JPH0623463Y2 - 走行用油圧モ−タの油圧回路 - Google Patents

走行用油圧モ−タの油圧回路

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JPH0623463Y2
JPH0623463Y2 JP1987046213U JP4621387U JPH0623463Y2 JP H0623463 Y2 JPH0623463 Y2 JP H0623463Y2 JP 1987046213 U JP1987046213 U JP 1987046213U JP 4621387 U JP4621387 U JP 4621387U JP H0623463 Y2 JPH0623463 Y2 JP H0623463Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案は、油圧により走行する車両における走行用油
圧モータの油圧回路に関するものである。
B.従来の技術 一般に、ホイール式油圧ショベルなどのように走行可能
とされた作業機械においては、その走行に油圧モータが
用いられており、この油圧モータの駆動回路には第2図
に示すような油圧回路が用いられていた。
この油圧回路は、作業機械の各種のアクチュエータを駆
動する油圧ポンプ1A,1Bと、この油圧ポンプ1A,
1Bからの圧油の供給を各アクチュエータ毎に制御する
コントロールバルブの集合体である多連コントロールバ
ルブ2A,2Bと、多連コントロールバルブ2A,2B
の走行用コントロールバルブ3a,3bにより駆動制御
される走行用モータ4からなり、走行モータ4の主管路
5A,5Bには、クロスオーバリリーフバルブ6、カウ
ンタバランスバルブ7、メイクアップバルブ8が接続さ
れている。さらに、メイクアップバルブ8とタンク10
とが外部メイクアップ回路12により接続され、コント
ロールバルブ2Aの戻り油管路にはオイルクーラ11が
設けられている。
以上のような構成において、コントロールバルブ3a,
3bを「イ」の位置に操作すると、油圧ポンプ1の油は
各コントロールバルブを出て合流し、その圧力により
「イ」の位置に切換えられたカウンタバランスバルブ7
を通り、主管路5Aから走行モータ4に供給され、走行
モータ4を駆動する。一方、走行モータ4からの戻り油
は、主管路5Bから「イ」の位置に切換わっているカウ
ンタバランスバルブ7、各コントロールバルブ3a,3
bを通り、各戻り油はオイルクーラ11を経て、あるい
は直接タンク10に戻される。これにより、走行モータ
4は正転し、作業機械(走行車両)は前進する。なお、
後進の場合は逆の動作が行なわれる。
走行中の車両を減速するため、コントロールバルブ3
a,3bを操作して走行モータ4への供給油量を減少さ
せると、主管路5Aの圧力が低下し、カウンタバランス
バルブ7はそのばね力により中立位置に戻り、走行モー
タ4の回路を全閉する。この状態において、走行モータ
4は走行中の慣性により回転を継続しようとするので、
主管路5Bには高圧のブレーキ油圧が発生し、走行モー
タ4は減速し、この状態が続けば車両は停止する。
また、車両が坂道を降坂する場合、走行モータ4は外力
により回転せしめられ、油圧ポンプ1からの供給油量が
不足する。これにより主管路5Aの圧力が低下し、減速
の場合と同様に、カウンタバランスバルブ7により走行
モータ4の回転が全閉し、主管路5B側が高圧となり、
走行モータ4は減速する。この減速により、供給油量の
不足がなくなると、主管路5Aの圧力は再び増加し、カ
ウンタバランスバルブ7は「イ」の位置に切換えられ、
走行モータ4は回転を続ける。このような動作の繰り返
しにより、車両降坂の場合の逸走が防止される。
ここで、減速および降坂の場合、カウンタバランスバル
ブ7が閉じて走行モータ4が減速するとき、走行モータ
4にキャビテーションが発生し、走行モータの寿命低下
や異常騒音の原因となる。
メイクアップバルブ8および外部メイクアップ回路12
