JPS5923125B2 - 音質の直流制御回路 - Google Patents
音質の直流制御回路Info
- Publication number
- JPS5923125B2 JPS5923125B2 JP51013448A JP1344876A JPS5923125B2 JP S5923125 B2 JPS5923125 B2 JP S5923125B2 JP 51013448 A JP51013448 A JP 51013448A JP 1344876 A JP1344876 A JP 1344876A JP S5923125 B2 JPS5923125 B2 JP S5923125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- collector
- base
- sound quality
- pass filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G5/00—Tone control or bandwidth control in amplifiers
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、音質の直流制御回路に関するものである。
音質制御は一般にフィルタ回路の定数そのものを直接変
化させることによって行っている。
化させることによって行っている。
第1図はCR減衰型のフィルタ回路を適用した音質制御
回路の一例である。
回路の一例である。
入力端子1に加えられた信号は固定抵抗、コンデンサ、
可変抵抗で構成されたCR減衰型の低域フィルタ回路を
通過して出力信号端子2から取り出される。
可変抵抗で構成されたCR減衰型の低域フィルタ回路を
通過して出力信号端子2から取り出される。
このような制御回路では、可変抵抗に交流信号が流れて
いるので、音質制御回路と制御用可変抵抗間の配線への
周辺回路からの雑音誘導、配線からの妨害波の輻射、あ
るいは可変抵抗の摺動雑音などの不都合があり、配線距
離の冗長を避けたりシールド線を採用したりする必要が
ある。
いるので、音質制御回路と制御用可変抵抗間の配線への
周辺回路からの雑音誘導、配線からの妨害波の輻射、あ
るいは可変抵抗の摺動雑音などの不都合があり、配線距
離の冗長を避けたりシールド線を採用したりする必要が
ある。
本発明はかかる前記の不都合を排除するためになされた
ものであり、直流制御によって間接的に音質制御回路の
等価回路定数を変化させることにより、制御回路の雑音
誘導や妨害波の輻射を避けることのできる音質の直流制
御回路を提供することを目的とするものである。
ものであり、直流制御によって間接的に音質制御回路の
等価回路定数を変化させることにより、制御回路の雑音
誘導や妨害波の輻射を避けることのできる音質の直流制
御回路を提供することを目的とするものである。
以下、図面とともに本発明の実施例について説明する。
第2図は、本発明にかかる音質の直流制御回路の一実施
例を示す図である。
例を示す図である。
本発明の実施例の回路&人入力信号端子1が抵抗3とコ
ンデンサ4で構成され、前記の低域フィルタとは異るフ
ィルタ特性をもつ低域フィルタと、抵抗5とコンデンサ
6で構成される低域フィルタを介して2個の電流源用ト
ランジスタ7と8のベースに接続され、前記2個の電流
源用トランジスタ7と8のコレクタが第1の差動増幅器
を形成する1対のトランジスタ9と10のエミッタ共通
接続点と、第2の差動増幅器を形成する1対のトランジ
スタ11と12のエミッタ共通接続点とにそれぞれ接続
され、また、第1および第2の差動増幅器を形成する2
対のトランジスタの各一方のトランジスタ9,12のベ
ースが共通接続されて基準直流電源13に、各他方のト
ランジスタ10゜110ベースが共通接続されて音質制
御用の可変直流電源14にそれぞれ接続され、さらに、
前記第1の差動増幅器を構成する1対のトランジスタの
内の一方のトランジスタ9のコレクタと、前記第2の差
動増幅器を構成する1対のトランジスタの内の他方のト
ランジスタ11のコレクタが共通接続され、出力端子2
に接続されている。
ンデンサ4で構成され、前記の低域フィルタとは異るフ
ィルタ特性をもつ低域フィルタと、抵抗5とコンデンサ
6で構成される低域フィルタを介して2個の電流源用ト
ランジスタ7と8のベースに接続され、前記2個の電流
源用トランジスタ7と8のコレクタが第1の差動増幅器
を形成する1対のトランジスタ9と10のエミッタ共通
接続点と、第2の差動増幅器を形成する1対のトランジ
スタ11と12のエミッタ共通接続点とにそれぞれ接続
され、また、第1および第2の差動増幅器を形成する2
対のトランジスタの各一方のトランジスタ9,12のベ
ースが共通接続されて基準直流電源13に、各他方のト
ランジスタ10゜110ベースが共通接続されて音質制
御用の可変直流電源14にそれぞれ接続され、さらに、
前記第1の差動増幅器を構成する1対のトランジスタの
内の一方のトランジスタ9のコレクタと、前記第2の差
動増幅器を構成する1対のトランジスタの内の他方のト
ランジスタ11のコレクタが共通接続され、出力端子2
に接続されている。
また、第1および第2の差動増幅器の残余のトランジス
タ10,12のコレクタが共通接続されて電源端子18
に接続され、さらに電源端子18と出力端子2との間に
は出力負荷抵抗17が接続されている。
タ10,12のコレクタが共通接続されて電源端子18
に接続され、さらに電源端子18と出力端子2との間に
は出力負荷抵抗17が接続されている。
ところで、この2つのコレクタ共通接続点(九いずれか
一方が出力端子18に接続されていればよい。
一方が出力端子18に接続されていればよい。
なお、15,16はトランジスタ7と8のエミッタ抵抗
である。
である。
以上の構成よりなる本発明の実施例回路の動作を以下に
説明する。
説明する。
第2図で示す回路の入力信号端子1に交流入力信号を印
加すると、この信号は抵抗3とコンデンサ4によって構
成される低域フィルタ、ならびに抵抗5とコンデンサ6
とによって構成される低域フィルタとを介して電流源用
