JPS59232051A - 餡類似品の製造法 - Google Patents
餡類似品の製造法Info
- Publication number
- JPS59232051A JPS59232051A JP58104254A JP10425483A JPS59232051A JP S59232051 A JPS59232051 A JP S59232051A JP 58104254 A JP58104254 A JP 58104254A JP 10425483 A JP10425483 A JP 10425483A JP S59232051 A JPS59232051 A JP S59232051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dietary fiber
- bran
- aqueous solution
- bean jam
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Confectionery (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は焔類似品の製造法に係シ、さらに詳しくは生楯
、晒垢等に糖類を加えて加糖剣を製造する方法において
、生溺、晒姻に代えて穀類のstをアルカリ水溶液中に
て浸漬処理して得られる食物繊維を用いることを特徴と
する焔類似品の製造法に関するものである。
、晒垢等に糖類を加えて加糖剣を製造する方法において
、生溺、晒姻に代えて穀類のstをアルカリ水溶液中に
て浸漬処理して得られる食物繊維を用いることを特徴と
する焔類似品の製造法に関するものである。
°楯は和菓子に必要欠くことのできない原料であって日
本独特の菓子原料でおる。一般に姑は個々の単独の細胞
粒子よりなり、細胞粒子は内にデンプン粒子を強靭な細
胞膜と熱凝固性のタンパク質で包有し、加熱してそのデ
ンプンが容易に溶出しないものであるといわれている。
本独特の菓子原料でおる。一般に姑は個々の単独の細胞
粒子よりなり、細胞粒子は内にデンプン粒子を強靭な細
胞膜と熱凝固性のタンパク質で包有し、加熱してそのデ
ンプンが容易に溶出しないものであるといわれている。
加糖側は、生垢、晒絡に砂糖、水あめ等の糖類と必要量
の水を加え、混線、加熱し練り上げることによ!ll製
造されるのであるが、原料の生協、晒餡の製造が繁雑で
あること、餡の原料である小豆等が近年高騰しているこ
と等の問題点がある。すなわち、従米生剣、晒姻は、原
料の小豆等を精選−水洗−浸漬一湯蕉一しわのばし・苦
汁抜き一煮熟一拙潰一篩別一水晒し一圧搾の各工程を経
て得られたものを生協(水分60〜65X)とし、これ
をさらに乾燥したものを乾燥晒し饋(水分5〜6%)と
する如く、きわめて複雑である。特に乾燥晒し姑の場合
には、乾燥時に異臭がつき、食味(風味)を損ね且つコ
スト高となる。
の水を加え、混線、加熱し練り上げることによ!ll製
造されるのであるが、原料の生協、晒餡の製造が繁雑で
あること、餡の原料である小豆等が近年高騰しているこ
と等の問題点がある。すなわち、従米生剣、晒姻は、原
料の小豆等を精選−水洗−浸漬一湯蕉一しわのばし・苦
汁抜き一煮熟一拙潰一篩別一水晒し一圧搾の各工程を経
て得られたものを生協(水分60〜65X)とし、これ
をさらに乾燥したものを乾燥晒し饋(水分5〜6%)と
する如く、きわめて複雑である。特に乾燥晒し姑の場合
には、乾燥時に異臭がつき、食味(風味)を損ね且つコ
スト高となる。
この様なことから、上記繁雑な工程を経て得られる酪に
代わる物を使用し、風味2食感を何ら損うことなく垢類
似品を製造することができればまことに有意義である。
代わる物を使用し、風味2食感を何ら損うことなく垢類
似品を製造することができればまことに有意義である。
本発明者等は生姑、晒姑の代替物として穀類の糠から調
製された食物繊維に注目した。穀類の糠から調製された
食物繊維は肥満・糖尿病の予防、虫垂炎・大腸ガンの予
防9食品中の毒性物質の排除促進、血清コレステロール
