JPS59228950A - 破砕機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉱石、スラグ等を破砕、磨鉱する破砕機に係シ
、更に詳しくは、円周に排出孔及び網目構造の中間排出
孔を有する横置円筒形円周排出ロッドミルに関するもの
である。

網目構造の中間排出孔を有する横置円筒形円周排出ロッ
ドミルは、破砕工程の途中で生成した微粉又は細粒の処
理物が速かに機外に除去され、破砕及び磨鉱効率を向上
することができるので広く使用されている。この破砕機
の中間排出孔は、通常筒端部に設ける排出口と同程度の
大きさの孔であシ、これに網目を有するライナを取付け
て構成されている。また、このライナの網目の開きは、
処理物の状態に応じて能率よく破砕及び磨鉱できるよう
に選択される。この為の網目の開きは比較的大であり（
例えば製鋼スラグ用で２５１ＬＭの網目の開きとしてい
る例がある。）、中間排出孔から分離でれた破砕物は、
使用目的によシ再粉砕しなければならない事態が往々に
して起る。これを避ける為ライナの網目の開きを小さく
すれば、破砕効率が低下する。

従って、従来中間排出孔から分離された破砕物の粒度を
更に小さくする必要がある場合は、これを更に別のロッ
ドミルを後置して粉砕している。このことはミルを２金
膜けなければならなく、破砕処理工程を複雑にする欠点
を有す。

本発明の目的は、多目的に使用可能な横置円筒形円周排
出ロッドミルを提供するにあシ、更に具体的例としては
中間排出孔から排出される比較的粒径の大な処理物を再
粉砕可能な上記形式の破砕機を提供するにある。

本発明による破砕機は、円筒体の一方の側面の原料供給
側と反対の側面に近接する円周に排気孔を有すると共に
、円周中央部に網目構造の中間排出孔を有する横置円筒
形円周排出ロッドミルにおいて、次の（イ）〜に）の構
成要素を有することを特徴とする。

（イ）　軸方向に並設される中間排出孔群毎に、円筒体
外周面に該群に沿って付設された複数個の回転軸。

（Ｉ：１１　　該回転軸に腕を介して数句けられ、該回
転軸の回転によシ該群内の各中間排出孔をそれぞれ閉塞
及び開放する複数個の着。

（−ウ　　円筒体円周に付設され、各回転軸をそれぞれ
回転する複数個の油圧シリンダ。

に）　円筒体円周を１８０度に２分した各半円周の中間
排出孔を開閉する油圧シリンダ群毎に接続され、円筒体
円周上に蓄圧器及び油圧制御系との連結ボートを有する
２系統の油圧経路。

以下、本発明の破砕機を実施例の図面に基づいて詳述す
る。第１図は本発明の破砕機の実施例の排出孔及び中間
排出孔のカバーを一部切除した側面図、第２図は第１図
における軸方向に並設される１つの中間排出孔群及び該
群に駆除する回転軸、蓋、油圧シリンダ及び油圧経路の
正面図、第３図は第１図におけるｍ−ｎｒ線矢視側面゛
図である。第１図においては、本発明と直接関係のない
一般的な部材、例えば駆動装置等は省略しである。これ
らに関する説明も周知なものであるので省略する。第３
図においては、油圧シリンダ、回転軸、蓋を全部記載す
ると、却って不明瞭となるので一部のみ記載しである。

この実施例においては、３０度の局面毎に軸方行に並列
する中間排出孔群（各群内に３個の中間排出孔）が設け
られているので、全体として１２個の中間排出孔群、回
転軸及び油圧シリンダと３６個の中間排出孔と蓋を備え
ている。

この破砕機は、従来一般の横置円筒形円周排出ロッドミ
ルと同様に、円筒体をなし、一方の側面に原料供給口を
有し、他方の側面は盲板としである。第１図には原料供
給フィーダ１のみを示しである。２は軸受、３は駆動歯
車である。

盲板としである側面は粉塵を吸引する等の為開放しても
よい。盲板の側面に近接する局面に排出孔４が設けられ
ている。周面中央部には、軸方向に３個ずつ並列し、周
方向に１２個ずつ並列して中間排出孔５が設けである（
第２図参照）。

中間排出孔５には、第３図に示すように、網目を有する
特殊鋳鋼製ライナ６が取付けである。

排出孔４及び中間排出孔５の周囲はそれぞれカバー７及
び８で覆われ、その下部に処理品取出口が設けである。

以上の構成は従来、の装置と何等変らない。

この破砕機においては、先ず多くの中間排出孔５（実施
例では３６個）が軸方向に並列に設けられているもの〈
実施例では３個）毎に群にわけられる。各群毎に、各群
の中間排出孔５に沿って、従って軸方向に、円筒体円周
に回転軸１１が設けられている。第２図に示すように回
転軸１１は両端部で軸受１２によシ回転自在に支承され
ている。回転軸１１には腕１３が固定され、腕１３には
蓋１４が取付けである。第３図に示すように、蓋１４は
回転軸１１０回転によシ中間排出孔５を閉塞及び開放す
るようにしである。

