JPS59232855A - 軟質ポリ塩化ビニル被覆成形物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軟質ポリ１島化ビニル被が成形物、更に詳しく
は、架槁軟寅層を含む特定の軟駒ポリ塩化ビニルンート
桐を被覆した創出成、形牧１であって、表面が非常にソ
フトで且つ生産性に優れた被キ翼成形物に関する。

この種の炊１（Ｍポリ塩化ビニル（以下、ＰｖＣと略す
）被（υ１戊彫物は、従来より各浄の方法で製造されて
おり、例えば■）予め創出成形法で所定形状に成形した
一般にコアー材と称せられる熱可塑性樹脂成形物を、軟
質ＰＶＣシート材と共に、ヴ窒成形梧に供し、該シート
側をコアー伺の表面形状に沿わせ次いで画材を接着させ
る２工程から得られる被覆成形物、あるいは■）逆に予
め真空成形法で所定形状に成形したｐｖｃシート材を射
出成形（もの金型ＩＡ４に１所人し、該ソートの裏部よ
り熱＝Ｊ塑１生財科を射出するといった同じ２工扛て１
葬られる仮「４成形物が知られている。

一方、　Ｉｔ）かかる２工程でなく射出成形様のみを用
い１工程で得ようとする租゛２みもなされている。

即ち、射出成形様の金型において固定型と移動型の曲に
Ｉ）　Ｖ　Ｃシート・シをクランプＲ＝　ｊｆ、Ｔ　Ｌ
、これにコアー材用スヌ（可塑性（井脂を注入し、注入
時の溶融槽ｊ指の圧力と熱により」−記金型のソートＥ
をその相対する金型面に押ｄ−せしめ該シート＋Ａとコ
アー材の成形を１エフ１子で鰐ようとするものである。

しかしなから、上記ＩＪ）、川）のいずれの場合にも、
ファー材用として１り１１えは］ｌり常汎用され°Ｃい
るＡ　ＢＳ・訓脂の場合、射出成形の樹脂温度２２０〜
２６０℃および射出１ニカ４００　”−１２００’Ａ’
９／　ｃＡ８Ｍｑであり、北常の寅：ψ成形によるＰ　
Ｖ　Ｃソート四の１ル形扁変か一般的に１７０・〜２０
０℃ね：度であることからもわかるように、射出成形に
おける７ｆｒ、ｊ　Ｂｔζζ件はＩ）　Ｖ　Ｃシート材
にとってＡＩ・ｊｌめてが４しすき、そのためシート材
のイ１ルれが牛じるＮｉ果となる。またかかる不具合に
対し啜１用されるシート；、ｌ　Ｉｓ−’みは自ずと」
）η大（通常２．５〜３．Ｏｗｎまたはそれ以上）しな
ければならず、このためず与られる詩、ノ成形物（１重
字増となり、表面、１１＋９曲も品位の低いものであっ
た。

本発明名はかかる現状に・１．１ｉみ、上述の各÷Ｈ１
間Ｊ（１）を解決するため鋭意研究を進めた？：（果、
上記ｐｖＣシート材に耐熱・１・−「および耐久性を付
与することにより、即ちＰ　Ｖ　Ｃシート材に少なくと
も成形時の１ｉｉｒＪ熱弥ｉ　（−＋ｆｆ＞伸反）をｈ
′、ｆ：　ｈしうる架ｊ）’ｉ、　４７　迫Ｐ　ＶＣＣ
シート１釧を含ませることにより、ノート側の破れや埋
Ｉ＋σ化のｌ？−！１趣が狼く軸１消され、表面が非常
にソフトてノ＋＆’：Ｉｌ虫がよ＜　、ｌａ、　−１ｒ
＞Ｙ＝　’Ｆｉ’ｆノ１、’Ｊ（言Ｐ　Ｖ　Ｃ彼）θ成
形物が得られること県、出し、本発明を完成させるに至
った。

即ち、本発明の要旨は、を１出成形仁犯の［υ定型と移
！、！、Ｉｌ型の曲に投口した少なくとも架槍軟竹ｐｖ
ｃシート１山を含む軟質Ｐ■ＣシーＨＡに、コアー材用
熱可塑・（１１：青１指を注入して得られることを１寺
徴とする軟質ｒ’ｖｃ彼Ｊ成彫物に存する。