トランジスタ7と8のベースに印加される。
加すると、この信号は抵抗3とコンデンサ4によって構
成される低域フィルタ、ならびに抵抗5とコンデンサ6
とによって構成される低域フィルタとを介して電流源用
トランジスタ7と8のベースに印加される。
したがって、電流源用トランジスタ7のベース信号電圧
Vi7は として与えられる。
Vi7は として与えられる。
ただし、C4はコンデンサ4の容量値、R3は抵抗3の
抵抗値、Vinは入力信号端子1に印加される交流入力
信号電圧である。
抵抗値、Vinは入力信号端子1に印加される交流入力
信号電圧である。
また、電流源用トランジスタ7のコレクタ電流i7は
として与えられる。
ただし、R15はエミッタ抵抗15の抵抗値である。
同様にして、電流源用トランジスタ80ベース信号電圧
vi8は として与えられる。
vi8は として与えられる。
ただしC6はコンデンサ6の容量値、R5は抵抗5の抵
抗値である。
抗値である。
したがって、電流源用トランジスタ8のコレクタ電流1
8は として与えられる。
8は として与えられる。
ただし、R16は抵抗16の抵抗値である。
ところで、既に説明したように、トランジスタ9と10
および同11と12はそれぞれ差動増幅器を構成してお
り、また、トランジスタ9と12のベースが共通接続さ
れ、この共通点には基準直流電源13からバイアス電圧
が印加されている。
および同11と12はそれぞれ差動増幅器を構成してお
り、また、トランジスタ9と12のベースが共通接続さ
れ、この共通点には基準直流電源13からバイアス電圧
が印加されている。
したがって、トランジスタ10と11のベース共通接続
点に接続された可変直流電源14の電圧、すなわち、ト
ランジスタ10と11のベース’!圧を匍脚することに
よって、トランジスタ9と10ならびに同11と12の
コレクタに流れるコレクタ電流の比を変えることができ
る。
点に接続された可変直流電源14の電圧、すなわち、ト
ランジスタ10と11のベース’!圧を匍脚することに
よって、トランジスタ9と10ならびに同11と12の
コレクタに流れるコレクタ電流の比を変えることができ
る。
トランジスタ9のコレクタに流れる電流をたとえばai
7とすると、トランジスタ10のコレクタに流れる電流
は(i−a)i7 となる。
7とすると、トランジスタ10のコレクタに流れる電流
は(i−a)i7 となる。
また、この時トランジスタ11のコレクタを流れる電流
は(1−a)i3であり、トランジスタ12のコレクタ
を流れる電流はaiBとなる。
は(1−a)i3であり、トランジスタ12のコレクタ
を流れる電流はaiBとなる。
したがって出力端子2に取りだされる出力信号Vout
は で与えられる。
は で与えられる。
ただし、R1□は出力負荷抵抗17の抵抗値である。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる音質の
直流制御回路では、トランジスタ10と11のベース共
通接続点に印加する可変直流電源14の電圧によってト
ランジスタ9と10ならびに同11と12のコレクタ電
流の比aの値が変わり、抵抗3とコンデンサ4及び抵抗
5とコンデンサ6で決まる低域フィルタ特性の間で出力
信号の振幅が変化し、この結果入力端子1と出力端子2
の間の音質の直流制御が実現される。
直流制御回路では、トランジスタ10と11のベース共
通接続点に印加する可変直流電源14の電圧によってト
ランジスタ9と10ならびに同11と12のコレクタ電
流の比aの値が変わり、抵抗3とコンデンサ4及び抵抗
5とコンデンサ6で決まる低域フィルタ特性の間で出力
信号の振幅が変化し、この結果入力端子1と出力端子2
の間の音質の直流制御が実現される。
なお、本発明の回路において交流信号の通過するところ
はトランジスタ7.8,9〜12、抵抗3.5,15〜
11およびコンデンサ4,6であり、制御部分の配線を
短(することができる。
はトランジスタ7.8,9〜12、抵抗3.5,15〜
11およびコンデンサ4,6であり、制御部分の配線を
短(することができる。
またトランジスタ100ベースとトランジスタ11のベ
ースとの接続点と音質制御用の可変直流電源14との間
を結合するための配線は、これがたとえ冗長であったと
しても、この部分には交流信号が流れないため、前述し
た従来の不都合は何等生じない。
ースとの接続点と音質制御用の可変直流電源14との間
を結合するための配線は、これがたとえ冗長であったと
しても、この部分には交流信号が流れないため、前述し
た従来の不都合は何等生じない。
以上説明したように本発明の音質の直流制御回路は、音
質の制御が、制御回路の回路定数を直流制御によって等
何曲に変化させることによってなされるものであるため
、配線距離の冗長を避ける必要もなく、シールド線が不
要となり配線の簡素化がはかられ、従って雑音誘導や妨
害波の輻射あるいは摺動雑音等が防止できる。
質の制御が、制御回路の回路定数を直流制御によって等
何曲に変化させることによってなされるものであるため
、配線距離の冗長を避ける必要もなく、シールド線が不
要となり配線の簡素化がはかられ、従って雑音誘導や妨
害波の輻射あるいは摺動雑音等が防止できる。
第1図は従来の音質制御回路を示す図、第2図は本発明
の音質の直流制御回路を示す図である。 1・・・・・・入力信号端子、2・・・・・・出力信号
端子、3゜5・・・・・・低域フィルタ用抵抗、4,6
・・・・・・低域フィルタ用コンデンサ、1,8・・・
・・・電流源用トランジスタ、9〜12・・・・・・差
動増幅器用トランジスタ、13・・・・・・基準直流電
源、14・・・・・・音質制御用の可変直流電源、15
,16・・・・・・エミッタ抵抗、17・・・・・・出
力負荷抵抗、18・・・・・・電源端子。
の音質の直流制御回路を示す図である。 1・・・・・・入力信号端子、2・・・・・・出力信号
端子、3゜5・・・・・・低域フィルタ用抵抗、4,6
・・・・・・低域フィルタ用コンデンサ、1,8・・・
・・・電流源用トランジスタ、9〜12・・・・・・差
動増幅器用トランジスタ、13・・・・・・基準直流電