上昇抑制等の生理活性を有するとされているため、これ
を上記生篩、晒晧の代替物として使用できれば、経済的
メリットの他に生理活性をも付与することができ、工業
的価値は大きいと考えられる。
製された食物繊維に注目した。穀類の糠から調製された
食物繊維は肥満・糖尿病の予防、虫垂炎・大腸ガンの予
防9食品中の毒性物質の排除促進、血清コレステロール
上昇抑制等の生理活性を有するとされているため、これ
を上記生篩、晒晧の代替物として使用できれば、経済的
メリットの他に生理活性をも付与することができ、工業
的価値は大きいと考えられる。
そこで、上記観点から、各種穀類の糠から調製した食物
繊維を用いて加糖餡の製造を試みたが、得られる姑に穀
物特有の臭いがつき且つ日中にザラツキやトゲのささる
様な刺戟を感じ食感、味覚を損う等の欠点があり、その
ため穀類の糠を物理的(例えば粉砕面別)あるいは酵素
処理し、夾雑物を除去してNDF値ヲ50%以上に高め
た食物繊維を調製し、これを使用してみたが、それでも
なお上記問題点を解消することができなかった。
繊維を用いて加糖餡の製造を試みたが、得られる姑に穀
物特有の臭いがつき且つ日中にザラツキやトゲのささる
様な刺戟を感じ食感、味覚を損う等の欠点があり、その
ため穀類の糠を物理的(例えば粉砕面別)あるいは酵素
処理し、夾雑物を除去してNDF値ヲ50%以上に高め
た食物繊維を調製し、これを使用してみたが、それでも
なお上記問題点を解消することができなかった。
本発明者等は上記問題点を解決すべく鋭意検討した結果
、穀類の糠をそのまま、あるいは、穀類の糠から予め澱
粉質、蛋白質、脂質、無機質等を除去したものアルカリ
水溶液にて処理した食物繊維を使用した場合には上記の
問題点が解消されることを見い出し本発明を完成した。
、穀類の糠をそのまま、あるいは、穀類の糠から予め澱
粉質、蛋白質、脂質、無機質等を除去したものアルカリ
水溶液にて処理した食物繊維を使用した場合には上記の
問題点が解消されることを見い出し本発明を完成した。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、加糖餡を製造するに際し、原料の生箔、晒貼
に代えて穀類の糠を一定の処理を施して調製した食物繊
維を使用することを特徴とする。
に代えて穀類の糠を一定の処理を施して調製した食物繊
維を使用することを特徴とする。
穀類の糠としては、米糠、とうもろこしの外皮、小麦・
大麦・ライ麦・ノ・ト麦のふすま、豆類の外皮等が用い
られる。
大麦・ライ麦・ノ・ト麦のふすま、豆類の外皮等が用い
られる。
本発明において使用される食物繊維は、これら穀類の糠
をそのまま或いはこれら穀類の糠から澱粉質、蛋白質、
脂質、無機質等を除去したものをアルカリ水溶液にて浸
漬処理することによシ得られる。ここで、アルカリ水溶
液としては、カセイソーダ、カセイカリ、水酸化カルシ
ウム、炭酸ソーダ、次亜塩素酸ソーダ、燐酸ソーダ、ク
エン酸ソーダ等のアルカリ及びアルカリ塩類から選ばれ
る一種又は二種以上の水溶液が用いられる。アルカリ水
溶液のアルカリ濃度は浸漬する時間にもよるが、0.0
5〜4.0%の範囲にあることが好ましい。アルカリ濃
度が0.05%れがラシ、且つ経済的にも不利である。
をそのまま或いはこれら穀類の糠から澱粉質、蛋白質、
脂質、無機質等を除去したものをアルカリ水溶液にて浸
漬処理することによシ得られる。ここで、アルカリ水溶
液としては、カセイソーダ、カセイカリ、水酸化カルシ
ウム、炭酸ソーダ、次亜塩素酸ソーダ、燐酸ソーダ、ク
エン酸ソーダ等のアルカリ及びアルカリ塩類から選ばれ
る一種又は二種以上の水溶液が用いられる。アルカリ水
溶液のアルカリ濃度は浸漬する時間にもよるが、0.0
5〜4.0%の範囲にあることが好ましい。アルカリ濃
度が0.05%れがラシ、且つ経済的にも不利である。
穀類の糠をアルカリ水溶液に浸漬する場合の糠の濃度5
− はアルカリ水溶液中3〜30重量%であることが好まし
い。3%以下では経済的に不利であり、30%以上では