はこれを防止するためのものであり、主管路5Aに圧力
低下が生じると、タンク10から油が外部メイクアップ
回路12,メイクアップバルブ8を経て主管路5Aに吸
い込まれ、油量不足を補いキャビテーションの発生を防
止している。
ところが、近年、車両の重量が増加し、またその速度が
高速化する傾向にあり、このような場合、減速時または
降坂時における走行モータ4の入口での不足の油量も増
大することになり、外部メイクアップ回路12,メイク
アップバルブ8によるタンク10からの吸込みだけで
は、不足油量を補うことができず、キャビテーションの
発生を防止することができなくなるという問題が生じて
いた。
このような問題点を解消するため、本出願人は先に特開
昭61−60327号(特願昭59−180716号)
公報に新しい油圧回路を提案した。
この油圧回路は、第3図に示すように、走行モータ4の
戻り油管路中にリストリクションバルブ16を設け、こ
のリストリクションバルブ16の入口側とメイクアップ
バルブ8とをメイクアップ管路17で接続し、車両の減
速時や降坂時に走行モータの吐出油を主管路5Aへ押し
込み不足油量を補うようにしたものである。
なお、この油圧回路では、クロスオーバリリーフバルブ
6,カウンタバランスバルブ7の代りにリリーフ弁1
3、チェック弁付可変絞り弁14が用いられる。このチ
ェック弁付可変絞り弁14は主管路5Bに設けられ、チ
ェック弁14aと主管路5Aの圧力により絞り量が変化
する可変絞り弁14bとで構成されている。
このような油圧回路の動作を詳述すると、まず車両の平
地走行時、油圧ポンプ1からコントロールバルブ3を経
て供給された圧油により走行モータ4が回転駆動される
とともに主管路5Aの圧力により可変絞り弁14が全開
となる。主管路5Bに吐出された吐出油は、全開の絞り
弁14および各コントロールバルブ3a,3bを通り管
路15で合流する。この合流した吐出油はメイクアップ
管路17を通ってメイクアップバルブ8に達するが、通
常走行時には主管路5A,5Bの圧力がリストリクショ
ンバルブ16の設定圧以上であるので、メイクアップバ
ルブ8は開かず、リストリクションバルブ16が開き、
吐出油全量がオイルクーラ11を通ってタンク10に戻
される。これにより、走行モータ4は正転し、車両は前
進する。車両後進の場合は走行モータ4における油の流
れの方向が逆になるだけである。ただし、後進時の主管
路5Aの圧力が低いため可変絞り弁14bは絞られた状
態にあるが、圧油はチェック弁14aを通るので、走行
モータ4の駆動に支障はない。
減速時および降坂時には、走行モータ4が、車両の慣性
や坂道の勾配による重量分力等の外力により回転せしめ
られ、ポンピング現象により油圧ポンプ1A,1Bから
の供給油量が不足するから主管路5Aの圧力が低下す
る。この結果、メイクアップバルブ8が開き、走行モー
タ4から吐出された油が管路15、メイクアップ管路1
7、メイクアップバルブ8、主管路5Aを経て走行モー
タ4に不足油量だけ供給される。
この場合、モータ戻り油のうちメイクアップバルブ8を
通る油以外の油(余剰油)はその圧力によりリストリク
ションバルブ16を開いてタンク10へ戻されるので、
メイクアップバルブ8を通って走行モータ4に供給され
る油は、リストリクションバルブ16の設定圧力とほぼ
同じ圧力で主管路5Aに押し込まれることになる。ここ
で、余剰油の量は油圧ポンプ1の吐出油量にほぼ等しい
量(走行モータ4,コントロールバルブ3等からの洩れ
量分だけ少ない量)である。
なお、車両の減速時や降坂時、主管路5Aの圧力が低下
すると、可変絞り弁14bが絞られる。このため、主管
路5Bの圧力は上昇し、これがブレーキ油圧となって車
両を減速させる。特に降坂時においては、車両の減速に
よる主管路5Aの圧力上昇、可変絞り弁14bの全開、
主管路5Aの圧力低下、可変絞り弁14bの絞り、車両
の減速という動作が繰り返され、車両の逸走を防止する
ことができる。
ところで、第2図の油圧回路では、ブレーキ油圧を発生