源、14・・・・・・音質制御用の可変直流電源、15
,16・・・・・・エミッタ抵抗、17・・・・・・出
力負荷抵抗、18・・・・・・電源端子。
Claims (1)
- 1 第1および第2のトランジスタで形成される第1の
差動増幅器のエミッタ共通接続点と接地点との間に接続
される第1の電流源用トランジスタのベースが第1の低
域フィルタ回路を介して入力信号端子に接続され、第3
および第4のトランジスタで形成される第20差動増幅
器のエミッタ共通接続点と接地点との間に接続される第
2の電流源用トランジスタのベースに前記第1の低域フ
ィルタ回路とは異るフィルタ特性の第2の低域フィルタ
回路を介して前記入力信号端子に接続され、前記第1の
トランジスタのベースと前記第4のトランジスタのベー
スが共通接続されて、基準直流電源に接続され、前記第
2のトランジスタのベースと前記第3のトランジスタの
ベースが共通接続されて可変直流電源に接続され、さら
に前記第1のトランジスタのコレクタと前記第3のトラ
ンジスタのコレクタおよび前記第2のトランジスタのコ
レクタと前記第4のトランジスタのコレクタとがそれぞ
れ共通接続され、前記2個のコレクタ共通接続点のいず
れか一方が出力端子に接続されてなり、前記可変直流電
源の電圧を変化させて前記入力信号端子と前記出力端子
との間の周波数特性を前記第1および第2の低域フィル
タ回路のフィルタ特性の間で変化させることを特徴とす
る音質の直流制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51013448A JPS5923125B2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 音質の直流制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51013448A JPS5923125B2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 音質の直流制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5296852A JPS5296852A (en) | 1977-08-15 |
JPS5923125B2 true JPS5923125B2 (ja) | 1984-05-31 |
Family
ID=11833407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51013448A Expired JPS5923125B2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 音質の直流制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923125B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60189824A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-27 | 東洋電装株式会社 | スイツチ装置 |
US9046860B2 (en) | 1995-03-27 | 2015-06-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Coupling part, photosensitive drum, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus |
DE102018119892A1 (de) | 2017-08-31 | 2019-02-28 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Luftreifen |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4991166A (ja) * | 1972-12-19 | 1974-08-30 | ||
JPS504487A (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-17 |
-
1976
- 1976-02-10 JP JP51013448A patent/JPS5923125B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4991166A (ja) * | 1972-12-19 | 1974-08-30 | ||
JPS504487A (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-17 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60189824A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-27 | 東洋電装株式会社 | スイツチ装置 |
US9046860B2 (en) | 1995-03-27 | 2015-06-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Coupling part, photosensitive drum, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus |
DE102018119892A1 (de) | 2017-08-31 | 2019-02-28 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Luftreifen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5296852A (en) | 1977-08-15 |
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