JPS59233094A - 竪穴掘削機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は山岳地帯等で鉄塔及び橋脚を（）Ｉける際、基
礎施工用の竪穴を掘削するだめの竪穴掘削機に関する。

近年、送電コストの低下、省エネルギー等の目的により
、超高圧送電が考えられ、そのため山岳地帯に多数の鉄
塔を建設する必要が生じている。

ところで、鉄塔を構築する場合、その基礎用竪穴を山岳
地帯で掘削しなければならず、大型掘削機械等は使用で
きないので、従来、表土は小型ショベルで掘削し、そし
てショベルのアームが届かなくなると、穴の中に人が入
って入力掘削を行なったり、址だ岩盤が出れば小型のグ
レー力を使用したシして竪穴を掘削しておシ、従って掘
削に多くの労力と時間を要するという欠点があった。

そこで、本発明は上記欠点を解消し得る竪穴掘削機を提
供することを目的とする。

（２） 即ち、本発明は架台に巻上装置を介して昇降自在に吊持
された保持体と、該保持体に第１シリング−装置を介し
て昇降自在に保持された昇降体と、該昇降体に旋回軸受
を介して保持されると共に旋回駆動装置により旋回自Ｙ
ｆ″にされた旋回台と、＋７端が第１水平ピンを介して
−１，記旋回台下面に支持されると共に第２シリンダー
装置に連結されて鉛直面内で揺動自在にされた外筒と、
該外筒外側面にスライド棒を介して保持されると共に第
３シリンダー装置ｉ′Ｌに連結されて外筒軸心方向で移
動自在にされたブレーカと、」二記外筒内に嵌入される
と共に第４シリンダー装置に連結されて外筒から出退自
在にされた内筒と、上端が第２水平ピンを介して保持さ
れると共に第５シリンダー装置に連結されて鉛直面内で
揺動自在にされたショベルと、」二記保持体の下端部に
保持されて上記グレー力及びショベルの周囲を覆うフー
ドとから構成したことを特徴とする竪穴掘削機で、かか
る構成によると、竪穴内で昇降自在にされた昇降体に、
ブレーカ及びショベルが旋回自在にしかもそれぞれ鉛直
（３） 面内で揺動自在に設けられているので、竪穴を人力によ
らず機械により掘削し得、従ってその掘削作業を極めて
容易にｆｌつ短時間で行なうことができ、寸だ昇降体は
架台に巻上装置を介して吊持されるため、小型でありな
がら深い竪穴を４３ｉｌ削でき、［ガにブレーカとシリ
ベルとは外筒及び内筒を介して一体的に設けられている
ため、例えば別個に配置されている場合に比べて小さい
範囲内でも掘削作業を行なうことができ、従って小さい
径の竪穴を掘削することができる。

