケースに
設けたボスにボルトで締着し、ロアークランクケースの
内側にストレーナーを取付けてカバーで覆い、該カバー
をロアークランクケースの共通のボスにボルトで締着す
るようにしたことにある。
ロアークランクケースに突設したボスには、下端にポン
プ室のキャップをボルトで締着し、上端にストレーナー
のカバーをボルトで締着する。このためロアークランク
ケースの突起物を少くでき、オイルパンとしての容積を
大きくでき、鋳造時の湯流れがよくなって歩留りの向上
が図れる。
プ室のキャップをボルトで締着し、上端にストレーナー
のカバーをボルトで締着する。このためロアークランク
ケースの突起物を少くでき、オイルパンとしての容積を
大きくでき、鋳造時の湯流れがよくなって歩留りの向上
が図れる。
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
クランクケースは、ロアークランクケース１の上にアッ
パークランクケース２を重ね合せて締着するようにして
ある。クランクシャフト３は、アッパークランクケース
２とロアークランクケース１を貫通させて縦置きにして
あり、ピストン４は、横方向に往復動する。クランクシ
ャフト３には、カムシャフト５とバランサーシャフト６
を歯車で連結して連動させるようにしてある。カムシャ
フト５の下端には、トロコイド型のオイルポンプ７を連
結する。ロアークランクケース１には、下面を上方に抉
ってポンプ室８が設けてあって、オイルポンプ７をポン
プ室８内に収容する。ポンプ室８は、Ｏリング９でシー
ルして、キャップ10で覆い、キャップ10をボルト11でロ
アークランクケース１に設けたボス12に締着する。ポン
プ室８の吸入口13は孔でロアークランクケース１の内側
に通じさせてあり、吸入口13の片側にストレーナ14を立
てて、ストレーナ14で塵を取除いた潤滑オイルが吸入口
13に流れるようにしてある。ストレーナー14は、カバー
15で押え、カバー15をロアークランクケース１に設けた
キャップ10用のボルト11締着用のボス12の上端にボルト
16で締着する。ロアークランクケース１には、所定量の
潤滑オイルを注入してオイルパンにする。オイルポンプ
７は、ストレーナー14から吸入口13に流れた潤滑オイル
を吸入して、フィルター17で細かい塵を取除き、通孔18
を通してクランクジャーナル19などに送油する。
パークランクケース２を重ね合せて締着するようにして
ある。クランクシャフト３は、アッパークランクケース
２とロアークランクケース１を貫通させて縦置きにして
あり、ピストン４は、横方向に往復動する。クランクシ
ャフト３には、カムシャフト５とバランサーシャフト６
を歯車で連結して連動させるようにしてある。カムシャ
フト５の下端には、トロコイド型のオイルポンプ７を連
結する。ロアークランクケース１には、下面を上方に抉
ってポンプ室８が設けてあって、オイルポンプ７をポン
プ室８内に収容する。ポンプ室８は、Ｏリング９でシー
ルして、キャップ10で覆い、キャップ10をボルト11でロ
アークランクケース１に設けたボス12に締着する。ポン
プ室８の吸入口13は孔でロアークランクケース１の内側
に通じさせてあり、吸入口13の片側にストレーナ14を立
てて、ストレーナ14で塵を取除いた潤滑オイルが吸入口
13に流れるようにしてある。ストレーナー14は、カバー
15で押え、カバー15をロアークランクケース１に設けた
キャップ10用のボルト11締着用のボス12の上端にボルト
16で締着する。ロアークランクケース１には、所定量の
潤滑オイルを注入してオイルパンにする。オイルポンプ
７は、ストレーナー14から吸入口13に流れた潤滑オイル
を吸入して、フィルター17で細かい塵を取除き、通孔18
を通してクランクジャーナル19などに送油する。
以上説明したように、この考案は、上述のように構成し
たもので、ロアークランクケースに突設したボスの下端
に、ポンプ室のキャップをボルトで締着し、又、ボスの
上端には、ストレーナーのカバーをボルトで締着する。
このため、ロアークランクケースに設ける突起を少くで
き、オイルパンとしての容積を大きくできると共に、ロ
アークランクケースの形状を簡単にして、鋳造時の湯流
れをよくすることができて、歩留りを向上でき、生産性
を高めることができる。
たもので、ロアークランクケースに突設したボスの下端
に、ポンプ室のキャップをボルトで締着し、又、ボスの
上端には、ストレーナーのカバーをボルトで締着する。
このため、ロアークランクケースに設ける突起を少くで
き、オイルパンとしての容積を大きくできると共に、ロ
アークランクケースの形状を簡単にして、鋳造時の湯流
れをよくすることができて、歩留りを向上でき、生産性
を高めることができる。
図は本考案の一実施例を示し、 第１図は要部の平面図、 第２図は同底面図、 第３図は第１図Ａ−Ａ矢視断面図、 第４図は全体の概略展開側面図、 第５図はロアークランクケースの平面図、 第６図は同底面図、 である。 １……ロアークランクケース、３……クランクシャフ
