JPS5847949Y2 - ロ−ラミルにおけるロ−ラ軸受部シ−ル装置 - Google Patents

ロ−ラミルにおけるロ−ラ軸受部シ−ル装置

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Publication number
JPS5847949Y2
JPS5847949Y2 JP5907281U JP5907281U JPS5847949Y2 JP S5847949 Y2 JPS5847949 Y2 JP S5847949Y2 JP 5907281 U JP5907281 U JP 5907281U JP 5907281 U JP5907281 U JP 5907281U JP S5847949 Y2 JPS5847949 Y2 JP S5847949Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
oil seal
spiral groove
dust
cover
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Expired
Application number
JP5907281U
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English (en)
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JPS57184751U (ja
Inventor
憲雄 神畠
博文 福山
経矩 林
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、減速機を介してテーブルを回転させ、そのテ
ーブルにローラを押しつけることによりテーブル上に供
給された原料を噛み込み、挾圧して粉砕する、いわゆる
ローラミルの改良に関し、特にローラ軸受部の固定側カ
バーと対向する回転側のオイルシールハウジングに螺旋
溝を刻設して、軸受部へ侵入しようとする0、1〜2r
ran程度の粉体を機械的に排出しようとするものであ
る。
上記ローラミルは、ローラのテーブルへの加圧機構によ
って種々の型式があるが、いずれも粉砕ダスト中に回転
するローラがあり、軸受によって支承されている。
そのため軸受部へ粉砕ダストが侵入する危険性が大きく
、ダストの侵入防止には種々の工夫がなされている。
第1図に示したのは、空気の吹き出しによって、粉塵の
侵入を防止している場合で、図中1は回転テーブル、2
は粉砕ローラで、揺動軸3の先端に軸受4,4を介して
支持されている。
軸受4,4を設けた軸受室5の前部は、粉砕ローラ2の
ボス蓋6によって前面を覆われているが、後部は回転し
ない揺動軸3が貫通しているため、完全な密封は不可能
である。
そこでこの例にむいては、粉砕ローラ2と一体のテーパ
付き円筒状のオイルシール−・ウジングIと、このオイ
ルシール・・ウジングIを取囲む円筒状のカバー8との
隙間9を挾くすると共に、この隙間9に空気を流してダ
ストがこの隙間を通って軸受部へ侵入しないようにして
いる。
又オイルシール−・ウジング7の先端と揺動軸3との間
には、ダストの侵入、油漏れの防止のためにオイルシー
ル10が介在している。
このような型式では、隙間9の幅を例えばz’Xtとす
ると、2%以上の粒子の侵入は機械的に防止できると共
に、約0.1%程度未満のダストもエアシールによって
侵入を妨げられる。
しかし、その中間の0.1〜2X程度のダストについて
は侵入を阻止することが困難で、このような粒子が一組
侵入すると、排出が困難である。
又侵入したダストは、オイルシールを傷め、オイルシー
ル及び軸受の寿命を短くする。
従って本考案の目的は、上記の如き従来の軸受部シール
装置ではシールが困難であったダストを、機械的手段に
よって確実に軸受部外へ排出して、オイルシール及び軸
受を保護することにあり、その手段として、粉砕ロール
の回転に伴って粉塵の排出機能を営む螺旋状のねじ溝を
オイルシール−・ウジングに設けたものである。
続いて、第2図以下の添附図面を参照しつつ、本考案を
具体化した実施例について詳しく説明する。
ここに第2図は、本考案の一実施例であるシール装置部
を破断面で示した粉砕ローラの側面図、第3図は、同シ
ール部の拡大断面図である。
これらの図に釦いて、軸11を中心として揺動自在の揺
動軸12には、軸受13,13を介して回転自在の粉砕
ローラ14が設けられている。
この粉砕ローラ14の側面にポル) 15によって固着
された円筒状のオイルシールノ〜ウジング16の先端に
は、揺動軸12に接するオイルシール17が設けられて
いる。
揺動軸12のボス部18の側壁19より粉砕ローラ14
の方向へ突出する円筒状のカバー20の先端は、前記オ
イルシール−・ウジング16の直円筒部16′を外覆し
ている。
この直円筒部16′の外径は、カバー20の内径より若
干小さく、両者の間には僅かの隙間21が介在している
上記オイルシール−・ウジング16の直円筒部16′の
外周には、ねじ状の螺旋溝22が刻設しである。
この螺旋溝22は、複数の溝を平行に刻設した、いわゆ
る多条ねじであることが望ましい。
これは溝22の数の多い方が、ダストが排出作用に曝さ
れる機会が増大するためである。
又螺旋溝22のピッチは、この溝22をたどって行った