本発明において使用する・θ（筑ＰＶＣシート、１７１
１（以下、ノート側と称す）は、少なくとも架橋軟質Ｐ
　ｖＣＣシート特（以下、架羊１刊脂と称す）を含むこ
とを必頃とし、具体的にはかかる架ＬＩ＋　１−屯独、
または該架橋層と通常のす質Ｐ　ｖＣノン一層（以下、
通常１働と称す）とで憎成される。また、」二記架イハ
層と通常ｍは当該ソート材の片みに、悠影モをを及はさ
ない範ｕ１１て、それぞれ単１曹もしくは・、ｔゾ層で
あってよい。なお、当該ノート側の総ノアみは１山常０
．４〜２．０馴、好ましくは０．６〜１，５ｗｎの即、
囲で選定されてよい。

に記架橋ｊ＋にの形成には、１ｌｌｊ當架槓反応・トド
のＡ′、１４成物（以下、架椰、７．■成物と称す）が
使用され、具体的には■記の３つに大別される。

（ａ）　　架括（件官能基を有するｐｖｃ　（例えば塩
化ビニルと分子内にヒドロキシル基またはカルボキシル
基を督するモノマー（２−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、２−ヒドロ午ンエチルメタクリレート、２−ヒドロ
キシエチルアクリレート、ヒドロキシブチルビニルエー
テル、メタクリル酸、モノブチルマレイン酸など）との
コポリマー、または塩化ビニル／ビニルエステル共重合
体の加水分触、物、塩化ビニル／アクリル峻エステル共
重合体の加水分怨、物、塩化ビニル／エポキシ基含有ビ
ニルモノマー共重合・本の峻処鹿斗匁など、以下架橋ｌ
′ＶＣと称す）に、ヒドロキシル基、またはカルボキシ
ル基と反応しうる官ｈト・Ｎ　（ｆｌｌえはイ゛ノシア
ネート基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、エポキン
基、アミノ基なと）を分子内に２間以−ヒ有する架橋層
（例えばトリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン
ジイソシアネート、アジピン酸、フタル酸、トリグリン
ジルイソシアヌレート、エポキシ樹脂、トリエチルテト
ラミン、メチロールメラミン、ブトキソメチルメラミン
など）を組合せ、これに上記架橋Ｐ　Ｖ　Ｃ１００■（
（ｔｉｔ用部、以下同様）に対し、通割のｂＪ塑削１（
例えばフタル（唆ジブチル、フタル酸ジヘブチノへ　フ
タル碑ジオクチル、フタル竣ジイソヂンノペ　フタルｈ
２ジラウリル、フタル！唆ジウンｙノル、フタル峻ブチ
ルベンジルなどのフタル酸エステル系か好ましい）４０
〜１２０部、好ましくは６０〜８０部を配合し、必要に
応じてノ世常の安定ｒｆｌｌ　（ジブチル錫ラウレート
、エポキシ化大豆油、Ｂａ−Ｚｎ系など）、先願ｔ１　
（炭酸カルシ１クムなと）、顔（、［、発泡イ１１、離
岸Ｊ１．ｌ　、抗峻化剤、紫外線吸収、♀１等をｊｌｔ
’ｆＪ千加え、常法（こよりｌ昆Ｊ　ｍＭｌ製したもの
。なお、上Ｓ己発旧高ＰｖＣの一部に代えて］ｍ常の架
（ＦＳ性官能基を（−Ｔさないｐｖｃ（以下、通常ＰＶ
Ｃと称す）を併用してもよく、この場合の併用筈１］合
は架橋ＰＶＣと通常ＰＶＣの重電比か］／１以」−１好
ましくは７／３以」二となるように逃走ずれはよい。

（１））　　通常ＰＶＣと咳ＰＶＣに対し直屡渭摘しつ
る特定架橋斤１１、例えはトリアジンチオール化合物（
品分子、λ９（７）、５２７〜５３０頁、１’１８０年
）を組合せ、上記（ａｌと同様な各梗添カロＪｉｌｌを
適宜に配合したもの。

（ｃ）　　ｊＪ常ｐ　ｖ　ｃ　ニ反応ノ（２可！肋刑、
例えは（メタ）アクリル−１クエステル：’：Ｊ’ｊ　
（トリメチロールプロパントリメタクリレートなど）、
フタル酔エステル釦（ジアリルフタレートなど）および
ベンゾイルバーオキノドなとの１１合１（ｉ−：始Ｎ＋
＋を糾合せ、十記（ａｌと同様な各種添加側を適宜に；
４１１合したもの。

