JP2906642B2 - 竪型粉砕機 - Google Patents

竪型粉砕機

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JP2906642B2
JP2906642B2 JP2295395A JP29539590A JP2906642B2 JP 2906642 B2 JP2906642 B2 JP 2906642B2 JP 2295395 A JP2295395 A JP 2295395A JP 29539590 A JP29539590 A JP 29539590A JP 2906642 B2 JP2906642 B2 JP 2906642B2
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chute
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国男 武谷
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転テーブルと粉砕ローラとの協働によ
り、石灰石や高炉スラグ,セメント原料などの原料を粉
砕する竪型粉砕機に関するものである。
[従来の技術] 石灰石や高炉スラグ,セメント原料などの原料を細か
く粉砕し粉体とする粉砕機の一種として、第3図に示す
ように、回転テーブルと粉砕ローラとを備えた竪型粉砕
機1が広く用いられている。この種の粉砕機は、円筒状
ケーシング1aの下部においてモータ2Aにより減速機2で
駆動されて低速回転する円盤状の回転テーブル3Aと、そ
の上面外周部を円周方向へ等分する箇所に油圧などで圧
接されて従動回転する複数個の粉砕ローラ4とを備えて
いる。
粉砕ローラ4はケーシング1aに軸6によって揺動自在
に軸支されたアーム5とアーム7を介して油圧シリンダ
9のピストンロッド10に連結されており、油圧シリンダ
9を作動させることにより、粉砕ローラ4を回転テーブ
ル3A上に押圧して原料への粉砕圧力を与えている。ま
た、第4図に示すように、軸6を支承する軸受8aおよび
軸受8aを格納する軸受ハウジング8は架台20の上面に固
設されている。3Bは回転テーブル3Aの外周縁に設けられ
原料層圧を調整するダムリング、14は回転テーブル3A周
囲のガス吹上用の環状空間通路、15は熱風吹上通路、13
は羽根13Aにより粉砕された原料を分級する回転セパレ
ータ、16はガスと共に製品を取り出す排出口、17は原料
投入シュートである。
このような竪型粉砕機において、回転テーブル3Aの中
央部へ原料投入シュート17で供給された原料は、回転テ
ーブル3Aの回転によりテーブル半径方向の遠心力を受け
て回転テーブル3A上を滑るときに回転テーブル3Aにより
回転方向の力を受け、回転テーブル3Aとの間で滑って回
転テーブル3Aの回転数よりいくらか遅い回転を行なう。
以上2つの力、すなわち、半径方向と回転方向の力とが
合成され、原料は回転テーブル3A上を渦巻状の軌跡を描
いて回転テーブル3Aの外周部へ移動する。この外周部に
は、ローラが圧接されて回転しているので、渦巻線を描
いた原料は粉砕ローラ4と回転テーブル3Aとの間へロー
ラ軸方向とある角度をなす方向から進入して噛み込まれ
て粉砕される。
一方、ケーシング1aの基部にはダクトによって空気、
あるいは熱風などのガスが導かれており、このガスが回
転テーブル3Aの外周面とケーシングの内周面との間の環
状空間通路14から吹き上がることにより、粉砕された微
粉体はガスに同伴されてケーシング1a内を上昇し、上部
に位置するセパレータ13の羽根13Aにより分級作用を受
け、所定粒度の製品はガスと共に排出口16から排出され
次の工程へ送られる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のごとき従来の竪型粉砕機において、たとえば高
炉スラグなどを粉砕する場合、高炉スラグに水分が混じ
っているとき高炉スラグは自硬性があり、これが原料投
入シュートを経由して竪型粉砕機内へ入るときに、竪型
粉砕機内を流れる乾燥熱源である熱風ガスに昇温された
原料投入シュートの内面に付着して固結し、次第に発達
してシュート内通路を狭くしたり閉塞せしめて、原料の
円滑な供給を阻害する。
本発明の竪型粉砕機は、こうした原料投入シュート内
面に原料が付着することを防止し、内面を清浄な状態に
保持するためのものである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明の竪型粉砕機
は、 回転テーブルの外周部上面に複数個の回転自在な粉砕
ローラを配置し、回転テーブル中央部直上に垂下する原
料投入シュートを経由して供給した原料を粉砕ローラに
所定の粉砕圧力を与えて回転テーブル上面と粉砕ローラ
周面との間で粉砕する竪型粉砕機において、 セパレータの回転軸を中空管とし、該回転軸とその上
部の原料供給管とを、該回転軸の上フランジをスラスト
軸受の上面に懸垂させ、該原料供給管の下フランジに該
スラスト軸受を載貨させることにより、接続するととも
に、該回転軸を前記原料投入シュートとした構成とし
た。
[作用] 本発明の竪型粉砕機は、従来の固定(非回転)の原料
投入シュートの代りに、セパレータの回転軸を中空管と
してこれを原料投入シュートとするので、運転中、常時
原料投入シュートは回転状態に保持され、その結果、原
料投入シュート内面に付着物が付いてもシュート内面に
加わる回転による遠心力によって容易にシュート内面か