場合、1〜2周分ぐらいの所でカバー20と螺旋溝22
との重合部Aから抜は出せる程度のものとするのが望ま
しい。
このようなピッチにするのは、粉砕ローラ14が1〜2
回転する間に、隙間21へ入った粉塵が、カバー20の
外へ運び出されるようにするためである。
従って、螺旋溝22のねじ方向は、螺旋溝22中に入っ
た粉塵等の異物が、オイルシール・・ウジング16の回
転によって、カバー20の外部へ排出されるような方向
である。
即ち、例えば粉砕ローラ14の回転方向が粉砕ローラ1
4からカバー20の方向に見て右方向の場合には、右ね
じ方向の螺旋溝を刻設する。
粉砕原料が、セメント等のような不燃性の原料の場合に
は、カバー20の内側に、オイルシール−・ウジング1
6の螺旋溝22に1で達するブラシを植設してもよい。
テーブルの回転によって粉砕ローラ14が回転すると、
砕かれてテーブル周辺から落ちた原料粉体は、図示しな
い上向きのノズルで噴き上げられた後、セパレータで分
級される。
よってローラミル内は常時粉砕ダストで充満しており、
カバー20や、オイルシール−・ウジング16の露出部
23にも粉砕ダストは降り積る。
こうしてオイルシール−・ウジング16の露出部23に
乗ったダストは、オイルシール−・ウジング16と、カ
バー20の間の隙間21へ入り込もうとするが、隙間2
1の幅より大きいダストは隙間21に入れない。
又これより小さいダストも、螺旋溝22が、溝中の粉粒
を外部へ排出する方向に回転しているため、隙間21へ
入ることができない。
又隙間21の中へ入り込んでし1つた粉粒も、螺旋溝2
2の運び作用によって、粉砕ローラ14の1〜2回転以
内に、強制的に排出される。
揺動軸12のボス部18に孔24を設け、この孔24よ
りシール室25へ圧空を送り込み、隙間21より外部へ
流出する空気流を付加すれば、ダストの排出作用は更に
向上する。
本考案は、以上述べたように、粉砕ローラと一体的に回
転する円筒状のオイルシール−・ウジングの外周にねじ
状の螺旋溝を刻設すると共に、この螺旋溝部を機台の固
定部から突出する円筒状のカバーによって僅かの隙間を
介して外覆し、螺旋溝のねじ方向を螺旋溝に入った粉粒
がオイルシール・・ウジングの回転によって円筒状カバ
ーの外部へ排出されるような方向となしたものであるか
ら、ローラミル特有の粉粒がオイルシールノ〜ウジング
とカバーの隙間に入り込むのを未然に防止すると共に、
従来の装置では排出が困難であった上記隙間に入り込ん
でし1つた粉粒を、螺旋溝の運び作用で、機械的且つ強
制的に排出することができる。
よって内部のオイルシールの寿命が長くなり、オイルシ
ールの破損による油漏れ、又それに伴う軸受の焼付き防
止等の目的が遠戚された。
【図面の簡単な説明】 第1図は、従来のローラミル用軸受シール装置の側断面
図、第2図は、本考案の一実施例である軸受シール装置
部を破断面で示した粉砕ローラの側面図、第3図は、同
シール部の拡大断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 供給した原料を回転テーブルと粉砕ローラとの間で挾圧
    して粉砕するローラミルに釦いて、粉砕ローラと一体的
    に回転する円筒状のオイルシールハウジングの外周にね
    じ状の螺旋溝を刻設すると共に、この螺旋溝部を機台の
    固定部から突出する円筒状のカバーによって僅かの隙間
    を介して外覆し、螺旋溝のねじ方向を螺旋溝中に入った
    粉粒がオイルシールハウジングの回転によって円筒状カ
    バーの外部へ排出されるような方向となしたことを特徴
    とするローラミルにおけるローラ軸受部シール装置。
JP5907281U 1981-04-23 1981-04-23 ロ−ラミルにおけるロ−ラ軸受部シ−ル装置 Expired JPS5847949Y2 (ja)

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JP5907281U JPS5847949Y2 (ja) 1981-04-23 1981-04-23 ロ−ラミルにおけるロ−ラ軸受部シ−ル装置

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JPS57184751U JPS57184751U (ja) 1982-11-24
JPS5847949Y2 true JPS5847949Y2 (ja) 1983-11-01

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US4538768A (en) * 1983-04-27 1985-09-03 Combustion Engineering, Inc. Pulverizer journal bearing system
JP2016147235A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 宇部興産機械株式会社 竪型粉砕機の粉砕ローラのシール構造

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JPS57184751U (ja) 1982-11-24

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