、攪拌効率が損われて不均一なものとなるため好ましく
ない。
− はアルカリ水溶液中3〜30重量%であることが好まし
い。3%以下では経済的に不利であり、30%以上では
、攪拌効率が損われて不均一なものとなるため好ましく
ない。
次に上記アルカリ水溶液中にて浸漬処理された穀類の糠
を必要に応じ、中和、洗滌、脱水のいずれか或いは適宜
組み合せた処理を施した後、乾燥することによシ食物繊
維粉末とすることができる。
を必要に応じ、中和、洗滌、脱水のいずれか或いは適宜
組み合せた処理を施した後、乾燥することによシ食物繊
維粉末とすることができる。
本発明において使用される食物繊維は、以上の如く調製
されるが、NDF値が50%以上好ましくは60%以上
であることが望ましい。ここで、NDF (Neutr
al Detergent Fiber )とは、食品
中のセルロース、ヘミセルロース及ヒリクニンノ含量を
いい、測定法はJournal of the As5
ociation ofOff 1cial Agri
cul tural Chcmi sts 、 46
、P825〜829 、1963に記載されている方法
による。
されるが、NDF値が50%以上好ましくは60%以上
であることが望ましい。ここで、NDF (Neutr
al Detergent Fiber )とは、食品
中のセルロース、ヘミセルロース及ヒリクニンノ含量を
いい、測定法はJournal of the As5
ociation ofOff 1cial Agri
cul tural Chcmi sts 、 46
、P825〜829 、1963に記載されている方法
による。
本発明は、以上の様にして得られた食物繊維を用いて加
糖餡を製造するのであるが、製造法は公知の方法によシ
、食物繊維、11類及び必要6− 量の水からなる混合物を混線、加熱し練り上げ通常力l
糖垢製造に用いられる糖類のいずれでもよく、又二種以
上併用してもよい。なお、糖類として含水量の多い水あ
め糖液等を用いるときは加水を必要としない。本発明の
加糖餡製造における食物繊維と糖類との配合割合は食物
繊維:糖類が5 : 95 :〜80 : 20の範囲
であればよい。
糖餡を製造するのであるが、製造法は公知の方法によシ
、食物繊維、11類及び必要6− 量の水からなる混合物を混線、加熱し練り上げ通常力l
糖垢製造に用いられる糖類のいずれでもよく、又二種以
上併用してもよい。なお、糖類として含水量の多い水あ
め糖液等を用いるときは加水を必要としない。本発明の
加糖餡製造における食物繊維と糖類との配合割合は食物
繊維:糖類が5 : 95 :〜80 : 20の範囲
であればよい。
以上の如くの本発明による那糖篩の製造法によれば次の
様な利点が得られ、工業上枝するところは太きいと考え
られる。
様な利点が得られ、工業上枝するところは太きいと考え
られる。
(1) 高価な小豆等を原料とする生詰、晒姑を使用
する従来の加糖餡に較べ、本発明は、とうもろこしの外
皮等低度な原料から簡易に得られる食物繊維を使用する
ため、経済上有利に且つ簡易に製造することができる。
する従来の加糖餡に較べ、本発明は、とうもろこしの外
皮等低度な原料から簡易に得られる食物繊維を使用する
ため、経済上有利に且つ簡易に製造することができる。
(2)本発明において使用する食物繊維には生理活性を
付与する効果があるため健康食品として有効である。
付与する効果があるため健康食品として有効である。
(3) 食感、風味とも生詰、晒晧を使用した場合と
遜色がない。
遜色がない。
(4)練シ姑にみられる様なりケによる異臭の発生や色
調の変化が発生しにくい。
調の変化が発生しにくい。
(5) 着色性2着香性に富んだ姉になる。
(6) 比較的高水分で且つ低甘味、低カロリーな鯖
を容易につくることができる。
を容易につくることができる。
次に、本発明によシ得られた加糖餡の食感について行な
った官能検査と本発明に用いられる食物繊維の生理活性
付与効果を確認するために行なった動物試験の結果を以
下に示す。
った官能検査と本発明に用いられる食物繊維の生理活性