させるためカウンタバランスバルブが用いられており、
これは主管路5A,5Bを全閉,全開(ON,OFF)
する構造であるので、発進,降坂,高速からの減速が、
全閉時,全開時のショックにより滑らかに行なわれず、
乗心地が極めて悪く、運転感覚の点でも問題があった。
しかしながら、第3図の油圧回路であれば、可変絞り弁
14bの絞りを、最大絞り時においても可変絞り弁14
bを全閉とせず必要最小限の絞りに調節しておけば、コ
ントロールバルブの全閉時、全開時におけるショックを
抑制することができ、前述のような欠点を除去すること
ができる。
C.考案が解決しようとする問題点 しかし、上述した新しい油圧回路は、上部旋回体12に
油圧モータを設置し、モータ駆動力を機械的に下部走行
体まで伝達する車両には効果があるものの、走行モータ
4を下部走行体に設け、上部旋回体にタンク10,油圧
ポンプ1A,1B,コントロールバルブ2A,2Bを設
置した作業車両ではキャビテーションが充分に防止でき
ないおそれがあった。すなわち、ホイール式の車両のよ
うに走行モータ4に大流量の油を供給する場合、走行モ
ータ4と上部旋回体の各種油圧機器とを回転継手を介し
てかなり長い管路にて接続しているから、第3図に示す
回路ではキャビテーションが充分に防止できなかった。
さらに、高速走行から減速する場合、走行する車体のエ
ネルギを油圧の力で下げようとするためにエネルギを熱
に変換させる必要があり、走行系油圧回路が過熱するこ
ととなる。走行モータを下部走行体に配置した場合に
は、この発熱が走行モータとクロスオーバリリーフ弁ま
わりに蓄熱される。すなわち、クロスオーバリリーフ弁
で発熱した油を走行モータが再度吸込み、それをさらに
モータが吐出してまたクロスオーバリリーフ弁に入ると
いったサイクルで等比級数的に過熱が進む。
本考案の目的は、キャビテーション及び油圧回路の過熱
を防止した走行用油圧モータの油圧回路を提供すること
にある。
D.問題点を解決するための手段 走行油圧モータ27への圧油供給源である第1の油圧源
21と、この第1の油圧源21と前記走行油圧モータ2
7との間に配設されて前記油圧モータ27への圧油の流
れを制御するコントロールバルブ23と、前記走行油圧
モータ以外のアクチュエータへの圧油供給源である第2
の油圧源31と、この第2の油圧源31の圧油の圧力を
低減する圧力低減弁35と、前記走行用油圧モータ27
の入口管路26Aと前記圧力低減弁35の出口ポートと
の間に介装され、前記走行用油圧モータ27の入口管路
圧26Aが前記圧力低減弁35の出力圧よりも低いとき
に前記圧力低減弁35からの圧油を前記入口管路26A
に流入させるチェックバルブ37とを備えたことを特徴
とする。
実用新案登録請求の範囲第2項に記載の油圧回路は、前
記コントロールバルブ23に、中立位置において、前記
走行用油圧モータ27の入出力管路26A,26Bを絞
りを介して連通する中立絞り23aを設けたものであ
る。
E.作用 圧力低減弁35により第2の油圧源31の吐出油の圧力
が低減される。走行油圧モータ27の入口管路26Aの
圧力が圧力低減弁35の出力圧力より低いとき、チェッ
クバルブ37を介して圧力低減弁35の出力圧油が入口
管路26Aに流入してキャビテーションが防止される。
例えば前進走行時にコントロールバルブ23が中立にな
るとき、コントロールバルブ23の中立絞り23aを介
して入口管路26Aに油圧モータ27の戻り油が補給さ
れてキャビテーションの発生が防止される。このとき、
油圧モータ27の入出管路26A,26Bが絞り23a
を介して連通するから、適度な油圧ブレーキで減速す
る。
F.実施例 第1図はホイール式油圧ショベルに適用した一実施例を
示す。
油圧ポンプ21は管路22を介してコントロールバルブ
23の入口ポートと接続され、コントロールバルブ23
のサービスポートは管路24A,24Bを介してカウン
タバランスバルブ25と接続され、更にカウンタバラン
スバルブ25は入口側管路26Aおよび出口側管路26
