JPS63348Y2 - - Google Patents

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JPS63348Y2
JPS63348Y2 JP1982133319U JP13331982U JPS63348Y2 JP S63348 Y2 JPS63348 Y2 JP S63348Y2 JP 1982133319 U JP1982133319 U JP 1982133319U JP 13331982 U JP13331982 U JP 13331982U JP S63348 Y2 JPS63348 Y2 JP S63348Y2
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JP
Japan
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chute
fixed
body casing
grinding table
main body
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JP1982133319U
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English (en)
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JPS5948746U (ja
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は竪型ローラミルに係り、特にローラミ
ルに原料を供給するためのシユート、及び粉砕さ
れた原料を遠心力によつて分級する分級ベーンの
支持構造を改良した竪型ローラミルに関するもの
である。
かかるローラミル用の原料供給シユートは、供
給物が石炭等のように付着性を有する場合には、
シユート内に詰りを生じる問題があり、特に直径
が約600m/m以下の小、中型ローラミルの場合
このシユート内の詰りが稼動率低下の原因とな
る。そのため、このような従来のローラミルで
は、シユートを回転させることにより、内周面に
付着する原料を振り落したり(特開昭55−127158
号公報参照)、シユートの管壁にシール空気噴出
用の小孔を穿設し、この小孔から圧縮空気を噴射
させることによつて、シユート内面に付着した原
料を強制的に払い落す(実開昭56−154845号公報
参照)ようになしたりした粉砕機が知られてい
る。また前記のようにシユートを回転式とする場
合には、シユートと分級ベーンとを一体構造とな
して回転させる粉砕機(特開昭57−75156号公報)
が知られている。更に回転シユートに静止した掻
き板(スクレーパ)を設け、シユート内面に付着
した原料を掻き落すようになしたシユートの詰り
防止構造も開発されている。
しかしながら上記のようなシユートの詰りを防
止する構造は、シユートの直径が前記のように小
さい場合には必要であるが、シユート直径が例え
ば600m/mを超える大型のローラミルにおいて
は、石炭等の付着性原料を供給した場合でも詰り
を生じる危険性が無い反面、大径で重量物である
シユートを確実に支持する構造が問題となると共
に、このような大径のシユートの周りで、回転さ
せる分級ベーンの支持機構にも問題が生じ、例え
ば前記のように分級ベーンとシユートとを一体構
造として回転させるようになした場合には、回転
物が大型化して強裂な振動を生じ、また回転部分
とケーシング等の固定部分との間のシールについ
ても十分なものを得難いという欠点が存在する。
従つて本考案は、上記したようなシユート径を
大きくした場合に生じる種々の問題点の解決を目
的とするもので、シユートを固定型となしてミル
ケーシング内に直立させ、その上下端部を両端支
持の状態で堅牢に支承し、こうして確実に支承さ
れたシユートを軸受軸としてそのまわりに分級ベ
ーンを取り付けた回転円筒を回転自在に支承する
ようになして、シユート及び分級ベーンの取付強
度の向上を図つた竪型ローラミルを提供するもの
である。
続いて添付した図面を参照して、本考案を具体
化した実施例につき詳しく説明する。ここに第1
図は、本考案の一実施例である竪型ローラミル全
体の側断面図、第2図は、同ローラミルのシユー
ト及び分級ベーン部の拡大側断面図である。
これらの図において、モータM1によつて回転
駆動される粉砕テーブル1の上面2には、テーブ
ル軸芯を中心とする円環状の溝3が刻設されてお
り、この溝3に向かつて上方から押圧された複数
の粉砕ローラ4は、支軸5を中心として揺動自在
のアーム6に固定された軸7に回転自在に取り付
けられている。従つて粉砕ローラ4の外周面と溝
3との間の隙間8に原料が噛み込まれた状態で粉
砕テーブルが回転すると、原料とローラ表面との
摩擦によつて粉砕ローラが回転しつつ、噛み込ん
だ原料を挾圧破砕する。粉砕ローラ4の溝3上へ
の押圧力は、アーム6をローラミル中心軸の方向
へ付勢するバネや油圧装置等からなる押し付け装
置9によつて付与される。かかる粉砕ローラ4、
粉砕テーブル1等は、下部本体ケーシング10内
に収容されている。
上記粉砕テーブル1の中心部上方には、粉砕テ
ーブル1の上面の中心部に向かつて原料を投入す