付与効果を確認するために行なった動物試験の結果を以
下に示す。
10食物繊維の調製
本発明において使用されるアルカリ処理された食物繊維
を次の如く調製した。
を次の如く調製した。
とうもろこしのウェットミリングによシ分離生産された
コーンファイバーの水分散液(固型分10%)をホモジ
ナイザーを用いて1分間処理した後、32メツシユ篩を
用いて水洗篩別し、面上の残渣を回収し、これを乾燥、
粉末化してNDF値84.8%の食物繊維粉末を得た(
これを対照品とする)。
コーンファイバーの水分散液(固型分10%)をホモジ
ナイザーを用いて1分間処理した後、32メツシユ篩を
用いて水洗篩別し、面上の残渣を回収し、これを乾燥、
粉末化してNDF値84.8%の食物繊維粉末を得た(
これを対照品とする)。
次に上記対照品の食物繊維粉末60部を2.0%カセイ
ソーダ溶液800部中で室温にて16時間浸漬処理した
後、遠心脱水機で脱水し、これを800部の流水に懸濁
させつつ塩酸でPHを4.2に調整し、ついで、これを
脱水、洗滌、乾燥した後、コーヒーミルで30秒処理し
NbF値83.2%の本発明に使用する食物繊維粉末を
得た(これを食物繊維入とする)。次にカセイソーダ濃
度及び浸漬処理条件を0.05%(1時間沸とう処理)
、 0.12%(50℃で4時間処理)。
ソーダ溶液800部中で室温にて16時間浸漬処理した
後、遠心脱水機で脱水し、これを800部の流水に懸濁
させつつ塩酸でPHを4.2に調整し、ついで、これを
脱水、洗滌、乾燥した後、コーヒーミルで30秒処理し
NbF値83.2%の本発明に使用する食物繊維粉末を
得た(これを食物繊維入とする)。次にカセイソーダ濃
度及び浸漬処理条件を0.05%(1時間沸とう処理)
、 0.12%(50℃で4時間処理)。
0.25%(100℃で30分処理)、i、o%(室温
で8時間処理)及び4%(室温で30分処理)に変更し
た以外は上記と同様にして本発明に使用する食物繊維粉
末を得た。(これをそれぞれ食物繊維B−Fとする)。
で8時間処理)及び4%(室温で30分処理)に変更し
た以外は上記と同様にして本発明に使用する食物繊維粉
末を得た。(これをそれぞれ食物繊維B−Fとする)。
■0食感についての官能テスト
対照品、市販の生理及び食物繊維Aの三種−を用いて実
施例1に記載する方法によりmをつ<シ、食感、風味及
び色調について15名−9−。
施例1に記載する方法によりmをつ<シ、食感、風味及
び色調について15名−9−。
のパネルに評価させた。
結果は第1表の通シであった。
第 1 表
評価は採点法による。
5点 非常に良い
4点 良い
3点 良くも悪くもない。
2点 悪い
1点 非常に悪い
■、生理活性の効果確認試験
生理活性の効果の一例として血清コレステロール上昇抑
制効果をみるため、本発明に用いる食物繊維を使用して
クツキーをつくり、10− これを用いてラットによる試験を行なった。
制効果をみるため、本発明に用いる食物繊維を使用して
クツキーをつくり、10− これを用いてラットによる試験を行なった。
(1)食物繊維
本試験に使用した食物繊維は、前記調製した食物繊維C
(NDF値83.5%)である。
(NDF値83.5%)である。
(2)クツキーの1I11灸
上記食物繊維粉末を用いて第2表の原料配合により生地
を調製し、成型したのちオーブンに入れて150℃、1
5分間焼成してクツキー(試験試料)を調製した。なお
、対照試料としては、原料配合に食物繊維粉末を添加せ
ずに同様にクツキーを調製した。
を調製し、成型したのちオーブンに入れて150℃、1
5分間焼成してクツキー(試験試料)を調製した。なお
、対照試料としては、原料配合に食物繊維粉末を添加せ
ずに同様にクツキーを調製した。
第 2 表
(3)動物実験
供与した飼料の配合組成(重量%)は第3表の通シであ
る。クツキーはコーヒーミルを用いて粉砕した。なお、
人中の対照区。
る。クツキーはコーヒーミルを用いて粉砕した。なお、
人中の対照区。
試験区のコレステロール1%、コール酸すトリウム0.