以下、本発明の一実施例を第１図〜第６図に基づき説明
する。（１）は掘削される竪穴（２）上に設けられた架
台で、左右一対の門型下部支柱（３）と、この門型下部
支柱（３）に支持された前後一対の門型上部支柱（４）
と、この前後一対の門型上部支柱（４）に保持された１
ｔＪ後方向のガイトレー／Ｉ／（５）とから構成されて
いる。そして、上記各門型下部支柱（３）の中央には第
１巻上装置（例えば電動ホイス））（６）が取付けられ
、才たガイトレー／ｌ／　（５）には走行装置（７）を
介して第２巻上装置（例えば電動ポイス））（８）がガ
（４） イドレー／ｌ／　（５）に沿って走行自在に取付けられ
ている。（９）は上記２個の第１巻上装置（６）にその
索体（６ａ）を介して両側部が吊持された保持体で、水
平部材（９ａ）と水平部（９ａ）両端からそれぞれ垂下
して設けられた支柱部（９ｂ）とから成る門Ｗ′遍状に
構成されている。Ｃ１０は両側ガイド部（１０ａ）が上
記保持体（９）の両支柱部（９１））に昇降可能に案内
された昇降体で、両支柱部（９ｂ）上部にブラケット０
１）を介して支持された一対の第１シリンダー装置θつ
のロッド（１２ａ）に連結されて昇降自在にされている
。Ｑ３は上記昇降体（１０の本体（１０ｂ）下面に旋回
軸受０４）を介して水平面内で旋回可能に保持された旋
回台である。ＯＱは上記旋回台０３を旋回させる旋回駆
動装置（例えば電動機）で、昇降体θＯの本体（１０ｂ
）上面に設けられ、しかもその出力軸（１５ａ）は本体
（］−０ｂ）下面に突出されると共に出力軸（１５ａ）
先端に取付けられたビニオンθ０は旋回軸受θ４）の外
輪（１４ａ）に形成されたリングギヤ０ηに噛合されて
いる。０ねは上端が上記旋回台θ艷下面の一端寄りに第
１水平ビンθ１を介して鉛直面内で揺動可能に支持され
ると（５） 共に旋回台０１下面の他端寄りに支持された一対の第２
シリンダー装置（ホ）のロッド（２０ａ）に両側下端部
が連結された外筒で、第２シリンダー装置（ホ）とに反
対側の外側面には、ブレーカ１２］）が外筒（ホ）軸心
方向のスライド棒（イ）を介して移動可能に保持され、
才たこのブレーカ２１）はその外側１而に設けられたブ
ラケット（ハ）に保持された第３シリンダー装盾（ハ）
のロッド（２４ａ）先端に連結されている。なお、上記
スライド棒（イ）はブラケット曽に固定された軸受（ハ
）に底入保持され、才だスライド棒（イ）及び第３シリ
ンダー装置（ハ）はそれぞれ左右に一対づつ設けられて
いる。従って、ブレーカｅ２１）は第２シリンダー装置
勾によって鉛直面内で揺動自在となり、才だ第３シリン
ダー装置（財）によって外筒（至）の軸心方向に沿って
出退自在となる。（ハ）は上記外筒０樽内に嵌入された
内筒で、外筒α樽内にピンに）を介して支持された第４
シリンダー装置（ト）のロッド（２８ａ）先端に連結さ
れて外筒（至）から出退自在にされている。そして、内
筒（イ）の先端部（下端部）には、ショベル（イ）が第
２水平ピン（ト）を介して支持されると共に、（６） このショベ）Ｖ（イ）け内筒（ハ）先端近傍部から上方
に向って突設されたアーム０１）に支持された第５シリ
ング−装置０４のロッド（３２ａ）に連結をれて鉛直面
内で揺動自在にされている。０３は」二記ブレーカ（２
１）及びショベ）Ｖ（ホ）全体を覆って掘削作業空間を
確保するための円筒状フードで、その上端部は上記保持
体（９）の前文柱部（９ｂ）下端に第３水平ビン（ホ）
）を介して保持されている。なお（ト）は第３水平ビン
■を介して支持されたフードに）の揺動を規制するバー
で、ターンパック）ｖ　西ｊが設けられてその長さを調
節できるようにしている。壜だ、上記フード体）は分割
構造にされると共にその大きさは勿論竪穴（２）内径と
略同−径にされている。（ロ）は上記フード（ト）の上
部外周の複数適所に配置されたクリッパ装置で、フード
αｐの半径方向に沿って形成された四部（３３ａ　）内
に底入されたグリッパ本体（層と、このクリッパ本体（
ト）を凹部（３３ａ）から出退させるグリッパジヤツキ
Ｇ［有］とから構成されている。従って、掘削時にグリ
ッパ本体（ト）を四部（３３ａ）から突出させて竪穴（
２）内壁を押圧すれば、保持体（９）に作用する掘削反
（７） 力を受けることができる。（４０は上記ブレーカ０１）
及びショベル翰により掘削された土砂を竪穴（２）底部
から地上まで搬出するだめのパケットで、第２巻上装置
（８）の索体（８ａ）に吊持されている。θＪ）は架台
（１）の門型下部支柱（３）の一端側に設けられたホッ
パーで、パケットα・から排出された土砂をその下部に
配置された搬送コンベヤθ′２上に案内するだめのもの
である。なお、０■は竪穴（２）内に配置されたパケッ
ト（４→引揚げ用のガイドバイブ、（ロ）は空のパケッ
ト００を上記ガイドパイプ（ハ）内に挿入する時のガイ
ドフレーム、Ｑ５１は油圧ユニットである。