る固定シユート11が直立状態で配置されてい
る。この固定シユート11は円筒状で、その外周
に同軸の回転円筒12を円筒状の隙間13を介し
て回転可能に有し、回転円筒12の下端には、複
数の分級ベーン14が放射状に取り付けられてい
る。かかる分級ベーン14、回転円筒12、シユ
ート11等は前記下部本体ケーシング10の上部
に載置固定された上部本体ケーシング15内に収
容されている。
即ち固定シユート11は、筒状の支持円筒16
内に嵌着固定されていると共に、支持円筒16
は、その上端において前記上部本体ケーシング1
5の上端に固定され、且つその下端において上部
本体ケーシング15の内側に放射状に突出固定し
た複数のサポートアーム17によつて両端支持状
に固定されている。従つて固定シユート11は支
持円筒16を介して上部本体ケーシング15の上
端及び、サポートアーム17に支持固定されてい
る。上部本体ケーシング15の段部18及び、支
持円筒16の下方の外周部には、それぞれ軸受1
9及び20が嵌着されており、該軸受19及び2
0は、固定シユート11と同軸に配設された回転
円筒12をその上端部及び下端部において回転自
在に支承している。上記回転円筒12の下端に
は、漏斗状の取付筒21が固着されており、該取
付筒21の外周部には、複数の前記分級ベーン1
4が放射状に植設されている。取付筒21の下部
開口22は、円板状の蓋板23によつて閉塞さ
れ、この蓋板23の中心孔24内を支持円筒16
及びその内側に嵌着された固定シユート11が貫
通し、支持円筒16の外周に設けられた鍔25と
上記蓋板23とが僅かの隙間26を介して近接し
ているため、この隙間26がシールの役目を果
し、取付筒21内に、即ち軸受20にゴミ等が侵
入することが防止される。また前記軸受19を嵌
着した段部18には、回転円筒12の外周から外
方向へ突出する鍔27が僅かの隙間28を介して
嵌入されており、この隙間28もシール効果を発
揮して、軸受19への微粉等の侵入が防止され
る。
回転円筒12の軸受19よりも上方へ突出する
部分29には、同軸状のギヤ30が固設されてお
り、このギヤ30と噛み合うギヤ31を先端に有
する駆動軸32は、上部本体ケーシング15に取
り付けた軸受33によつて回転自在に支承されて
おり、該駆動軸32は、上部本体ケーシング15
上に載置されたモータM2と連結している。
続いて上記実施例をその作用について更に詳し
く説明する。
固定シユート11の上端に設けた投入口34よ
り供給された原料は、そのまま直下の粉砕テーブ
ル1の上面中央部に落下し、その部分に円錘状の
原料溜り35を形成する。原料溜り35の斜面を
滑り降りた原料は、粉砕テーブル1の回転に伴つ
て外方向へ流出し、溝3内へ入り込む。溝3内へ
入つた原料は、粉砕テーブルの回転によつて溝3
上に押圧される粉砕ローラ4と溝3と間の隙間8
に噛み込まれ、挾圧粉砕される。
粉砕テーブル1の外周部には、上方に向かつて
熱風を吹き上げるノズル36が全周に渡つて配設
されており、粉砕テーブル上で粉砕された原料
は、この熱風に乗つて下部本体ケーシング内を旋
回しながら吹き上げられ、分級ベーン14を収容
した下部本体ケーシング15内まで到達する。分
級ベーン14は、モータM2によつて回転される
ギヤ31,30、回転円筒12を介してモータ
M2によつて定速回転され、そのまわりの空気を
旋回させるので、分級ベーン14の近傍にまで吹
き上げられた原料粉末を旋回させ、これに遠心力
を与える。従つて旋回する原料粉末の内、粒子の
大きいものは、分級ベーンによる遠心力を受けて
上部本体ケーシング15の内面に衝突し、失速し
て粉砕テーブル1上に落下し再度粉砕される。一
方粒度の小さい原料に作用する遠心力は小さいか
ら、かかる微粒子は空気流に乗つて上部本体ケー
シング15の側部に設けた排出口37よりエアセ
パレータ等の次工程に送られる。
分級ベーン14を取り付けた回転円筒12を支
承する軸受19及び20は、シール隙間28,2
6によつて微粉原料の通過する上部本体ケーシン
グ15内の空間から隔離されているので、十分な
シールが行われる。固定シユート11は、支持円
筒16を介してその上部において上部本体ケーシ
ング15によつて、またその下部において両端支
持状のサポートアームによつて強固に支持されて
いるので、分級ベーンの回転等に伴う振動によつ
ても、その取付強度が低下することはない。更に
分級ベーン14は、これに一体的に連結した回転
円筒12によつて、上記固定シユート11及び上
部本体ケーシング15によりある程度の間隔を保
つて2箇所で支持されているので、分級ベーンの
振動等によつても、取付強度が低下するような不
都合はない。
本考案は以上述べた如く、回転する粉砕テーブ
ルと、該粉砕テーブルの上部に設けた粉砕ローラ
との間で、粉砕テーブル上に供給した原料を挾圧
し粉砕する竪型ローラミルにおいて、粉砕テーブ
ルの中心部上方に直立状態の固定シユートを配置
し、その上部を本体ケーシングに固定すると共に
その下部を本体ケーシングの内側に放射状に取り
付けたサポートアームによつて支持し、且つ上記
固定シユートの外側に同軸状に配置した回転円筒
をその上端部において本体ケーシングによつて、
また下端部において固定シユートによつてそれぞ
れ軸受を介して回転自在に両持支持し、該回転円
筒の下端部外周に分級ベーンを固着したことを特