Bを介して走行モータ27に接続されている。両管路2
6Aと26Bとの間には、管路26Bから管路26Aへ
の流れを許容するようにクロスオーバリリーフバルブ2
8が設けられている。コントロールバルブ23は、
「イ」,「ロ」,「ハ」の3位置に切換え可能で、中立
位置「ロ」では管路24A,24Bを中立絞り23aを
介して連通させる。油圧ポンプ31は管路32を介して
切換弁33の入口ポートと接続され、その出口ポートは
管路34,減圧弁35、管路36,チェック弁37を介
して走行モータ27の入口側の管路26Aと接続されて
いる。切換弁33は、「イ」,「ロ」の2位置に切換え
可能で、走行時には位置「イ」に、作業時には位置
「ロ」に切り換えられる。チェック弁37は減圧弁35
から管路26Aへの圧油の流れを許容し、管路26Aか
ら減圧弁35への圧油の流れを禁止している。したがっ
て、切換弁33が走行位置「イ」にある時には、減圧弁
35の吐出油がチェック弁37を通って管路26Aに常
時供給されるので、減圧弁35の吐出圧力は、走行モー
タ27が回転しないような低圧力(例えば10kg・f/c
m2)に設定される。
なお、29,38はそれぞれリリーフバルブ、30はタ
ンク、40は走行モータ27の出力軸に連結された下部
走行体などの慣性体を示す。また、RJは回転継手であ
り、回転継手RJより上に描かれた各機器は上部旋回体
に設置され、下側に描かれた各機器は下部走行体に設置
され、上部旋回体側の管路24A,24Bと下部走行体
側の管路とがこの回転継手を介して接続される。また、
管路34は図示せぬシリンダに、減圧弁35は、走行時
に下部走行体の車軸のショックアブソーバとして機能し
て作業時にその車軸をロックする一対のラムシリンダ
(図示省略)にそれぞれ接続されている。
次に、この油圧回路の動作を説明する。
(1)前後進時 コントロールバルブ23を「イ」に、切換弁33を
「イ」に切り換える。油圧ポンプ21の吐出油が、管路
22,コントロールバルブ23,管路24Aを経てカウ
ンタバランスバルブ25に達すると、カウンタバランス
バルブ25は「イ」に切換わり、圧油は「イ」位置のカ
ウンタバランスバルブ25,管路26Aを介して走行モ
ータ27の入口ポートに達し、走行モータ27が矢印方
向に回転して車両が前進する。コントロールバルブ23
を「ハ」に切り換えると逆の経路で圧油が走行モータ2
7の出口ポートに達して逆回転し、車両が後進する。
(2)減速,降坂 前進走行中にコントロールバルブ23を中立位置「ロ」
に切り換えると、入口管路26Aの圧力が低下してカウ
ンタバランスバルブ25が「ロ」位置に切り換わる。こ
のため、管路26Bが絞られるからその圧力が上昇しク
ロスオーバリリーフバルブ28が開き、圧油が管路26
Bから管路26Aに流れ込む。また、コントロールバル
ブ23もその中立位置「ロ」では管路24Aと24Bと
が中立絞り23aを介して連通するから、カウンタバラ
ンスバルブ25からの戻り油は、管路24B,コントロ
ールバルブ23,管路24A,カウンタバランスバルブ
25を介して管路26Aに流れ込む。更に、走行時には
油圧ポンプ31からの圧油がチェック弁37の入口側に
達しているから、管路26Aの圧力が管路37の圧力が
低くなると、チェック弁37を通って管路26Aに圧油
が流れ込む。
このように、コントロールバルブ23を中立位置「ロ」
に切り換えて減速する時には、矢印S1,S2の経路を
通って走行モータ27の入口管路26Aに圧油が補充さ
れるとともに、矢印S3の経路から別設の油圧ポンプ3
1の吐出油が積極的に補充される。したがって、下部走
行体に設けられた走行モータ27と上部旋回体に設けら
れたタンク30とがかなり離れている場合でも、減速時
には、走行モータ27の入口側に確実に圧油が供給さ
れ、キャビテーションが防止される。また、上述の如
く、減速時に車体の走行エネルギが油圧回路の熱として
発生して走行モータ27とクロスオーバリリーフ弁28
の近傍に蓄熱されるが、外部よりチェック弁37を通し
