JPS5923808Y2 - 上部旋回式油圧掘削機の油圧回路 - Google Patents
上部旋回式油圧掘削機の油圧回路Info
- Publication number
- JPS5923808Y2 JPS5923808Y2 JP5139279U JP5139279U JPS5923808Y2 JP S5923808 Y2 JPS5923808 Y2 JP S5923808Y2 JP 5139279 U JP5139279 U JP 5139279U JP 5139279 U JP5139279 U JP 5139279U JP S5923808 Y2 JPS5923808 Y2 JP S5923808Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- swing
- boom
- pump
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Multiple-Way Valves (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は上部旋回式油圧掘削機の油圧回路に関するもの
である。
である。
従来、この種の油圧回路としては例えば第１図に示す如
く、第１・第２・第３ポンプＰＩ、Ｐ２．Ｐ３をモータ
Ｍで駆動し、第１ポンプＰ１の吐出路ａ１に旋回モータ
ｂに圧油を供給する旋回弁Ｃを設け、第２ポンプＰ２の
吐出路ａ２に左走行モータｄＬに圧油を供給する左走行
弁ｅＬ、ブームシリンダｆに圧油を供給する第１ブーム
弁ｇ１、アームシリンダｈに圧油を供給するアーム弁ｉ
をそれぞれ並列に設け、第３ポンプＰ３の吐出路ａ３に
大走行モータｄＲに圧油を供給する右走行弁ｅＲ、パケ
ットシリンダｊに圧油を供給するパケット弁ｋ、ブーム
シリンダｆに圧油を供給する第２ブーム弁ｇ２を設けた
ものが知られている。
く、第１・第２・第３ポンプＰＩ、Ｐ２．Ｐ３をモータ
Ｍで駆動し、第１ポンプＰ１の吐出路ａ１に旋回モータ
ｂに圧油を供給する旋回弁Ｃを設け、第２ポンプＰ２の
吐出路ａ２に左走行モータｄＬに圧油を供給する左走行
弁ｅＬ、ブームシリンダｆに圧油を供給する第１ブーム
弁ｇ１、アームシリンダｈに圧油を供給するアーム弁ｉ
をそれぞれ並列に設け、第３ポンプＰ３の吐出路ａ３に
大走行モータｄＲに圧油を供給する右走行弁ｅＲ、パケ
ットシリンダｊに圧油を供給するパケット弁ｋ、ブーム
シリンダｆに圧油を供給する第２ブーム弁ｇ２を設けた
ものが知られている。
このように構成した油圧回路において、旋回弁Ｃを操作
すると第１ポンプＰ１の全吐出量が旋回モータｂに供給
されるが上部旋回体の慣性が大きいのでモータ加速遊期
においては油量とほとんど必要としないため余分な油量
はリリーフ弁ｌがらノリーフし油量を損失してしまう。
すると第１ポンプＰ１の全吐出量が旋回モータｂに供給
されるが上部旋回体の慣性が大きいのでモータ加速遊期
においては油量とほとんど必要としないため余分な油量
はリリーフ弁ｌがらノリーフし油量を損失してしまう。
第２図の斜線部分が損失油量である。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は旋回初期においてリリーフする旋回ポンプの油量を
ブームシリンダに送って旋回とブーム同時操作時にブー
ムを速く動作できるようにして旋回ポンプの吐出量を有
効利用できるようにした上部旋回式油圧掘削機の油圧回
路を提供することである。
的は旋回初期においてリリーフする旋回ポンプの油量を
ブームシリンダに送って旋回とブーム同時操作時にブー
ムを速く動作できるようにして旋回ポンプの吐出量を有
効利用できるようにした上部旋回式油圧掘削機の油圧回
路を提供することである。
以下第３図以降を参照して本考案の実施例を説明する。
モータＭで第１・第２・第３ポンプＰ、、 Ｐ２．Ｐ３
を駆動し、第１ポンプＰ１の吐出路１□に旋回モータ２
に圧油を供給する旋回弁３を設け、第２ポンプＰ２の吐
出路１２に左走行モータ４Ｌに圧油を供給する左走行弁
５Ｌ、ブームシリンダ６に圧油を供給する第１ブーム弁
７１、アームシリンダ８に圧油を供給するアーム弁９を
それぞれ並列に設け、第３ポンプＰ３の吐出路１３に大
走行モータ４Ｒに圧油を供給する右走行弁５Ｒ、パケッ
トシリンダ１０に圧油を供給するバケット弁１１．ブー
ムシリンダ６に圧油を供給する第２ブーム弁７２を設け
てあって、第１ポンプＰ１か゛旋回ポンプとなっている
。
を駆動し、第１ポンプＰ１の吐出路１□に旋回モータ２
に圧油を供給する旋回弁３を設け、第２ポンプＰ２の吐
出路１２に左走行モータ４Ｌに圧油を供給する左走行弁
５Ｌ、ブームシリンダ６に圧油を供給する第１ブーム弁
７１、アームシリンダ８に圧油を供給するアーム弁９を
それぞれ並列に設け、第３ポンプＰ３の吐出路１３に大
走行モータ４Ｒに圧油を供給する右走行弁５Ｒ、パケッ
トシリンダ１０に圧油を供給するバケット弁１１．ブー
ムシリンダ６に圧油を供給する第２ブーム弁７２を設け