25%を含む飼料に対しては、添加する砂糖の量で調整
を行なった。
25%を含む飼料に対しては、添加する砂糖の量で調整
を行なった。
第 3 表
実験動物としては、体重的65〜75’fのSprag
ueDawly系雄ラットを用い標準飼料で7日間予備
飼育したのち、一群8匹づつ三群に分け、第2表に示し
た各飼料を夫々投与して8日間飼育した。実験終了日の
翌日、安全カッターを使用して斬首、採血して血清コレ
ステロールを測定した。この測定はデミタナ−TC(協
和醗酵工業■)を用いる酵素方法によった。摂取コレス
テロール量は投与した飼料に含まれるコレステロール含
量から計算した。実験結果は、第4表に示す通りであっ
た。
ueDawly系雄ラットを用い標準飼料で7日間予備
飼育したのち、一群8匹づつ三群に分け、第2表に示し
た各飼料を夫々投与して8日間飼育した。実験終了日の
翌日、安全カッターを使用して斬首、採血して血清コレ
ステロールを測定した。この測定はデミタナ−TC(協
和醗酵工業■)を用いる酵素方法によった。摂取コレス
テロール量は投与した飼料に含まれるコレステロール含
量から計算した。実験結果は、第4表に示す通りであっ
た。
第 4 表
上記第4表の如く、対照区の血清コレステロール415
”f/100mに対し、試験区では13− 328■/100−と顕著な血清コレステロール上昇抑
制効果を示すことがわかった。
”f/100mに対し、試験区では13− 328■/100−と顕著な血清コレステロール上昇抑
制効果を示すことがわかった。
以上の如く、本発明法によシ食物繊維を用いて加糖餡を
製造した場合には、生理、晒姑を使用した場合と食感、
風味の点で何ら遜色がないばか)でなく、食物繊維の有
する生理活性を有効に保持するいわば健康循ともいうべ
きものが得られるのである。 □以下、本発明を実
施例をもって説明する。
製造した場合には、生理、晒姑を使用した場合と食感、
風味の点で何ら遜色がないばか)でなく、食物繊維の有
する生理活性を有効に保持するいわば健康循ともいうべ
きものが得られるのである。 □以下、本発明を実
施例をもって説明する。
実施例1
前記調製した食物繊維B (NDF値83.8%920
部、グラニュ糖100部、水あめ5部に水300部を加
え常法によシ混練、加熱しBx65迄濃縮し練誦を製造
した。
部、グラニュ糖100部、水あめ5部に水300部を加
え常法によシ混練、加熱しBx65迄濃縮し練誦を製造
した。
上記食物繊維Bに代えて白晒餡を用いて同様に練餡(比
較品)をつくシ本発明品と比較した。
較品)をつくシ本発明品と比較した。
本発明品は、加熱濃縮による色調の変化はみられなかっ
たが、比較品はメイラード反応による色調の変化がみら
れた。
たが、比較品はメイラード反応による色調の変化がみら
れた。
14−
又、本発明品は比較品に較べてへら切れが優れているほ
か、成型性、保形性も優れ、且つ、製造時における濃縮
時間も比較品に較べ短時間であった。
か、成型性、保形性も優れ、且つ、製造時における濃縮
時間も比較品に較べ短時間であった。
この様な効果の差は、食物繊維のもつ物性すなわち吸水
性、分散性、保水性、膨潤性等に起因するものと考えら
れる。
性、分散性、保水性、膨潤性等に起因するものと考えら
れる。
実施例2
前記調製した食物繊維D(NDF値82.8%)40部
、水あめ10部、砂糖40部に水100部を加えて常法
により混線、加熱し、Bx50ik濃縮して練餡類似品
を製造した。
、水あめ10部、砂糖40部に水100部を加えて常法
により混線、加熱し、Bx50ik濃縮して練餡類似品
を製造した。
得られた焔類似品をトーストしたパンにつけたところ、
スプーンカットが良好で、塗布性にも非常に優れ、且つ
甘味なマイルドであった。
スプーンカットが良好で、塗布性にも非常に優れ、且つ
甘味なマイルドであった。
上記食物繊維りに代えて、牛鍋を使用して同様に練ら憎
ヲつ<シ、本発明品と比較したが、スプーンカット、塗
布性の点で本発明品より劣っていた。
ヲつ<シ、本発明品と比較したが、スプーンカット、塗
布性の点で本発明品より劣っていた。
実施例3
砂糖溶液(BX60)110部と水あめ(Bx75)1
0部との混合液に、前記調製した食物繊維E(NDF値
81.6%)10部を添加し混合しながら食用赤色色素
少々とリンゴフレーバー少量を加えよく練シ上げて即席
誦類似品をつくった。
0部との混合液に、前記調製した食物繊維E(NDF値
81.6%)10部を添加し混合しながら食用赤色色素
少々とリンゴフレーバー少量を加えよく練シ上げて即席
誦類似品をつくった。
得られた餡類似品は着色性9M香性とも良好で風味も牛
鍋使用による市販の餡に較べ劣るところはなかった。又
、冷蔵保管しても水の分離もみられず、貯蔵性にも優れ
ていた。
鍋使用による市販の餡に較べ劣るところはなかった。又
、冷蔵保管しても水の分離もみられず、貯蔵性にも優れ
ていた。
実施例4
大麦のふすまから得られた食物繊維粉末20部を0.2
5%のカセイノーダ溶液100部に浸漬し、撹拌しつつ