徴とする竪型ローラミルであるから、固定シユー
トがその上下両端部において確実に支持され、分
級ベーンの回転等に伴う振動に対して極めて堅牢
な構造となり、固定シユートの大型化に対しても
十分の余裕をもつて荷重を支持しうる構造となつ
ているので耐久性が高く、また分級ベーンがシユ
ートと分離して単独で回転しうるため、回転体が
軽量となり、振動が少なくなつてシールが容易と
なるばかりか、シユートが摩耗して交換を要する
場合にも、回転ベーンと別個にシユートのみを交
換することができ、作業能率が向上し、コストダ
ウンに大きな貢献をなすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る竪型ローラ
ミル全体の側断面図、第2図は、同ローラミルの
シユート及び分級ベーン部の拡大側断面図であ
る。 符号の説明、1……粉砕テーブル、3……溝、
4……粉砕ローラ、8……隙間、10……下部本
体ケーシング、11……固定シユート、12……
回転円筒、14……分級ベーン、15……上部本
体ケーシング、16……支持円筒、17……サポ
ートアーム、19,20……軸受、30,31…
…ギヤ、M1,M2……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転する粉砕テーブルと、該粉砕テーブルの上
    部に設けた粉砕ローラとの間で、粉砕テーブル上
    に供給した原料を挾圧し粉砕する堅型ローラミル
    において、粉砕テーブルの中心部上方に直立状態
    の固定シユートを配置し、その上部を本体ケーシ
    ングに固定すると共にその下部を本体ケーシング
    の内側に放射状に取り付けたサポートアームによ
    つて支持し、且つ上記固定シユートの外側に同軸
    状に配置した回転円筒をその上端部において本体
    ケーシングによつて、また下端部において固定シ
    ユートによつてそれぞれ軸受を介して回転自在に
    両持支持し、該回転円筒の下端部外周に分級ベー
    ンを固着したことを特徴とする堅型ローラミル。
JP13331982U 1982-09-02 1982-09-02 竪型ロ−ラミル Granted JPS5948746U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13331982U JPS5948746U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 竪型ロ−ラミル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13331982U JPS5948746U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 竪型ロ−ラミル

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Publication Number Publication Date
JPS5948746U JPS5948746U (ja) 1984-03-31
JPS63348Y2 true JPS63348Y2 (ja) 1988-01-07

Family

ID=30300781

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13331982U Granted JPS5948746U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 竪型ロ−ラミル

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60209266A (ja) * 1984-04-03 1985-10-21 宇部興産株式会社 竪型粉砕機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53130568A (en) * 1977-04-20 1978-11-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Air classifier
JPS5775156A (en) * 1980-10-28 1982-05-11 Ube Industries Pulverizer

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53130568A (en) * 1977-04-20 1978-11-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Air classifier
JPS5775156A (en) * 1980-10-28 1982-05-11 Ube Industries Pulverizer

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Publication number Publication date
JPS5948746U (ja) 1984-03-31

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