てあって、第１ポンプＰ１か゛旋回ポンプとなっている
。
前記第１ブーム弁７１の入口ポート１２に接続する流入
路１３にはブームシリンダ６からの逆流を防止する逆止
弁１４が設けてあり、該流入路１３における逆止弁１４
より人口ポート１２側と前記第１ポンプ９□の吐出路１
、とはバイパス路１５で短絡連通しであると共に、該バ
イパス路１５には吐出路１□への流通を阻止する逆止弁
１６と絞り１７が設けである。
路１３にはブームシリンダ６からの逆流を防止する逆止
弁１４が設けてあり、該流入路１３における逆止弁１４
より人口ポート１２側と前記第１ポンプ９□の吐出路１
、とはバイパス路１５で短絡連通しであると共に、該バ
イパス路１５には吐出路１□への流通を阻止する逆止弁
１６と絞り１７が設けである。
しかして、旋回弁３と第１ブーム弁７□とを同時操作す
ると、第１ポンプＰ１の吐出油は旋回モータ２に送られ
るが上動旋回体の慣性が大であるため大部分の油流は余
分となり、その余分の油量はリリーフ弁１８からリリー
フすることなくバイパス路１５を経て第１ブーム弁７、
に供給され、第１ブーム弁７□からブームシリンダ６に
圧送されてブームシリンダ６の動作速度を増加する。
ると、第１ポンプＰ１の吐出油は旋回モータ２に送られ
るが上動旋回体の慣性が大であるため大部分の油流は余
分となり、その余分の油量はリリーフ弁１８からリリー
フすることなくバイパス路１５を経て第１ブーム弁７、
に供給され、第１ブーム弁７□からブームシリンダ６に
圧送されてブームシリンダ６の動作速度を増加する。
そして、旋回モータ２が定常回転となると第１ポンプ９
、の吐出油は旋回モータ２に全量流れ旋回速度を速くす
ることができる。
、の吐出油は旋回モータ２に全量流れ旋回速度を速くす
ることができる。
第４図は旋回モータ回転速度イとブームシリンダ動作速
度口との変化を示す表図である。
度口との変化を示す表図である。
また、バイパス路１５には逆止弁１６が設けであるから
旋回モータ２の回路圧がブームシリンダ６の回路圧より
も低くなったときにブームシリンダ６の回路の流量が旋
回モータ２の回路へ逆流することを防止できる。
旋回モータ２の回路圧がブームシリンダ６の回路圧より
も低くなったときにブームシリンダ６の回路の流量が旋
回モータ２の回路へ逆流することを防止できる。
また、バイパス路１５には絞り１７が設けであるから旋
回子−タ加速初期にブームシリンダ６に供給される旋回
ポンプＰ１の吐出量が減少され、旋回モータ加速性が向
上する。
回子−タ加速初期にブームシリンダ６に供給される旋回
ポンプＰ１の吐出量が減少され、旋回モータ加速性が向
上する。
第５図は同時操作時の旋回モータ回転速度の時間的変化
を示す表図、第６図は同時操作時の旋回モータ加速性を
示す表図であり、ハが絞り有の場合、二が絞り無の場合
であって、絞り有の場合が加速性が優れていることが判
る。
を示す表図、第６図は同時操作時の旋回モータ加速性を
示す表図であり、ハが絞り有の場合、二が絞り無の場合
であって、絞り有の場合が加速性が優れていることが判
る。
すなわち、絞り１７がない場合には同時操作すると旋回
モータ２はブームシリンダ油圧回路圧で加速されること
になるが、このブームシリンダ油圧回路圧は前記のリリ
ーフ弁１８のセット圧よりも低いので単独操作時よりも
加速性が低下することになる。
モータ２はブームシリンダ油圧回路圧で加速されること
になるが、このブームシリンダ油圧回路圧は前記のリリ
ーフ弁１８のセット圧よりも低いので単独操作時よりも
加速性が低下することになる。
しかし絞り１７を設けると同時操作時にブームシリンダ
油圧回路圧よりも高い圧力で加速されることになって単
独操作時に近い加速性が得られる。
油圧回路圧よりも高い圧力で加速されることになって単
独操作時に近い加速性が得られる。
なお、絞す１７を可変絞りとすれば加速性を任意に調整
できる。
できる。
また、逆止弁１６と絞り１７は第７図に示す如く構成し
ても良い。
ても良い。
すなわち遮断位置■と絞り１７を介して連通位置ＩＩと
有する二位置切換弁１９をバイパス路１５に設け、該切
換弁１９をバネ２０で遮断位置に付勢維持し、吐出路１
□内の圧力をパイロット管路２１でパイロット圧受部２
２に供給してそのパイロット圧でバネ２０に坑して連通
位置ＩＩとなるように構成しである。
有する二位置切換弁１９をバイパス路１５に設け、該切
換弁１９をバネ２０で遮断位置に付勢維持し、吐出路１
□内の圧力をパイロット管路２１でパイロット圧受部２
２に供給してそのパイロット圧でバネ２０に坑して連通
位置ＩＩとなるように構成しである。
このように構成すれば前述と同様に動作する。
本考案は前述のように構成したので、旋回初期において
リリーフする旋回ポンプＰ１の油量をブームシリンダ６
に送って旋回とブーム同時操作時にブームを速く動作で
き、旋回ポンプＰ１の吐出量を有効利用できる。
リリーフする旋回ポンプＰ１の油量をブームシリンダ６
に送って旋回とブーム同時操作時にブームを速く動作で