て低温の圧油が補給でき、また、S2の経路でも油が補
給されるため、回路の過熱を防止することができる。さ
らに、減速時に油圧モータ27の入出力管路26Aと2
6Bとが中立絞り23aを介して連通するから、中立時
に所望の油圧ブレーキが働き、適度な減速度を与えるこ
とができる。
なお、コントロールバルブ23を「イ」と「ロ」との中
間位置に切り換えて減速する場合には、管路22と24
Aとも連通されるので、上記経路S1〜S3およびS4
から走行モータ27の入口管路26Aに油が補充される
ので、同様にキャビテーションが防止される。また、
「イ」の位置での降坂時に、上述したように走行モータ
27の入口管路26Aが低下すると経路S1,S3から
油が管路26Aに補充されるとともに、「イ」位置にあ
るコントロールバルブ23の経路S4からも補充される
ので、同様にキャビテーションが防止される。
本考案は、以上の実施例に限らず、種々の形態の作業車
両、例えば走行用油圧モータが上部旋回体に設置される
ものなどに用いることができる。また、中立位置で補充
経路S2が形成されないコントロールバルブ23を用い
たものでも、補充経路S3が形成されるものであれば足
りる。更に、減圧弁35はこの考案に必須ではなく、ま
た、チェック弁37をアキュームレータなどの油圧ポン
プ以外の油圧源と接続してチェック弁37に常時所定の
圧油を供給するようにしても良い。
G.考案の効果 本考案によれば,走行油圧モータの入口管路が低下する
と、圧力低減弁が低減された第2の油圧源の圧油が積極
的に補給されるから、キャビテーションが確実に防止さ
れる。
また、コントロールバルブに中立絞りを設けたので、減
速時にコントロールバルブ経由でも油圧モータ入口管路
に油が補給されるから、これによってさらに確実にキャ
ビテーションを防止できる。ただ単に油圧モータの入出
力管路を連通せず絞りを介して連通するから、減速走行
時に適度な減速度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す油圧回路図、第2図、
第3図は従来のキャビテーション防止用の走行用油圧回
路図である。 21,31:油圧ポンプ 22,24A,24B,26A,26B,32,34,
36:管路 23:コントロールバルブ 25:カウンタバランスバルブ 27:走行モータ 28:クロスオーバリリーフバルブ 30:タンク、33:切換弁 35:減圧弁、37:チェック弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行油圧モータへの圧油供給源である第1
    の油圧源と、 この第1の油圧源と前記走行油圧モータとの間に配設さ
    れて前記油圧モータへの圧油の流れを制御するコントロ
    ールバルブと、 前記走行油圧モータ以外のアクチュエータへの圧油供給
    源である第2の油圧源と、 この第2の油圧源の圧油を低減する圧力低減弁と、 前記走行用油圧モータの入口管路と前記圧力低減弁の出
    口ポートとの間に介装され、前記走行用油圧モータの入
    口管路圧が前記圧力低減弁の出力圧よりも低いときに前
    記圧力低減弁からの圧油を前記入口管路に流入させるチ
    ェックバルブとを備えたことを特徴とする走行用油圧モ
    ータの油圧回路。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項に記載の油
    圧回路において、前記コントロールバルブは、中立位置
    において、前記走行用油圧モータの入出力管路を絞りを
    介して連通する中立絞りを具備することを特徴とする走
    行用油圧モータの油圧回路。
JP1987046213U 1987-03-27 1987-03-27 走行用油圧モ−タの油圧回路 Expired - Lifetime JPH0623463Y2 (ja)

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