ら離脱し、シュート内面はほぼ清浄状態に保たれる。し
たがって、竪型粉砕機の操業を中止して休転し、シュー
ト内面の付着物除去等の清掃作業が不要となる。そし
て、セパレータの重量はその回転軸を介してスラスト軸
受により確実に支承されるので、セパレータの重量が大
きくなる場合でもセパレータは確実に回転させられ、竪
型粉砕機の運転が安定して行われる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に到る過程でなされた本発明に類似す
る竪型粉砕機の構造を示す全体縦断面図であり、原料供
給管(固定側)と原料投入シュート(セパレータ回転
軸)とを、原料供給管の下フランジと原料投入シュート
の上フランジの間にスラスト軸受を挟んで取付けて、接
続させた構成を示す。なお、本図において該スラスト軸
受による原料供給管と原料投入シュートとの接続部以外
の構成は本発明の実施例として示す。第2図は本発明の
実施例を示すもので、原料供給管と投入シュートとのス
ラスト軸受による接続部分の要部拡大縦断面図である。
まず、第1図に基づいて本発明に到る過程でなされた
竪型粉砕機について説明する。第1図において、1は竪
型粉砕機、2は減速機、2Aは電動機、3Aは回転テーブ
ル、3Bはダムリング、4は粉砕ローラ、5はアーム、6
は軸、7はアーム、8は軸受ハウジング、8aは軸受、9
は油圧シリンダ、10はピストンロッド、13はセパレー
タ、13Aはセパレータ羽根、13Bは軸受、14は環状空間通
路、15は熱風吹上通路、16は排出口、17はセパレータ13
の回転軸であり、同時に原料投入シュートを兼ねてい
る。この原料投入シュート17は第1図に示すように、固
定で非回転の原料供給管50とスラスト軸受60を介して接
続されており、セパレータ13の回転により自由に回転で
きるようになっている。
つぎに、第2図に基づき、本発明の原料供給管50aと
原料投入シュート17のスラスト軸受60による接続構造の
実施例を説明する。
第2図に示すように、原料供給管50aと原料投入シュ
ート17は、原料供給管50aの下フランジにスラスト軸受6
0が載貨され、該スラスト軸受60の上面に原料投入シュ
ートの上フランジが懸垂されることにより、接続されて
いる。
以上のように構成することにより、本実施例の竪型粉
砕機においては、ミル運転中はセパレータ13の運転に伴
って回転する原料投入シュート17から原料を投入するの
で、原料投入シュート17内面には付着物がつきにくく、
たとえ付着したとしても遠心力により容易にシュート内
面より離脱するので、原料投入シュート17の内面は清浄
な状態に保持される。
そして、セパレータ13の重量をその原料投入シュート
(回転軸)17を介してスラスト軸受60により確実に支承
させることができるので、セパレータ13の重量が大きく
なる場合でもセパレータ13を安定して支持することがで
きると共に、セパレータ13の軸受13Bの負荷を軽減され
ることができる。従って、セパレータ13を確実に回転さ
せることができ、竪型粉砕機の運転を安定して行わせる
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の竪型粉砕機において
は、原料投入シュートを常時回転状態としたので、原料
投入シュート内面に付着物がつきにくく、ついても付着
物は容易に離脱除去され、常時シュート内面を清浄な状
態にすることができる。したがって、格別の清掃具や清
掃作業が不要であり、メインテナンス性が優れた竪型粉
砕機を提供できる。そして、セパレータを安定して支持
することができるので、竪型粉砕機の運転を安定して行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に到る過程でなされた本発明に類似する
竪型粉砕機の構造を示す全体縦断面図であり、原料供給
管と原料投入シュートとを、原料供給管の下フランジと
原料投入シュートの上フランジの間にスラスト軸受を挟
んで取付けて、接続させた構成を示す。第2図は本発明
の実施例を示すもので、原料供給管と投入シュートとの
スラスト軸受による接続部分の要部拡大縦断面図であ
る。第3図〜第4図は従来の実施例を示し、第3図は全
体縦断面図、第4図は第3図IV-IV視の側面図である。 1……竪型粉砕機、2……減速機、3A……回転テーブ
ル、4……粉砕ローラ、5……アーム、6……軸、7…
…アーム、8……軸受ハウジング、17……原料投入シュ
ート(セパレータの回転軸)、50……原料供給管、60…
…スラスト軸受。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転テーブルの外周部上面に複数個の回転
    自在な粉砕ローラを配置し、回転テーブル中央部直上に
    垂下する原料投入シュートを経由して供給した原料を粉
    砕ローラに所定の粉砕圧力を与えて回転テーブル上面と
    粉砕ローラ周面との間で粉砕する竪型粉砕機において、
    セパレータの回転軸を中空管とし、該回転軸とその上部
    の原料供給管とを、該回転軸の上フランジをスラスト軸
    受の上面に懸垂させ、該原料供給管の下フランジに該ス
    ラスト軸受を載貨させることにより、接続するととも
    に、該回転軸を前記原料投入シュートとしたことを特徴
    とする竪型粉砕機。
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