き、旋回ポンプＰ１の吐出量を有効利用できる。
また、バイパス路１５には逆止弁１６が設けであるから
旋回モータ２の油圧回路圧がブームシリンダ６の油圧回
路圧より低くなった時にブームシリンダ６の油圧回路の
流量が旋回モータ２の油圧回路に逆流することを防止で
きる。
旋回モータ２の油圧回路圧がブームシリンダ６の油圧回
路圧より低くなった時にブームシリンダ６の油圧回路の
流量が旋回モータ２の油圧回路に逆流することを防止で
きる。
また、バイパス路１５には絞り１７が設けであるから同
時操作時の旋回モータ２の加速性を向上できる。
時操作時の旋回モータ２の加速性を向上できる。
第１図は従来例の説明図、第２図はその旋回モータの回
転速度と油量との関係を示す表図、第３図は本考案の実
施例を示す線図的構成説明図、第４図はそのブームシリ
ンダ動作速度、旋回モータ回転速度の時間的変化を示す
表図、第５図は同時操作時の旋回モータ回転速度の時間
的変化を示す表図、第６図は同時操作時の旋回モータ加
速性を示す表図、第７図は他の実施例を説明図である。 ９、は旋回ポンプ、９□、９３は第２・第３ポンプ、１
、。 １゜山は吐出路、２は旋回モータ、３は旋回弁、４Ｌ、
４Ｒは左右走行モータ、５Ｌ、５Ｒは左右走行弁、６は
ブームシリンダ、７□、７２は第１・第２ブーム弁、８
はアームシリンダ、９はアーム弁、１０はパケットシリ
ンダ、１１はパケット弁、１２は入口ポート、１５はバ
イパス路、１６は逆止弁、１７は絞り。
転速度と油量との関係を示す表図、第３図は本考案の実
施例を示す線図的構成説明図、第４図はそのブームシリ
ンダ動作速度、旋回モータ回転速度の時間的変化を示す
表図、第５図は同時操作時の旋回モータ回転速度の時間
的変化を示す表図、第６図は同時操作時の旋回モータ加
速性を示す表図、第７図は他の実施例を説明図である。 ９、は旋回ポンプ、９□、９３は第２・第３ポンプ、１
、。 １゜山は吐出路、２は旋回モータ、３は旋回弁、４Ｌ、
４Ｒは左右走行モータ、５Ｌ、５Ｒは左右走行弁、６は
ブームシリンダ、７□、７２は第１・第２ブーム弁、８
はアームシリンダ、９はアーム弁、１０はパケットシリ
ンダ、１１はパケット弁、１２は入口ポート、１５はバ
イパス路、１６は逆止弁、１７は絞り。
Claims (1)
- 旋回ポンプＰ１と第２・第３ポンプＰ２．Ｐ３とを備え
、旋回ポンプＰ１の吐出路１１を旋回弁３を介して旋回
モータ２に接続し、第２ポンプＰ２の吐出路を左走行弁
５Ｌ、第１ブーム弁７□、アーム弁９を介して左走行モ
ータ４Ｌ、ブームシリンダ６、アームシリンダ８にそれ
ぞれ並列に接続すると共に、第３ポンプＰ３の吐出路１
３を右走行弁５Ｒ、パケット弁１１．第２ブーム弁７□
を介して右走行モータ４Ｒ、パケットシリンダ１０、ブ
ームシリンダ６にそれぞれ並列に接続し、前記第１ポン
プＰ１の吐出路１１と前記第１ブーム弁７□の入口ポー
ト１２とをバイパス路１５で短絡連通すると共に、該バ
イパス路１５に前記吐出路１１への逆流を防止する逆止
弁１６を設けたことを特徴とする上部旋回式油圧掘削機
の油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5139279U JPS5923808Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 上部旋回式油圧掘削機の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5139279U JPS5923808Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 上部旋回式油圧掘削機の油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55154760U JPS55154760U (ja) | 1980-11-07 |
| JPS5923808Y2 true JPS5923808Y2 (ja) | 1984-07-14 |
Family
ID=29288432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5139279U Expired JPS5923808Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 上部旋回式油圧掘削機の油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923808Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-19 JP JP5139279U patent/JPS5923808Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55154760U (ja) | 1980-11-07 |
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