100℃で35分間処理した後、遠心脱水し、ついで、
これを冷水100部に分散攪拌し、塩酸溶液にてPH5
,0に中和した後さらに洗滌、脱水を2回繰返し、本発
明に用いる食物繊維を得た。得られた食物繊維の水分は
63%でNL)F値は68.2%であった。
5%のカセイノーダ溶液100部に浸漬し、撹拌しつつ
100℃で35分間処理した後、遠心脱水し、ついで、
これを冷水100部に分散攪拌し、塩酸溶液にてPH5
,0に中和した後さらに洗滌、脱水を2回繰返し、本発
明に用いる食物繊維を得た。得られた食物繊維の水分は
63%でNL)F値は68.2%であった。
上記調製された食物繊維100部に水あめ10部、砂糖
50部と水60部を加え常法によりBx45迄加熱濃縮
して騨誦類似品を得た。
50部と水60部を加え常法によりBx45迄加熱濃縮
して騨誦類似品を得た。
得られた本発明品は加熱濃縮による色調の変化もなく成
型性、保形性に優れていた。
型性、保形性に優れていた。
特許出願人
日本食品化工株式会社
17一
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1ン 生姻、晒餡等に糖類を加えて加s飽を製造す
る方法において、生詰、晒餡に代えて穀類の糠をアルカ
リ水溶液中にて浸漬処理して得られる食物繊維を用いる
ことを特徴とする垢類似品の製造法。 (2) 前記食物繊維が穀類の糠をアルカリ濃度0.
05〜4.0%の範囲からなるアルカリ水溶液中にて浸
漬処理して得られたものである特許請求の範囲第1項記
載の餡類似品の製造法。 (3) 前記食物繊維としてNDF値が50%以上の
ものが用いられることからなる特許請求の範囲第1〜2
項記載の詰類似品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58104254A JPS59232051A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 餡類似品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58104254A JPS59232051A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 餡類似品の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59232051A true JPS59232051A (ja) | 1984-12-26 |
JPH0328179B2 JPH0328179B2 (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=14375791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58104254A Granted JPS59232051A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 餡類似品の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59232051A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5023103A (en) * | 1987-01-27 | 1991-06-11 | D. D. Williamson & Co., Inc. | Fiber and method of making |
EP0981283A4 (en) * | 1997-05-15 | 2000-09-20 | Cargill Inc | GROUND CEREAL PRODUCT AS ADDITIVE FOR THE TOTAL INCREASE IN DIETETARY FIBERS |
US6383547B1 (en) | 1998-05-12 | 2002-05-07 | Cargill, Incorporated | Process for preparing aspirated bran as a flour additive |
US6610349B1 (en) | 1998-05-15 | 2003-08-26 | Cargill, Incorporated | Milled cereal by-product which is an additive for increasing total dietary fiber |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP58104254A patent/JPS59232051A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0328179B2 (ja) | 1991-04-18 |
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