かかる架Ｉｇｉ汁成物（ａｌ〜ｔｃ＋によってそれぞれ
、所望の架橋Ｒｈ’）を形成することができるが、特に
成形時の強伸度を保持しうる観点からｆ；ト、吸物（ｄ
）か最も好ましい。また、各組成物における架）、！！
ｉｋ％柿の組合せをコンバインして当該架イ≦バ１］成
吻を調製してよいことは当然でゐる６ 上記シート材にあって染拓層と併存しうる通常層の形成
に用いる組成物（力、下、ＪＤ」常汁成物と称す）は、
七記架橋釦成物（ａｌにおいてその架橋ｐｖＣの代わり
にＩＹη常ＰｖＣを用いる以外は、同様な配合組成で構
成される。かかる通常組成物から得られる通常層を併存
させる場合、架橋層の厚みはａ　常０．４〜１．５７１
ｍ、好ましくは０．６〜１．０１１１１１１の範囲で選
定すればよく、また架掃１脅はコアー絹側に位ｇするこ
とが好ましい。

かくして謎製された架橋組成物および必要に応じて通常
組成物からシート側を作成するには、Ｊ勇常の軟質ｐｖ
ｃンーシー同イ菓な加工方法および条件で行なうことか
できる。４４／１．ｌえは、離型担体上に架橋り、月成
物のろを塗布するか、あるいは離型担体上に通常組成物
および架ｆａ組成峨１を姪ミ布した後溶融および／また
は発泡させる方法、またはカレンダー加工もしくは押出
加工により各組成物からそれぞれのシート１−を作成す
る方法（ｒｌ　’ｅｔシート、１〕の場合は各ノート層
を熱腎Σ？ｆもしくは接着１手１１て債Ｉｅ　３１ｒＥ
着する）か採用されてよい。な１５、かかるシート材は
（２）包の員奎成刑法、射出［■刑法で成形したもので
あってもよい。

次に、碍られるシート、胴の表面感１１１１Ｒ回上、可
塑剤のブリード防止、表向側処理のため、加法に従い熱
可塑性樹脂溶ｉｔりのロールコータ−等によるいわゆる
表１１Ｔ１匁Ｌ］ｌ加工か施されてよい。

本発明の１吹質１）　Ｖ　Ｃ波石！成形物ｉＪ、−ヒ記
ノート相を通常の射出銭形様に供ｊ：”’：　Ｌ／、そ
の内部に価造祠としてのコアー４，１を形成することに
よって・製造される。即ち、射出銭形様の固定槽と移動
型の闇に該ソート材を、そのまま、またはＮｆ成成形分
糸設置し、これにコアー１／！用熱可塑・１′ベニ４・
コ・１１（旨（例えはＡ　Ｂ　Ｓ　持：脂、ポリスチレ
ン・瀾脂、ポリアミド樹脂、アクリル肴・１１指、ポリ
カーホネート・ン・ｊｊｊ旨、ボリフエニレンオキソド
？ｊ；ｉＪ　１１旨、ポリフェニレン−ナルファイド樹
脂等、およびそれらの発泡体）を冒濡冒庄で注入してコ
アー何を形成すると共に、注入時の溶；’１ｊｌｔｊ　
ｉ借脂の吐力と幌匙てもって４−記金型１ｉｔ−ｌのシ
ート材をその相対する金・′（シ面にｆｌｌｊＩｉせし
め該ソート材とコアー・１」の一体ｊコン形を行なうこ
みにより、所望の７ド発明彼イ？成形物か得られる。

以上の如くして製造される本発明袖〜Ｂ戎形物は、その
表面波イ！７のシートＨに架７箇性が付与されているこ
七から、ノート材のツヤみは１）Ｙ−来成形物の如く過
度の啄み（２，５岨以上）にする必要がなく、わずか０
．４〜１．５調程度であれば成形時の耐熱強電を仔する
こさか誌められ、この’ｊ””ｊ　果、非常に表面感ｊ
１１ｙｊ（に１やれ且つ軽媚なものとして・引責され、
しかもｍ産性に有利なｌ工程で効率的に・す、Ｉ造する
ことができる。