次に、竪穴掘削作業について説明する。

まず、小型の掘削機により、浅い所定径の竪穴（２）を
掘削し、その上に架台（１）を設置する。次に、保持体
（９）を第１巻上装置ｔ　（６）を介して」二記竪穴（
２）内に吊持すると共に、グリッパ装置（ロ）を作動さ
せてフードに）を竪穴（２）内に固定する。次に、第１
シリング−装置０つを作動させて昇降体α０を適当位置
まで降下させる。そして、第６図に示すように、土質が
軟らかい場合は、第２、第４及び第５シリン（８） ダー装置翰（ハ）ＣＩ＞を適当に作動させてショベ／Ｉ
／翰により掘削を行ない、土質が岩等を含む硬い場合は
第２及び第３シリンダー装ｆｉ７ｅ（ホ）（ハ）を作動
させてブし・−力Ｃ１）により掘削を行なう。勿論、」
二記掘削時には適当に旋回台（１３１が作動させられる
。々お、ブレーカ３１）使用時の打撃反力は第３シリン
ダー装置（ハ）によシ吸収される。また、掘削された土
砂は第２巻上装置（８）より吊持されたパケットθ１に
、ショベ／ｖ翰を介して積込まれる。なお、その積込時
にあっては、昇降体θＧ自身も第１シリンダー装置ＯＱ
により適宜昇降される。上記土砂が積込１れたパケット
に）が第２巻上装置（８）によって上方まで引揚げられ
ると、第２巻上装置（８）がガイトレー／Ｖ　（５）に
沿ってホッパー〇の上まで移動し、そしてパケットθ１
が反転されて土砂はホッパーω℃を介して搬送コンベヤ
θ功上に排出される。上記の手順を繰返して順次掘削を
行なえば容易に月つ短時間で所定深さの竪穴（２）が＃
！）られる。力お、掘削が進むにつれて、竪穴（２）の
内壁にはライナープレートθ０が順次装着され、才だバ
ケツ）　ＩＯの昇降ガイド川のガイドパ（９） イブ卿も順次竪穴（２）内に設けられる。

次に、他の実施例を第７図及び第８図に基づき説明する
と、このものにおいては、保持体（９）の上面に左右一
対のガイド支柱θカを立設すると共に、このガイド支柱
（４７１の上端を地上の架台（１）に設けられたガイド
部材（ハ）にガイドさせて、保持体（９）の位置決めを
行なうようにしたものである。なお、」−記ガイド支柱
Ｏηは継足し可能な構成にされている。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は一部切欠全体正面図、第２図は同要部側面図、第３
図は第２図における平面図、第４薗は要部拡大側面図、
第５図は第４図の１−１矢視喧面図、第６図は動作説明
図、第７図及び第８図は他の実施例を示すもので、第７
図は一部切欠全体正面図、第８図は同要部側面図である
。 （１）・・・架台、（２）・・・竪穴、（６）・・・第
１巻上装置、（８）・・・第２巻上装置、（９）・・・
保持体、（９ａ）・・・水平部、（９ｂ）・・・支柱部
、＜１０・・・昇降体、＠・・・第１シリング−装置、
（１３・・・旋回台、α→・・・旋回軸受、０６・・・
旋回駆動装置、（１０） ０→・・・外筒、ｑつ・・・第１水平ビン、（ホ）・・
・第２シリンダー装置、Ｑ］）・・・ブレーカ、（ハ）
・・・第３シリンダー装置、（ハ）・・・内筒、（イ）
・・・第４シリンダー装置、翰・・・ショベル、（至）
・・・第２水平ピン、６ツ・・・第５シリング−装置、
６１・・・フード、０７）・・・グリッパ装置、１０）
・・・パケット代理人　　　森　　木　　義　　弘 （１１） 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　架台に巻上装置を介して昇降自在に吊持された保持
   体と、該保持体に第１シリンダー装Ｍｌを介して昇降自
   在に保持された昇降体と、該昇降体に旋回軸受を介して
   保持されると共に旋回駆動装置によシ旋回自在にされた
   旋回台と、上端が第１水平ピンを介して上記旋回台下面
   に支持されると共に第２シリング−装置に連結されて鉛
   直面内で揺動自在にされた外筒と、該外筒外側面にスラ
   イド捧を介して保持されると共に第３シリンダー装置に
   連結されて外筒軸心方向で移動自在にされたブレーカと
   、上記外筒内に嵌入されると共に第４シリング−装置に
   連結されて外筒から出退自在にされた内筒と、上端が第
   ２水平ビンを介して保持されると共に第５シリンダー装
   置に連結されて鉛直面内で揺動自在にされたショベルと
   、上記保持体の下端部に保（１） 持されて上記ブレーカ及びショベルの周囲を發うフード
   とから構成したことを特徴とする竪穴掘削機。