ト、５……カムシャフト、７……オイルポンプ、８……
ポンプ室、10……キャップ、11……ボルト、12……ボ
ス、14……ストレーナー、15……カバー、16……ボル
ト。
ト、５……カムシャフト、７……オイルポンプ、８……
ポンプ室、10……キャップ、11……ボルト、12……ボ
ス、14……ストレーナー、15……カバー、16……ボル
ト。
Claims (1)
- 【請求項１】クランクシャフトを縦置きにしたエンジン
に於て、クランクシャフトに連動させたカムシャフトの
下端にオイルポンプを連結してオイルポンプをロアーク
ランクケースの下面を抉ったポンプ室に収容し、ポンプ
室を覆うキャップをロアークランクケースに設けたボス
にボルトで締着し、ロアークランクケースの内側にスト
レーナーを取付けてカバーで覆い、該カバーをロアーク
ランクケースの共通のボスにボルトで締着するようにし
たことを特徴とする縦型エンジンのオイルポンプ装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP616690U JPH0754565Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 縦型エンジンのオイルポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP616690U JPH0754565Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 縦型エンジンのオイルポンプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0399818U JPH0399818U (ja) | 1991-10-18 |
| JPH0754565Y2 true JPH0754565Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31509845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP616690U Expired - Lifetime JPH0754565Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 縦型エンジンのオイルポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754565Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP616690U patent/JPH0754565Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0399818U (ja) | 1991-10-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6040804Y2 (ja) | エンジンの潤滑装置 | |
| JPH0754565Y2 (ja) | 縦型エンジンのオイルポンプ装置 | |
| JPH03127013U (ja) | ||
| JP2500975Y2 (ja) | 縦型エンジンの潤滑オイルリリ―フ装置 | |
| US3037582A (en) | Combination oil reservoir and bearing mount for internal combustion engines | |
| JP2502507Y2 (ja) | 内燃機関のオイルフィルタ装置 | |
| JP2864400B2 (ja) | 四サイクルエンジンの潤滑オイル吸入装置 | |
| JPS6141929Y2 (ja) | ||
| JPH0627782Y2 (ja) | エアクリーナにおけるブローバイガスの処理装置 | |
| JPS6345011U (ja) | ||
| JP2729646B2 (ja) | バーチカル型エンジンの潤滑装置 | |
| JPS6010652Y2 (ja) | オイルフイルタ | |
| JPH0223772Y2 (ja) | ||
| JPH0639046Y2 (ja) | 内燃機関用オイル濾過装置 | |
| JPS6446411U (ja) | ||
| JPS5913306Y2 (ja) | 横型エンジン | |
| JPH0218606U (ja) | ||
| JPS6321683Y2 (ja) | ||
| JPH02137506U (ja) | ||
| JPS6024909Y2 (ja) | 横型エンジン | |
| JPS6425310U (ja) | ||
| JPH0210266Y2 (ja) | ||
| JPS6026175Y2 (ja) | ４サイクルエンジンのブリ−ザ装置 | |
| JPH03138409A (ja) | 四サイクルエンジンのブリーザー装置 | |
| JPH04134172A (ja) | ４サイクルエンジンのシリンダブロック補強構造 |