次に、実力ＩＵ例を挙げて木琴１カをより具体的に説明
する。

実施例１ は）架枦フ１ｉ成別の配合７１：目成 架小１）　ＶＣ（三菱モンサント（１成社１シソ問品名
「Ｐ−１００ＡＪ）　　　　　　　・−−−＝　　１０
０部フタル！拶ジ１クンテ゛ノル　　　・・・・・・・
・　　６５部Ｊ３ａ−Ｚｎ糸安定刊（アテ力・アーガス
肚仰〕・・・・・・・・・　　　　３．匍 エポキ／化大豆７１１１（アテ力・アーガスｉ−１：！
：ｊ９）・・・・・・・・・　　　３部 炭酸カルンｔクム　　　　　　・・・・・・・・　　１
０合ＩＳ曲月　　　　　　　　　　　・・・・・・・・
・　　１０部水添ブロックィソンアネート架橋剤（武ト
１」桑品工粟社峙）　　　　　　　　　・・・・・・・
・・　　　３　＠Ｓ：２１　ｊＩ７ｉ常耕成９ｊの配舎
糾成通常ｐｖｃ（三菱モンサント社トソ商品名［ビニ力
Ｐ−４７０Ｊ、平均重合ｉＱ’　３５００　）・・・・
・・・・・　１００部 フタルやジオクチル　　　　・・・・旧・・　　８０部
ジブチル錫ラウレート（昭島化学社＝ｙ　）・・・・・
・・・・　　　２腎Ｓ エポキシ化大豆油　　　　　　　　　　　３　ＭＳ顔料
　　　　　　　　　　　・・・・・・・　　１０耶上記
酬合組成の曲冨赴１成物および架’Ｃｆｉ　Ａｊけ成・
勿を１部旧次婦型紙上に都市して、それぞれ０．５ｍｍ
Ｊγ（即ち合計厚みＩＮｎ）のシート層を形成した後、
２１０℃の加熱９：ｉｉ中で２分１ｉｉｊ溶、榊および
栗、１謔反応を行ない、１胴厚のシート：オを得る。

次に、」二記シートオをＪ：１−ＩＬＰ、成形１８′：
の金型ｌｌ−１１の所定位置にセットし、これにＡ　Ｉ
３５　：に：：ｊ　ｊｌ′ｒｔをｌ＝度２２０℃、射出
１」二６０ＯＮゾ／　ａｌで訂ζソートの架）７４．　
＋（転）１１１目こ射出する。次いで、所定の保１上時
１ｉ−ｊ、ｌと１上刃下で教１、婬後、冷却して軟質Ｐ
ｖ（：　；ＩＩ７々（Ｊ成形物１を得る。かかる波防成
形４〃１は、ソート材の必断もなく、表面感神もニーｒ
４れていた。

この実；Ｉ！！ｊ例でも明らかなように、本発明被５４
成形靭の製造にあって創出成形時の圧力と熱によるソー
ト材の１ｉｌ（ｊ　Ｉ’ｊＪｔは全く見られず、また得
られる被イｉｔ１戊］杉畷１はその表面膜・叫１に優れ
且つ軽邑であることが認められる。従って、不発明波）
虐成形物はその用ｄ　ｌｊ＃　開として広く自「幼車用
内装材（例えはアームレスト、ヘッドレスト、ピラー、
旧、ドアトリム等）、あるいはカセット、レコーダ、カ
メラ。

栗持手惇のケースとしても十分ノｉｒｅ　ｌｆＪ　Ｌう
るものといえる。

特許出願人　ザンスター技研株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ）１）射出成形機の回定型と移動型のｔｉｅ］に投口し
   た少なくとも架橋φに質ポリ塩化ビニルシート層を含む
   軟質ポリ１算化ビニルシート材に、コアー材用熱可塑性
   樹脂を注入して得られることを特徴とする軟質ポリ塩化
   ビニル被覆ｑ成形物。 ｉ２）　１ｉｉＪＨ質ポリ塩化ビニルシート材か、架（
   浦軟、ＵポＩＪ　京化ビニルシート層からなる前記第１
   槌記載の１皮信成形物。 （３）軟質ポリ塩化ビニルシート材か、架橋軟白ポリ塩
   化ビニルシート層と軟質ポＩＪ　塩化ビニルシート層か
   らなる前記第１項記載の彼ｊ、＋２成形物。 （４）架橋軟質ポリ塩化ビニルシート四か、架１４反応
   件ポリ塩化ビニル組成物で構成されて成形時の強伸度を
   保持しつる前記第１項乃至第３争のいずれか１つに記載
   の被覆成形物。