円筒体円周には、各回転軸１１毎に１個ずつの油圧シリ
ンダ１５が設けられている（第２図及び第３図）。油圧
シリンダ１５は、その中間部（又は基部）で円筒体円周
に固設された基台１６に枢着され、そのピストンロッド
１７の先端には、回転軸１１に固定した腕１８の先端が
枢着されている。従って、油圧により油圧シリンダ１５
のピストン１７が延伸すると、腕１７、回転軸１１及び
腕１３が揺動及び回転し、蓋１４が中間排出孔５を閉塞
し、ピストン１７が縮小すると逆に中間排出孔５が開放
される３゜また、円筒体円周上には、円筒体円周を１８
０度に２分した各半円周の中間排出孔５を開閉する油圧
シリンダ１５の群（各々６個）毎に油圧経路１９が敷設
され、群内の油圧シリンダ１５がその油圧経路１９に接
続されている。従って、油圧経路１９は２系統あること
になる。油圧経路１９の端には、破砕機外に設けた図示
せざる油圧制御系に連結する連結ボート２０を設けであ
る。

この油圧経路１９には、破砕機の連転停止時に連結ボー
ト２０で油圧制御系を連結し、油圧制御系を操作し、中
間排出孔５を閉塞又は開放の所望の状態にしだ後（場合
によっては半開きでもよい。）、油圧経路１９の端部を
閉鎖して、連結ボート２０よシ外部の油圧制御系を取外
し、中間排出孔５の所望の状態で破砕機を運転する。

運転中に油圧のリークによる蓋１４の緩み（又は所定位
置よシの移動）を防止する為に、油圧経路１９に蓄圧器
２１を設けである。

油圧経路１９は２系統設けであるので上述の操作は２回
しなければならない。この操作は、外部の油圧制御系に
連結される油圧経路１９に関係する中間排出孔５が円筒
体の上半部に位置する状態で行う。これによシ蓋１４の
開閉に際して蓋１４と中間排出孔５周縁との間に処理物
が挾まれて閉塞が不完全になることが防止できる。一方
の油圧経路１９の処理が終れば、破砕機を１８０度回転
して他方の油圧経路１９を処理する。カバー８は点検修
理等の為上部のみ開閉できるようにしである。カバー７
も同様にすることが望ましい。

この破砕機にて製鋼スラグの粉砕する場を例にとって説
明すると、まず−次破砕として、中間排出孔を開放した
状態で、５００１１Ｊ径程度の塊状の製鋼スラグをこの
破砕機に供給して破砕する。中間排出孔の網目の幅は約
２５ｍであるので、スラグは粉砕されて約２５ｗ以下の
径となると、中間排出孔よ多機外に排出される。地金の
み原鉱を繰返し終端部の排出孔よ多機外に排出される。

−次破砕が終れば、中間排出孔を閉塞し、−次破砕で中
間排出孔から排出された比較的大径のスラグ粒粉体を破
砕機に供給し、再破砕し、細粒の粉粒体として終端部の
排出孔よシ取出す。これによシ、従来のように通常のロ
ッドミルと２台使用することなく、この破砕機１台で処
理することができる。

本発明の破砕機は以上の如く構成され、且つ使用される
ので、多目的の用途の破砕機として好適である。また、
軸方向に並べて設けられた中間排出孔の蓋は、１個の油
圧シリンダで同時に作動され、各油圧シリンダは半周ず
つ２組に分けられ、−各組の油圧シリンダが同時に作動
するように油圧経路が形成されているので、短時間で中
間排出孔の開閉を行うことができる。また蓋による中間
排出孔の閉塞開放は確実で、使用中に蓋が移動するよう
なことはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の破砕機の実施例の排出孔及び中間排出
孔のカバーを一部切除した側面図、第２図は第１図にお
ける軸方向に並設される１つの中間排出孔群及び該群に
駆除する回転軸、蓋、油圧シリンダ及び油圧経路の正面
図、第３図は第１図におけるｌ１ｌ−Ｉ線矢視断面図で
ある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 円筒体の一方の側面の原料供給側と反対の側面に近接す
   る局面に排出孔を有すると共に、周面中央部に網目構造
   の中間排出孔を有する横置円筒形円周排出ロッドミルに
   おいて、 （イ）　軸方向に並設される中間排出孔群毎に、円筒体
   外周面に該群に沿って付設された複数個の回転軸讐 （ロ）該回転軸に腕を介して取付けられ、咳回転軸の回
   転により該群内の各中間排出孔をそれぞれ閉塞及び開放
   する複数個の蓋、 ｅウ　　円筒体円周面に付設され、各回転軸をそれぞれ
   回転する複数個の油圧シリンダ、及びに）　円筒体円周
   を１８０度に２分した各半円周の中間排出孔を開閉する
   油圧シリンダ群毎に接続され、円筒体円周面上に蓄圧器
   及び油圧制御系との連結ボートを有する２系統の油圧ｉ
   路、 を有することを特徴とする破砕機。